Redwood: 新規ホーム・エクスペリエンスを使用した生産の管理および実行
生産スタッフは、日常業務の一環として、製造実行を効率的に準備して管理するためのシンプルなユーザー・エクスペリエンスを必要としています。 新しい作業定義ランディング・ページを使用して、作業オーダー管理や実行アクティビティの概要、および注意が必要な作業が強調表示されて表示できるようになったため、エンドツーエンドのRedwoodユーザー・エクスペリエンスを使用して処理を実行できます。
- 製造工場コンテキストのあるタスク - ユーザーに関連付けられたデフォルト組織の作業実行ランディング・ページを表示します。 この組織のコンテキストで処理を実行します。 ユーザーの組織アクセスで有効になっている作業オーダーおよび処理にアクセスするには、別の組織を選択します。 「表示別」処理を使用して、ランディング・ページに作業領域およびワーク・センターのコンテキストを適用することもできます。
- 作業オーダー・パフォーマンスのキー・パフォーマンス・インジケータ - 生産アクティビティの現在の要約を表示します。
- 作業オーダーの直接検索 - キーワードに基づいて特定の作業オーダーを検索し、作業オーダー・ページにすばやくナビゲートして表示または編集します。
- 作業オーダー管理、実行、監督およびインポートに関連する処理へのクイック・ナビゲーション - 一般的に使用される処理、および作業実行作業領域で使用可能なすべての処理にナビゲートします。 追加処理を固定して、すべての処理のリストの最上部に移動します。
作業実行ランディング・ページ
OTBIベースのKPIおよびビジュアライゼーションを追加するには、ページ・レイアウトの編集をクリックします。 KPIタイプのコンテンツをスコアボード・リージョンにドラッグします。 対応するビジュアライゼーションをスコアボードの下の領域にドラッグします。
ランディング・ページへのOTBIベースのKPIおよびビジュアライゼーションの追加
生産の監督者およびオペレータは、生産アクティビティおよびレポートを簡素化する新しい作業実行ランディング・ページ・エクスペリエンスを利用して、現在および次に実行する必要があることに集中できます。
これらの機能のデモを次に示します:
有効化のステップ
この機能を有効または無効にするには、次のステップを実行します:
- 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、ORA_WIE_WORK_EXECUTION_LANDING_PAGE_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索して選択します。
- 「プロファイル値」セクションで、「サイト」レベルを「Y」または「N」に設定します。 このプロファイル・オプションのデフォルト値は「N」です。
- Y = 機能を有効にします
- N = 機能を無効にします
- 「保存してクローズ」をクリックします。 プロファイル値の変更は、ユーザーが次回サインインしたときに反映されます。
作業実行ランディング・ページのプロファイル・オプション
この機能を有効または無効にするオプションは、25Aの更新から使用可能になります。
ランディング・ページに追加するKPIおよびビジュアライゼーションの作成
ビジュアライゼーション構成ツールを使用して、OTBIベースのKPIおよびビジュアライゼーションを定義できます。 最初にOTBIで分析を作成する必要があります。 OTBI分析のKPIを作成するには、ビジュアライゼーション・タイプとしてメトリック・カードを指定します。 ビジュアライゼーションを作成するには、ビジュアライゼーション・タイプとして棒グラフ、円グラフ、表形式チャートなどを指定します。
ビジュアライゼーション構成ツールには、次のURLを使用してアクセスできます:
https://<servername>/fscmUI/redwood/cx-analytics/application/container/dvconfig
ビジュアライゼーション構成ツールを使用したOTBIコンテンツの管理
プロファイル・オプションを有効にした後、指定された索引を持つ次のESSジョブを使用して、作業オーダー・エラスティック索引の取込みを実行します。
ESSジョブ名:索引定義を作成し、OSCSへの初期取込みを実行するESSジョブ
索引名:fa-scm-mfg-work-order
作業オーダー・エラスティック検索に索引付けするESSジョブ
ヒントと考慮事項
- エンドツーエンドのユーザー・エクスペリエンスを向上させるために、作業実行ランディング・ページからアクセスする処理に対して、関連するRedwoodページを有効にすることもできます:
- 資材トランザクションのレポート
- リソース・トランザクションのレポート
- 品質検査および品質検査の作成
- ランディング・ページはガイド付きジャーニで有効化されます。これは、AIエージェントのサポートを含むタスクにユーザーをガイドするように設定できます。
- 使用可能なサブジェクト領域から、OTBI分析に基づいてKPIおよびビジュアライゼーションを追加できます。
- ページ・レイアウトの編集でシード済KPIは削除できません。 ただし、Visual Builder Studioの拡張モードでは構成(非表示、表示、順序変更)できます。
主なリソース
- Redwood: 新規ホーム・エクスペリエンスを使用した生産の管理および実行のデモを視聴してください。
- Oracle Fusion Cloud SCM: Manufacturingの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
- Oracle Fusion Cloud SCM: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能を使用できます:
製造権限:
- 「作業実行」作業領域の管理(WIP_MANAGE_WORK_EXECUTION_WORK_AREA_PRIV)
- ランディング・ページでのOTBIレポートの構成(WIS_CONFIGURE_OTBI_REPORTS_LANDING_PAGE_PRIV)
作業実行作業領域の管理権限はこの更新の前から使用可能でした。 この更新では、ランディング・ページでのOTBIレポートの構成権限が新しく追加されました。
ビジュアライゼーション構成:
- サービス・マネージャ・ダッシュボードの表示(SVC_VIEW_SERVICE_MANAGER_DASHBOARD_PRIV)
- サービス担当者ダッシュボードの表示(SVC_VIEW_SERVICE_REPRESENTATIVE_DASHBOARD_PRIV)
- ZCA_VIEW_DATA_VISUALIZATION_CONFIGURATION_PRIV
- ZCA_MANAGE_DATA_VISUALIZATION_CONFIGURATION_PRIV
ガイド付きジャーニ:
- ガイド付きジャーニの管理(ORA_PER_MANAGE_GUIDED_JOURNEYS)
- RESTサービスの使用 - ガイド付きジャーニ読取り専用(ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_GUIDED_JOURNEYS_RO)
- RESTサービスの使用 - ガイド付きジャーニ応答(ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_GUIDED_JOURNEY_RESPONSES)
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。