報奨の承認
報奨プログラムに承認プロセスを設定して、BPMワークリストの特定の承認ルールに基づいて、適切な承認者が確実に関与できるようになりました。承認ルールを管理するには、BPMワークリスト管理者である必要があります。
承認者は、承認処理項目に関する通知を受け取り、承認のリンクまたはボタンに従って報奨提示を承認または否認できます。承認者は、他のBPMワークリスト処理を開始することもできます。たとえば、要求の委任、詳細情報の要求、要求の再割当を実行できます。報奨要求者には、承認ステータスが通知されます。承認プロセスが完了すると、報奨受領者に通知されます。
この機能により、報奨の配分を会社のポリシーにあわせて、適切な承認者が査定した後にのみ報奨を付与できます。
有効化のステップ
承認ルールを定義する方法を次に示します:
- 「ツール」 > 「トランザクション・コンソール」 > 「承認ルール」をクリックします。
- 「セレブレート報奨」を検索します。
- 「承認のバイパス」の選択を解除します。デフォルトでは、報奨が送信されると受領者が報奨知を受け取るように、承認がバイパスされています。
- 「ルールの構成」列の「編集」アイコンをクリックし、プロンプトに従ってルールを定義します。
承認ルール
ルールの設定時に、承認者として、1人の個人または個人のグループを選択できます。
1人または複数の個人を承認者として設定
報奨の要求者または報奨の受領者のどちらかのマネージャ階層に承認要求が送信されるように承認ルールを構成できます。たとえば、管理階層を2に設定した場合、承認要求は第1レベルのマネージャに届き、彼らが承認すると第2レベルのマネージャに届きます。
管理階層の承認ルール
承認要求が承認者のグループに送信されるように承認ルールを構成できます。このためには、BPMワークリストに承認グループを作成する必要があります。
グループの承認ルール
BPMワークリストの承認グループを使用して、その承認者のグループに承認要求が送信されるようにできます。
BPMワークリストの承認グループ
承認要求がアプリケーション内の特定のロールを持つユーザー(ワークフォース認定および報酬プログラム管理者ロールを持つユーザーなど)に送信されるように、承認ルールを構成できます。
ロール固有の承認ルール
様々なファクタに基づいて承認ルールを構成できます。たとえば、報奨を合計した金額または点数に基づいてルールを設定できます。
金額またはポイントに基づく承認ルール
金額またはポイントに基づく承認ルール
承認通知が順番に承認者に送信されるように承認ルールを構成することも、すべての承認者に通知をパラレルに送信するように設定することもできます。承認または否認した承認者の数を構成して、それを最終的な承認または否認とみなすことができます。これを構成するには、BPMワークリストで「承認参加者の編集」をクリックします。