REST APIを使用したプロセス製造作業オーダーのスケール調整
一部のプロセス製造業者は、製造実行前の資材有効数量または顧客需要の変化に応じて、作業オーダー数量を調整する生産の柔軟性を必要としています。 たとえば、重要な原料の手持数量に基づいて、バッチの入出力数量をスケール・アップまたはスケール・ダウンする必要があります。
この更新では、REST APIを使用して、未リリース・ステータスのプロセス製造作業オーダーをスケーリングできます。 工程品目または工程出力数量に基づいてプロセス作業オーダーをスケーリングでき、スケーリングはパーセントまたは数量のいずれかに基づきます。 数量は、ターゲット入力品目または出力品目に基づいて比例して自動的に再計算されます。 スケジューリング方法が「デフォルト・スケジューリング」の場合、スケーリング済バッチ数量に基づいて作業オーダーが再スケジュールされます。
REST APIを使用したプロセス製造作業オーダーのスケーリングにより、作業オーダーのリリースから実行まで、手動再計算なしで生産数量を動的に調整する柔軟性が得られます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- クラシック・ユーザー・エクスペリエンスの「作業オーダーの編集」UIを使用して、未リリースのプロセス製造作業オーダーをスケーリングできます。
- また、既存のprocessWorkOrders REST APIを使用して、バッチ数量に基づいてプロセス作業オーダーをスケーリングすることもできます。
主なリソース
- Oracle Fusion Cloud SCM: Manufacturingの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
- Oracle Fusion Cloud SCM: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
この権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サービス別作業オーダーの管理(WIP_UPDATE_WORK_ORDERS_SERVICE_PRIV)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。