ショッピング中の税金決定要因値の指定
Redwoodセルフサービス調達アプリケーションでショッピング中に、税金決定要因属性のデフォルト値を上書きできるようになりました。 たとえば、課税国をヘッダー・レベルで上書きしたり、税分類コードを明細レベルで上書きできます。 承認プロセスの一部として購買依頼を編集するときに、値を上書きすることもできます。
ヘッダー・レベルでの税金決定要因属性の値の上書き
明細レベルでの税金決定要因属性の値の上書き
承認プロセスで購買依頼の編集中に税金決定要因属性の値を上書き
この機能を使用すると、税金決定要因属性の値を手動で選択し、表示する属性を選択できます。
-
正しい税金が自動的に計算されます: 様々なユース・ケースにあわせて税金決定要因属性の値を手動で選択できるため、税金計算が正確になります。
-
税金値の提供が容易: どの税金決定要因属性を表示するかを選択できます。 つまり、ユーザーが処理するのは必要な属性のみです。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。 手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
-
「ショッピング中の税金決定要因値の指定」機能を使用する場合、その親機能である「Redwoodセルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」にオプト・インする必要があります。 この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
-
デフォルトでは、税金リージョンはヘッダー・レベルと明細レベルの両方で非表示になっています。 ページをカスタマイズして、リージョンおよび目的のフィールドを表示する必要があります。
-
すべての税金決定要因属性を表示するか、または表示する税金決定要因属性を選択できます。
ヒントと考慮事項
- このリリースでは、次の税金決定要因属性は使用できません:
- 第一者税務登録番号
- 最終荷下ろし場所
- ユーザー定義会計分類
- 税金決定要因属性の表示に条件を追加できます。 たとえば、特定の課税国または購買依頼発行ビジネス・ユニットに対してのみ税分類コードを表示することを選択できます。
- 税金決定要因属性は、内部資材転送(IMT)明細の税金計算には影響しません。
主なリソース
- Redwoodセルフサービス調達アプリケーションの使用方法の詳細は、Redwoodセルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達レディネス・トレーニングを参照してください。
- 購買依頼セルフサービス・ユーザー・ロールのかわりに自分の構成済ロールを使用するために必要な権限を依頼者に提供する方法については、購買依頼セルフサービス・ユーザーの事前定義済ロールに必要な権限のトピックを参照してください。
- Redwoodページのガイド付きジャーニを使用可能にする方法の詳細は、「Redwoodページのガイド付きジャーニ使用可能」のトピックを参照してください。
- Oracle Visual Builder Studioを使用したRedwoodアプリケーション・ページの拡張の詳細は、Oracle Fusion Cloud HCMおよびSCM: Visual Builder Studioを使用したHCMおよびSCM用のRedwoodアプリケーションの拡張.を参照してください。
アクセス要件
この権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- Redwoodセルフサービス調達アプリケーションを使用した購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQ_WITH_PWA_PRIV)。
この権限はこの更新より前に使用可能でした。
Redwoodセルフサービス調達アプリケーションにアクセスするために「Redwoodバージョンをデフォルトのセルフサービス調達アプリケーションとして使用可能」機能にオプト・インしている場合、この権限は必要ありません。