ワークステーションの非アクティブ化日の設定
製造業者は、多くの場合、ワークステーションで機器リソースを使用します。ワークステーションは、保守、年齢、コンプライアンスのニーズのために一定期間使用できない場合があります。 作業現場のリソースの管理および計画を改善するために、「ワークステーションの管理」ページを使用して、ワークステーションが非アクティブになる将来の日付を設定できるようになりました。 この日付を過ぎると、オペレータは非アクティブなワークステーションでチェックインまたは作業実行アクティビティを実行できなくなります。 この機能改善により、生産アクティビティが使用可能なワークステーションでのみスケジュールされ、ワークステーションの保守、再利用または廃止のトランジションがスムーズに管理されます。
ワークステーションの非アクティブ化日の設定
主なメリット:
- 計画の改善: ワークステーションの非アクティブ化を事前にスケジュールし、間もなく使用できなくなるワークステーションへの作業割当てを防止します。
- 操作制御: オペレータが使用不可または廃止されたワークステーションを使用しようとしたために発生するエラーや中断を削減します。
- 合理化された遷移: ワークステーション・ステータスの変更を自動的に管理することで、よりスムーズな保守、アップグレードおよびワークステーションの除売却を促進します。
- 強化されたコンプライアンスと安全性: 規制、安全または保守の手順に従っているワークステーションの使用制限を適用します。
有効化のステップ
この機能を有効化するうえで必要な操作はありません。
ヒントと考慮事項
- ワークステーションを非アクティブ化できるのは、将来の日付のみです。
- オペレータは、非アクティブのワークステーションにチェックインできません。
- オペレータは、非アクティブになったときにワークステーションにチェックインされると、他のワークステーションにチェックインすると、非アクティブ・ワークステーションから自動的にチェックアウトされます。
- 非アクティブなワークステーションは、「生産監督」ページから監視できません。
主なリソース
- 「ワークステーションの非アクティブ化日の設定」の機能デモをご覧ください。
- Oracle Fusion Cloud SCM: Manufacturingの使用ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
- Oracle Fusion Cloud SCM: 製造およびサプライ・チェーン資材管理の実装ガイドを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、ワークステーションの非アクティブ化日を設定できます:
- ワークステーションの表示(WIS_VIEW_WORKSTATIONS_PRIV)
- ワークステーションの管理(WIS_MANAGE_WORKSTATIONS)