ステージング表メンテナンスの変更
「「ステージ表データの削除」プロセスのスケジュール」の「マルチスレッド処理の開始」パラメータを使用して、「HCMデータ・ローダー・ステージ表データの削除」プロセスをマルチスレッド・プロセスとして発行できるようになりました。
ステージング表から大量のデータを削除する場合は、リソースを長時間占有しないようにして、データを効率的に削除する必要があります。「HCMデータ・ローダー・ステージ表データの削除」プロセスをマルチスレッド・プロセスとして発行することにより、大量のデータを削除するための経過時間が短縮されます。
有効化のステップ
「HCMデータ・ローダーの構成」ページの新しいHCMデータ・ローダー・パラメータ「HCMデータ・ローダー・ステージ表データの削除プロセスのマルチスレッド化」を使用して、削除プロセスのデフォルト処理をシングルまたはマルチスレッド・プロセスに設定できます。
「ステージ表データの削除」タスクで削除プロセスをスケジュールしたり発行するときに、「マルチスレッド処理の開始」パラメータを使用して、「「ステージ表データの削除」プロセスのスケジュール」ページで、この構成を上書きすることもできます。
- 「データ交換」領域で、「ステージ表データの削除」タスクを選択します。
- 「処理」 > 「削除の予定」を選択して、「「ステージ表データの削除」プロセスのスケジュール」ページにナビゲートします。
- パラメータをレビューして設定します:
- 処理
- Oracle Search一括インポート・レコードの削除
- ソース・ファイルの削除
- マルチスレッド処理の開始
- 次のオプションを使用して、削除プロセスを発行するスケジュールをレビューおよび設定します:
- できるだけ早く
- スケジュールの使用
- 「送信」をクリックします

「ステージ表データの削除」プロセスのマルチスレッド処理
送信されたプロセスを確認するには、次のようにします。
- 「データ交換」領域で、「ステージ表データの削除」タスクを選択します。
- 「処理」 > 「プロセスのレビュー」を選択します。
- 「最近のプロセス」ページで送信済プロセスを確認します。
ヒントと考慮事項
「HCMデータ・ローダー・ステージ表データの削除」プロセスでは、削除するデータの量が十分多い場合にのみ、複数のサブプロセスが送信されます。
このプロセスでは、期限切れのデータ・セットを削除しても残りのデータ量がまだ大きすぎる場合は、データ・セットのアーカイブが実行されます。
以前は、アーカイブされたデータセットの保持期間が、さらに30日間、または構成された日数分延長されていました。現在は、アーカイブされたデータ・セットの保存ステータスは影響を受けないため、明日パージされる予定だったが今日アーカイブされたデータ・セットは、30日後ではなく明日パージされるようになりました。