ステージング表メンテナンスの変更

「「ステージ表データの削除」プロセスのスケジュール」「マルチスレッド処理の開始」パラメータを使用して、「HCMデータ・ローダー・ステージ表データの削除」プロセスをマルチスレッド・プロセスとして発行できるようになりました。

ステージング表から大量のデータを削除する場合は、リソースを長時間占有しないようにして、データを効率的に削除する必要があります。「HCMデータ・ローダー・ステージ表データの削除」プロセスをマルチスレッド・プロセスとして発行することにより、大量のデータを削除するための経過時間が短縮されます。

有効化のステップ

「HCMデータ・ローダーの構成」ページの新しいHCMデータ・ローダー・パラメータ「HCMデータ・ローダー・ステージ表データの削除プロセスのマルチスレッド化」を使用して、削除プロセスのデフォルト処理をシングルまたはマルチスレッド・プロセスに設定できます。

「ステージ表データの削除」タスクで削除プロセスをスケジュールしたり発行するときに、「マルチスレッド処理の開始」パラメータを使用して、「「ステージ表データの削除」プロセスのスケジュール」ページで、この構成を上書きすることもできます。

  1. 「データ交換」領域で、「ステージ表データの削除」タスクを選択します。
  2. 「処理」 > 「削除の予定」を選択して、「「ステージ表データの削除」プロセスのスケジュール」ページにナビゲートします。
  3. パラメータをレビューして設定します:
    • 処理
    • Oracle Search一括インポート・レコードの削除
    • ソース・ファイルの削除
    • マルチスレッド処理の開始
  4. 次のオプションを使用して、削除プロセスを発行するスケジュールをレビューおよび設定します:
    • できるだけ早く
    • スケジュールの使用
  5. 「送信」をクリックします

マルチスレッド処理

「ステージ表データの削除」プロセスのマルチスレッド処理

送信されたプロセスを確認するには、次のようにします。

  1. 「データ交換」領域で、「ステージ表データの削除」タスクを選択します。
  2. 「処理」 > 「プロセスのレビュー」を選択します。
  3. 「最近のプロセス」ページで送信済プロセスを確認します。

ヒントと考慮事項

「HCMデータ・ローダー・ステージ表データの削除」プロセスでは、削除するデータの量が十分多い場合にのみ、複数のサブプロセスが送信されます。

このプロセスでは、期限切れのデータ・セットを削除しても残りのデータ量がまだ大きすぎる場合は、データ・セットのアーカイブが実行されます。

以前は、アーカイブされたデータセットの保持期間が、さらに30日間、または構成された日数分延長されていました。現在は、アーカイブされたデータ・セットの保存ステータスは影響を受けないため、明日パージされる予定だったが今日アーカイブされたデータ・セットは、30日後ではなく明日パージされるようになりました。