REST APIを使用した未請求小切手支払の復帰
拡張支払REST APIを使用して、未請求小切手支払の復帰操作を開始します。 支払REST APIを使用して、失効した支払を識別し、復帰プロセスを開始します。 ERP統合REST APIを使用して「復帰開始」ステータスの支払を復帰し、復帰当局に資金を送金するための請求書を作成します。
この機能により、特定の期間内に現金化されていない未請求小切手支払の復帰プロセスを開始し、その支払を復帰当局に転送することで、法規制への準拠が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 復帰請求書を作成する前に、復帰済支払を計上する必要があります。
- 異なる請求ビジネス・ユニットおよび法的エンティティに属する請求書を決済する失効済支払については、復帰請求書を作成できません。
- 請求ビジネス・ユニットに割り当てられた復帰当局サプライヤ・サイトに対してのみ、復帰請求書を作成できます。
主なリソース
- REST APIガイドでRESTサービス定義を確認して利用します(Oracle Help Center > 「財務」>「API &スキーマ」からアクセスできます)。 OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
- リソース・リンク:
- REST APIガイド https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/financials/24d/farfa/op-payablespayments-action-initiateescheat-post.html
- ERP統合サービス・ガイドhttps://docs.oracle.com/en/cloud/saas/financials/24b/oeswf/processdetails-d16476e35120.html#processdetails
アクセス要件
「支払の管理」ページの「復帰の開始」と、請求書の復帰および作成処理を保護するには、Escheat Unclaimed Paymentsという新しい事前定義済権限が必要です。 この新しい権限は、事前定義済の職務ロール「買掛/未払金支払処理職務」に追加されています。 この職務ロールは、事前定義済の「買掛/未払金の管理者」および「買掛/未払金マネージャ」ジョブ・ロールに割り当てられます。 これらの権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、RESTサービスを使用して請求書を作成できます。