Redwood: 購買オーダー・ライフ・サイクルの表示時の追加詳細の表示
購買オーダー・ライフ・サイクルで、「クレジット返品」、「期日」、「請求書タイプ」などの追加フィールドを表示できるようになりました。 列の非表示または表示、Excelへの結果のエクスポートなど、表に対する処理を実行することもできます。
次のスクリーンショットでは、これらの追加について説明します。
「オーダー・ライフ・サイクル」タブに表示される各表では、列の表示を制御し、データをExcelにエクスポートできます。
列の非表示または表示およびExcelへのデータのエクスポート
「スケジュール」表には、「未請求」(請求書がオーダーと照合されるシナリオの場合)、「期日」および「受入日」属性を表示できるようになりました。
新しい属性が表示された「スケジュール」表
「出荷」表に「受入日」属性を表示できるようになりました。
受入日が表示された「出荷」表
「受入」表に「出荷番号」属性を表示し、返品品目がクレジットされたかどうかを示すことができるようになりました。
出荷番号がリンクとして表示された「受入」表
クレジット返品が表示された「受入」表
最後に、「請求書」表に「請求書タイプ」属性を表示できるようになりました。
請求書タイプが表示された「請求書」表
有効化のステップ
索引定義を作成してOSCSへの初期収集を実行するESSジョブというスケジュール済プロセスを実行します:
- 購買オーダー・スケジュール: fa-prc-po-schedules
ヒントと考慮事項
この機能にリストされている更新のほとんどは追加の設定なしで使用できますが、25Aで導入された「クレジットついてのみサプライヤに返品」機能にオプトインして、購買オーダー・ライフ・サイクルでクレジット返品を確認する必要があります。
サプライヤ返品のトランザクションがクレジットのみを意図したものであることを識別する方法の詳細は、Oracle Fusion Cloud Inventory Management新機能(更新25A)で入手可能な「クレジットついてのみサプライヤに返品」機能を参照してください。
購買オーダー・スケジュールに関するいくつかの考慮事項を次に示します:
- スケジュールがすでにクレジットなしで返品されている場合、この機能は使用できません。
- スケジュールがクレジット・オプションなしで一部返品された場合、(同じ受入または別の受入のいずれであっても)それ以上の返品ではクレジットできません。
- スケジュールがクレジットありで一部返品された場合、後続のすべての返品はクレジットの対象となります。
- 金額ベースの明細ではクレジット返品はサポートされていません。
- クレジット返品は、返品されるスケジュールのステータスが「搬送済」で、購買オーダー搬送先タイプが「在庫」または「費用」の場合にのみ適用できます。
主なリソース
- Redwoodの「購買オーダーの表示」ページの構成、使用およびアクセスの詳細は、Oracle Fusion Cloud Procurement新機能(更新25A)で入手可能な「Redwood: 購買オーダーの表示」機能を参照してください。
アクセス要件
検索拡張フレームワークを有効にするには、スケジュール済プロセスを実行するためのスケジュール済ジョブ定義の管理(FND_MANAGE_SCHEDULED_JOB_DEFINITION_PRIV)権限が必要です。