コマース・エンティティの制御変数の命名規則

Oracle CPQ 23DのCPQでは、カスタム品目に対してOracle CX Salesの変数の命名規則が採用されています。管理者が新しいカスタム・コマース品目を作成すると、変数名に"_c"というサフィクスが付加されます。Oracle CPQ 24C以降では、サービス・リクエストを発行して、カスタム・コマース・エンティティ(処理、分析、属性、データ列、統合、ライブラリ関数、ルール、ステップなど)の変数名に対する"_c"サフィクスを無効にできます。"_c"サフィクスは、標準およびレガシーのコマース・プロセスではデフォルトで有効になっています。

Oracle CPQ 24Cでは、カスタム・コマース・エンティティの変数の命名規則を制御できます。

有効化のステップ

標準およびレガシーのコマース・プロセスに対して"_c"サフィクスの変数命名規則を有効にするためには、何もする必要はありません。"_c"サフィクスは、Oracle CPQ 24Cにアップグレードするか、新しいコマース・プロセスを作成するときにデフォルトで有効になります。

My Oracle Supportでサービス要求(SR)を送信すれば、カスタム・コマース・エンティティの変数名の"_c"サフィクスを無効にできます。

ヒントと考慮事項

  • "_c"が無効になっている場合、新規作成したカスタム・コマース・エンティティで"_c"変数名サフィクスは必須になりません。

  • カスタム・コマース・エンティティの"_c"変数名サフィクスを無効にしても、既存の変数名は変更されません。

  • "_c"サフィクスの設定は、コマース・プロセスのクローニング時またはコマース項目の移行時には、既存の変数名に影響しません。ターゲットの変数名は、ソース・コマース・プロセスの変数名と同じになります。