Redwood福利厚生ページでのAIエージェントの有効化
AIエージェント対応のガイド付きジャーニをデプロイして、チャット・エクスペリエンスを介して福利厚生プログラム、プランおよびポリシーに関するユーザーの質問に効果的に回答できるようになりました。 PDF形式の様々な情報ソースをアップロードできます。 AIエージェントは、これらの文書に基づいて回答を提供します。
ページレベルのガイド付きジャーニを使用して、AIエージェント・サポートをRedwood福利厚生ページに追加できます。 ランディング、ジャーニおよび登録フローでの福利厚生サポート・ページ・レベルのガイド付きジャーニ。
エージェントの構造
エージェントは、文書ツールを使用して、アップロードされたファイルに基づいて回答を提供します。 1つのエージェントに複数の文書ツールを割り当て、それぞれに1つ以上の文書を含めることができます。 文書は、個別のナレッジ・ソースを表し、複数のファイル(添付)を文書にアップロードできます。 これらの文書は、ユーザー・チャット・エクスペリエンス中にディスカッション・トピックとして表示されます。
次の図は、エージェントの構造を示しています:
エージェントの構造を示す図。
セキュリティ要件
AIエージェントを設定する前に、ユーザーに機能権限を付与する必要があります。
「HCMエージェントの構成」管理ページにアクセスする権限:
この表は、「HCMエージェントの構成」管理ページにアクセスする権限を示しています。
権限 | 説明 |
---|---|
HRC_MANAGE_AI_AGENT_PRIV | インテリジェント・エージェント、ツールおよび文書の管理を可能にします。 |
この表は、エージェント対応のガイド付きジャーニでチャットにアクセスする権限を示しています。
権限 | 説明 |
---|---|
HRC_ACCESS_AI_AGENT_CHAT_PRIV | インテリジェント・エージェントのチャット・コンポーネントへのアクセスを許可します。 |
AIエージェント機能は、従業員が福利厚生パッケージを理解して最大限に活用するのに役立ち、個々のニーズに基づいて医療、歯科、眼科の補償範囲に関するパーソナライズされたインサイトを提供します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な作業の概要は次のとおりです:
- プロファイル・オプションを有効にします。
- AIエージェントを設定します:
- ツールを作成および構成します。
- エージェントを作成します。
- エンタープライズ・スケジューラ・サービス(ESS)プロセスを実行します。
- ガイド付きジャーニ・エージェント・タスクを作成および構成します。
- ガイド付きジャーニを有効にします。
プロファイル・オプションの有効化
次のプロファイル・オプションがサイト・レベルで「Y」に設定されていることを確認します。
様々なページにアクセスするために有効にするプロファイル・オプションのリスト。
プロファイル・オプション・コード | プロファイル・オプション名 |
---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED | VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
ORA_PER_GUIDED_JOURNEYS_SETUP_REDWOOD_ENABLED | ガイド付きジャーニのエージェント・タスク・タイプ使用可能 |
ORA_PER_AGENT_TASK_TYPE_GUIDED_JOURNEYS_ENABLED | Redwoodガイド付きジャーニ設定ページ使用可能 |
ORA_BEN_SELF_SERVICE_ENROLLMENT_REDWOOD_ENABLED | Redwood福利厚生セルフサービス登録ページ使用可能 |
ツールの作成および構成
エージェントは、ツールのコレクションです。 まず、ツールをエージェントにアタッチできるようにツールを作成する必要があります。 次に、ツールを作成および構成する方法を示します:
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」 > 「詳細の表示」 > 「ツール」 > 「HCMエージェントの構成」をクリックします。
- 「ツール」タブを選択し、「追加」をクリックします。
- 名前と摘要を入力します。
