Redwood: 購買オーダーの管理
Redwoodページから購買オーダーを管理します。 キーワードやその他の基準を使用して、購買オーダーおよびスケジュールを検索およびフィルタできるようになりました。 請求書保留や期限超過スケジュールなど、特定の問題があるオーダーを検索することもできます。 これらのオーダーを識別した後、照合保留の解決、通信、取消、消込、再オープンなどの処理を実行できます。 購買オーダーを作成および編集することもできます。これについては、「Redwood: 購買オーダーの作成および編集」機能で説明されています。
このスクリーン・キャプチャは、この機能を示しています。

Redwoodでの購買オーダーの管理
このページのメトリックには、請求書照合保留がある購買オーダー、期限超過スケジュールがある購買オーダー、下書きまたは否認済ステータスの購買オーダー、またはこれらのいずれかのステータスの待ち状態の変更オーダーがある購買オーダーの数が表示されます。 これらの数は、バイヤーがアクセスできる購買オーダーに基づいています。
オーダー番号、サプライヤ、品目などのキーワードを使用して購買オーダーを検索できます。 バイヤー、サプライヤ、オーダー・ステータス、購買依頼発行ビジネス・ユニットなどの表示されるフィルタを使用して結果をフィルタできます。 適用された検索条件とフィルタを維持したままオーダーとスケジュール結果を切り替えたり、頻繁に使用する条件で保存済検索を作成して適用できます。 さらに分析するために結果をMicrosoft Excelにダウンロードすることもできます。
表示されたフィルタに加え、他のフィルタを適用して結果を絞り込むことができます。

購買オーダーの追加のフィルタ
コンテキスト・フィルタから対応する値を選択することで、請求書保留、期限超過スケジュール、下書きまたは否認ステータスなど、特定の問題があるオーダーを検索できます。

購買オーダーのコンテキスト・フィルタ
特定のオーダーについて、そのステータスに応じて、編集、複製、通信、削除、確認、保留、取消、消込、再オープンなどの処理を実行できます。 特定のスケジュールを取消、消込または再オープンすることもできます。

購買オーダーの処理
「請求書保留」ビューで、「保留」値をクリックして詳細にアクセスできます。 この処理により、購買オーダーに関連するすべての請求書照合保留に関する情報を表示するドロワーがオープンします。 超過請求金額、数量不一致、価格不一致の問題など、オーダーを変更することで解決できる保留については、それらを選択して変更オーダーを送信し、必要な調整を実施できます。 その他のタイプの保留には、推奨されるフォローアップ処理が表示されます。

請求書照合保留
有効化のステップ
新しい「購買オーダー」ページにアクセスするには、「購買で購買オーダーのRedwoodページ使用可能」(ORA_PO_PURCHASE_ORDERS_REDWOOD_ENABLED)プロファイル・オプションを有効にする必要があります。 デフォルトでは、このプロファイル・オプションは無効になっています。
プロファイル・オプションを有効にするステップは、次のとおりです。
- 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプションの名前またはコードを検索して選択します。
- プロファイル値を「Y」に設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。 プロファイル値の変更は、ユーザーが次回サインインしたときに反映されます。
索引定義を作成してOSCSへの初期収集を実行するESSジョブというスケジュール済プロセスを実行します:
- 購買オーダー: fa-prc-po
ヒントと考慮事項
-
ホーム・ページの「調達」クイック処理の下にある「購買オーダー(新規)」クイック処理を使用して、Redwoodの購買オーダー・ページにアクセスできます。
-
新しい「購買オーダー」ページにナビゲートしたときに、デフォルトの保存済検索に関連付けられたレコードを表示するように保存済検索を作成できます。 たとえば、特定のバイヤーが特定の購買依頼発行ビジネス・ユニットに対して作成したオーダーを表示する保存済検索を作成できます。
-
新しい「購買オーダー」ページのガイド付きジャーニを構成し、チュートリアル、会社のポリシー、ベスト・プラクティスなどのガイダンスをユーザーに提供できます。
-
Visual Builder Studioを使用して、フィールドを表示または非表示にするビジネス・ルールを構成できます。
-
請求書保留情報を表示および同期するには、次の2つのオプションがあります:
- 買掛/未払金ユーザーにスケジュール済ジョブ定義の管理権限(FND_MANAGE_SCHEDULED_JOB_DEFINITION_PRIV)を付与します。
- プログラム名パラメータを'PO_SCHEDULE_AP_CLOSE'に設定して、OSCSプロセスへの一括収集を定期的に実行するようにスケジュールします。
主なリソース
- Oracle Visual Builder Studioを使用したRedwoodアプリケーション・ページの拡張の詳細は、Oracle Fusion Cloud HCMおよびSCM: Visual Builder Studioを使用したHCMおよびSCM用のRedwoodアプリケーションの拡張を参照してください。
アクセス要件
次の新しい権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます:
- Redwoodページを使用した購買オーダーの管理(PO_MANAGE_PO_WITH_REDWOOD_PRIV)
この機能にアクセスするには、次の既存の権限も必要です:
- 「購買オーダー」作業領域の表示(PO_VIEW_PURCHASING_WORKAREA_PRIV)
- 購買オーダーの検索(PO_SEARCH_PURCHASE_ORDER_PRIV)
検索拡張フレームワークを有効にするには、スケジュール済プロセスを実行するためのスケジュール済ジョブ定義の管理(FND_MANAGE_SCHEDULED_JOB_DEFINITION_PRIV)権限が必要です。