サステナビリティ・アクティビティおよび排出ファクタ・マッピングの検索ビューの構成
「検索ビュー」ページでは、特定の検索ニーズに基づいて、Oracle Sustainability内の検索エクスペリエンスを柔軟に変更および強化できます。
「検索ビュー」ページを使用して、サステナビリティ・アクティビティおよび「排出ファクタ・マッピング」ページのキーワード検索、フィルタおよび結果列の属性の動作を次のように管理します:
- キーワード検索
- キーワード検索の属性を有効または無効にします。
- フィルタ
- 検索ページでのフィルタの表示を有効または無効にします。
- 検索ページが最初に起動されたときにデフォルトで表示されるフィルタ・チップを制御します。
- 結果列
- 検索ページでの列の表示を有効または無効にします。
- 検索ページが最初に起動されたときに表示される列を制御します。
- 列の表示順序を並べ替えます。
デフォルトの検索ビューは、「サステナビリティ・アクティビティ」および「排出ファクタ・マッピング」ページで使用でき、さらに新しいビューを構成してデフォルト・ビューにできます。 デフォルトの検索エクスペリエンスに問題がない場合は、この機能を使用する必要はありません。
次のいずれかの処理を実行する場合は、独自の検索ビューを設定できます:
- キーワード検索、フィルタおよび結果列のデフォルトの検索エクスペリエンスを変更します。
- 「サステナビリティ・アクティビティ」または「排出ファクタ・マッピング」ページで、アクティビティ・タイプ属性をフィルタとして追加します。
- 「サステナビリティ・アクティビティ」ページで、アクティビティ付加フレックスフィールドをフィルタとして追加します。
Oracle Sustainabilityで使用可能なデフォルト・ビュー
次の表に、Oracle Sustainabilityで使用可能なデフォルト・ビューを示します:
デフォルト・ビュー
オブジェクト名 | 事前定義済ビュー |
---|---|
サステナビリティ・アクティビティ | サステナビリティ・アクティビティ検索ビュー |
排出ファクタ・マッピング | 排出ファクタ・マッピング検索ビュー |
「検索ビュー」ページには、次のいずれかの方法でアクセスできます:
- ホーム・ページから「ナビゲータ」>「自分のクライアント・グループ」>「詳細の表示」>「データ交換」作業領域 >「ビューの検索」をクリックします。
- ホーム・ページから「ナビゲータ」>「ツール」>「ディープ・リンク」をクリックします。 次に、「ディープ・リンク」ページで、「Redwoodクイック処理」をクリックします。 「VBCSディープ・リンク」ページで、「ビュー」ドロップダウン・リストから「自分のクライアント・グループ」を選択し、「データ交換」セクションから「検索ビュー」を選択します。
- 次のURLに移動します。
https://HOST_NAME/fscmUI/redwood/human-resources/search-config/
このURLのHOST_NAMEをFusionインスタンスのホスト名に置き換えます。
「検索ビュー」ページ
有効化のステップ
ノート: アクティビティ・タイプ属性またはアクティビティ付加フレックスフィールドでフィルタできるようにする場合は、設定時に表示される属性に影響するため、この機能を設定する前に次のことを完了していることを確認してください:
検索ビューを構成するには:
- 「検索ビュー」ページで、「+作成」をクリックして新しいビューを作成します。
- 「基本情報」タブで次の操作を実行します:
- ビュー名と摘要を入力します。
- 「オブジェクトの検索」ドロップダウン・リストから、「サステナビリティ・アクティビティ」または「排出ファクタ・マッピング」を選択します。 「アプリケーション」ドロップダウン・リストは、自動的に「クラウド・サステナビリティ」に設定されます。
- 「使用可能」チェック・ボックスを選択します。 このビューの「デフォルト」チェック・ボックスは、デフォルトの検索ビューで「デフォルト」チェック・ボックスの選択を解除するまで無効になります。
サステナビリティ・アクティビティ検索ビュー
- 次の各タブをクリックして、ニーズにあわせて変更を行います:
- キーワード検索
- 「使用可能」列で、チェック・ボックスを選択または選択解除して、キーワード検索の属性をそれぞれ有効または無効にします。 キーワード検索に使用できるすべての属性がこのタブに表示されます。
- フィルタ
- 「使用可能」列で、チェック・ボックスを選択または選択解除して、フィルタ・チップとして設定する属性を有効または無効にします。 フィルタに使用できるすべての属性がこのタブに表示されます。
- 「表示」列には、検索ページが最初に起動されたときに表示されるプライマリ・フィルタとして使用可能な属性が表示されます。 プライマリ・フィルタとして表示される属性を有効または無効にするには、この列のチェック・ボックスを選択または選択解除します。
- 結果列
- 「使用可能」列で、チェック・ボックスを選択または選択解除して、列表示の属性を有効または無効にします。 結果列として表示できるすべての属性がこのタブに表示されます。
- 「表示」列には、検索ページが最初に起動されたときに表示されるプライマリ列として使用可能な属性が表示されます。 プライマリ列として表示される属性を有効または無効にするには、この列のチェック・ボックスを選択または選択解除します。
- 「オーダー」列で、各行をクリックしてドラッグし、列の表示順序を変更します。
- キーワード検索
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「検索ビュー」ページで、デフォルトの検索ビューを検索して選択し、「デフォルト」チェック・ボックスの選択を解除します。 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「検索ビュー」ページで、前述のステップで作成した新しいビューを検索して選択し、「デフォルト」チェック・ボックスを選択します。 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 関連する検索ページを正常に起動するには、デフォルトとしてマークされたビューが常にあることを確認する必要があります。
- 「結果列」の属性の順序は、検索ビューの作成時にのみ設定できます。 既存の検索ビューでは列を並べ替えることはできません。
- アクティビティ・タイプ属性またはアクティビティ付加フレックスフィールドを検索ビューの結果列に表示できるようにしても、「サステナビリティ・アクティビティ」ページには表示されません。 この機能は現在サポートされていません。
主なリソース
- 更新24Dの新機能: Oracle Fusion Cloud Sustainabilityのデータの設定
- 更新24Dの新機能: サステナビリティ・アクティビティの管理
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、検索ビューが適用される「サステナビリティ・アクティビティ」または「排出ファクタ・マッピング」ページを使用できます:
- HCM共通コンポーネントへのアクセス(HRC_ACCESS_HCM_COMMON_COMPONENTS_PRIV)
この機能(検索ビューの作成または編集)を設定するには、次の既存の権限を含む構成済ジョブ・ロールが必要です:
- 検索ビューの管理(HRC_MANAGE_SEARCH_VIEWS_PRIV)