Redwood: スプレッドシートを使用した循環棚卸インタフェース・レコードのレビュー

循環棚卸の実行時に、棚卸順序をExcelスプレッドシートにエクスポートできます。 このファイルは、棚卸順序レコードを外部アプリケーションのデータベースにインポートするためのデータ・ソースとして使用できます。 棚卸中に棚卸数量をスプレッドシートに直接入力することもできます。 これで、Oracle Visual Builder Add-in for Excelを使用して構成された事前定義済スプレッドシート・テンプレートを使用して、エクスポートされた循環棚卸順序をレビューおよび管理できるようになりました。

「スプレッドシートでの棚卸インタフェース・レコードのダウンロード」タスクには、Inventory Management作業領域から、またはクイック処理からアクセスできます。 この事前定義済スプレッドシート・テンプレートを使用すると、棚卸順序をエクスポートし、Excelでオープン棚卸順序を直接処理、検証およびシミュレートできます。

スプレッドシートでの棚卸インタフェース・レコードのダウンロード

スプレッドシートでの棚卸インタフェース・レコードのダウンロード

棚卸順序をエクスポートするには、「データのダウンロード」を選択します。 これにより、すべてのオープン棚卸順序がスプレッドシートにダウンロードされます。

棚卸順序のエクスポート

棚卸順序のエクスポート

棚卸順序を処理するには、「棚卸数量」「棚卸単位」などの必須フィールドおよびその他の関連データを入力します。 「処理に含める」オプションを「はい」に設定し、「変更のアップロード」を選択して処理を開始します。

棚卸順序の処理

棚卸順序の処理

アップロード中にエラーがない場合は、棚卸順序が正常に処理されます。

正常に処理された棚卸順序

正常に処理された棚卸順序

設定によっては、棚卸が転記される前に承認が必要な場合があります。 その後、サイクル「棚卸承認」ページを使用して詳細を確認できます。

循環棚卸承認ページ

循環棚卸承認ページ

この機能を使用すると、循環棚卸インタフェース表でエクスポートした循環棚卸レコードを効率的にレビューおよび管理できます。

有効化のステップ

この機能を有効または無効にするには、次のステップを実行します:

  1. 「設定および保守」作業領域で、「在庫プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
  2. 「管理者プロファイル値の管理」ページで、ORA_INV_COUNT_INTERFACE_SPREADSHEET_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプション・コードを検索して選択します。
  3. 「プロファイル値」セクションで、サイト・レベルを「はい」または「いいえ」に設定します。 デフォルト値は「いいえ」です。
    • はい = 機能を有効にします
    • いいえ = 機能を無効にします
  4. 「保存してクローズ」をクリックします。 プロファイル値の変更は、ユーザーが次回サインインしたときに反映されます。

ヒントと考慮事項

  • フィルタ条件を使用して、検索を絞り込みます。 一部のフィルタは必須であり、これらの必須フィールドが選択または入力されるまで検索を実行できないことに注意してください。
  • 「ステータス」列には、ダウンロード済とアップロード済の両方のデータの進捗状況に関する情報が表示され、処理ステータスを一目で追跡できます。
  • 「ダウンロード」は、Oracle Visual Builder Add-in for Excelの最新バージョンです。

主なリソース

  • Oracle Fusion Cloud SCM: Inventory Managementの使用ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 循環棚卸インタフェース・レコードのレビュー(INV_REVIEW_CYCLE_COUNT_INTERFACE_RECORDS_PRIV)
  • RESTサービスを使用したサプライヤ値リストの表示(POZ_VIEW_SUPPLIER_LOV_REST_SERVICE_PRIV)
  • 購買契約の表示(PO_VIEW_PURCHASE_AGREEMENT_PRIV)

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。