タイム・ゾーンに基づく日付

法的エンティティまたはユーザーの優先タイム・ゾーンによる日付の入力および表示は、トランザクションおよびレポートの正確性を確保するために不可欠です。 タイム・ゾーン設定の設定方法に基づいて、Financialsの日付フィールドが法的エンティティまたはユーザーの優先タイム・ゾーンにデフォルト設定されます。

法的エンティティのタイム・ゾーンは、トランザクション日に買掛/未払金の請求書日付や売掛/未収金のトランザクション日などの法的エンティティ・コンテキストがあるときに使用されます。 ユーザーの優先タイム・ゾーンは、一般会計の会計日や換算日など、トランザクション日がユーザーのローカル・タイム・ゾーンに入力されるときに使用されます。

これらは、有効にした場合、法的エンティティのタイム・ゾーンにデフォルト設定される日付フィールドです。

製品

法的エンティティのタイム・ゾーン

Receivables

  • 「自動インボイスを使用した売掛/未収金トランザクションのインポート」プロセスの「デフォルト日付」
  • 「自動インボイスのインポート」プロセスの「デフォルト日付」
  • 「ロックボックスを介した入金の処理」プロセスの「会計日」
  • 「自動請求修正の作成」プロセスの「会計日」
  • 「自動入金バッチの作成」プロセスの「入金バッチ日付」と「入金バッチ会計日」
  • 「入金送金バッチの作成」プロセスの「送金バッチ日付」と「送金バッチ会計日」
  • 「延滞手数料バッチの作成」プロセスの「延滞手数料日付」と「会計日」

Cash Management

  • 「現金トランザクションの生成」プロセス、「銀行取引明細書の自動突合」プロセスおよび「銀行取引明細書レポート」の「取引明細書終了日: 自」と「取引明細書終了日: 至」

Lease Accounting

  • 「リースの修正」ページの「修正開始日」

Subledger Accounting

  • 「補助元帳仕訳の作成」ページの「会計日」と「通貨換算日」

これらの日付フィールドは、有効にすると、ユーザーの優先タイム・ゾーンにデフォルト設定されます。

製品

ユーザーの優先タイム・ゾーン

Expenses

  • 次の通知のチェック開始日と「経費精算書日付」:
    • 小切手によって支払済払戻
    • 振込によって支払済払戻
    • カード会社に支払済払戻
  • 経費承認通知の「発行日」、承認履歴イベント日付および現金仮払金決済日
  • 電子領収書経費作成通知のEメール日付
  • 現金仮払金承認通知の発行日および「出張開始日」
  • 次の通知の「発行日」
    • 監査情報要求通知
    • 監査者による経費精算書の修正Eメール通知
    • 監査者による経費精算書の否認Eメール通知
    • 監査者による経費精算書の差戻しEメール通知

Revenue Management

  • 「履行義務」セクションの「作成日」と「最終更新日」および「顧客契約の編集」ページの「約束詳細」セクション

Advanced Collections

  • 「リソースの管理」ページのバックアップ回収担当の作成セクションおよび回収担当グループの作成セクションの「開始日」
  • 「プロファイル」ページの「戦略」セクションの「開始日」および「終了日」
  • 「スコアリング算式の作成」ページの「開始日」

法的エンティティのタイム・ゾーンもユーザーの優先タイム・ゾーンも有効になっていない場合、日付はサーバーのタイム・ゾーンにデフォルト設定されます。

ビジネス上の利点は次のとおりです:

  • 正しいタイム・ゾーンの日付を使用することで、法令遵守が確保され、正確なレコードが維持されます。
  • 複数のタイム・ゾーンで事業展開している多国籍企業の業務効率が向上します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

次の日付は、タイム・ゾーン変換なしで、ユーザーが入力したとおりに表示されます:

  • 請求書勘定科目コード付け承認通知の「請求書日付」および「プロジェクト支出項目日」
  • 請求書保留承認通知の購買オーダー希望入手日
  • 現金仮払金期限超過通知の現金仮払金決済日

主なリソース