管理者としてのパブリックまたはロール・ベースの保存済検索の更新
現在、公開検索およびロールベースの保存済検索を編集できるのは、保存済検索の所有者のみです。 ただし、新しい更新では、「対話型リストの保存済検索の管理」権限を持つ管理ユーザーも実行できます。 これは、管理者がそのような保存検索を編集、名前変更または削除できるようになったため、パブリック保存検索の元の作成者が非アクティブ化される場合に特に役立ちます。
ここでは、保存検索の変更を監査することもできます。 この監査レポートは、通常の監査レポートで使用できます。
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ビジネス継続性の確保:
主要な公開検索またはロールベースの保存済検索を作成した従業員が、削除または非アクティブ化されても、他の管理者はこれらの検索を管理および更新できます。これにより、チーム・ワークフローの中断を防ぎ、新しい検索を再作成する必要がなくなります。 -
データ・ガバナンスと制御の向上:
管理者は、保存検索を一元管理できるため、データの可視性設定と検索基準が正確で安全であり、会社のポリシーに沿ったままになります。 -
コラボレーションと効率性の向上:
チームは、単一のユーザーに依存することなく、共有された保存検索を引き続き使用および改善できるため、よりスムーズなコラボレーションと、関連する顧客または販売データへの迅速なアクセスが可能になります。
有効化および構成ステップ
管理者が保存済検索を編集できるようにする追加のステップはありません。
ただし、保存済検索で監査を有効にする場合は、次のようにします。
- 設定と保守に移動>「監査ポリシーの管理」を検索
- 「Configure Business Object Attributes(ビジネス・オブジェクト属性の構成)」ボタンをクリックし、「Product(製品)」→「Common CRM(共通CRM)」を選択します。
- 「オブジェクト・ツリー問合せAM」で、SavedSearchAuditVOを選択し、必須属性を選択して追加します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
監査を読み取るには
- 「ツール」→「監査レポート」に移動します
- 関連する日付範囲を選択します。
- 共通CRMとして製品を選択し、ビジネス・オブジェクトをSavedSearchAuditVOとして選択します
- 検索をクリックします。