「レコグニションおよび報奨」とタッチポイントの統合
Oracle Celebrateの「レコグニションおよび報奨」機能がタッチポイントと統合されました。既存の「イベントのセレブレート」機能はこれらで置き換えられ、従業員の成果とマイルストーンに対する報奨とレコグニションを実施するための追加オプションが用意されています。
管理者は、従業員を評価し、誕生日や勤務表彰などのマイルストーンを祝うためのレコグニション・プログラムを作成でき、重要な成果を祝うための報奨プログラムを作成することもできます。レコグニションおよび報奨プログラムの作成の詳細は、プログラムの作成を参照してください。これらのプログラムを作成すると、Oracle CelebrateおよびTouchpointsで使用できます。
マネージャは、「自分のチーム」>「タッチポイント」にナビゲートし、「従業員」タブから従業員を選択して、報奨およびレコグニションを送信できます。従業員のタッチポイント・ページの処理メニューに、「イベントのセレブレート」ではなく、レコグニションと「報奨を送る」の2つのオプションが表示されるようになりました。
従業員のタッチポイント・ページのレコグニションおよび「報奨を送る」
レコグニション・プログラムは、通常、次に示すように組織のカルチャと価値感を促進するように構成されます:
評価ノートの送信
レコグニションを送信すると、すぐに従業員の「イベントおよび対応」タイムラインに表示されます。
管理者が承認ルールを構成している場合は、管理階層の承認プロセスを経て報奨が実施される場合があります。報奨が承認されると、従業員が報奨を受け取り、従業員のタッチポイント・ページの「イベントおよび対応」タイムラインにも表示されます。
報奨を送る
ノート: 「イベントおよび対応」タイムラインに既存の祝賀イベントがある場合は、タイムラインの期間がすぎるまで引き続き表示されます。それらをクリックすると、ドロワー・パネルに詳細を表示できます。
ライン・マネージャは、直属の部下および間接的部下に報奨およびレコグニションを送信できます。ただし、マトリックス・マネージャは、ライン外の部下に報奨やレコグニションを送信できません。
従業員は、「自分」 > 「タッチポイント」の「処理」メニューから他の従業員またはマネージャにレコグニションを送信できます。ただし、報奨は送信できません。
マネージャは引き続き、従業員の誕生日、勤続表彰、目標の早期達成に関するレコグニションのためのナッジを受け取ります。これらのナッジには、「イベントのセレブレート」のかわりにレコグニションが表示されます。
対応分析
マネージャの「タッチポイント要約」ページのこれらの分析に、以前は祝賀イベントが対応として含まれていましたが、現在は報奨およびレコグニションがかわりに反映されるように更新されました:
- チーム - 平均対応: マネージャのチームで過去90日間に発生した次の対応が含まれます:
- マネージャのすべての直属の部下およびライン外の部下が受け取ったレコグニション
- マネージャのすべての直属の部下が受け取った報奨
- 組織 - 平均対応: 組織で過去90日間に発生した次の対応が含まれます:
- 組織内のすべてのマネージャの直属、間接およびライン外のすべての部下が受け取ったレコグニション
- 組織内のすべてのマネージャのすべての直属の部下および間接的部下が受け取った報奨
Celebrateの機能をTouchpointsと統合すると、両方の製品間でシームレスなエクスペリエンスが提供され、従業員のレコグニションと報奨を実施するための機能がTouchpointsに追加されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- タッチポイントから送信されたレコグニションまたは報奨は、Touchpoints Celebration Eventsデータベース表に格納されなくなります。かわりに、HCM Celebrate表に保存されます。
- Touchpointsからレコグニションまたは報奨を送信できるようにするための要件は、HCM Celebrateの要件と同様です:
- 少なくとも1つのレコグニションまたは報奨のプログラムが存在する必要があります。
- レコグニションまたは報奨プログラムの受領者は、プログラムの資格を備えている必要があります。
- Celebrateアプリケーションから送信された報奨およびレコグニションは、従業員の「イベントおよび対応」タイムラインにも反映されます。同様に、Touchpointsから送信された報奨またはレコグニションはCelebrateに表示されます。
- 古いTouchpoints Celebration EventsからCelebrateのレコグニションおよび報奨データへのデータ変換はサポートされていません。
主なリソース
この機能の変更をお知らせしている、Customer Connectの投稿を参照してください。
Oracle Celebrateの詳細は、Oracle Help Centerの次のトピックを参照してください:
アクセス要件
マネージャおよび従業員がTouchpointsでこれらの機能にアクセスするには、Oracle Celebrateと同じユーザー・ロールおよび権限を持っている必要があります。
報奨機能にアクセスするための、HCM Celebrate マネージャ・ダッシュボードへのアクセス権限(CEL_ACCESS_MANAGER_DASHBOARD_PRIV)と、レコグニション機能にアクセスするための、HCM Celebrateソーシャル・フィードへのアクセス権限(CEL_ACCESS_SOCIAL_FEED_PRIV)が必要です。