Redwood: 外部原価ファクタの追加

カテゴリ・マネージャは、Redwoodエクスペリエンスが向上したソーシング・ネゴシエーションで、運送費、保険料、関税、サードパーティ手数料などの外部原価ファクタを直接追加および管理できるようになりました。サプライヤから追加コストを取得すると、サプライヤの応答を評価する際に、より正確な合計コスト分析が提供されます。

ネゴシエーションの作成または編集時に、「概要」および「明細」ステップから原価ファクタにアクセスします。各明細品目の「詳細」処理を使用して、これらの原価ファクタを追加または更新します。

詳細を使用した外部原価ファクタへのアクセス

明細の外部原価ファクタの表示および編集

原価ファクタを明細に1つずつ追加するか、「リストから追加」処理を使用して事前定義リストから原価ファクタのセットを追加できます。必要に応じて、原価ファクタのターゲット値をサプライヤに表示するように選択できます。

外部原価ファクタの追加

原価ファクタ・リストの検索による原価ファクタ・セットの追加

追加後は、プロセスの[確認およびパブリッシュ]ステップでこれらの詳細を確認できます。

この機能は、外部コストを事前に考慮することで、より情報に基づいた意思決定のサポートを強化することを目的としています。サプライヤは、この更新の前に使用可能なRedwoodサプライヤ・エクスペリエンス・フォー・ソーシングを使用して、原価ファクタで応答できます。

有効化および構成ステップ

この機能を有効にするには、オプトインUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 調達

この機能を使用するには、まだ有効にしていない場合は、これらのプロファイル・オプションを有効にする必要があります。

ソーシングのRedwoodページ使用可能(ORA_PON_SOURCING_REDWOOD_ENABLED)。
ネゴシエーションを作成するためのRedwoodページ使用可能(ORA_PON_CREATE_NEGOTIATION_REDWOOD_ENABLED)

プロファイル・オプションを有効にする手順は、「プロファイル・オプション値の設定」のトピックを参照してください。

ヒントと考慮事項

これらの原価ファクタは、ネゴシエーション明細でのみ取得されます。
原価ファクタは、ソーシング設定「原価ファクタの管理」タスクを使用して定義できます。
原価ファクタ・リストは、ソーシング設定の「原価ファクタ・リストの管理」タスクを使用して定義できます。
リストから追加するときに、一部の原価ファクタが明細にすでに存在する場合は、残りの原価ファクタのみが追加されます。
Visual Builder Studioを使用して、ビジネス・ルールを使用してコスト・ファクタの特定のフィールドまたは列を非表示にできます。

主なリソース

Oracle Visual Builder Studioを使用したRedwoodアプリケーション・ページの拡張の詳細は、Oracle Fusion Cloud HCMおよびSCM: Visual Builder Studioを使用したHCMおよびSCM用のRedwoodアプリケーションの拡張を参照してください。

アクセス要件

次の既存の権限を含むジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます:

サプライヤ・ネゴシエーションの作成(PON_CREATE_SUPPLIER_NEGOTIATION_PRIV)
サプライヤ・ネゴシエーションの編集(PON_EDIT_SUPPLIER_NEGOTIATION_PRIV)

これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。