エクスプレス・レポートでのスマート処理

エクスプレス・レポートでのドリルダウンのスマート処理を使用すると、営業ユーザーはレポート内のレコードレベル・ビューから直接スマート処理を実行できます。ビジュアライゼーションを調査して詳細をドリルダウンすると、レポート・ビューを離れることなく、関連するスマート・アクションを実行できるようになりました。たとえば、遅延ディールまたは非アクティブなアカウントを検出した後、フォローアップの送信、ステージの更新、タスクの割当てなどのアクションを即座にトリガーできます。このシームレスなエクスペリエンスにより、分析とアクションがまとまり、コンテキストの切り替えが減り、生産性が向上します。この機能を使用するには、各オブジェクトに対してスマート処理がすでに構成されていることを確認してください。

ドリル可能なフィールドがある簡易レポートを作成または編集する場合、ユーザーは「アクション」列を追加して、レコードごとに使用可能なスマート・アクションを含めることができます。レポート内でこの列をクリックすると、ユーザーは構成されたドリルダウンに基づいてスマート処理をトリガーできます。

ドリル可能なフィールドがレポートに含まれていない場合、「アクション」列はグレー表示され、追加できません。スマート・アクションを有効化または追加するには、レポートに、アクション可能なオブジェクトをサポートするドリル可能フィールドが少なくとも1つ含まれていることを確認してください。たとえば、ユーザーがレポートに商談名を含めると、アクションを追加できます。これにより、ワークフローが合理化され、営業ユーザーがレポート・エクスペリエンス内から直接ループをクローズするのに役立ちます。

この機能には、次のようなビジネス上の利点があります:

より迅速なフォロースルー: インサイトとアクションのギャップを軽減し、営業ユーザーがリアルタイムで対応できるようにします。
営業実行の合理化: ユーザーは、直ちに是正またはフォローアップ・アクションを実行し、パイプラインの移動を迅速化できます。
ワークフローの中断の最小化: レポート・インタフェース内でワークフロー全体を保持し、他の場所への移動に要する時間を排除します。

有効化および構成ステップ

この機能を有効化するうえで必要な操作はありません。

有効化および構成ステップ

ヒントと考慮事項