Redwood: 新規ユーザー経験を使用したオーダー予測とコミットの管理

Redwoodユーザー・エクスペリエンスを使用してオーダー予測およびコミットを管理できるようになりました。 「オーダー予測およびコミット」タスクを使用すると、すべてのコラボレーション・プランの集計済のオーダー予測およびコミットを表示できます。 「オーダー予測およびコミット」ページの一部の機能は次のとおりです:

  • サプライヤ、サプライヤ・サイト、品目、組織、コラボレーション・プラン、ステータスまたは例外タイプで検索します。
  • 「ダウンロード」オプションを使用して、すべてのレコードをダウンロードするか、検索結果をcsvファイルにダウンロードします。 ポップアップでは、レイアウト、集計レベル、範囲など、ダウンロードするオプションを選択できます。
  • 「アップロード」を選択して、以前にダウンロードして更新したcsvファイルをアップロードします。
  • 1つ以上の関係を選択し、「編集」をクリックして詳細ページを開きます。 ここでは、期間別オーダー予測詳細を表示し、予測にコミットできます。
  • 1つ以上の関係を選択し、「予測の編集および公開」をクリックして、オーダー予測を更新してサプライヤに再公開します。 オーダー予測を以前の予測にあわせて調整するか、オーダー予測をユーザー指定のパーセントで増減します。
  • 1つ以上の関係を選択し、「予測の編集およびコミット」をクリックしてオーダー予測に対してコミットします。 コミットは、前のコミットまたは現在の予測に設定できます。
  • 関係を選択し、「サプライヤ・パフォーマンス・レポートの表示」をクリックして、サプライヤ別OTBI履歴パフォーマンス・レポートにアクセスします。
  • 関係を選択し、「ウォーターフォール・レポートの表示」をクリックして、関係別オーダー予測ウォーターフォール・レポートにアクセスします。

この情報は、現在または前、あるいは両方のコラボレーション・サイクルについて表示できます。

ノート: 「オーダー予測およびコミット」タスクは、Oracle Supplier Portalを介してサプライヤ・ユーザーもアクセスできます。

このリリースでは、「オーダー予測およびコミット」ページから複数のオーダー予測を選択し、「予測数量の編集」および「コミット対象オーダー予測」処理を使用して、予測数量とコミット数量をそれぞれ一括編集できるようになりました。

「オーダー予測およびコミット」ページ

「オーダー予測およびコミット」ページ

「予測の編集および公開」パネル

「予測の編集および公開」パネル

複数のオーダー予測を選択し、「編集」処理を選択してグリッドで予測およびコミットを一括編集することもできます。 これにより、グリッド・ビューのオーダー予測およびコミットの編集ページに複数のオーダー予測が表示されます。

オーダー予測およびコミットの編集ページ

オーダー予測およびコミットの編集ページ

このグリッド・ビューから、次のものを編集できます:

  • 個別または複数の現在の予測または現在のコミットのセル
  • 個別または複数の現在の予測または現在のコミットの行

新しい「オーダー予測およびコミット」ページから、検索結果または自分に関連付けられているすべてのレコードに基づいて事前移入されたオーダー予測ファイルをダウンロードすることもできます。

オーダー予測およびコミット: ダウンロード・メニューのオプション

オーダー予測およびコミット: ダウンロード・メニューのオプション

これにより、パネルが表示され、ダウンロード設定を定義できます。

オーダー予測およびコミット: 「ファイルのダウンロード」パネル

オーダー予測およびコミット: 「ファイルのダウンロード」パネル

オーダー予測およびコミット: 「アップロード」処理

オーダー予測およびコミット: 「アップロード」処理

「アップロード」処理を選択して「ファイルのアップロード」パネルを開き、ファイルをアップロードすることもできます。 ここでは、ファイルを追加して、処理するメジャー(コミット、予測またはその両方)を選択できます。

オーダー予測およびコミット: 「ファイルのアップロード」パネル

オーダー予測およびコミット: 「ファイルのアップロード」パネル

これらの機能のデモを次に示します:

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。 手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理

新規エクスペリエンスを使用したオーダー予測およびコミットの管理機能を使用する場合は、その親機能である「サプライ・コラボレーション」にオプト・インする必要があります。 この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。

この機能を有効または無効にするには、次のステップを実行します:

  1. 「設定および保守」作業領域で、「サプライ・チェーン・コラボレーションのプロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
  2. 「管理者プロファイル値の管理」ページで、ORA_VCS_SC_OVERVIEW_ORDER_FORECAST_PAGES_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索して選択します。
  3. 「プロファイル値」セクションで、「サイト」レベルを「Y」または「N」に設定します。 デフォルト値はNです。
  • Y = 機能を有効にします
  • N = 機能を無効にします
  1. 「保存してクローズ」をクリックします。 プロファイル値の変更は、ユーザーが次回サインインしたときに反映されます。

ヒントおよび考慮事項

グリッドで複数のオーダー予測を表示および編集できるようになったため、ユーザーが職務を遂行するために表示する必要があるメジャーを正確にレビューできるので便利です。 このリリースでは、「オーダー予測の編集中に表示するメジャー」という新しいコラボレーション設定パラメータを使用して、オーダー予測およびコミットの編集グリッドに表示するメジャーを指定できるようになりました。 この設定は、「自分の企業」 >> 「設定および保守」 >> 「サプライ・チェーン・コラボレーション設定の管理」タスクにあります。

サプライ・チェーン・コラボレーション設定の管理

サプライ・チェーン・コラボレーション設定の管理

主なリソース

「新規ユーザー・エクスペリエンスを使用したオーダー予測およびコミットの管理」デモをご覧ください。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 企業ユーザーとしてオーダー予測にコミット(VCS_COMMIT_ORDER_FORECAST_ENTERPRISE_PRIV)
  • オーダー予測の表示(VCS_VIEW_ORDER_FORECAST_PRIV)
  • 企業としてオーダー予測を編集(VCS_EDIT_ORDER_FORECAST_ENTERPRISE_PRIV)
  • サプライヤとしてオーダー予測にコミット(VCS_COMMIT_ORDER_FORECAST_SUPPLIER_PRIV)
  • 受託製造業者としてのオーダー予測の編集(VCS_EDIT_ORDER_FORECAST_SHIPTO_PRIV)
  • 受託製造業者としてオーダー予測にコミット(VCS_COMMIT_ORDER_FORECAST_SHIPTO_PRIV)