- 「文書」の下で、文書を追加できます。 「文書」セクションでは、添付のリストを追加および分類できます。 たとえば、すべての医療プランの文書カテゴリを含めることができます。 これらの文書は、セルフサービス・ページで異なるカテゴリとして表示されます。 すべての文書を一度に追加するのではなく、増分的に追加することをお薦めします。
- 各文書のPDF添付を追加し、変更を保存します。
- すべての文書を保存したら、「追加」をクリックします。
- ツールおよび添付を確認します。
- 各文書を編集し、ステータスを「下書き」から「公開準備完了」に変更します。
- 変更内容を保存します。
エージェントの作成
エージェントを作成してそのエージェントにツールをアタッチするステップは次のとおりです。
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」 > 「詳細の表示」 > 「ツール」 > 「HCMエージェントの構成」をクリックします。
- 「エージェント」タブを選択し、「追加」をクリックします。
- 「名前」、「コード」、「摘要」および「カテゴリ」を入力します。
- 「ツール」の下で、「追加」をクリックし、前のステップで作成したツールを選択します。
- 変更を保存して、ツールをエージェントにアタッチします。 複数のツールを作成した場合は、これらのツールについてもエージェントにアタッチするステップを繰り返します。
- 「追加」をクリックします。
エンタープライズ・スケジューラ・サービス(ESS)プロセスの実行
追加したファイルを取り込むには、ESSプロセスを送信します:
- 「ナビゲータ」に移動し、「スケジュール済プロセス」を開きます。
- 「新規プロセスのスケジュール」をクリックします
- 「名前」フィールドに、「エージェント文書の処理」と入力します。
- プロセスを送信します。
- 「HCMエージェントの構成」ページに戻り、ツールを再び開きます。
- 文書のステータスが「公開済」に更新されていることを確認します。
ガイド付きジャーニ・エージェント・タスクの作成および構成
ESSプロセスを実行して添付を取り込んだ後、ガイド付きジャーニ・エージェント・タスクを作成および構成する方法を次に示します。
- 「自分のクライアント・グループ」 > 「詳細の表示」 > 「ガイド付きジャーニ」(「ジャーニ設定」セクション).
- ガイド付きジャーニを作成します。 ガイド付きジャーニ・コードを書き留めます。 ジャーニを使用可能にするときに、VB Studioのページ・プロパティにこのコードを入力する必要があります。
- 「下書きの作成」をクリックします。
- 「タスク」セクションで、タスクを追加します。 タスク・タイプとして「エージェント」を選択し、前に作成したエージェントを選択します。
- 変更内容を保存します。
- 「アクティブ化」をクリックします。
ガイド付きジャーニの有効化
ガイド付きジャーニをアクティブ化した後、ガイド付きジャーニ・コードを使用して福利厚生セルフサービス・ページを構成する必要があります。 Visual Builder Studioを使用する場合は、ブラウザとしてGoogle Chromeを使用してください。
- ホーム・ページで、「自分」、「福利厚生」の順にクリックします。
- グローバル・ヘッダー領域の「設定およびアクション」メニューから、「Visual Builder Studioでページを編集」をクリックします。 このオプションを表示するには、VB Studio構成への適切なアクセス権があることを確認します。
- VB Studioに初めてアクセスする場合は、プロジェクトを作成する必要があります。 プロジェクトを作成したら、そのプロジェクトを選択し、「エクスプレス」オプションを選択します。
- このシナリオでは、ページ・レベルでガイド付きジャーニを使用可能にします。 pageLevelJourneyCodeプロパティは、ページ・レベルでガイド付きジャーニの表示を制御します。 ここで前のステップで作成したジャーニ・コードを使用します。
- VB Studioで「プレビュー」をクリックして、ガイド付きジャーニの詳細を表示します。
- 「公開」をクリックして、福利厚生セルフサービス・ページの変更を確認します。
設定のテスト
設定をテストするステップは次のとおりです:
- ホーム・ページで、「自分」、「福利厚生」の順にクリックします。
- ページのバナーにトピック・テキスト・ボックスが表示されることを確認します。
- トピックを選択します。 チャット・ボックスが表示されます。
- 質問を入力し、回答を確認します。