AI Agent: B2Bメッセージ・プロセッサ
AI Agent、B2Bメッセージ・プロセッサを使用して、購買オーダーおよびその他のB2Bメッセージの詳細を取得および分析できます。 エージェントは、メッセージ・ステータス、取引先参照、発生したエラーなどの情報を使用して、アクションを選択できます。 たとえば、成功したメッセージを再送信したり、失敗したメッセージを再処理できます。
B2Bメッセージ・プロセッサのテンプレートには、次の4つのトピックとツールが含まれています:
- 「メッセージ詳細の取得」および「購買オーダー番号によるメッセージ詳細のフェッチ」は、ユーザー入力またはコンテキスト履歴からPO番号またはメッセージGUIDを抽出します。 次に、エージェントは詳細情報「送信されたメッセージ数、取り消された購買オーダーまたは確認送信済メッセージID」を取得します。 取得したメッセージのステータスに応じて、メッセージを再送信するか再処理するかを選択できます。
- 「B2Bメッセージの再処理」および「B2Bメッセージの再送信」は、ユーザーとのアクションを確認した後、特定のメッセージを再処理または再送信します。
ツール「メッセージ・トランザクション」はメッセージの詳細を取得し、「メッセージ・リプロセッサ」および「メッセージ再送信」はメッセージを再処理または再送信します。
このエージェントを使用すると、ユーザーは、B2B管理者がメッセージ履歴をチェックインするのを待たずに、いずれかの購買オーダーのステータスをすばやく確認できます。
有効化のステップ
AI Agent Studioを使用して、事前構成済エージェント・テンプレートを使用またはコピーし、ビジネス・プロセスのエージェントを作成できます。 エージェント・チームのすべてのアーティファクトにサフィクスを自動的に追加するには、「テンプレートを使用」のかわりに「テンプレートのコピー」を使用できます。 テンプレートをコピーすると、エージェント・チーム・キャンバスに直接移動し、エージェント・チームの設定、エージェント、ツールおよびトピックを編集できます。 「テンプレートを使用」オプションを使用すると、エージェント・チームの各アーティファクトを構成するためのステップ・バイ・ステップのプロセスを実行できます。
AI Agent Studioの使用方法の詳細は、「AI Agent Studioの使用方法」を参照してください
アクセス要件
Fusion ApplicationsのOracle AI Agent StudioにアクセスしてSCM AIエージェントを管理するには、次の職務ロールを含む構成済ジョブ・ロールがユーザーに割り当てられている必要があります:
- SSCMインテリジェント・エージェント管理職務 (ORA_RCS_SCM_AI_AGENT_MANAGEMENT_DUTYおよびORA_RCS_SCM_AI_AGENT_MANAGEMENT_DUTY_HCM - 両方の職務ロール・コードが必要)
- Fai GenaiエージェントSCM管理者職務(ORA_DR_FAI_GENERATIVE_AI_AGENT_SCM_ADMINISTRATOR_DUTY)
セキュリティ・コンソールで、ロールおよび権限でフィルタして「SCMインテリジェント・エージェント管理職務」ロールを見つけます。 ロールおよび権限グループでフィルタして、「Fai GenaiエージェントSCM管理者職務」ロールを検索します。
製品ページでAIエージェントと対話するには、次の職務ロールを含む構成済ジョブ・ロールがユーザーに割り当てられている必要があります:
- Fai Genaiエージェント・ランタイム職務(ORA_DR_FAI_GENERATIVE_AI_AGENT_RUNTIME_DUTY)
セキュリティ・コンソールで、ロールおよび権限グループでフィルタしてこの職務ロールを見つけます。
ユーザーがエージェントと対話できるようにするには、セキュリティ・コンソールで、「Fai Genaiエージェント・ランタイム職務」ロールを含むユーザーの構成済ジョブ・ロールに対して権限グループを有効にする必要もあります。 構成したジョブ・ロールの基本情報を管理するときに、権限グループを有効にできます。
ユーザーの構成済ジョブ・ロールには、AIエージェントが有効になっているページへのアクセスを許可する権限も含まれている必要があります。