コラボレーション見積アーキテクチャの拡張機能
コラボレーション見積機能は、CPQのお客様に広く採用されています。ただし、長時間実行されるコラボレーション見積処理が連続して起動されると、パフォーマンスの問題が発生する可能性があります。
Oracle CPQ 24Cでは、コラボレーション見積用の次のキューイング管理の拡張機能が導入されています。
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キューの時間制限を超えるコラボレーション見積要求を拒否します。新しいコマース設定(「タスクがコラボレーション・トランザクションで取り消されるまでにキューで待機できる期間(分数)です。」)では、コラボレーション見積ジョブ・キューの時間制限を設定します。
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タイムアウトした要求を自動的に無効化します。キュー内の保留中タスクの期間が「コマース・タイムアウト処理」設定で設定した値を超えると、タスクがキューから削除され、ユーザーに処理がタイムアウトし、正常に完了せず、見積が更新されなかったことを知らせるエラー・メッセージが生成されます。
コラボレーション見積ジョブ・キューの時間制限の更新
コラボレーション見積ジョブ・キューの時間制限を更新するには、次のステップを実行します。
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管理ホーム・ページにナビゲートします。
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コマースおよび文書セクションで「コマース設定」をクリックします。
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「タスクがコラボレーション・トランザクションで取り消されるまでにキューで待機できる期間(分数)です。」オプションに必要な値を入力します。
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「適用」または「更新」をクリックします。
コラボレーション見積の機能拡張により、長時間実行される処理の影響を最小限に抑えることができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。