ワークステーションでの作業実行時の作業オーダー工程数量の在庫への完了

ワークステーションで生産を実行する場合、オペレータは、完了数量の保管場所および保管棚の詳細を入力することで、工程数量を在庫に完了できるようになりました。 これにより、オペレータはワークステーションからプロセスを完了できるため、オペレータはこのタスクを実行するために複数のインタフェースを使用する必要がなくなります。 オペレータは、特定のプロジェクトまたはタスクを参照する作業オーダーに対して完了を実行できます。  この更新では、次のことが可能です。

  • 在庫への完了時に、組立品目のロットおよびシリアル情報をスキャンまたは入力します。
  • 必要に応じて、品目を在庫に完了するためのシリアル番号またはロット番号を生成します。

ワークステーションでの実行中に在庫に完了

ワークステーションでの作業の実行中に在庫に完了

オペレータは、統合されたユーザー・エクスペリエンスを活用して、すべての実行およびレポート処理を完了し、生産性を向上させることができます。

これらの機能のデモを次に示します:

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。 手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理オプションではなくなった開始バージョン: 更新25B

この機能を自動的に有効にするには、「ワークステーションでの詳細を含む作業オーダー工程の完了」機能(24D)をオプトインする必要があります。

ヒントと考慮事項

  • 最終工程の完了トランザクションのレポート中に、完成品に必要なロットおよびシリアル番号を生成できます。
  • この更新では、ワークステーションでの実行前にロットおよびシリアル番号を作業オーダーに事前割当する必要性が緩和され、前提条件ではなくなりました。

主なリソース

  • 「ワークステーションでの作業実行時の作業オーダー工程数量の在庫への完了」のデモを視聴してください。
  • ワークステーションでの詳細を含む作業オーダー工程の完了のデモを視聴してください。
  • Oracle Fusion Cloud SCM: Manufacturingの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
  • Oracle Fusion Cloud SCM: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能を使用できます:

  • 資材トランザクションのレポート(WIP_REPORT_MATERIAL_TRANSACTIONS_PRIV)
  • 工程トランザクションのレポート(WIP_REPORT_OPERATION_TRANSACTIONS_PRIV)
  • ワークステーションでの生産の実行(WIP_EXECUTE_WORKSTATION)

前述の権限に加えて、「品目基本情報の表示」処理が許可に設定された品目区分データ・セキュリティがユーザーに構成されている必要があります。