分類後にバッチを自動的に承認

「費用分類の開始」スケジュール済プロセスの新しいパラメータを使用して、自動承認のバッチを設定します。 バッチが自動的に承認されると、費用分類の結果がOracle Transactional Business Intelligenceで使用可能になり、Oracle Fusion Data Intelligenceで抽出できるようになります。

バッチの自動承認

バッチの自動承認

Oracle Fusion Spend Classificationでは、複数のバッチをレビューおよび承認し、そのたびに予測の精度向上を目指します。 ツールによって生成されるカテゴリ予測の精度に高い確実性を確保できたら、「費用分類の開始」スケジュール済プロセスを使用して分類プロセスを自動化することもできます。 この更新より前は、分類されたバッチを定期的に手動で承認する必要があり、その後にトランザクションがダウンストリーム・アプリケーションで使用可能になりました。 このリリースでは、「費用分類の開始」スケジュール済プロセスのパラメータを使用して、分類の完了後にバッチを自動承認する必要があることを指示できます。 これにより、トランザクションの分類からOTBIまたはOracle Fusion Data Intelligenceでの分析に使用できるようにするまでのプロセスが完全に自動化されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

分類の初期サイクルでは、バッチの自動承認パラメータを「いいえ」に設定しておくことをお薦めします。これは、結果をレビューし、手動で修正してナレッジ・ベースを改善する必要があるためです。 精度が期待どおりで、毎回結果を確認する必要がない場合は、バッチの自動承認パラメータを「はい」に設定して分類をスケジュールできます。