Oracle Healthとの品目情報の同期

品目マスター、品目事業所および品目原価情報をOracle Health EHRと同期できます。

前提条件

  1. 既存のヘルスケア・ライブラリをデプロイします。 標準統合は、事前定義済のヘルスケア・ライブラリと連携します。 ヘルスケア・ライブラリの詳細は、ヘルスケア製品データを保守するための事前定義の拡張可能フレックスフィールド属性の使用を参照してください。
  2. Oracle IntegrationでOracle Fusion Cloud SCM - Oracle Health EHR | Sync Itemsアクセラレータをデプロイおよび設定します。
  3. 「品目の最終契約価格の追跡」機能をオプト・インします。

Oracle Health品目統合プロセス

品目を統合するプロセスは次のとおりです:

  1. 製品データ・スチュワードが次を実行します:
    1. Oracle Health EHRと同期する必要がある品目について、Oracle Healthという事前定義済スポーク・システムを使用してフィルタを作成します。
    2. 「Oracle Healthとの品目の同期」スケジュール済プロセスをスケジュールします。
  1. Oracle Fusion Cloud SCM - Oracle Health EHR | Sync Itemsアクセラレータでは、次のことが実行されます:
    1. Oracle WebCenter Contentからzipファイルをダウンロードします。
    2. データを変換し、Oracle Health EHRのファイルを作成します。
    3. Oracle Health EHRが処理できるように、ファイルをファイル・サーバーにロードします。
    4. データ転送が失敗した場合、解決のために製品データ・スチュワードおよび管理者に伝達します。

次のスクリーンショットは、外部ヘルスケア・カタログ・プロバイダによる統合プロセスを示しています。

エンドツーエンドの統合プロセス

エンドツーエンドの統合プロセス

この機能は、次のものを提供することでビジネスにメリットをもたらします。

  • Oracle HealthおよびOracle Product Hubとのプラグ・アンド・プレイのネイティブ統合
  • 手動統合保守の必要性の軽減。
  • サイロ化されたEHRデータと重複品目の投入の可能性の排除
  • 個別のプロバイダ組織で利用されたエンリッチ済の品目データへの迅速かつ効率的なアクセス。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。 手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製品管理

オプト・インした後、次のステップを実行します。

  1. Oracle Healthスポーク・システムを使用してフィルタを作成し、品目を公開します。
  2. 「設定および保守」作業領域で、「保管場所および保管棚の管理」タスクに移動します。
    1. Oracle Health EHRに適用可能な保管場所を選択します。
    2. 「編集」をクリックします。
    3. 次のスクリーンショットに示すように、「Oracle Health事業所」チェック・ボックスを選択します。

保管場所設定

保管場所設定

  1. Oracle Healthスポーク・システムを使用して「Oracle Healthとの品目の同期」スケジュール・プロセスをスケジュールします。 次のスクリーンショットに示すように、パラメータを指定します。

「Oracle Healthとの品目の同期」スケジュール・プロセスのパラメータ

「Oracle Healthとの品目の同期」スケジュール・プロセスのパラメータ

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM: Product Master Data Managementの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • ヘルスケア拡張可能フレックスフィールドの表示(ORA_HC_EFF_VIEW_PRIV)
  • ヘルスケア拡張可能フレックスフィールドの管理(ORA_HC_EFF_EDIT_PRIV)
  • 品目ソース・システムの管理(EGI_MANAGE_ITEM_SOURCE_SYSTEM)
  • 品目の公開(EGI_PUBLISH_ITEM)

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。