Redwood: 原価会計期間

「原価会計期間」ページでは、期間クローズ・アクティビティを管理およびオーケストレーションし、すべてのトランザクションが正しい期間に原価計算および計上されるようにすることができます。 また、期間中どの時点でも、期間クローズに影響するすべての検証待ちの数を表示できます。

次に、新規Redwoodユーザー経験の一部として導入された機能の最重要点を示します:

  • 期間クローズに影響を及ぼす検証例外の数を事前に表示し、ドリルダウンしてすべての例外の詳細を表示します。
  • 買掛/未払金および売掛/未収金について対応する期間ステータスを表示し、調整の問題を回避します。
  • 対応するGL期間を表示して、トランザクションが正しい期間に計上されるようにします。
  • タイムライン・ベースのノート機能を使用して、観察の取得、タスクのオープンおよびコラボレーションを行います。
  • 複数の原価組織をクローズして、このページから直接次の期間を自動的にオープンします。

原価会計期間

原価会計期間

新機能: ガイド付きジャーニを使用したRAGベース・エージェントの埋込み、複数の原価組織の同時クローズ

新機能: ガイド付きジャーニを使用したRAGベース・エージェントの埋込み、複数の原価組織の同時クローズ

ノート機能

ノート機能

原価組織および原価台帳のすべての期間の表示。

原価組織および原価台帳のすべての期間の表示。

この新しいページには、次のような主な利点があります:

  • 期間クローズ時間の短縮: 例外の可視性と、このページからの複数の原価組織のクローズ機能が強化されています。
  • 監査性の向上: オープン品目、観察などについてのノートが取得されます。
  • ユーザー経験の向上: 直感的な検索、フィルタおよびナビゲーションにより、手作業が減り、生産性が向上します。
  • シームレスなナビゲーション: 簡易化されたページ遷移により、期間クローズ・タスクを効率的に完了します。

有効化のステップ

  1. 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
  2. 「管理者プロファイル値の管理」ページで、ORA_CST_MANAGE_COST_ACCOUNTING_PERIODS_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索して選択します。
  3. 「プロファイル値」セクションで、「サイト」レベルを「はい」に設定します。 デフォルト値は、Noです。
  • はい = 機能を有効にします
  • いいえ = 機能を無効にします
  1. 「保存して閉じる」をクリックします プロファイル値の変更は、次回サインインしたときに反映されます。

ヒントおよび考慮事項

  • ガイド付きジャーニ・タスクを使用して、原価会計期間のコンテキストにおけるチュートリアル、会社ポリシーおよびベスト・プラクティスなどのガイダンスを提供できます。
  • 調整の問題を回避するために、原価会計期間のクローズは常に定時に行います。
  • 買掛/未払金および売掛/未収金の補助元帳は、なるべく原価会計期間をクローズする前にクローズします。
  • 期間中に継続的に期間クローズ検証例外を実行、レビューおよび解決し、在庫価額や売上原価などの原価計算および会計の最新の状態を把握します。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • Oracle Fusion Cloud SCM: 原価管理の使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 原価期間の管理(CST_MANAGE_COST_PERIOD)
  • Webサービスによる原価期間の管理(CST_MANAGE_COST_PERIOD_WEB_SERVICE)