スマート・フォーム・ベースの購買依頼での契約の選択

レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用して、スマート・フォームベースの購買依頼明細で購買契約を選択または更新できるようになりました。 このリリースより前は、契約はスマート・フォーム構成で定義されたか、購買依頼明細に自動的にソーシングされて、変更できませんでした。

スマート・フォーム・ベースの購買依頼明細をショッピング・カートに追加するときに、契約番号、サプライヤまたはサイトを使用して適格な購買契約を検索し、追加できます。使用可能な契約明細の検索および追加

使用可能な契約明細の検索および追加

スマート・フォーム構成でフィールドの編集が許可されている場合は、ドロップダウン・メニューをクリックして適格な契約を表示できます。 特定の契約を検索する場合は、少なくとも1文字または1つの数字を入力して、一致する結果を表示できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。 手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達

「スマート・フォーム・ベースの購買依頼での契約の選択」機能を使用する場合、その親機能である「Redwoodセルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」にオプト・インする必要があります。 この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。

親機能に初めてオプト・インする場合は、次のステップを実行して、購買契約を表示および検索します:

  1. 「ツール」→「スケジュール済プロセス」にナビゲートします。
  2. 「新規プロセスのスケジュール」ボタンをクリックします。
  3. 次のスケジュール済プロセスを実行します:
  • プロセス名: 索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するESSジョブ
  • 再取込みする索引名のパラメータ値: fa-prc-pa

ヒントと考慮事項

  • 契約検索では大/小文字は区別されず、部分一致を使用できます。
  • 要求の作成時に付加フレックスフィールド関連情報を取得できるようになりました。
  • ガイド付きジャーニのサポートと、VB Studioを使用したビジネス・ルールによるパーソナライズが利用可能になりました。 たとえば、バイヤーまたは受入担当にノートを追加したり、パーソナライズによって新規サプライヤの入力オプションを無効にできます。
  • この更新では、「要求の作成」ページの情報の表示も再調整されています。 この更新で行われた変更点と更新24Cとの比較を次に示します。 これらの変更は、「カタログ外依頼の作成」ページにも適用されます。
    • セクションに対する変更の概要:

      リリース 24C 24D
      セクション
      • 品目詳細
      • 製造業者
      • サプライヤ
      • 追加情報
      • 情報テンプレート
      • 特別処理付加フレックスフィールド
      • 添付
      • 品目詳細
      • 価格設定
      • ソース
      • 製造業者
      • 追加情報
      • 情報テンプレート
      • 特別処理付加フレックスフィールド
      • ノート
      • 添付

      「要求の作成」ページの更新されたレイアウト

    • 「要求の作成」ページの再編成により、更新24Cで初めて導入された搬送および請求ページがカタログ外およびスマート・フォーム要求にも適用されるようになりました。 この更新で行われた変更点と更新24Cとの比較を次に示します。

      リリース 24C 24D
      ページ・ヘッダー 明細搬送および請求の詳細 搬送および請求の詳細
      セクション
      • 摘要
      • 搬送
      • 追加情報
      • ノート
      • 添付
      • 請求
      • 摘要
      • 搬送
      • 明細搬送および請求ページの請求の変更点

                           明細搬送および請求ページの変更点

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • RedwoodアプリケーションにアクセスするためのRedwoodセルフサービス調達アプリケーションを使用した購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQ_WITH_PWA_PRIV)。

Redwoodセルフサービス調達アプリケーションにアクセスするために「Redwoodバージョンをデフォルトのセルフサービス調達アプリケーションとして使用可能」機能にオプト・インしている場合、この権限は必要ありません。

この権限はこの更新より前に使用可能でした。

この機能を設定するには、次の既存の権限を含む構成済ジョブ・ロールが必要です。

  • スケジュール済ジョブ定義の管理(FND_MANAGE_SCHEDULED_JOB_DEFINITION_PRIV)