Oracle Healthとの品目情報の同期
品目マスター、品目事業所および品目原価情報をOracle Health EHRと同期できます。
前提条件
- 既存のヘルスケア・ライブラリをデプロイします。 標準統合は、事前定義済のヘルスケア・ライブラリと連携します。 ヘルスケア・ライブラリの詳細は、ヘルスケア製品データを保守するための事前定義の拡張可能フレックスフィールド属性の使用を参照してください。
- Oracle IntegrationでOracle Fusion Cloud SCM - Oracle Health EHR | Sync Itemsアクセラレータをデプロイおよび設定します。
- 「品目の最終契約価格の追跡」機能をオプト・インします。
Oracle Health品目統合プロセス
品目を統合するプロセスは次のとおりです:
- 製品データ・スチュワードが次を実行します:
- Oracle Health EHRと同期する必要がある品目について、Oracle Healthという事前定義済スポーク・システムを使用してフィルタを作成します。
- 「Oracle Healthとの品目の同期」スケジュール済プロセスをスケジュールします。
- Oracle Fusion Cloud SCM - Oracle Health EHR | Sync Itemsアクセラレータでは、次のことが実行されます:
- Oracle WebCenter Contentからzipファイルをダウンロードします。
- データを変換し、Oracle Health EHRのファイルを作成します。
- Oracle Health EHRが処理できるように、ファイルをファイル・サーバーにロードします。
- データ転送が失敗した場合、解決のために製品データ・スチュワードおよび管理者に伝達します。
次のスクリーンショットは、外部ヘルスケア・カタログ・プロバイダによる統合プロセスを示しています。
エンドツーエンドの統合プロセス
この機能は、次のものを提供することでビジネスにメリットをもたらします。
- Oracle HealthおよびOracle Product Hubとのプラグ・アンド・プレイのネイティブ統合
- 手動統合保守の必要性の軽減。
- サイロ化されたEHRデータと重複品目の投入の可能性の排除
- 個別のプロバイダ組織で利用されたエンリッチ済の品目データへの迅速かつ効率的なアクセス。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。 手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製品管理
オプト・インした後、次のステップを実行します。
- Oracle Healthスポーク・システムを使用してフィルタを作成し、品目を公開します。
- 「設定および保守」作業領域で、「保管場所および保管棚の管理」タスクに移動します。
- Oracle Health EHRに適用可能な保管場所を選択します。
- 「編集」をクリックします。
- 次のスクリーンショットに示すように、「Oracle Health事業所」チェック・ボックスを選択します。
保管場所設定
- Oracle Healthスポーク・システムを使用して「Oracle Healthとの品目の同期」スケジュール・プロセスをスケジュールします。 次のスクリーンショットに示すように、パラメータを指定します。
「Oracle Healthとの品目の同期」スケジュール・プロセスのパラメータ
主なリソース
- Oracle Fusion Cloud SCM: Product Master Data Managementの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- ヘルスケア拡張可能フレックスフィールドの表示(ORA_HC_EFF_VIEW_PRIV)
- ヘルスケア拡張可能フレックスフィールドの管理(ORA_HC_EFF_EDIT_PRIV)
- 品目ソース・システムの管理(EGI_MANAGE_ITEM_SOURCE_SYSTEM)
- 品目の公開(EGI_PUBLISH_ITEM)
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。