クラウド・レディネス / Oracle Configure, Price, Quote Cloud
新機能
すべて展開


  1. 更新22A
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能のサマリー
  4. 構成、価格設定、見積
    1. 管理
        1. 再構成されたお気に入りからのコマース処理の直接起動のサポート
    2. 構成
        1. 単一選択メニューのデリミタおよびピック・リストBOM品目マッピングのサポート
    3. 統合
        1. CX Salesからの売上明細のインポート
        2. コマースREST統合の条件付きマッピング
        3. 売上明細のインポート統合のデフォルト構成属性
        4. すべての資産ベースのオーダー変更の売上カテゴリの導出
        5. 売上カテゴリの拡張性
        6. 標準CX Sales売上明細RESTインポート統合
    4. ログおよびユーティリティ
        1. ユーザー・セッション・レコードの自動パージ
        2. 管理ログ・レコードの表示の切捨て
    5. 部品
        1. 部品カスタム・フィールド数の増加
        2. 新しい標準部品フィールド
        3. 部品属性セットの属性の管理
        4. 部品カスタム・フィールド定義の移行
  5. 重要な処理および考慮事項

更新22A

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 機能 ノート
2021年12月17日   初版作成。

概要

Oracle Configure, Price, and Quote (CPQ)の使用により、商談から見積、オーダーまでの一連のプロセス(製品の選択、構成、価格設定、見積作成、オーダーおよび承認のワークフローを含む)を合理化できます。Oracle CPQは柔軟性と拡張性の高いエンタープライズ対応ソリューションです。直販や間接、Eコマースといった販売チャネルを通じて製品やサービスを販売するあらゆる規模のお客様にご利用いただけます。

このガイドは、Oracle CPQ 22Aの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。

セキュリティおよび新機能

システムのセキュリティ構造が変更されている場合は、実装する新機能についてセキュリティ管理者に知らせる必要がある場合があります。

アイデア募集中

ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスの改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボを通してなど、アイデアを送信する方法はいくつかあります。このアイコンが機能名の後に表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、cpqcloud_documentation_us_grp@oracle.comまでお送りください

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更済の、オラクル社提供の実行可能レポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムのマイナーな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a)新規または拡張BIサブジェクト領域は、レポートにまず組み込む必要があり、b)新規Webサービスは使用する前に統合する必要があり、c)ユーザー・ロールに機能を割り当てないと機能にアクセスできません。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(機能は無効化状態で提供)

これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

構成、価格設定、見積

管理

再構成されたお気に入りからのコマース処理の直接起動のサポート

構成

単一選択メニューのデリミタおよびピック・リストBOM品目マッピングのサポート

統合

CX Salesからの売上明細のインポート

コマースREST統合の条件付きマッピング

売上明細のインポート統合のデフォルト構成属性

すべての資産ベースのオーダー変更の売上カテゴリの導出

売上カテゴリの拡張性

標準CX Sales売上明細RESTインポート統合

ログおよびユーティリティ

ユーザー・セッション・レコードの自動パージ

管理ログ・レコードの表示の切捨て

部品

部品カスタム・フィールド数の増加

新しい標準部品フィールド

部品属性セットの属性の管理

部品カスタム・フィールド定義の移行

>>重要な処理および考慮事項については、クリックしてください

構成、価格設定、見積

管理

Oracle CPQ 22Aでは、次の管理機能が提供されます。

再構成されたお気に入りからのコマース処理の直接起動のサポート

Oracle CPQ 22Aでは、お気に入りリストから品目を再構成するときに、コマース・トランザクションを起動する機能が追加されます。お気に入りを再構成するときに、コマース起動処理が「構成」ページに表示されるようになりました。この機能が実装される前は、ユーザーが再構成したお気に入りを保存して構成を終了し、コマースに移動してお気に入りを見積に追加する必要がありました。

「トランザクションの作成」ボタンで、詳細ページから再構成されたお気に入りのサンプル

この機能では、再構成されたお気に入りを新規または既存の見積に追加するときに、ユーザーが複数のステップを省略できます。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

お気に入りを再構成しているときに、お気に入りを保存せずにコマース・トランザクションを起動した場合、加えた変更はお気に入りリストのそのアイテムには保存されません。

構成

Oracle CPQ 22Aでは、次の構成BOMマッピング機能が提供されます。

単一選択メニューのデリミタおよびピック・リストBOM品目マッピングのサポート

Oracle CPQ 22Aでは、単一選択メニュー(SSM)および単一選択ピック・リスト(SSPL)属性のデリミタのサポートが拡張され、管理者が複数のSSMおよびSSPLメニュー・オプションを単一のBOM品目マッピング表レコードにマップできるようになりました。この機能が提供される前は、複数選択メニュー属性でのみデリミタがサポートされていました。

管理者は、^|^デリミタを使用して、BOM品目マッピング表の同じBOM部品にマップされている複数のSSMまたはSSPLメニュー・オプションに対してOR操作を指定できます。この操作がなければ、同じ機能を実現するために、BOM品目マッピング表に3つのレコードが必要になります。

たとえば、構成のextraMonitor単一選択メニューの19 inch Monitor、24 inch Monitorまたは27 inch Monitorを選択すると、monitor19^|^monitor24^|^monitor27というConfigAttrValueによりmonitorWarrantyが追加されます。

この操作がなければ、同じ機能を実現するために、BOM品目マッピング表に3つのレコードが必要になります。

BOM品目マッピング表のSSMおよびSSPLのデリミタ・サポートにより、管理者が単一のレコードを使用して、同じBOM品目に複数のメニュー・オプションを指定できるようになるので、必要なレコード数を削減できます。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

  • デリミタは、購入側の同じBOM部品にマップされている複数のSSM値およびSSPL値を区切るためにのみ使用してください。購入側の個々のBOM部品にマップするSSM値およびSSPL値については、「BOM品目マッピング」表でデリミタを使用しないでください。

  • Oracle CPQでは、SSM属性とSSPL属性に対してのみ^|^デリミタがサポートされています。^|^デリミタを他の属性タイプで使用すると、エラーが発生します。

  • SSM属性およびSSPL属性では、"~"デリミタを使用できません。

統合

Oracle CPQ 22Aでは、次のCX Sales統合機能が提供されます。

CX Salesからの売上明細のインポート

Oracle CPQ 22Aでは、トランザクション明細レベルのデータをCPQにインポート(つまり、CX Salesの売上明細をCPQトランザクションにインポート)できるように、「REST - インポート」コマース統合タイプが拡張されています。見積の作成時に、CPQでCX Salesから売上明細をインポートして、対応する明細品目をCPQに作成できます。CX Salesの売上明細は、製品グループでも製品でも可能です。CX Salesの製品グループの売上明細はCPQモデルとしてインポートされ、製品の売上明細はCPQモデルまたは部品としてインポートできます。結果として作成される見積明細はCX Salesと同期でき、売上明細の売上分割およびその他の帰属を保持したまま、既存の売上明細と照合して、価格、数量および売上詳細を更新できます。

