Redwoodエクスペリエンス: 新規プロファイル・オプションを使用したメッセージ・センターでの検索エクスペリエンスの拡張

「すべてのメッセージ」または「他のユーザーに送信済」フィルタを適用する場合は、メッセージ・センターで拡張された検索エクスペリエンスを利用します。 これは、新しいプロファイル・オプションORA_IRC_MSG_CENTER_SEARCH_VIEW_UNRESTRICTEDを使用して検索用のデータ・セキュリティをバイパスすることで実現されます。

このプロファイル・オプションを有効にすると、次のことができます:

  • 採用担当者がアクセスできるすべての求人、プールおよびイベントのすべてのEメール、SMSおよびWhatsAppメッセージのリストを表示できるようにします。 25Cアップグレードでは、最近変更された10,000件の求人、5000件のプールおよび5000件のイベントからのメッセージを表示できます。
  • 採用担当者が、アクセス権がない候補者プロファイル、見込み客、提出、イベントまたはプールのコンテキストで、すべてのEメール、SMSおよびWhatsAppメッセージのリストを表示できるようにします。
    25Cをアップグレードするまで、候補者がすべての関連コンテキストにアクセスできない場合、候補者のEメールを表示できませんでした。
    ただし、メッセージに関連付けられたコンテキストの少なくとも1つにアクセスできる場合は、すべてのSMSメッセージを表示できます。 現在、採用担当者は、アクセス権があり、アクセス権がないコンテキストのすべてのEメール、SMSおよびWhatsAppメッセージを表示できます。

ノート: 採用担当者は、これらのメッセージを左ペインの検索結果リストに表示できますが、候補者と関連コンテキストへのアクセス権がある場合にのみ、右ペインにメッセージ詳細を表示できます。

この機能により、検索パフォーマンスが向上し、「メッセージ」タブおよび「メッセージ・センター」全体で統一されたエクスペリエンスが提供されます。

有効化のステップ

プロファイル・オプションORA_IRC_MSG_CENTER_SEARCH_VIEW_UNRESTRICTEDを有効にします。 詳細は、「プロファイル・オプションを有効にする方法」を参照してください。

プロファイル・オプションを有効にする際に考慮する点がいくつかあります:

  • デフォルトでは、このプロファイル・オプションはサイト・レベルでNに設定されます。 組織の採用担当者がすべての求人、プールおよびイベントにアクセスできる場合は、サイト・レベルの値をYに設定することをお薦めします。 一部のユーザーへのアクセスを有効にする場合は、それらのユーザーのユーザー・レベルの値をNに設定できます。 これにより、サイト・レベルの値が上書きされます。
  • データ・セキュリティは検索機能に対してのみ削除され、コンテキスト自体に対しては削除されません。
  • 次の2つのプロファイル・オプションで以前に設定した値は無視されます:
    • ORA_IRC_MSGCNTR_OSCS_REQ_BATCH_SIZE (メッセージ・センター求人バッチ・サイズ)
    • ORA_IRC_MSGCNTR_OSCS_REQ_IDS_MAX (メッセージ・センター求人最大限度)

ヒントと考慮事項