EPM自動化によるJava 8ではなくJava 17の使用

この更新以降、EPM自動化ではJava 8は使用されなくなり、かわりにJava 17が使用されます。

Windowsインストーラには必要なJavaバージョンが含まれているため、Windowsユーザーは影響を受けません。 ただし、Linux/UNIXおよびmacOS Xでは、EPM自動化はユーザーがインストールしたJavaバージョンに依存しているため、ユーザーはEPM自動化25.08バージョン以降を引き続き使用するためにJava 17に更新する必要があります。

Linux/UNIXまたはmacOSでEPM自動化25.07バージョン以前を使用している場合、Java 17バージョンに更新する必要はありません。EPM自動化25.07バージョン以前は、25.08更新以降のCloud EPM環境で引き続き動作します。 ただし、25.08バージョン以降で導入された新機能は利用できません。 Oracleでは、最新機能を利用するために、最新バージョンのEPM自動化に更新することをお薦めします。

適用先: Account Reconciliation、Enterprise Data Management、Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、FreeForm、Narrative Reporting、Planning、Profitability and Cost Management、Tax Reporting

ビジネス上のメリット: Java 17は、Java仮想マシン(JVM)にいくつかのパフォーマンスとセキュリティの機能拡張をもたらし、Java 8と比較して、リソースの使用効率が向上し、アプリケーションの応答性とセキュリティが向上します。

有効化のステップ

LinuxまたはmacOS Xオペレーティング・システムを実行しているコンピュータを使用してEPM自動化を実行している場合:

  • Java 17をインストールします(まだインストールされていない場合)。
  • 「Linux/UNIX/macOS X手順」の手順に従って、EPM自動化でJava 17を使用できるようにJAVA_HOME変数を設定します。

主なリソース