メジャーの削除後のプラン・ランタイムへの影響の最小化

Oracleは、技術的なプロセスを最適化してより迅速に実行し、不要なステップを排除することで、企業における計画サイクル時間を改善する機会を継続的に検討します。 この更新では、計画ランタイムを改善するための自動プロセスが導入されています。 プラン・ランタイムを大幅に増やすことなく、プランで使用されるメジャー・カタログからメジャーを削除できるようになりました。 以前は、計画からストアド・メジャーを削除すると、計画の実行時間が長くなる可能性があります。 プロセスは、効率性を高めるために再設計され、計画実行時間が短縮される可能性があります。

ストアド・メジャーがプラン・メジャー・カタログから削除されると、次回「現在のデータでリフレッシュ」オプションを使用してプランが実行されたときに、プラン・データ表からそのメジャーが削除されます。 メジャーに大量のデータが含まれている場合、ストアド・メジャーの削除にはかなりの時間がかかる場合があります。 ストアド・メジャーの削除に必要な時間を短縮するために、このプロセスに対してパフォーマンスが向上しました。

有効化のステップ

この機能を有効化するうえで必要な操作はありません。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 「需要管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
  • スナップショットでのプランの実行(MSC_RUN_PLAN_WITH_SNAPSHOT_PRIV)

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。