お客様のご提案からのアイデアの1つが実現されました。「ナッジ構成」ページのRedwoodエクスペリエンス

Redwoodツールセットを使用して開発された新しい「ナッジ構成」ページでユーザー・エクスペリエンスを充実させます。 このページはVisual Builder Studio (VB Studio)を使用して新たに構築され、Oracleアプリケーション固有の体験ができます。

「自分のクライアント・グループ」 > 「雇用」 > 「ナッジ構成」から新しいページにナビゲートできます。

新しい「ナッジ構成」ページのスクリーンショットを次に示します。 デフォルトでは、「ナッジ・プラン」ページに「アクティブ」フィルタが適用されて、アクティブなナッジ・プランのみが表示されます。

ナッジ・プラン・ランディング・ページ

ナッジ・プラン・ランディング・ページ

画像で強調表示されているアイコンは、ナッジ・プランに構成されたナッジのリストを示しています。

新しいページでできることを次に示します:

  • 作成されたナッジ・プランを検索し、それらをフィルタおよびソートします。

  • ナッジ・プランのステータスを確認します。

  • ナッジ・プランを削除します。

  • プランの名前、摘要、基準およびナッジなどの詳細を表示および追加します。

  • 「ナッジ・プラン実行」タブにナビゲートします。

ナッジ・プランの作成

ナッジ・プランを作成するには、「ナッジ・プラン」ページで「作成」をクリックします。 これにより、「新規ナッジ・プラン」ペインが開きます。 フィールドに値を入力し、「下書きの作成」をクリックします。

ナッジ・プランの作成

ナッジ・プランの作成

詳細の追加、およびナッジ・プランのアクティブ化

ナッジ・プランを作成すると、「下書き」ステータスになります。 プランをアクティブ化するには、基準およびナッジを追加する必要があります。 新しいナッジ・プランには、「概要」と「拡張」の2つのタブがあります。 「拡張」タブは、プランの作成時に「ナッジ・プランのスケジュール」オプションを有効にした場合にのみ使用できます。 各タブの内容は次のとおりです:

概要: このタブには、ナッジ・プラン、基準およびプラン内のナッジに関する情報が別々のセクションに表示されます。 各セクションでできることは次のとおりです:

  • ナッジ・プラン: このセクションには、ナッジ・プランの作成時に入力した情報が含まれます。 この情報は、ナッジ・プランの編集アイコンを使用して編集できます。

  • 「フィルタ済リスト」を使用した「基準」: プランの基準とは、このプランに追加するナッジを受け取る個人のリストです。 基準を追加するには、「基準」セクションの「追加」をクリックします。 必要に応じて値を入力し、「保存」をクリックします。 ボタンをクリックすれば、「フィルタ済リスト」ページに直接ナビゲートして個人のリストを作成できます。 フィルタリ済リストのサブスクライバがナッジであることを確認してください。

基準はナッジ・プラン・レベルでのみ構成でき、プラン内の個々のナッジに対しては構成できません。 したがって、ナッジ・プランのナッジごとに異なる基準を構成する必要がある場合は、それに応じた数のナッジ・プランを作成する必要があります。 ナッジ・プランをアクティブ化するには、基準の指定が必須です。

ナッジ・プランの「概要」タブ

ナッジ・プランの「概要」タブ

  • ナッジ:このセクションには、プランに追加するナッジが表示されます。 ナッジを追加するには、「ナッジ」セクションで「追加」をクリックします。 「新規ナッジ」ペインが表示され、プランにナッジを追加できるようになります。 すべての詳細を入力した後、「保存」をクリックします。

ナッジ・プランのナッジの作成

ナッジ・プランのナッジの作成

ナッジ・プランのナッジ

ナッジ・プランのナッジ

「ナッジ」セクションで使用可能な「ステータス」および「モジュール」フィルタを使用して、プランのナッジをフィルタできます。

新しいナッジを追加した後、そのナッジをクリックしてチャネル詳細を追加します。

ナッジ詳細が表示されているページの「チャネル」セクションで、「追加」をクリックします。

ナッジのチャネルの作成

ナッジのチャネルの作成

チャネル・タイプを選択すると、残りの詳細が自動的に移入されます。 ナッジに使用できるチャネルは、ナッジのモジュールによって異なります。 「保存」をクリックします

拡張: このタブでは、スケジュールを追加して、スケジュール全体でトリガーされるナッジのリストを生成できます。 「スケジュール」セクションで、「追加」をクリックすると、ペインが開きます。

