構成複数選択メニュー属性のカーディナリティ
Oracle CPQ 24Dでは、構成複数選択メニュー属性のカーディナリティ・オプションが導入されて、エンド・ユーザーが選択できるメニュー項目の最小数と最大数を管理者が制御できます。営業ユーザーが、定義済範囲外の数のメニュー・オプションを選択しようとすると、エラー・メッセージが表示されます。最大選択数に達すると、残りの選択項目は無効になり、グレー表示されます。
複数選択メニューのカーディナリティ設定により、選択可能な項目の最小数と最大数を管理者が定義しやすくなります。これにより、これらのオブジェクトのカーディナリティを管理するための構成制約ルールを定義する必要性が軽減されます。
有効化のステップ
複数選択メニュー属性のカーディナリティを設定するには、管理者が新しい「検証」フィールドから「カーディナリティ」を選択し、必要な値を「最小選択可能品目数」と「最大選択可能品目数」に入力します。

有効な値:
-
関連付けられたメニュー・エントリの合計数を超えない、ゼロでないプラスの整数。
-
空白値 - フィールドを空白にすると、最小値または最大値がないという意味になります。