Redwood: モバイル・デバイスを使用した保管場所転送の実行時の追加情報の表示
保管場所転送は、組織内で資材を移動する最速の方法です。 モバイル・デバイスを使用して保管場所転送を実行すると、これをリアルタイムで行うことができます。 モバイル・デバイスを使用して保管場所転送を実行する際に、有効数量および所有パーティ情報を表示することに加えて、移動する商品のプロジェクト、タスク、原産国、改訂およびセカンダリ数量をスキャンまたは入力できるようになりました。
モバイル保管場所転送フローを「保管場所」または「品目」のどちらから開始するかを選択できるようになりました。
次のフィールドがモバイルの「保管場所転送」ページに追加されました:
- プロジェクト
- タスク
- 原産国
- 所有パーティ・サイト
- 所有パーティ
- 調達BU
モバイルの「保管場所転送」ページの新しいフィールド
これらのフィールドはデフォルトでは非表示になっており、Oracle Visual Builder Studioのビジネス・ルールを使用して表示できます。
また、セカンダリ単位を持つ品目については次のフィールドが自動的に表示されます:
- セカンダリ数量
- セカンダリ有効数量 - 保管場所での、または保管場所と保管棚の組合せでの品目の有効数量がセカンダリ単位で表示されます。
- セカンダリ単位
セカンダリ単位を持つ品目のための新しいフィールド
この機能により、二重単位管理、改訂管理、プロジェクトによるストライピングおよび原産国によるストライピングの対象である品目について、モバイル・デバイスを使用して保管場所転送を実行できます。 また、倉庫内で移動する資材に関する詳細情報も提供されます。
これらの機能のデモを次に示します:
有効化のステップ
Visual Builder Studioを活用して、アプリケーションを公開します。 Visual Builderを使用したアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
ヒントおよび考慮事項
これらのフィールドがモバイルの「保管場所転送」ページに表示されるようにするには、Visual Builder Studioでフォーム・ルールを作成します。
フォーム・ルールの作成
主なリソース
- Oracle Fusion Cloud SCM: Inventory Managementの使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- モバイルの保管場所転送のデモを視聴します。
- Oracle Fusion Cloud SCM: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
- Visual Builder Studioを使用したHCMおよびSCM Redwoodアプリケーションの拡張ガイド。
アクセス要件
次の職務ロールを含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- レスポンシブ在庫を使用した保管場所転送の作成(INV_CREATE_SUBINVENTORY_TRANSFER_PWA_PRIV)
この職務ロールは、この更新の前から使用可能でした。