Oracle Transactional Business Intelligenceを使用したサステナビリティ・アクティビティの分析

Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)内の新しいサブジェクト領域「サステナビリティ - アクティビティ・リアルタイム」を使用して、サステナビリティ・アクティビティを分析およびレポートします。

「サステナビリティ - アクティビティ・リアルタイム」サブジェクト領域では、サステナビリティ・アクティビティに関するリアルタイムのインサイトを取得し、データ異常およびそれらを修正するための処理を特定するのに役立つ分析およびレポートを作成できます。

次のいずれかを使用して、リアルタイムの分析およびレポートを作成できます:

  • サステナビリティ・アクティビティの属性(アクティビティ・タイプ、アクティビティ日、法的エンティティ、サステナビリティ元帳と元帳期間、品目、サプライヤ、データ・ソース、買掛/未払金請求書など)。
  • アクティビティのアクティビティ・タイプ属性および付加フレックスフィールド・セグメント。
  • メジャー、排出または検証アラート・レベルにある属性。

「ファクト - サステナビリティ・アクティビティ」フォルダの事前定義済メトリックを使用して、合計CO2換算排出、様々なステータスのアクティビティの数、アクティビティ合計またはアラートのあるアクティビティについてレポートすることもできます。

有効化のステップ

新しいサブジェクト領域は、既存のレポートに追加して使用するか、新しいレポートで使用します。 レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック(「Oracle Help Center」目的のアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Administration」)を参照してください。

ヒントと考慮事項

  • 「ファクト - サステナビリティ・アクティビティ」フォルダの合計CO2換算排出の事前定義済メトリックは、取り消されたアクティビティを考慮しません。
  • アクティビティ・タイプ属性およびアクティビティ付加フレックスフィールド属性は、デフォルトではサブジェクト領域に表示されません。 したがって、これらの属性を表示するには、Oracle Business Intelligenceでの付加フレックスフィールドの有効化で説明されている手順を実行します。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud Applications Suite: Oracle Transactional Business Intelligenceガイドの分析およびダッシュボードの作成(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、「サステナビリティ - アクティビティ・リアルタイム」サブジェクト領域にアクセスできます:

  • サステナビリティ・アクティビティ・トランザクション分析職務(FBI_SUSTAINABILITY_ACTIVITY_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY)

これは、この更新における新規の権限です。