追加雇用イベントのナッジのトリガー
特定の雇用イベントが発生したときにジャーニを自動的に割り当てるか、Eメールを送信するナッジを構成できます。
「ナッジ構成」作業領域で、特定の雇用イベントのナッジを構成します。 このリリース更新での雇用イベントのナッジは次のとおりです。
ナッジの事由 | ナッジの目的 |
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従業員の文書レコード失効日が近付いているときのナッジ | 文書レコード失効日が近づいているときに、受信者にジャーニを割り当てます。 |
従業員のI-9失効日が近づいているときのナッジ | 従業員のI-9失効日が近づいているときに受信者にジャーニを割り当てます |
従業員の予定退職日が近づいたときのナッジ | 従業員の予定退職日が近づいているときに受信者にジャーニを割り当てます |
従業員の予定アサイメント終了日が近づいたときのナッジ | 従業員の予定アサイメント終了日が近づいているときに受信者にジャーニを割り当てます |
雇用イベントのナッジ・プランの作成
追加ナッジ事由のリスト
文書レコード失効日が近づいていることに対するナッジ
ナッジのチャネル
ナッジのEメール・チャネル
下書きナッジ・プラン
アクティブなナッジ・プラン
この例では、従業員の文書レコード失効日が近づいているシナリオに対してナッジを構成する方法を示します。
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「自分のクライアント・グループ」 > 「雇用」 > 「ナッジ構成」に移動し、「追加」をクリックします。
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「モジュール」リストから、ナッジ・タイプ「人事管理」を選択します。
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従業員の文書レコード失効日が近づいているという理由を選択します。
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必要に応じて、デフォルトの構成名を編集します。 デフォルトでは、ステータスは「アクティブ」です。
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このナッジが適用される「文書タイプ」を選択します。
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「失効までの日数」フィールドに、ナッジをトリガする必要がある文書レコードが失効するまでの日数を入力します。
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「チャネル」セクションで「追加」をクリックします。
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チャネル・タイプを選択します。 デフォルトでは、ステータスは「アクティブ」です。
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受取人タイプを選択します。 ジャーニ・チャネルで使用可能なのは従業員受信者のみです。
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チャネルを保存します。
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ナッジを追加した後、ナッジ・プランをアクティブ化します。
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「HCMナッジの処理」および「HCMスケジュール済ナッジの処理」スケジュール済ジョブを実行して、ナッジを評価します。
この機能により、従業員、マネージャまたはHR担当者にタイムリな情報が提供され、適切な処理を実行できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
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事前定義済の雇用処理のナッジは、就業者のプライマリ・アサイメントに対してのみ評価されます。
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ナッジの処理時には、ESSジョブ実行日ではなく、トランザクション有効日が考慮されます。 イベントでは次の日付が考慮されます。
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文書レコード失効日
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I9文書失効日
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予定退職日
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予定アサイメント終了日
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ジャーニ・チャネルがあるナッジの場合、イベントに対してジャーニがトリガーされた後にイベント日が変更されると、ジャーニ割当が再評価されて再割当されます。 ただし、すでに割当済のジャーニは自動的には削除されません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
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『HCM共通機能の使用』ガイドのHCMナッジの項
ジャーニの詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください:
- ジャーニの実装および使用ガイド
アクセス要件
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ナッジを構成するには、ナッジ構成(ORA_PER_NUDGE_CONFIGURATION_DUTY)職務ロールを管理者に付与する必要があります。
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ジャーニ・テンプレートを操作するには、ジャーニの管理(ORA_PER_MANAGE_JOURNEY_TEMPLATE)集計権限が付与されている必要があります。