問合せパラメータ

拡張された「REST - インポート」コマース統合により、管理者がインポートの問合せパラメータも定義できるようになりました。これにより、CX SalesのUIで公開されていない売上明細をCPQのフィルタで除外して、売上分割および売上スケジュールのエントリをインスタンス化する売上明細を除外できます。

CX Salesの売上明細がCPQモデルとしてインポートされると、明細に構成が必要であることを示す未構成モデル・アイコンがトランザクション明細に表示されます。

この機能により、CX Salesとの統合に対する、トランザクションと売上明細のラウンド・トリップ統合が完了します。エンド・ユーザーがCX Salesの売上明細をCPQトランザクションに再入力する必要がなくなりました。

有効化のステップ

  • コマースREST売上明細のインポート統合は、新規サイト用にOracle CPQ 22A CX Sales RefAppイメージで提供されています。

  • 既存のお客様については、22A CX Sales RefApp移行パッケージおよび実装手順がMy Oracle Supportで提供されます。

ヒントと考慮事項

  • バッチ処理については、一部の問合せパラメータが自動的に管理されます。

  • 自動バッチ処理を中断する可能性があるため、limitoffset、およびtotalResultsパラメータは入力しないでください。

  • キーが同じで値が異なる複数の問合せパラメータを使用すると、文字列の最初の問合せパラメータが実行に使用されます。

コマースREST統合の条件付きマッピング

Oracle CPQ 22A以降では、サブ文書のコマースREST統合マッピングのインポートの条件ロジックを管理者が定義できます。条件付きマッピングでは、2つのソース属性を同じターゲット属性にマップできます。2つのソース属性が1つのターゲット属性にマップされる場合、使用するソース属性を決定するための条件を定義する必要があります。プライマリ・ソース属性の条件が満たされない場合、セカンダリ(デフォルト)マッピングが使用されます。

REST売上明細のインポート統合のレスポンス属性の事前定義済マッピングには、いくつかの属性の条件付きマッピングが含まれています。2つのソース属性が同じターゲット属性にマップされると、両方のマッピングに対して条件付きマッピング・アイコンが表示されます。

統合の属性マッピングを表示するには、「管理」→「プロセス定義」→「統合」にナビゲートし、OSC - REST明細のインポート統合をクリックし、「編集」をクリックします。

次の図に示すように、2つのCX Sales属性(ソース属性)が同じCPQ属性(ターゲット属性)にマップされる4つのインスタンスがあります。条件付きマッピングを含むマッピングは青色で囲まれており、条件付きマッピング・アイコンは赤色で囲まれています。マップされた両方の属性の条件が同じであるため、どちらかの条件付きマッピング・アイコンをクリックして、ターゲット属性の条件付きマッピングを表示できます。

条件付きマッピングの「条件の編集」ダイアログ

マップされたアイテムの条件ロジックにアクセスするには、条件付きマッピング・アイコンをクリックします。次の図は、CPQモデル・セグメント変数名属性の条件付きマッピングを示しています。

  • 「条件付き属性マッピング」ドロップダウンから、2つの属性マッピングのいずれかを選択します。選択したマッピングは、条件(モデル・セグメント変数名=製品グループ・モデル・ファミリなど)が満たされた場合に使用されます。

  • 処理基準: すべての条件、いずれかの条件または複合条件に基づいて処理できます。

  • 「条件」は、「属性」、「演算子」および「値」を選択して定義します。

    • 属性: 条件のCX Sales属性(製品タイプなど)を選択します

    • 演算子: 選択した属性タイプに基づいて、使用可能な演算子が決まります。

    • 値: 条件の値を入力します

  • 「新規条件の追加」をクリックして、追加の条件を定義します。

  • If条件(例、モデル・セグメント変数名=製品モデル・ファミリ)に対して選択されていない属性マッピングに対しては、Else – Defaultが自動的に設定されます。

REST売上明細のインポート統合の事前定義済条件付きマッピング

次の事前定義済条件付きマッピングにより、CPQ属性をCX Sales製品グループまたは製品属性にマップする必要があるかどうかを決定するロジックが定義されています。

この機能では、Oracle CX Salesから売上明細をインポートし、売上明細の製品または製品グループのモデル属性を参照してCPQ見積明細を作成できます。

有効化のステップ

  • 条件付きマッピングは、文書レベルがサブ文書に設定されているRestインポート・タイプの統合に対してのみ使用できます。

  • REST売上明細のインポート統合の事前定義済条件付きマッピングは、新規サイト用のCPQ 22A CX Sales RefAppイメージで、すぐに使用できます。

  • 既存のお客様については、CPQ 22A Sales RefAppの移行パッケージおよび実装手順がMy Oracle Supportで提供されます。

ヒントと考慮事項

CPQ 22A Sales RefApp移行パッケージ、またはCPQ 22A CX Sales RefAppイメージを使用する新規サイト用の参照アプリケーション文書で、新規または変更されたすべての処理、属性、算式、ライブラリ関数およびルールを確認できます。参照アプリケーション文書にアクセスするには、CPQ管理オンライン・ヘルプ→管理→参照アプリケーション - CPQサイト参照アプリケーションのアクセス情報を参照してください。

売上明細のインポート統合のデフォルト構成属性

Oracle CPQ 22Aでは、「構成属性値」属性(_config_attr_values)がコマース・サブ文書の構成属性セットに追加されています。

この属性により、インポートされた売上明細に対して、デフォルトの構成可能属性値をCX Salesで指定できます。これにより、同じCPQ製品モデルの様々なバージョンに売上明細製品グループをマッピングできるようになります。また、構成可能製品の売上明細を、事前設定済の構成値を使用してインポートできます。このデフォルト値は、インポートされたモデル・タイプのトランザクション明細を営業ユーザーが最初に構成するときに、構成UIに適用されます。

構成可能属性値は、「JSON名:値」のペア形式で保存されています。

  • 1つの値が設定された、ブール、通貨、日付、浮動小数、整数、テキストおよびメニュー属性がサポートされています。

  • 複数のアイテム('val1~val2'など)が設定されたHTML属性およびメニュー属性はサポートされていません。

たとえば、3つの売上明細がある顧客の商談を営業担当が作成したとします。営業担当は、これらの売上明細をCPQにインポートして、CX Salesからデフォルト構成属性値を移入する必要があります。売上明細は、「SUV」モデル・タイプ品目、「Interior」モデル・タイプ品目および「Spare Wheel」部品品目です。

  • SUVモデルには、次の構成値が指定されています。

  • Interiorモデルには、次のデフォルト構成値が指定されています。

構成属性値属性を使用すると、CX Salesの売上明細のインポート時のCPQモデルの構成デフォルトをCX Salesで指定できます。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

重要: パフォーマンスを保証するには、使用するデフォルト構成属性を10個以下に制限する必要があります。単純な構成属性のデータ型のみがサポートされています。

すべての資産ベースのオーダー変更の売上カテゴリの導出

CPQ 22A CX Sales RefAppには、ABO資産変更から売上カテゴリを導出するためのサブ文書「売上カテゴリ」算式が含まれています。この機能では、メイン文書とサブ文書の売上カテゴリと、その他の顧客定義売上カテゴリがサポートされます。

CPQ 22A CX Sales RefAppには、すべての資産変更およびサブスクリプション修正のユースケースの売上カテゴリを導出するためにすぐ使用できるロジックが用意されています。

有効化のステップ

  • コマースREST売上明細のインポート統合は、新規サイト用にOracle CPQ 22A CX Sales RefAppイメージで提供されています。

  • 既存のお客様については、22A CX Sales RefApp移行パッケージおよび実装手順がMy Oracle Supportで提供されます。

ヒントと考慮事項

お客様が22A CX Sales RefAppを使用するサイトで21Dのサブスクリプション管理パッケージを適用すると、保存処理のrevenueCategory_l属性の算式設定が失われます。お客様は、サブスクリプション管理パッケージの適用後に、revenueCategory_l属性の保存処理で_revenueCategory_l算式を手動で有効にする必要があります。

売上カテゴリの拡張性

Oracle CPQ 21Cでは、コマースのメイン文書とサブ文書用の売上属性セットが導入されました。このメニュー項目属性には3つのメニュー・オプションが含まれており、編集できませんでした。Oracle CPQ 22Aでは、管理者がデフォルト・オプションの名前を変更し、カスタム売上カテゴリ・オプションを追加、編集および削除できます。

ノート: 「新規」、「更新」および「拡張」メニュー・オプションは必須アイテムであり、削除できません。必要に応じて、管理者はこれらのアイテムの表示テキストを変更できますが、変数名は変更できません。

Oracle CPQ 22A CX Sales RefAppイメージには、コマース・サブ文書の売上属性セットに、オプションの変更および終了メニュー・オプションが追加されています。

お客様がカスタム売上カテゴリ・オプションを追加して、お客様のビジネス要件をサポートできるようになりました。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

標準CX Sales売上明細RESTインポート統合

また、Oracle CPQ 22Aでは、参照アプリケーションが拡張されて、RESTベースの統合用の事前定義済サブ文書属性マッピングが提供されています。CPQ 22A Sales RefAppは、既存のお客様の場合は移行パッケージで、新しいお客様の場合は初期状態のアプリケーションで使用できます。

売上明細のインポート統合用の事前定義済CX Sales属性マッピング

次の表に、売上明細のインポート統合用の事前定義済のCX Sales属性マッピングを示します。CX Sales参照アプリケーションの新しい属性の前にはアスタリスク(*)が付いています。属性情報の詳細は、CPQ管理オンライン・ヘルプ→統合→コマース統合→属性マッピング・ページを参照してください。

REST見積明細のエクスポートの新しい事前定義済CX Sales属性マッピング

次の表に、見積明細のエクスポート統合用の事前定義済のCX Sales属性マッピングを示します。 CX Sales参照アプリケーションの新しい属性の前にはアスタリスク(*)が付いています。属性情報の詳細は、CPQ管理オンライン・ヘルプ→統合→コマース統合→属性マッピング・ページを参照してください。

REST見積のエクスポートの新しい事前定義済CX Sales属性マッピング

次の表に、見積のエクスポート統合用の事前定義済のCX Sales属性マッピングを示します。 CX Sales参照アプリケーションの新しい属性の前にはアスタリスク(*)が付いています。属性情報の詳細は、CPQ管理オンライン・ヘルプ→統合→コマース統合→属性マッピング・ページを参照してください。

REST商談のインポートの新しい事前定義済CX Sales属性マッピング

次の表に、商談のインポート統合用の事前定義済のCX Sales属性マッピングを示します。 CX Sales参照アプリケーションの新しい属性の前にはアスタリスク(*)が付いています。属性情報の詳細は、CPQ管理オンライン・ヘルプ→統合→コマース統合→属性マッピング・ページを参照してください。

わずかな実装設定によって、見積を作成でき、Oracle CPQで作成または更新された見積明細に関する情報を2つのサイトで交換できます。

有効化のステップ

  • 新しいサイトについては、事前定義済のCX Sales統合がCX Sales参照アプリケーション・イメージに用意されています。

  • 既存のお客様については、CX Sales参照アプリケーションの移行パッケージおよび実装手順がMy Oracle Supportで提供されます。

ログおよびユーティリティ

Oracle CPQ 22Aでは、次のログおよびユーティリティ機能が提供されます。

ユーザー・セッション・レコードの自動パージ

Oracle CPQ 22Aにアップグレードすると、ユーザー・セッションのログインおよびログアウトのレコードが、180日後にユーザー・メトリック・レポートから自動的に削除されます。サイトのレコードのユーザー・ログが削除されるまでの時間を変更する必要がある場合は、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を送信してください。

レコードのユーザー・ログを自動的にパージすると、アクティブに使用していないデータに必要なストレージが削減されます。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

管理ログ・レコードの表示の切捨て

Oracle CPQ 22Aでは、Oracle CPQユーザー・インタフェースに表示できる管理ログ・レコードの最大数が設定されるようになりました。デフォルト値は1000レコードで、指定したフィルタリング基準に基づいて、最新の日付/タイムスタンプから最も古い日付/タイムスタンプの順にレコードが表示されます。結果が1000レコードを超える管理ログに日付範囲フィルタを適用すると、レコードの完全なリストを.CSVファイルでダウンロードできるというメッセージが表示されます。表示する最大レコード数のデフォルト設定を変更する必要がある場合は、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を発行してください。

ユーザー・インタフェースで表示する管理ログ・レコードの数を制限すると、システムの適切な応答性を確保するのに役立ちます。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

部品

Oracle CPQ 22Aでは、次の部品機能が提供されます。

部品カスタム・フィールド数の増加

Oracle CPQ 22Aでは、部品カスタム・フィールドの使用可能数が30から600に増加しています。拡張されたフィールド数には、350個のテキストまたはメニュー・フィールド、200個の数値フィールド、および新しい日時データ型の50個のフィールドが含まれます。以前は、複数選択メニューが2つのみ許可され、数値フィールドとして格納されていました。Oracle CPQ 22A以降、複数選択メニューはテキスト/メニュー・フィールドとして格納され、共有される350個のテキスト/メニュー・フィールド制限によってのみ制限されます。

また、Oracle CPQ 22Aでは、使用可能なすべてのフィールドをページの下部にリストするのではなく、部品カスタム・フィールドの管理ページが更新されて、使用可能なフィールド数が表示されるようになりました。次の図は、使用可能な残りのフィールド数が表示された新しい「部品カスタム・フィールド」ページを示しています。

以前は、管理者は「部品使用可能フィールド」リストから、作成するフィールドを選択していました。Oracle CPQ 22A以降では、「追加」をクリックすると、カスタム・フィールドが作成されます。

重要: フィールド制限 - 管理者は部品カスタム・フィールドの作成時に次のフィールド制限に注意してください。

  • 「単一選択メニュー」フィールド・タイプは「文字列」フィールド・タイプに変更できますが、すでにデータを設定した後に「文字列」フィールド・タイプに変更すると、データが無効になります。
  • 「整数」フィールド・タイプは「浮動小数」フィールド・タイプに変更できますが、「浮動小数」フィールド・タイプを「整数」フィールド・タイプに変更すると、データが無効になります。
  • 「複数選択メニュー」および「日付」フィールド・タイプは、作成後に別のフィールド・タイプに変更できません。

日時部品カスタム・フィールドの作成

日付タイプ部品カスタムフィールドを追加するには、次の手順を実行します。その他のフィールド・タイプを追加するには、Oracle CPQ管理オンライン・ヘルプ→部品→部品カスタム・フィールドを参照してください。

1. 管理ホーム・ページにナビゲートします。

2.「製品」セクションの「部品」をクリックします。部品管理ページが開きます。

3. 「部品フィールドのカスタマイズ」をクリックします。「部品カスタム・フィールド」ページが開きます。

4. 「追加」をクリックします。部品カスタム・フィールド・エディタが開きます。

5. 部品カスタム・フィールドの「フィールド名」を入力します。

6. 管理者が新規部品の作成時にこの部品カスタム・フィールドに値を入力する必要がある場合は、「必須」オプションを選択します。

7.「データ型」ドロップダウン・メニューから「日付」を選択します。

8.(オプション)デフォルト値の日付を入力するか、カレンダ・アイコンをクリックしてデフォルトの日付値を選択します。

「時間の設定」をクリックして時間の値を選択します。

ノート: 部品カスタム・フィールド・エディタで入力した日付では、現在のユーザーのタイム・ゾーンが使用されます。実行時に取得される日付値は、システムのタイムゾーン(通常はUTC)になります。

9.(オプション)この部品カスタム・フィールドを表示するユーザー側ページを選択します。

オプションには、「検索ページ」「検索結果ページ」「BOMページ」および「詳細ページ」が含まれます。

10.(オプション)カスタム・ラベルを表示するには、「ページ固有のラベル」を入力します。

11. 「追加」をクリックします。

12. 部品フィルタを作成するには、「フィルタ / 標準」ドロップダウン・メニューから「フィルタ」を選択します。

13. 「デプロイ」をクリックして、カスタム部品フィールドおよびフィルタをアクティブ化します。

Oracle CPQ 22Aでは、50個の新しい日付フィールドなど、部品カスタム・フィールドの数が大幅に増加しています。この更新により、部品カスタム・フィールドの管理も他のCPQアイテムと同じになります。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

  • サイトをOracle CPQ 22Aにアップグレードすると、デプロイされていない部品カスタム・フィールドの変更がデプロイされます。

  • 管理者は、部品カスタム・フィールドの作成時に、特定の変数名が付いたフィールドを選択できなくなったため、複数のサイトの部品カスタム・フィールドの作成を調整する必要があります。新しい部品カスタム・フィールド定義の移行を使用するか、すべてのサイトで同じ順序の部品カスタム・フィールドを作成する必要があります。

  • 新しい部品属性セットでは、以前のリリースの30個の部品カスタム・フィールドすべてが選択されます。

  • 以前は、新しい部品カスタム・フィールドが「推奨品目」ページに自動的に表示されていました。Oracle CPQ 22A以降では、新しい部品カスタム・フィールドが、「推奨品目」ページで「常に非表示」にデフォルト設定されます。部品カスタム・フィールドを表示するには、「管理」→「ページ・テンプレート」→「推奨品目ページのテンプレート」にナビゲートして、該当するフィールドの「常に非表示」オプションの選択を解除します。

  • 「推奨品目」ページで参照される部品カスタム・フィールドは削除できません。

  • 「検索」、「検索結果」、「BOM」および「詳細」ページに選択して表示できる部品カスタム・フィールドは60個までに制限されています。

  • Oracle CPQ 22A以降では、日付タイプのフィールドをBMQLのWHERE句で参照できます。

  • BMQLのSELECT文またはWHERE句がcustom_field30を超える未使用のカスタム・フィールドを参照すると、エラーが発生します。

  • BMQLのSELECT *関数は、custom_field1からcustom_field30が使用されていない場合でもそれらを返します。

新しい標準部品フィールド

Oracle CPQ 22Aには、次の新しい標準部品フィールドが用意されています。

追加の標準部品フィールドは、Oracle CX Salesの部品管理と互換性があります。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

  • 新しい標準部品フィールドは、BMQLおよび算式問合せ関数で自動的に使用可能になります。

  • 管理者は、次の領域でこれらの新しいフィールドを明示的に公開する必要があります。

    • コマース部品属性セット。コマース・サブ文書部品セット属性の管理を参照してください。

    • 「構成推奨品目」ページ。管理者は「管理」→「ページ・テンプレート」→「推奨品目ページのテンプレート」にナビゲートして、該当するフィールドの「常に非表示」オプションの選択を解除します。

    • 「部品関連」ページ、「部品表示」ページおよび「部品検索結果」ページ。管理者が新しい標準部品フィールドをXSLテンプレートに追加する必要があります(デフォルト・テンプレートでは新しいフィールドを使用できません)。

XSLテンプレートを変更する手順は、Oracle CPQ管理オンライン・ヘルプ→スタイルおよびテンプレート→ページ・テンプレートを参照してください。

  • 「価格期間」、「価格タイプ」、「販売製品タイプ」または「デフォルト単位コード」部品属性を使用して、ルールの拡張フィルタを作成する場合、サポートされている演算子は「等しい」および「等しくない」のみです。

  • 標準部品番号フィールドのサイズ制限が300文字に増えました。ただし、部品番号が255文字を超えると、コマースのテキスト・フィールド制限が255文字であるため、コマースでは切り捨てられて表示されます。

  • 新しい標準部品フィールドおよびカスタム部品フィールドの値は、既存のトランザクションには自動的に移入されません。

部品属性セットの属性の管理

Oracle CPQ 22A以降では、管理者が新しい「部品属性の管理」ページを使用して、部品属性セットに含める標準部品属性およびカスタム部品属性を選択できます。部品の属性には、新しい標準部品フィールドを含む標準部品フィールドと、デプロイされた部品カスタム・フィールドが含まれます。

コマース部品セット属性の管理

次のステップを実行して、コマース・サブ文書部品属性セットに含まれる標準属性およびカスタム属性を管理します。

1. 管理ホーム・ページにナビゲートします。

2. 「コマースおよび文書」セクションの「プロセス定義」をクリックします。

3. 該当するコマース・プロセスのナビゲーション・ドロップダウンで「文書」を選択し、「リスト」をクリックします

4. サブ文書のナビゲーション・ドロップダウンで「属性」を選択し、「リスト」をクリックします。

5.「部品属性セット」リンクをクリックします。

6. 「属性の管理」をクリックします。

7. 「選択」オプションを選択して、部品属性セットにその属性を含めるか、「選択」オプションの選択を解除して、部品属性セットからその属性を削除します。

「適用」または「更新」をクリックします。

9. 変更をデプロイします。

新しい「部品属性の管理」ページでは、どの標準部品属性およびカスタム部品属性をコマースで使用できるようにするかを管理者がカスタマイズできます。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

  • Oracle CPQ 22Aにアップグレードしても、部品属性セットの既存のすべての属性はそのまま残ります。

  • 部品属性セットの属性の順序を変更するには、Oracle CPQ管理オンライン・ヘルプ→コマース→属性と配列→属性(コマース属性の順序変更)を参照してください。

  • 部品属性セットの属性の名前が変更されてから削除された場合は、その属性の部品管理名が表示されます。標準部品属性のデフォルト名はシステムによって設定されます。カスタム部品属性のデフォルト名は、部品カスタム・フィールド管理で設定されます。

  • コマース(BML、ルールなど)で参照されている属性の選択は解除できません。

  • 選択が解除された属性はコマース・プロセスから削除されます。

  • 「部品番号」および「部品表示番号」属性は、部品属性セットから削除できません。これらは、部品属性セットの最小必須属性です。

部品カスタム・フィールド定義の移行

Oracle CPQ 22Aでは、新しい「部品カスタム・フィールド」移行カテゴリが追加されて、デプロイ済部品カスタム・フィールドを移行できるようになりました。「移行センター」では、マップ済部品カスタム・フィールドがあるコマース・プロセスを移行する際に、部品カスタム・フィールド定義の相互依存関係もサポートされます。

管理者が複数のサイトで同じフィールドを再作成しなくても、部品カスタム・フィールドを移行できるようになりました。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

  • 変数名が移行のキーとして使用されます。

  • フィールド名が同じで変数名が異なる既存の属性がターゲット・サイトにあると、移行に失敗します。

  • ターゲット・フィールド・タイプと競合する値にソース・フィールド・タイプが設定されていると、移行に失敗します。詳細は、部品カスタム・フィールド数の増加 - フィールド制限を参照してください。

  • 移行では、ソースにないターゲット属性は削除されません。

重要な処理および考慮事項

アップグレード前の考慮事項

既知の機能の変更

Oracle CPQ 22Aにアップグレードする前に、既知の機能に加えた変更を確認し、その変更に応じて計画することをお薦めします。

Oracle CPQの機能

説明

Oracle CPQおよびIE 11でのJET 10のサポート

Oracle CPQ 22Aでは、Oracle JET 10がサポートされています。Oracle JET 10は、Internet Explorer 11以前では動作保証されていません。そのため、Oracle CPQ 22Aの新機能は、IE 11でJETユーザー・インタフェースを使用しても正しく機能しない可能性があります。以前の機能は今後も機能する見込みですが、発生する新たな問題にOracle CPQが対応することはありません。IE 11を使用している場合は、Oracle CPQ 22Aにアップグレードする前に独自の動作保証テストを完了する必要があります。参考として、Oracle CPQ JET 10のUIとIE11に関連する既知の問題のリストを次に示します。

  • 価格設定ルールが設定された既存のモデル構成から新しい見積を作成すると、bm.logファイルのアイコンおよびエラー・メッセージがロードされたページが表示されます。新規見積を作成できません。
  • JET 10のUIでモデル構成をロードした後、「配列」タブから入力されたSSPLテキスト属性値をユーザーが保存できません。
  • JET 10のUIで更新用のモデル構成をロードした後、「単一選択ピック・リスト」テキスト属性フィールドが無効になります。

動作保証およびサポートされているブラウザ・バージョンに必ずアップグレードすることをお薦めします。

部品

サイトをOracle CPQ 22Aにアップグレードすると、デプロイされていない部品カスタム・フィールドの変更がデプロイされます。

ExtJSライブラリ・ヘルパー

ExtJSは、Webアプリケーション・ページを作成するためのJavaScriptライブラリです。Oracle CPQでは、このフレームワークを内部実装に使用しており、このライブラリはお客様には公開していませんでした。Oracle CPQ 22Aの時点で、このライブラリは製品から削除されます。CPQの実装にJavaScriptを使用し、ExtJSライブラリ関数をカスタム参照している場合は、スクリプトからこれらの参照を削除する必要があります。次のステップに従って、CPQ実装でのEXTJSライブラリのカスタム使用を確認してください。

ステップ1

ホームXSLテンプレートでExtJSライブラリを参照しているかどうかを確認するには、次の手順を実行します。

  1. 「管理」をクリックして、管理ホーム・ページに移動します。
  2. 「スタイルおよびテンプレート」セクションの「ホーム・ページ」をクリックします。
  3. 「管理XSLテンプレート」ページを表示するために、「XSLテンプレートの定義」をクリックします。
  4. 本番環境および内部テスト用にカスタムXSLテンプレートを定義している場合は、「Ext.」を指定して文書を検索して、ExtJSの参照箇所を見つけます。

  1. 次のXSLタグ以外で「Ext.」の参照箇所が見つかった場合は、お客様がExtJSライブラリを使用しています

<xsl:variable name="gSkinJsCode">

...

</xsl:variable>

ステップ2

  1. 「管理」をクリックして、管理ホーム・ページに移動します。
  2. 「スタイルおよびテンプレート」セクションの「ホーム・ページ」をクリックします。
  3. 「管理XSLテンプレート」ページを表示するために、「XSLテンプレートの定義」をクリックします。
  4. JavaScriptのカスタム・ファイルを定義している場合は、「Ext.」を指定して文書を検索して、ExtJSの参照箇所を見つけます。
  5. 自分のJavaScriptファイルに「Ext.」の参照箇所が見つかった場合は、ExtJSライブラリがカスタム使用されています。

ステップ3

  1. 「管理」をクリックして、管理ホーム・ページに移動します。
  2. 「スタイルおよびテンプレート」セクションの「ヘッダーおよびフッター」をクリックします。
  3. ここでカスタムJavaScriptを定義している場合は、「Ext.」を指定して文書を検索して、ExtJSの参照箇所を見つけます。
  4. 自分のJavaScriptファイルに「Ext.」の参照箇所が見つかった場合は、ExtJSライブラリがカスタム使用されています。

ステップ4

ファイル・マネージャからカスタムJavaScriptを定義して参照している場合は、「Ext.」を指定してドキュメント検索を実行し、ExtJS参照を見つけます。

構成ページ・テンプレート

この管理機能は、広く実装されているわけではありません。現在、構成ページ・テンプレートが環境内にあるお客様については、標準構成フローに移行する必要があります。Oracle CPQ 21D以降では、構成ページ・テンプレートを作成および編集できなくなりました。構成フローの詳細は、Oracle CPQ管理のオンライン・ヘルプの構成フローのトピックを参照してください。

文書エンジン

提案および発行の作成に使用される文書エンジンは非推奨になります。文書デザイナを使用して既存のDocEngineテンプレートを再作成する必要があります。Oracle CPQ 21D以降にアップグレードすると、テンプレートを編集するために文書エンジン管理にアクセスできなくなります。ただし、文書エンジンによって生成されたRAW XSLテンプレートに対する編集アクセス権は保持されます。文書エンジンで作成されたテンプレートを使用した印刷処理は、エンド・ユーザーに対して引き続き機能します。文書デザイナの詳細は、Oracle CPQ管理のオンライン・ヘルプの文書デザイナの概要のトピックを参照してください。

サポートされている機能への計画的な変更

Oracle CPQでは、アプリケーションを絶えず改善するために、製品の機能を定期的に評価し、改善された機能で置き換える必要がある古い機能を特定しています。古い機能をサポートすると、お客様に提供する価値に悪影響を及ぼします。このお知らせでは、提供された代替機能を把握して今後の更新に備えるための情報をCPQ管理者およびIT担当者に提供します。次の表に、廃止が計画されている機能、およびそれらが削除されるリリースのスケジュールを示します。

意味の説明

「非推奨」は、Oracle CPQの将来の更新で機能の削除が計画されていることを意味します(次の表の「サポート終了」列を参照)。この機能は、既存のユーザーに対してはその時点まで引き続き機能しますが、機能や文書は拡張されません。削除後は、その機能がサポートされなくなり、機能しなくなります。

Oracle CPQの機能

非推奨の発表

サポート終了と削除

説明

Oracle CPQショッピング・カート

21A

22B

Oracle CPQのショッピング・カート機能は、レガシー構成UIで非推奨になりました。JET構成UIで同様のエクスペリエンスを開発作業中です。

  • レガシー構成UIがあるショッピング・カートを実装している場合は、JET構成UIに移行することをお薦めします。Oracle CPQ 22Bにアップグレードすると、お客様はレガシー構成UIでショッピング・カート機能にアクセスできなくなります。
  • JET構成UIを使用してショッピング・カートを実装しておくと、Oracle CPQ 22B (セーフ・ハーバー)にアップグレードした時点で、新しいショッピング・ケア代替機能を使用するように実装が自動的にアップグレードされます。

レガシー・グローバル関数

21C

22B

Oracle CPQの以前のバージョンでは、レガシー・グローバル関数(Jythonスクリプトとも呼ばれます)により、お客様がカスタムpythonスクリプトを記述して様々なタイプの処理のBMLで使用できました。パフォーマンスが低いため、Oracle CPQでは数年前にこれらのスクリプトのサポートを終了しました。Oracle CPQ実装でこの機能を使用している場合は、サポートされている標準機能(たとえば、ユーティリティBMLライブラリ、コマースBMLライブラリおよびBMQL)に管理者が移行することをお薦めします。Oracle CPQ 22Bでは、この機能が製品から削除されます。

ご使用の環境でレガシー・グローバル機能が有効になっているかどうかを確認するには、次のステップに従います。

  1. 管理ホーム・ページにナビゲートします。
  2. 「開発者ツール」セクションで、「グローバル機能」オプションが使用可能になっている場合は、CPQ環境でレガシー・グローバル機能が有効になっています。

レガシー・コマースUI

21C

22C

Oracle CPQ 21Cでは、レガシー・コマース・トランザクションUIが非推奨になりました。Oracle CPQ 22Cでは、この機能のサポートが終了して削除されます。

Oracle CPQ 18Cでコマースに対してJETレスポンシブUIが導入され、何年も進化を続けて本番環境での経験を積んだ結果、お客様はコマースと構成の両方で新しいJETレスポンシブUIのメリットを享受しています。Oracle CPQのお客様の大半は、JET UIへの完全な移行を完了しています。今後は、JETレスポンシブUIの拡張に重点を置いて、ユーザー・エクスペリエンス全般を向上させていきます。

これらの変更を発表するのは、お客様に早めにお知らせして、この更新に備えていただくためです。Oracle CPQの実装で、レガシー・コマースUIをまだ使用している場合は、JET UIへの移行の準備を始めることをお薦めします。JETコマースUIの有効化の詳細は、Oracle CPQ管理オンライン・ヘルプのJETトランザクションUIのトピックを参照するか、CPQ JET UI: ベスト・プラクティスおよびカスタマイズのビデオをご覧ください。

レガシー構成UI

21C

22C

Oracle CPQ 21Cでは、レガシー構成UIが非推奨になりました。Oracle CPQ 22Cでは、この機能のサポートが終了して削除されます。

Oracle CPQ 19Bで構成に対してJETレスポンシブUIが導入され、何年も進化を続けて本番環境での経験を積んだ結果、お客様はコマースと構成の両方で新しいJETレスポンシブUIのメリットを享受しています。Oracle CPQのお客様の大半は、JET UIへの完全な移行を完了しています。今後は、JETレスポンシブUIの拡張に重点を置いて、ユーザー・エクスペリエンス全般を向上させていきます。

これらの変更を発表するのは、お客様に早めにお知らせして、この更新に備えていただくためです。Oracle CPQの実装で、レガシー構成UIをまだ使用している場合は、JET UIへの移行の準備を始めることをお薦めします。JET構成UIの有効化の詳細は、Oracle CPQ管理オンライン・ヘルプのJET構成UIのトピックを参照するか、CPQ JET UI: ベスト・プラクティスおよびカスタマイズのビデオをご覧ください。

レガシー・コマースおよび構成モバイル・レイアウト

21C

22C

Oracle CPQ 21Cでは、レガシー・コマースおよび構成モバイル・レイアウトが非推奨になりました。Oracle CPQ 22Cでは、この機能のサポートが終了して削除されます。

レガシー・モバイル・レイアウトは、モバイル・デバイスでの見積りと構成に対する適応型エクスペリエンスを提供するために作成されました。JETレスポンシブUIは、デスクトップ、タブレット、電話デバイス全体で完全にレスポンシブかつ洗練されたユーザー・エクスペリエンスを実現しているので、デスクトップとモバイル・ユーザーに対して個別のUIレイアウトを管理する必要がなくなりました。

Oracle CPQ実装でレガシー・モバイル・レイアウトが有効になっている場合は、JETレスポンシブUIに移行して、エンド・ユーザーに最適なエクスペリエンスを提供することをお薦めします。JET UIレスポンシブ・エクスペリエンスの有効化の詳細は、Oracle CPQ管理のオンライン・ヘルプを参照してください。

これらの変更を発表するのは、お客様に早めにお知らせして、この更新に備えていただくためです。Oracle CPQの実装で、レガシー構成UIをまだ使用している場合は、JET UIへの移行の準備を始めることをお薦めします。JET構成UIの有効化の詳細は、Oracle CPQ管理オンライン・ヘルプのJETレスポンシブUIのトピックを参照してください。

レガシー・リッチ・テキスト・エディタ

21C

22C

Oracle CPQ 21Cでは、レガシー・リッチ・テキスト・エディタが非推奨になりました。Oracle CPQ 22Cでは、この機能のサポートが終了して削除されます。

Oracle CPQでは、製品の古い領域が使用不可になり、新しく改善されたバージョンで置き換えられることがあります。CPQ 20Cで以前発表されていたように、リッチ・テキスト編集可能属性(RTE)の新しいインライン・エディタが導入されました。新しいJETエディタには、レガシー・エディタよりも多くのテキスト書式設定オプションが含まれます。これには、元に戻す/やり直し、イメージ、リンク、表ツール、ブラウザ固有のスペル・チェックに関する機能などがあります。また、製品からレガシー・エディタを廃止する前に、ユーザー固有テンプレートのサポートを新しいエディタに追加する作業も進めています。

GXT顧客イメージおよびCSS参照

21C

22C

GXTは、Webアプリケーション・ページを作成するためのJavaフレームワークです。Oracle CPQでは、このフレームワークを内部実装に使用しており、お客様には公開していませんでした。このフレームワークは製品から削除されます。このフレームワークによって提供されるイメージまたはCSSを参照している場合は、実装からこれらの参照を削除することをお薦めします。Oracle CPQ 22Cリリースでは、このフレームワークがOracle CPQ製品から削除されます。

GXTイメージ/アイコンの参照

このフレームワークで使用されるイメージは、通常はフォルダ・パス「/gwt/gxt/images/default/」にあります。次の例を参照してください。このフォルダのイメージを参照している場合は、それらの参照を削除し、カスタマイズされたイメージをファイル・マネージャを使用して管理してください。

GXT CSSの参照

このフレームワークで使用されるCSSファイルは、通常は「/gwt/gxt/css/gxt-all.css」というフォルダ・パスにあります。次の例を参照してください。前述のCSSファイルをカスタマイズしたか、このファイルからCSSクラスを参照している場合は、それらのカスタマイズを削除し、スタイルシート・マネージャを使用してカスタマイズしたCSSを管理してください。

重要: 実装によっては、フォルダが前述の参照パスと少し異なる場合があります。フォルダを確認して、images/defaultフォルダおよびgxt-all.cssファイルを見つけてください。

カスタムJavascript

Oracle CPQではカスタマイズしたJavaScriptの使用は公認または保証されていませんが、Oracle CPQを拡張しているお客様を確認しております。カスタマイズがOracle CPQプラットフォームの新機能と競合したり、データが破損または失われたり、メンテナンスやサポートが困難になったりする場合があります。また、ブラウザをまたぐサポートの検証やアップグレードごとにテストが必要になったり、パフォーマンスが低下したりする可能性があります。関連するリスクを考慮したうえで、JavaScriptカスタマイズの利点を適切に評価してください。

文書オブジェクト・モデル(DOM)の構造または特定の要素、クラスまたはIDを使用するカスタムJavaScriptを追加した場合、このカスタマイズには徹底的なテストに加え、場合によってはリファクタリングが必要になります。

Oracle CPQ 22Aでは、JET v10.0.0がサポートされています。JET 10およびInternet Explorer 11の既知の動作の違いについては、既知の動作の変更を参照してください。

詳細は、次のリソースを参照してください。

移行

「ソースからインポート」または「宛先に接続」を使用してコンテンツを移行する場合、両方のサイトで同じメジャー更新を使用する必要があります。コンテンツの移行は、同じメジャー更新内のマイナー更新間でのみ実行できます。

  • 「メジャー更新」 = 更新22A
  • 「マイナー更新」 = 更新22Aパッチ1

移行パッケージを使用する場合、19A以降のコンテンツを最新のサイト・バージョンにアップロードできます。

解決済の既知の問題

更新22Aで修正されたバグについての情報は、My Oracle SupportおよびOracle CPQ管理のオンライン・ヘルプでOracle CPQ 21D解決済の既知の問題に関するドキュメントを参照してください。

翻訳

Oracle CPQ 22Aでは、システム定義の一部のメッセージとコンポ―ネントに対し、文字列が一部削除され、別の文字列が加えられました。システム定義の文字列で独自の実装固有の翻訳を作成した場合、一部の文字列は表示されなくなります。その他の文字列は英語で表示されるようになります。新たに英語で表示される文字列は翻訳する必要があります。

これらの大半のメッセージとコンポーネントはOracle CPQの管理側にあります。ただし、更新インストールをデプロイする前に、エンド・ユーザーと管理ページの両方をレビューして、すべての文字列が指定の言語で表示されていることを確認する必要があります。

翻訳ステータス

Oracle CPQでは、シングルおよびマルチバイトの両方の文字セットの利用をサポートしています。ご利用のサイトで新しい言語を有効化するには、My Oracle Supportでサービス要求を発行してください。

次の言語については、プラットフォームとリファレンス・アプリケーションの両方で、Oracle CPQのユーザー・インタフェース上での翻訳を利用できます。

  • 中国語(簡体字) [中国]
  • 中国語(繁体字) [台湾]
  • チェコ語[チェコ共和国]
  • デンマーク語[デンマーク]
  • オランダ語[オランダ]
  • 英語
  • フィンランド語[フィンランド]
  • フランス語
  • フランス語[カナダ]
  • ドイツ語
  • ハンガリー語[ハンガリー]
  • イタリア語
  • 日本語[日本]
  • 韓国語[韓国]
  • ノルウェー語(ボークモール語) [ノルウェー]
  • ポーランド語[ポーランド]
  • ポルトガル語[ブラジル]
  • ルーマニア語[ルーマニア]
  • ロシア語[ロシア]
  • スペイン語(全世界)
  • スウェーデン語[スウェーデン]
  • トルコ語[トルコ]

アップグレード後の考慮事項

本番環境にアップグレードする前に、Oracle CPQ 22Aのすべてのテスト・インスタンスをアップグレードしてテストします。

お客様のアップグレード・テスト

スケジュールされた本番アップグレードの前に、非本番環境に適用された新しいバージョンをお客様が積極的にテストしてください。少なくとも、営業ユーザーが実行する一般的なアクションを使用して、トランザクションのライフサイクルをお客様がテストしてください。これらには、トランザクションの開始、新規構成、既存の構成の再構成、部品検索、割引、印刷、改訂および承認が含まれますが、これらに限定されません。統合ポイントもテストする必要があります。新機能を確認すると、集中的なテストが必要な領域が明らかになる場合があるため、新機能の確認をお薦めします。

環境に加えられたカスタマイズ(特にJavaScriptやサポート対象外の統合)もお客様がテストする必要があります。アップグレード後に発生する問題の原因で最も多いのは、カスタムJavaScriptです。カスタムJavaScriptおよびサポート対象外の統合は、Oracleサポートまたは開発部門ではサポートされません。特に、アップグレードによってDOMが変更される場合があるため、お客様のJavaScriptおよびCSSの使用に影響を与える可能性があります。

Oracle CPQではカスタマイズしたJavaScriptの使用は公認または保証されていませんが、クリティカルなユース・ケースをサポートするためにOracle CPQを拡張しているお客様を確認しております。JavaScript API (CPQJS)には、JET構成およびJETトランザクションUIの属性、処理およびその他の要素にアクセスするためのメソッドが含まれています。関連するリスクを考慮したうえで、JavaScriptカスタマイズの利点を適切に評価してください。カスタマイズがOracle CPQプラットフォームの新機能と競合したり、データが破損または失われたり、メンテナンスやサポートが困難になったりする場合があります。また、ブラウザをまたぐサポートの検証やアップグレードごとにテストが必要になったり、パフォーマンスが低下したりする可能性があります。

Oracle CPQでは、リリース・サイクルの一環として、広範なテストを実施しています。そのため、お客様のテスト計画では、構成属性の追加などの一般的なタスクではなく、お客様固有のユース・ケースを集中的にテストしてください。

アップグレード後の問題

アップグレード後のお客様に問題が発生した場合は、アップグレードが非本番アップグレードか本番アップグレードかに応じて、2つの異なるプロセスがあります。

非本番アップグレード後の問題

  • My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録します。
  • サービス要求がカスタマ・サポートによって取得され、連絡先(POC)に割り当てられます。
  • このサービス要求は、標準のカスタマ・サポート・サービス要求として扱われます。

ノート: 場合によっては、カスタマ・サポートのサービス要求をオープンせずにお客様の管理者が問題を解決できる場合があります。

本番アップグレード後の問題

  • ほとんどの場合、本番アップグレードはスムーズに進行し、アップグレードが完了するとアップグレード・サービス要求がクローズされます。
  • 非本番アップグレード後に特定されなかったクリティカルな問題が本番アップグレード後に発生した場合は、「重大度1」のサービス要求をお客様がオープンしてください。本番サイトのダウン、100%のユーザーの見積不可、またはその他売上に影響するビジネス上のクリティカルな問題は、アップグレード後のクリティカルな問題と見なされます。
  • 「重大度1」のサービス要求が作成されると、オンコール・チームに通知されます。
  • オンコール・チームのメンバーは、解決のためにサービス要求に対応します。
  • オンコール・チームのメンバーは、必要に応じてアップグレード後検証を実行したOracleアップグレード・スペシャリストに連絡します。

ブラウザ・サポート

Oracle CPQは、Oracle Software Webブラウザ・サポート・ポリシーの基準を満たすすべてのブラウザ・バージョンをサポートしています。

サポートされているブラウザ・バージョンの使用時に問題が生じた場合は、My Oracle Supportでチケットをオープンして問題を解決してください。サポートされているブラウザの使用時に問題が生じた場合は、修正プログラムが配信されるまで認定ブラウザ・バージョンを使用してください。認定ブラウザは現在の市場シェアに基づいて選択され、現在のバージョンの標準機能で動作するように徹底的にテストされています。

認定ブラウザ

Windows

  • Google Chrome 95.x
  • Mozilla Firefox 93.x
  • Microsoft Edge 95.x

モバイル・デバイス

  • Apple iPad iOS 15.x、Safariブラウザ
  • Apple iPhone iOS 15.x、Safariブラウザ

重要:

  • Internet Explorerブラウザの動作保証およびサポートは、Oracle CPQ 21Aで廃止されました。
  • 追加のJavaScript、代替CSS、または他のカスタム機能を使用してサイトが作成されている場合は、選択されたブラウザとの互換性の問題が存在する可能性があります。カスタマイズはアドオンの作業が必要な場合があります。利用できる回避策と細かい修正を判断するためには、My Oracle Supportに連絡してください。

Transport Layer Securityのサポート

Oracle CPQでは、Transport Layer Security (TLS) 1.1以降がサポートされています。それ以前のバージョンのTLSはサポートされていません。

Salesforce統合サポート

オラクル社は、Oracle CPQ Connector for Salesforceのバージョン8.1、8.2および8.3を正式にサポートしています。レガシーOracle CPQ Commerce統合のバージョン7.2も引き続きサポートします。

トレーニング

現在使用中のバージョンとこれからアップグレードするバージョンまでのすべてのバージョンの、すべての新機能、解決済の既知の問題、および機能的な既知の問題を確認するために、リリース・ドキュメントを参照してください。

Oracle CPQ 22Aで導入された新機能を理解するには、Oracle CPQ管理のオンライン・ヘルプを参照してください。その他のヘルプについては、My Oracle Supportを参照してください。

このソフトウェアでサポートされている、このドキュメントに明確に記載されていない情報については、Oracle CPQ 22Aの製品ヘルプを確認してください。

追加情報

Oracle CPQの詳細は、Oracle CPQドキュメントのサイトを参照してください。

免責事項

このドキュメントの詳細は、高度な情報提供の目的でのみ使用され、仕様としてまたはオンライン・ヘルプの代用として使用することを目的としていません。後続リリースにアップグレードする際に、コマース・プロセス、構成またはグローバル機能設定の再デプロイメントが必要な場合があります。統合XSLファイルまたはAPIの変更も必要な場合があります。