サステナビリティ・アクティビティでの処理の複数選択

「サステナビリティ・アクティビティ」ページは、サステナビリティ管理部長やアナリストがアクティビティを容易に検索および管理できるランディング・ページです。 この更新の前までは、アクティビティの検証、削除、取消、転記などの処理を実行するには、特定のアクティビティにドリルして、アクティビティ詳細が表示されたページで必要な処理を選択する必要がありました。 この更新では、「サステナビリティ・アクティビティ」ページで複数のアクティビティを直接選択し、必要な処理に対応するボタンをクリックできます。 また、選択したアクティビティをスプレッドシートにエクスポートすることもできます。

レコードを個別に選択することも、ページに表示されているすべてのレコードを選択して処理することもできます。

「サステナビリティ・アクティビティ」ページでの処理の複数選択

「サステナビリティ・アクティビティ」ページでの処理の複数選択

処理を実行すると、選択したレコードのうち、正常に処理されたレコードの数、および処理できなかったアクティビティがあったかどうかを示すメッセージが表示されます。 ページをリフレッシュすると、「ステータス」列に更新が表示されます。 デフォルトでは、Oracle Sustainabilityによってすべてのアクティビティが最終更新日順にソートされるため、最後に処理されたアクティビティがページの上部に表示されます。

次のスクリーンショットでは、2つの下書きアクティビティが転記対象として選択されていますが、検証警告のために公開できなかったことを示しています。

次のスクリーンショットでは、2つの下書きアクティビティが転記対象として選択されていますが、検証警告のために公開できなかったことを示しています。

処理の複数選択の警告

処理の複数選択の警告

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

  • レコードを最大500件まで選択して、1回で検証、転記、取消または削除できます。 処理するレコードが500件を超える場合は、500件のレコードのバッチで処理を実行するか、「サステナビリティ・アクティビティの処理」スケジュール済プロセスを使用することをお薦めします。 エクスポート処理にこの制限はありません。
  • 1回のリフレッシュ後にアクティビティの更新が表示されない場合は、数分後にページのリフレッシュを再試行してください。
  • 次の表に、各処理に適用可能なステータスを示します。 Oracle Sustainabilityでは、処理に関連しないレコードを選択できますが、処理中にそれらのレコードは無視されます。

各処理に適用可能なアクティビティ・ステータス

処理 処理に適用可能なステータス
検証 下書きレコードのみ
転記 下書きレコードのみ
取消 転記済レコードのみ
削除 下書きレコードのみ
エクスポート すべてのステータスのレコード

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーには、検証および削除処理が表示されます:

  • サステナビリティ・アクティビティの管理(SUS_MANAGE_ACTIVITIES_PRIV) 

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーには、転記および取消処理が表示されます:

  • 元帳へのサステナビリティ・アクティビティの転記(SUS_POST_ACTIVITIES_PRIV)

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。