スケジュールを入力した後、「生成」をクリックします。 こうすると、ナッジがトリガーされる期間数が表示されます。

ナッジ・プランへのスケジュールの追加

ナッジ・プランへのスケジュールの追加

プランのすべての詳細を入力した後、「アクティブ化」をクリックするとナッジ・プランのステータスが「アクティブ」に変わり、「非アクティブ化」をクリックすると非アクティブ化されます。

アクティブなナッジ・プラン

アクティブなナッジ・プラン

ナッジ・プランの実行のチェック

ナッジ・プランがアクティブになって実行されると、「ナッジ構成」ページから「ナッジ・プラン実行」タブを使用して、実行のステータスおよび詳細を表示できます。 デフォルトでは、「開始日」フィルタが適用されます。 検索バーまたは使用可能なフィルタを使用して、作成されたナッジ・プランを検索します。

ナッジ・プラン実行

ナッジ・プラン実行

要求番号をクリックすると、実行の詳細が表示されます。 詳細は2つのタブで確認できます。

要約: このタブには、名前、送信されたナッジの数、ステータスおよび実行エラーがあれば実行エラーが含まれます。

ナッジ・プラン実行の「要約」タブ

ナッジ・プラン実行の「要約」タブ

詳細: このタブには、基準リストの各割当先に対してトリガーされたナッジのリストが含まれます。 また、最初と最後の実行IDおよびナッジ・キーも含まれます。 「チャネル」アイコンをクリックすると、チャネル詳細を含むパネルが開きます。

ナッジ・プラン実行の「詳細」タブ

ナッジ・プラン実行の「詳細」タブ

新しいページはRedwoodツールセットを使用して作成されており、クリック数が減り、パフォーマンスが向上します。 これらの新しいページまたはフローを使用することで、アプリケーション全体の一体感が高まります。

有効化のステップ

Redwoodの「ナッジ構成」設定ページを有効にするには、ORA_PER_NUDGE_CONFIGURATION_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にする必要があります。 デフォルトでは、このプロファイル・オプションは「N」に設定されます。

プロファイル・オプション・コード

プロファイル表示名

デフォルトのプロファイル値

ORA_PER_NUDGE_CONFIGURATION_REDWOOD_ENABLED

Redwoodナッジ構成ページ使用可能

N

デフォルトのプロファイル・オプション値を変更し、機能を有効にするには、次の手順に従います。

  1. 「設定と保守」作業領域にナビゲートします。
  2. 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
  3. ORA_PER_NUDGE_CONFIGURATION_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
  4. ORA_PER_NUDGE_CONFIGURATION_REDWOOD_ENABLED: 「プロファイル値」セクションで、「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
  5. 「保存してクローズ」をクリックします。
  6. 「完了」をクリックします。

ヒントと考慮事項

ナッジ・プランの「基準」セクションで自分のリストを選択できるようにするには、個人のフィルタ済リストを作成する際に、「オブジェクト」フィールドで「就業者アサイメント抽出」を選択し、「サブスクライバ」フィールドで「ナッジ」を選択します。

主なリソース

詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。

  • HCM共通機能の使用ガイドのHCMのナッジの章。
  • アプリケーション間で再作成されたページのすべてのプロファイル・オプションのリストについては、;My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください:
    ·      HCM Redwood Pages with Profile Options - MOSドキュメント -2922407.1
  • Cloud My Oracle Support (CMOS)を使用している場合は、ID KB91918を使用してドキュメントを検索できます。

アクセス要件

新しいRedwoodの「ナッジ構成」ページへのアクセスは、「ナッジ構成」レスポンシブ・ページへのアクセスを制御するのと同じセキュリティ権限を使用して制御されます。

既存のセキュリティ権限の詳細は、Oracle Help Centerでこのリソースを参照してください。