Case Managementによる苦情および懲戒・指導の管理
ケースには、実際の実装に基づいて苦情や懲戒処分を管理するための事前作成済データ・モデルが含まれ、一般的に使用される値が事前に移入されるようになりました。
苦情ケースのデータ・モデル
懲戒処分ケースのデータ・モデル
苦情や懲戒・指導のための事前作成済みのデータ モデルは、実装者の設定と構成プロセスを簡素化するベスト プラクティス テンプレートです。 これらのデータ・モデルは、実装者が他のユースケースのモデルを追加するための標準化されたパターンも確立します。
有効化のステップ
苦情および懲戒・指導措置のデータ モデルは、デフォルトでは無効になっています。 設定および保守のプロファイル・オプション(「ケース・プロファイル・オプションの管理」タスクの下)によって有効になります。
- 苦情: ORA_SVC_CASE_ENABLE_GRVNC_FORMを「はい」に設定します。
- 懲戒処分: ORA_SVC_CASE_ENABLE_DA_FORMを「Yes」に設定します。
ヒントと考慮事項
- 対応するケース・タイプ(「苦情」または「懲戒処分」)のケースには、そのタイプの拡張データ・モデルが表示されます。 その他のケース・タイプでは、拡張データ・モデルは表示されません。
- 値リストの値は、設定および保守の「標準参照の管理」タスクを使用して構成できます。
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参照タイプ
フィールド
ORA_SVC_CASE_REVIEWED_BY_CD レビュー担当者 ORA_SVC_CASE_MEASURES_TAKEN_CD 取得メジャー ORA_SVC_CASE_INCIDENT_TYPE_CD インシデント・タイプ ORA_SVC_CASE_FILED_BY_TYPE_CD タイプ別申告 ORA_SVC_CASE_CNTRBTNG_FCTRS_CD 寄与要因 ORA_SVC_CASE_COMPLAINT_TYPE_CD 苦情タイプ ORA_SVC_CASE_ALLEGATION_CD 申立 - また、「タイプ別申告済」および「発生要因」の値は、「タイプ別申告済ケースの管理」および「ケース発生要因の管理」タスクを使用して特定のケース・タイプにマップできます
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- 拡張データ・モデルのフィールドは、OTBIでのレポートには使用できません(これは将来のリリースで予定されています)。