タッチポイントのマネージャのダッシュボードおよび従業員詳細の機能改善

タッチポイントのマネージャのダッシュボードが、次の機能で拡張されました:

対応グラフ

マネージャのダッシュボードの中央に新しい「対応」グラフが表示されて、スケジュールされているチェックインと、マネージャのチームの各従業員について過去90日間に受信したフィードバック、レコグニションおよび報奨が強調表示されるようになりました。

マネージャのダッシュボード

マネージャのダッシュボード

グラフの任意の棒を右クリックすると、「対応」グラフをリスト・ビューで表示することもできます。 これはパネル・ドロワーで開いて、各従業員の対応数が、チームおよび組織の平均とともに表示されます。

「対応」グラフのリスト・ビュー

「対応」グラフのリスト・ビュー

このリストは、従業員名または対応のタイプでソートできます。

分析期間で制御される「パルス・スコアの比較」グラフ

「パルス・スコアの比較」グラフが表示される期間が、サーベイの分析期間によって決定されるようになりました。 分析期間が2か月の場合、(現在の日付から)過去2か月間のサーベイ・スコアが表示されます。 たとえば、サーベイが過去6か月間に毎月1回実行されている場合、過去2か月のデータのみが表示されます。

グラフを読みやすく表示するために、サーベイ周期と一致するように分析期間を設定することをお薦めします。 たとえば、サーベイ頻度が日次の場合に、分析期間を1か月に設定すると、過去30日間のデータがグラフに表示されますが、グラフが読みにくくなります。 そのため、パルス・サーベイのトレンドを簡単に読み取れるように、日次の周期の場合は分析期間を1週間または7日に設定することをお薦めします。

サーベイの分析期間を変更する場合は、「実行タイプ」パラメータを「全体」に設定して、スケジュール済プロセス「Oracle Touchpointsデータの集計」を実行する必要があります。 こうすると、グラフが最新のデータでリフレッシュされます。

「近日中のチェックイン」および「期限超過チェックイン」セクション

「近日中のチェックイン」セクションには、特定の日数以内に開始されるチェックインが表示されます。 この値は、プロファイル・オプションORA_HRE_UPCOMING_CHECKIN_THRESHOLDを使用して構成できます。 デフォルト値は30日ですが、変更できます。

「期限超過チェックイン」セクションには、特定の日数で期限超過になっているチェックインが表示されます。 この値は、プロファイル・オプションORA_HRE_OVERDUE_CHECKIN_THRESHOLDを使用して構成できます。 デフォルト値は30日ですが、変更できます。

これらのセクションには、各従業員のアクティブなアサイメント名も表示されます。

次に示すように、これらのセクションから、各従業員名の横にある「チェックインのスケジュール」アイコンをクリックすれば、チェックインを直接スケジュールできます。

ここからチェックインを直接スケジュール

ここからチェックインを直接スケジュール

「低パルス・スコア」セクション

「チーム・パルス・スコア」セクションの名前が「低パルス・スコア」に変更されました。 パルス・スコアが、サーベイ構成の「スケジュール割付」タブで定義されたしきい値を下回ると、それらが低スコアとみなされます。

このセクションには、各従業員のアサイメント名も表示されます。

「従業員」タブのフィルタ

「要約」タブの「近日中のチェックイン」、「期限超過チェックイン」および「低パルス・スコア」セクションには、最初の3人の従業員のみが表示されます。 残りの従業員を表示するには、「表示を増やす」リンクをクリックします。 こうすると、(そのセクション関連の)対応するフィルタが自動的に適用された「従業員」タブに移動し、フィルタ条件に一致するすべての従業員のリストを表示できます。 たとえば、「対応するフィルタ」セクションの「表示を増やす」リンクをクリックすると、「近日中のチェックイン」フィルタが自動的に適用された「従業員」ページが表示されます。

「従業員」タブのフィルタ

「従業員」タブのフィルタ

イベントおよび対応のタイムラインのリスト表示

従業員のタッチポイント・ページのイベントおよび対応タイムラインは、既存のチャート・ビューに加えて、リスト表示もできます。

対応のタイプ、対応のアルファベット順または日付順にリストをソートすることもできます。 デフォルトでは、対話のタイプに基づいてAからZの順にリストがソートされます。

イベントおよび対応のリスト・ビュー

イベントおよび対応のリスト・ビュー

これらの機能改善により、ユーザー・エクスペリエンスが向上し、エンゲージメント・レベルの把握が容易になり、それに基づいてアクションを取れます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

「チェックイン」円グラフはマネージャのダッシュボードで非推奨になりました。

主なリソース

次の追加リソースを参照してください: