本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
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2022年7月7日 | データ表 | 複数データ表の選択制限 | 文書の更新。更新22Bで提供される機能。 |
2022年3月28日 | 初版作成。 |
Oracle Configure, Price, and Quote (CPQ)の使用により、商談から見積、オーダーまでの一連のプロセス(製品の選択、構成、価格設定、見積作成、オーダーおよび承認のワークフローを含む)を合理化できます。Oracle CPQは柔軟性と拡張性の高いエンタープライズ対応ソリューションです。直販や間接、Eコマースといった販売チャネルを通じて製品やサービスを販売するあらゆる規模のお客様にご利用いただけます。
このガイドは、Oracle CPQ 22Bの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。
セキュリティと新機能
システムのセキュリティ構造が変更されている場合は、実装する新機能についてセキュリティ管理者に知らせる必要がある場合があります。
アイデア募集中
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスの改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボなど、いくつかの方法でアイデアを送信していただけます。このアイコンが機能名の後に表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、cpqcloud_documentation_us_grp@oracle.comまでお送りください
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社提供の実行可能レポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムのマイナーな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a)新規または拡張BIサブジェクト領域は、レポートにまず組み込む必要があり、b)新規Webサービスは使用する前に統合する必要があり、c)ユーザー・ロールに機能を割り当てないと機能にアクセスできません。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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Oracle CPQ 22Bでは、次の管理機能が提供されます。
Oracle CPQではカスタマイズしたJavaScriptの使用は公認または保証されていませんが、Oracle CPQを拡張しているお客様を確認しております。カスタマイズがセキュリティ・リスクになったり、Oracle CPQプラットフォームの新機能と競合したり、データが破損または失われたり、メンテナンスやサポートが困難になったりする場合があります。また、ブラウザ間のサポートの検証やアップグレードごとのテストが必要になったり、パフォーマンスが低下する可能性があります。関連するリスクを考慮したうえで、JavaScriptカスタマイズの利点を適切に評価してください。
Oracle CPQ 22B以降、カスタマイズした拡張HTML/JavaScriptをサイトに追加するには、管理者がオプトインする必要があります。カスタマイズされたJavaScriptまたは拡張HTMLスクリプトを追加または変更するには、「ユーザー・プロファイル」プリファレンス・チェック・ボックスの新しい設定「JavaScript/拡張HTMLオプトイン」を選択する必要があります。
この設定を選択せずにカスタム拡張HTMLを追加しようとすると、オプトイン設定が必要であることを示すエラー・メッセージが表示されます。これが発生すると、JavaScript/HTMLコンテンツの入力がブロックされます。ユーザーは、JavaScript/拡張HTMLコンテンツを削除するか、オプトインできます。ここで、JavaScript/拡張HTMLのカスタマイズに関連するリスクをユーザーに通知し、ユーザーはサイトのリスクに対する責任を担うことに同意する必要があります。
有効化のステップ
「Javascript/拡張HTMLオプトイン」設定にアクセスするには、次のステップを実行します。
- 「自分のプロファイル」アイコンをクリックするか、ユーザー・ナビゲーション・メニューから「自分のプロファイル」を選択して、「自分のプロファイル」ページにナビゲートします。
- 「プリファレンス」で「JavaScript/拡張HTMLオプトイン」チェック・ボックスを選択します。
- 「適用」または「更新」をクリックします。
Oracle CPQ 22Bでは、「お気に入り」ユーザー・インタフェースが更新され、ユーザー・エクスペリエンスが向上します。「お気に入り」を使用すると、企業の管理者または個々のユーザーが、共通の構成および頻繁に選択される部品を見積の作成時にすばやくアクセスできるように保存できます。
「お気に入りの製品」ページ
お気に入りUIの機能拡張により、お気に入りを表示および管理するための新しいユーザー・エクスペリエンスが提供されます。「お気に入りの製品」ページでは、次の機能を使用できます。
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お気に入りを検索して、指定したテキストまたは数値を含むお気に入りをすばやく見つけます。
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事前定義された属性セット(最終変更、作成日、価格、ラベルおよび名前)を使用して、お気に入りをソートします。
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お気に入りを編成するためのフォルダを作成および管理します。
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「コピー」、「移動」、「ごみ箱に移動」、「共有」、「詳細の表示」、「再構成」、「見積に追加」、「カートに追加」などの処理をお気に入りに対して実行します。
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カテゴリ別にお気に入りの表示を変更します。
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「自分のお気に入り」には、ユーザーが所有するお気に入りが表示されます。
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「会社のお気に入り」には、会社のお気に入り管理者によって作成されたお気に入りが表示されます。「会社のお気に入り」は以前のお気に入り共有方法の後継であり、以前に作成して共有したフォルダのデータや権限はアップグレードしても失われません。
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「自分と共有」には、他のユーザーがこのログイン・ユーザーと共有しているお気に入りが表示されます。
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「自分のお気に入り」または「会社のお気に入り」を表示するときに、特定のお気に入りフォルダを選択します。
「お気に入りの製品」ページのお気に入り処理
特定のお気に入りで使用可能な処理は、所有権およびアクセス権限に基づいています。
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お気に入りの所有者は、お気に入りの詳細の表示、コピー、移動、共有、ごみ箱への移動を実行できます。共有されているお気に入りをお気に入りの所有者がごみ箱に移動すると、すべての共有ユーザー/グループからお気に入りが削除され、お気に入りの所有者のみが自分のごみ箱フォルダ内の削除されたお気に入りにアクセスできます。
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お気に入りが特定のユーザーと共有され、編集アクセス権が割り当てられている場合は、詳細の表示、コピー、共有および削除が可能です。お気に入りがユーザーの営業グループと共有され、グループに編集アクセスが割り当てられている場合、そのお気に入りの詳細の表示、コピーおよび共有のみが可能です。
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お気に入りがユーザーと共有され、表示アクセス権が割り当てられている場合、お気に入りのコピーおよび詳細の表示のみが可能です。
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お気に入りからトランザクションを作成し、事前定義済のプロセス起動を使用してお気に入りをショッピング・カートに追加します。トランザクションの作成およびショッピング・カートに追加ボタンを「お気に入りの製品」ページに追加するには、CPQ管理オンライン・ヘルプのコマース・プロセスの起動を参照してください。
お気に入りの検索のヒントと考慮事項:
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検索基準を含むお気に入り品目の検索結果が返されます。
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お気に入りの検索では、大文字と小文字は区別されません。
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パーセント(%) - この文字はワイルドカード文字として予約されているため、検索できません(たとえば、「C%」は「Car」、「Cable」などの「C」で始まるお気に入りに一致します)。
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アンダースコア(_) - これは任意の1文字に一致します(たとえば、「a_e」は「a」と「e」の間に任意の文字があるお気に入りと一致します)。
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アットマーク(@) - 所有者ユーザーEメールが検索フィールドの1つであり、この文字は常に存在するため、「@」を検索するとすべての行が返されます。パターンの一部(「@@」、「@oracle」など)として「@」を検索しても、そのパターンを含む項目のみが返されます。
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ピリオド(.) - この文字は常に存在するため、「.」を検索するとすべての行が返されます。パターンの一部(「..」または「.oracle」など)として「.」を検索しても、そのパターンを含む項目のみが返されます。
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「名」と「姓」の両方(例: John Smith)を使用してお気に入りを検索できません。検索では、文字列「John Smith」全体を名の値、次に姓の値と比較して問合せが実行されるため、一致が返されません。
「お気に入りの詳細」ページ
お気に入りの詳細を表示するには、お気に入りラベルをクリックするか、「お気に入りの処理」ドロップダウンから「詳細の表示」を選択します。
このページには、お気に入りのラベル、摘要、製品情報およびモデル情報が表示されます。追加情報にアクセスするには、「詳細」、「構成可能属性」または「構成階層詳細」を展開します(該当する場合)。「処理」ドロップダウンを使用して、様々な処理を実行することもできます。
「お気に入りの詳細」ページの「お気に入り」処理
お気に入りの詳細ページで使用可能な処理は、所有権およびアクセス権限に基づいています。
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お気に入りの所有者は、お気に入りの再構成、コピー、移動、共有、ごみ箱への移動を実行できます。共有されているお気に入りをお気に入りの所有者がごみ箱に移動すると、すべての共有ユーザー/グループからお気に入りが削除され、お気に入りの所有者のみが自分のごみ箱フォルダ内の削除されたお気に入りにアクセスできます。
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お気に入りがユーザーと共有され、編集アクセス権が割り当てられている場合、共有されたお気に入りの詳細の表示、コピー、共有からの自分の削除が可能です。
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お気に入りがユーザーと共有され、表示アクセス権が割り当てられている場合、お気に入りのコピーのみが可能です。
詳細
ユーザーが「詳細」セクションを展開すると、製品タイプ、数量、価格、所有者、作成日、作成者、変更日および変更者を表示できます。
構成階層詳細
拡張された「お気に入りの製品」ページでは、構成内のすべての品目が1つのお気に入り品目に統合され、「お気に入りの製品」ページを表示するときに展開できます。以前は、BOMマッピング・ルールによって追加されたBOMおよびシステム構成品目のみが表示されていました。お気に入りの新しい機能拡張では、BOM品目、システム・モデル、推奨品目(オプションおよび必須)およびBOM対応の部品関連が、それらを呼び出したモデルの階層に表示されます。必要に応じて、ツリーのルート・ノードをクリックして、システム階層、モデルおよび部品を表示できます。構成階層の詳細は、Oracle CPQ管理のオンライン・ヘルプ→構成→システム構成を参照してください。
構成可能属性
ユーザーが「構成可能属性」セクションを展開すると、お気に入りの構成値が表示されます。
ステータス・バッジ
「お気に入りリスト」および「お気に入りの詳細」ページのステータス・バッジにより、製品がリストに追加された後に変更されたかどうかがユーザーに通知されます。ステータス・バッジは、スケジュールされた更新の実行後にのみ更新されます。次の表に、お気に入りバッジ、バッジが表示される場所、および使用可能なバッジの説明を示します。
バッジ | 場所 | 説明 |
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お気に入りの詳細 |
緑色: お気に入りから直接購入できる品目。 |
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お気に入りの詳細、お気に入りリスト |
赤色: カタログから削除されたか、直接購入から非直接購入に変更されたため、購入できなくなった品目。 |
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お気に入りの詳細、お気に入りリスト |
青色: 購入前にユーザー再構成が必要な品目。 |
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お気に入りの詳細、お気に入りリスト |
赤色: 直接販売する必要はなく、BOMまたはモデルの推奨品目として含まれる品目。 |
重要: Oracle CPQ 22B以降、管理者がステータス・バッジをカスタマイズできなくなります。
コマースまたは構成からのお気に入りの追加
ユーザーの作成操作により、JET構成UIまたはJETトランザクションUIから「お気に入りにコピー」が起動されると、「お気に入り」ポップアップが表示されます。「フォルダ」ドロップダウンには、ユーザーが「追加」アクセス権を持つ「デフォルト」フォルダ、個人のお気に入りフォルダおよび会社のフォルダが表示されます。
重要: レガシー構成UIまたはレガシー・トランザクションUIから「お気に入りにコピー」が起動されると、お気に入りの作成が以前の動作に戻ります(つまり、「お気に入り」は「デフォルト」フォルダに配置され、お気に入りのデフォルト名は、モデルに対しては「モデル」、部品に対しては「部品」になります)。
お気に入りの管理者
以前は、お気に入り管理に管理者グループを組み込みまれていませんでした。Oracle CPQ 22Bでは、次に示すようにこの動作が変更されています。
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管理者グループが有効になっている場合、すべてのお気に入りへのアクセスはお気に入りリストの権限によって管理されます。
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管理者グループが有効になっていない場合、ユーザー管理者権限があるフル・アクセス・ユーザーが、すべての共有お気に入りフォルダにアクセスできます。
フォルダの管理
ユーザーは、「フォルダの管理」アイコンをクリックして、お気に入りフォルダを追加、編集または削除します。表示されるオプションは、ユーザー・タイプによって異なります。「フォルダの管理」ダイアログでは、次の機能を使用できます。
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すべてのユーザーが新しいお気に入りフォルダを追加できます。自分のお気に入りフォルダを編集および削除することもできます。
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フォルダ・アイコンはフォルダごとにリストされ、現在のユーザーがフォルダを所有しているか、およびフォルダが会社フォルダであるかが示されます。
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ユーザーがお気に入りフォルダを追加または編集すると、フォルダのプロパティ(青色の囲み)が表示されます。ユーザーは、該当するアイコンをクリックしてフォルダ・ラベルを追加または編集し、更新を保存または取り消すことができます。
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「会社フォルダ」オプションが有効になっている場合は、会社フォルダのプロパティ(緑色の囲み)が表示されます。
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「お気に入りリスト」権限を持つフル・アクセスの管理者のみが、会社フォルダの作成に加えて、お気に入りフォルダの翻訳を入力できます。
次の画像は、「お気に入りリスト」権限を持つフル・アクセスの管理者の「フォルダの管理」ダイアログを示しています。
営業ユーザーが「フォルダの管理」ダイアログを開いたときは、「会社フォルダ」プロパティまたは「翻訳」ボタンが表示されません。
ユーザーは、拡張されたお気に入りUIを使用して、お気に入りを簡単に検索、編成および表示できます。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
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お気に入りは、ユーザーの元の言語および通貨プリファレンスでのみ再構成できます。現在のユーザーの設定が同じでない場合、お気に入りの再構成は許可されません。
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以前は、ユーザー管理者アクセス権を持つユーザーが親フォルダに対する「追加」権限を持っている場合は、お気に入りを削除および移動できました。Oracle CPQ 22B以降、フォルダからお気に入りを移動および削除できるのはフォルダ所有者のみになります。
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お気に入りに対する以前のフォルダ共有は、「会社のお気に入り」で置き換えられます。Oracle CPQ 22Bにアップグレードした後も、既存の共有フォルダの表示と権限は変わりません。
Oracle CPQ 22Bには、個々のユーザーや事前定義済グループとユーザーがお気に入りを共有できる新機能が用意されています。営業ユーザーは、会社フォルダを使用してお気に入りを共有することもできます。
お気に入りの共有
お気に入りを共有する際に、お気に入りの所有者は次のタイプのアクセスを割り当てることができます。
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「アクセス権の表示」では、指定したユーザーやユーザー・グループが、現在のお気に入りの表示、お気に入りからのトランザクションの作成、およびショッピング・カートへのお気に入りの追加のみを実行できます。
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「アクセス権の編集」では、指定したユーザーやユーザー・グループが現在のお気に入りを編集できます。
特定のユーザーとのお気に入りの共有
次の画像では、お気に入り所有者が「共有」処理を使用して、特定のユーザー(Amy Smith)に「アクセス権の表示」を割り当て、営業管理者グループに「アクセス権の編集」を割り当てています。
Amyがお気に入りにアクセスする際には、「自分と共有」を選択して、自分と共有されているお気に入りを表示できます。
会社フォルダを使用したお気に入りの共有
次の例では、ユーザーがお気に入りの作成時に「April Promotions」フォルダを選択しています。
「April Promotions」フォルダの後に「会社フォルダ」と表示されて、これが会社フォルダであることが示されています。お気に入り品目が会社フォルダに配置されると、お気に入りの所有権が会社フォルダ所有者に転送されます。所有権が会社フォルダ所有者に転送されると、元の所有者に「アクセス権の編集」が割り当てられます。
Oracle CPQ 22Bより前は、個人のお気に入りフォルダから会社フォルダにお気に入りを移動しても、お気に入りの所有権は変更されませんでした。「アクセス権の編集」権を持つすべてのユーザーが、お気に入りを共有フォルダに移動できました。その時点で、元の所有者がお気に入りと個人のお気に入りフォルダの所有者でなかった場合は、元の所有者は自分のお気に入りへのアクセス権を失いました。新しい動作では、個人のフォルダから会社フォルダにお気に入りを移動したときに、お気に入りの所有権に関する問題が発生しなくなります。
会社フォルダ内のお気に入りを表示するには、「会社のお気に入り」を選択します。「会社のお気に入り」には、ユーザーにアクセス権が割り当てられているすべての共有フォルダのすべてのお気に入りが表示されます。
会社フォルダの共有
お気に入りフォルダは、ユーザー・グループのみと共有できます。個人のフォルダを共有して会社フォルダを作成するには、次のステップを実行します。
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「お気に入り」にナビゲートします。
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「フォルダの管理」アイコンをクリックします。
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「フォルダ・ラベル」を入力します。
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「会社フォルダ」オプションを有効にします。
重要: 「お気に入りリスト」の権限を持つフル・アクセスの管理者のみに「会社フォルダ」オプションが表示されるため、これらの管理者のみが共有お気に入りフォルダを作成できます。
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「アクセス権の表示」および「アクセス権の追加」に適切なグループを選択します。
- 「アクセス権の表示」では、選択したユーザー・グループに割り当てられたユーザーに、お気に入りフォルダの表示のみが許可されます。
- 「アクセス権の追加」では、選択したユーザー・グループに割り当てられたユーザーに、お気に入りフォルダへのお気に入りの追加が許可されます。
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「保存」アイコンをクリックします。
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「クローズ」をクリックします。
特定の共有フォルダを表示するには、「会社のお気に入り」を選択し、「フォルダ選択」ドロップダウンから該当する共有フォルダを選択します。
新しい共有機能では、共有品目に対するアクセス動作の一貫性が増し、営業ユーザーがお気に入りおよびお気に入りフォルダを共有できるようになります。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
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お気に入りが共有フォルダに移動されると、フォルダ所有者がお気に入りの新しい所有者になります。以前の所有者には、移動したお気に入りの編集アクセス権が自動的に付与されます。
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管理者グループが有効になっている場合、すべてのお気に入りへのアクセスがお気に入りリストの権限によって管理されます。管理者グループが有効になっていない場合は、ユーザー管理者権限を持つフル・アクセスのユーザーがすべての共有お気に入りフォルダにアクセスできます。
Oracle CPQ 22Bでは、次の資産ベース・オーダー(ABO)機能が提供されます。
Oracle CPQ 21Dでは、ABOサイトのOracle CPQコマース・トランザクションにデルタ価格設定が提供されました。Oracle CPQ 22Bでは、予測資産が含まれるようにデルタ価格設定機能が拡張されています。したがって、予測資産のデルタ価格設定を提供するために、コマース・デルタ価格設定を有効にする必要があります。参照アプリケーション・サブ文書の以前のオーダーの「netAmount_l」属性値が前価格値に移入されて、オープン・オーダーのデルタ価格計算が有効になります。
サンプル・ユースケース
病院の調達担当は、個人用防護具(PPE)を毎月オーダーします。
オーダーの数日後、病院のガイドラインが更新され、病院のスタッフに二重のマスクが必要になりました。最初のオーダー分では、新しいガイドラインに準拠するのに十分ではありません。調達担当は、最初のオーダーに対して新たに後続のオーダーをします。次の画像に示すように、デルタ価格およびロールアップ・デルタ価格が、後続の品目に表示されます。
後続オーダーのすぐ後に、調達担当は販売量割引を受けるためには、追加のPPE品目をオーダーする必要があると考えます。「作成」状態のままの後続オーダーを再構成できます。次の画像は、更新されたデルタ価格、ロールアップ・デルタ価格および定価の値を示しています。
参照アプリケーション・サブ文書の「netAmount_l」属性値が前価格値に移入されて、オープン・オーダーのデルタ価格計算が有効になります。CPQ 22Bでサブ文書の正味金額値に対してカスタム属性をサイトで使用する場合は、新しい「デルタ価格計算に使用されるサブ文書レベルの「正味金額」属性の変数名」コマース・オプションも提供されています。デフォルトのサブ文書「netAmount_l」属性を使用する場合は、このオプションを指定する必要はありません。
このオプションが指定されておらず、サブ文書の「正味金額」属性が存在しない場合、オープン・オーダーのデルタ価格は計算されません。
お客様は、後続オーダーおよび再構成処理のデルタ価格設定を表示できます。
有効化のステップ
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デフォルトのサブ文書の「netAmount_l」属性をサイトで使用し、ABOのコマース・デルタ価格設定が有効になっている場合は、予測資産のデルタ価格設定を有効にするために何もする必要はありません。
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ABOのコマース・デルタ価格設定が有効になっていない場合は、コマース・デルタ価格設定を有効にする必要があります。CPQ管理オンライン・ヘルプ - 資産ベース・オーダー実装→ABOのコマース・デルタ価格の有効化を参照してください。
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カスタム「正味金額」属性をサイトで使用する場合は、「管理」→「コマース設定」にナビゲートし、「デルタ価格計算に使用されるサブ文書レベルの「正味金額」属性の変数名」コマース・オプションを指定します。
ヒントと考慮事項
営業ユーザーは、変更タイプの処理を起動して、明細品目グリッドにデルタ価格値を移入する必要があります。
Oracle CPQ 22Bでは、次のショッピング・カート機能が提供されます。
このショッピング・カートを使用すると、品目に関連付けられた価格が表示された品目数および見積のすべての品目の合計コストをユーザーが表示できます。Oracle CPQ 22Bでは、JET構成とJETトランザクションUIの間をシームレスに移行できる新しいJETユーザー・インタフェース・ショッピング・カートが導入されました。
重要: レガシー構成UIがあるショッピング・カートを現在実装している場合は、JET構成UIに移行することをお薦めします。 Oracle CPQ 22Bにアップグレードすると、お客様はレガシー構成UIでショッピング・カート機能にアクセスできなくなります。Oracle CPQ 22Bアップグレードの前にショッピング・カートを実装した場合は、新しいショッピング・カートを使用するように実装が自動的にアップグレードされます。
営業ユーザーがカートに追加をクリックすると、現在の構成品目がショッピング・カートに追加され、JET構成UIの上部にバナーが表示されます。営業ユーザーはショッピング・カート・アイコンをクリックするか、ショッピング・カート・バナーの「表示」をクリックしてショッピング・カートの品目を表示できます。
「構成」から離れずに、品目のプレビューと見積に追加された合計金額がショッピング・カートに表示されます。ショッピング・カート・ダイアログ内で、営業ユーザーは次のタスクを実行できます。
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「削除」アイコンをクリックして、ショッピング・カートから品目を削除します。
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「カートのクリア」をクリックして、ショッピング・カートからすべての品目を削除します。
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「非表示」をクリックして構成UIに戻るか、「ショッピング・カート」ウィンドウを閉じます。
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「チェック・アウト」をクリックして、ショッピング・カートの品目を新規見積に追加し、コマースに移行します。
ショッピング・カートの動作とオプションは管理者が定義します。
新しいショッピング・カートにより、ユーザーの生産性が向上し、見積りの生成が迅速化されます。
有効化のステップ
次のステップを実行して、ショッピング・カート機能を使用可能にして構成します。
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管理ホーム・ページにナビゲートします。
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「コマースおよび文書」セクションの「プロセス定義」をクリックします。
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該当するコマース・プロセスのナビゲーション・ドロップダウンで「ショッピング・カート」を選択し、「リスト」をクリックします。
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「ショッピング・カートを使用可能にしますか?」を選択します。
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次のプロパティを設定します。
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「チェック・アウト」ボタン・ラベル - チェックアウト・ボタンに表示するテキストを入力します。
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「クリア」ボタンを表示しますか? - 選択して「クリア」ボタンを使用可能にすると、ユーザーが自分のショッピング・カートの全品目を一度に削除できます。
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チェックアウト時に品目を削除しますか? - 選択した品目を見積に追加するときに、それらをショッピング・カートから削除する場合に選択します。
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「クリア」ボタン・ラベル -「クリア」ボタンに表示されるテキストを入力します。
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ボタン・ラベルの非表示 -「非表示」ボタンに表示されるテキストを入力します。
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必要に応じて、「編集」アイコンをクリックして、「ショッピング・カート」列のラベルおよび位置合せを変更します。品目をドラッグ・アンド・ドロップして、ショッピング・カートに列を表示する順序を変更できます。
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ショッピング・カート列のラベルに表示するテキストを入力します。
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「左」、「中央」または「右」の列の位置合せを選択します。
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「適用」アイコンをクリックして変更を適用します。
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「保存」をクリックします。
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該当するコマース・プロセスをデプロイして、更新を営業ユーザーが使用できるようにします。
ショッピング・カート・プロセス起動の設定
プロセス起動により、製品カタログ・ページをコマース・プロセスにリンクするボタンが作成されます。
必要に応じて、CPQ管理オンライン・ヘルプ→コマース→プロセス→コマース・プロセス起動を参照して、次のタスクを実行します。
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プロセス起動処理の追加 - このタスクでは、該当するカタログ・ページのプロセス起動処理を作成します。通常、ショッピング・カートの処理は「モデル構成」ページや「検索結果」ページに追加され、該当するユーザー・ページにカートに追加ボタンが生成されます。
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プロセス起動ルールの追加 - このタスクでは、起動処理をコマース・プロセス(「Oracle見積からオーダー」など)にリンクします。
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プロセス起動に対するユーザー・アクセス権限の設定 - このタスクでは、ショッピング・カートにアクセスできる会社およびユーザー・タイプを識別します。
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カタログ・ページのデプロイ - このタスクでは、ショッピング・カートがユーザー側ページに表示されるようにします。
ヒントと考慮事項
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Oracle CPQ 22B以降、ユーザーはショッピング・カート品目の数量を編集できなくなります。したがって、「ショッピング・カート管理」ページのショッピング・カートの数量列から「編集可能」オプションが削除されました。
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通貨値が異なるショッピング・カート品目からトランザクションを作成できなくなりました。トランザクションは、単一通貨を使用してのみ作成できます。
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必要に応じて、管理者はショッピング・カートにリンクやアイコンを追加して、ユーザー・ショッピング・カートにアクセス権を設定できます。CPQ管理オンライン・ヘルプ→スタイルおよびテンプレート→ナビゲーション→ナビゲーション・メニューを参照してください。
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Oracle CPQ 22B以降では、ショッピング・カート・ナビゲーション・リンクを作成する際に、プロセスIDのかわりにコマース・プロセス変数名「processVarName」が使用されます。プロセス変数名はプロセスIDより見つけやすいため、これにより、ショッピング・カート・ナビゲーション・リンクの作成が簡素化されます。新しいショッピング・カートURLは、javascript:viewShoppingCart('processVarName');です
コマース・プロセスIDを参照する既存のショッピング・ナビゲーション・リンクがあるお客様の場合は、Oracle CPQ 22Bにアップグレードすると、コマース・プロセスの変数名に更新されます。
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複数のプロセスでショッピング・カートが使用可能な場合に、ユーザーがすべてのアクティブなショッピング・カートに品目を追加すると、既存の見積に品目を追加しようとしたときに、不適切なショッピング・カートがUIに表示される可能性があります。これを回避するには、関連するショッピング・カートをユーザーが開いて、ショッピング・カートから既存の見積に品目をチェックアウトする必要があります。
Oracle CPQ 22Bでは、次のデータ表機能が提供されます。
フィルタ処理されたレコードのエクスポートおよび削除オプション
Oracle CPQ 22Bでは、フィルタされたデータ表レコードをエクスポートまたは削除できます。フィルタ処理されたレコードに対して新しいオプションを使用すると、多数のレコードを含むデータ表から特定のセットのレコードをお客様がエクスポートまたは削除できます。
「フィルタ処理されたデータ」ドロップダウン・メニューは、ユーザーが簡易検索または拡張検索を使用してデータをフィルタ処理すると表示されます。
新しい「フィルタ処理されたデータ」ドロップダウン・メニューには、「エクスポート」および「削除」オプションがあります。
フィルタ処理されたレコードがある場合は、該当するデータ表名を右クリックして、「フィルタ対象のエクスポート」および「フィルタ対象のクリア」処理にもアクセスできます。
ユーザーが表のドロップダウン・メニューから「フィルタ処理されたデータ」→「削除」オプションまたは「フィルタ対象のクリア」オプションを選択すると、フィルタ処理されたレコードを削除するかどうかを確認する「確認」ダイアログが表示されます。
フィルタ処理されたデータ表レコードをお客様がエクスポートまたは削除できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
複数の大規模データ表で拡張フィルタまたはREST APIサービスを実行すると、パフォーマンスの問題が発生する可能性があります。Oracle CPQ 22B以降、グローバル・メニュー拡張フィルタで選択できるデータ表の数は5つのデータ表に制限されており、潜在的なパフォーマンスの問題を最小限に抑えるために少なくとも1つのデータ表を選択する必要があります。ただし、表レベルのフィルタを使用して特定の値を検索することをお薦めします。
複数のデータ表の選択制限により、潜在的なパフォーマンスの問題が最小限に抑えられます。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
Oracle CPQ 22Bでは、次の文書デザイナ機能が提供されます。
文書デザイナのセクション・レベル・ループ反復の改ページのサポート
Oracle CPQ 22Bで、新しい文書デザイナのセクションレベル設定「各ループ反復の改ページ」が提供されるようになりました。この新しいループ・エディタの設定では、ループされたセクション要素で、各ループ反復の間に改ページを入れるかどうかを管理します。この設定は、単純ループと拡張ループの両方に影響します。この設定を有効にすると、ループの反復ごとに改ページされます(22A以前と同じ動作)。
Oracle CPQ 22Bにアップグレードすると、既存のセクションレベル・ループに対して「各ループ反復の改ページ」の設定が有効になります。Oracle CPQ 22Bへのアップグレード後に定義されたすべての新しいセクションレベル・ループでは、デフォルトで「各ループ反復の改ページ」の設定が無効になります。
この新しい設定により、管理者が文書のページ区切りをより柔軟に設定できます。たとえば、ループを含む連続セクションが文書デザイナ・テンプレートに設定されていると、各トランザクション明細が文書の別々のページに表示されていました。今では、必要に応じて文書内で、各ループ反復の改ページを有効または無効にできるようになりました。有効にすると、各トランザクション明細の間に改ページが残ります。無効にすると、トランザクション明細が連続的に表示されます。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
Oracle CPQ 22Bでは、次のCX Sales統合機能が提供されます。
インポートされた売上明細の条件付きマッピングで削除されたCX属性の検出
以前のリリースでは、CPQでマップされている属性がCX Salesから削除されても管理者には何も表示されず、統合がトリガーされたときにエラーが発生する場合がありました。Oracle CPQ 22B以降では、「属性マッピング」ページで、マッピングおよび条件で使用さている欠落属性が強調表示され、強調表示された属性を管理者がダブルクリックするとエラー・メッセージが表示されます。
「条件の編集」ダイアログにも、条件で使用されているCX Sales属性が削除されたことを示すエラー・メッセージが表示されます。たとえば、削除されたCX属性によって無効な条件が発生した場合は、どの属性が削除されたかが条件ルール・エディタに示されます。
CPQ管理者にCX Sales属性の欠落を通知することにより、統合実行時のエラーを防止します。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
以前のリリースでは、無効な構成属性値JSONデータのエラー・メッセージに、一度に1つのエラーのみが表示されていました。複数のエラーがあった場合は、表示されたエラーを管理者が修正し、統合を再度実行すると、次のエラーが表示されていました。Oracle CPQ 22B以降のCPQでは、CX Sales売上明細インポート統合のデフォルト構成属性値を処理できない場合に、すべてのエラーの詳細エラー・メッセージが表示されます。
この拡張エラー・メッセージは、構成属性値JSONデータの値が無効な製品または製品グループを管理者が識別するのに役立ちます。
有効化のステップ
新規のお客様には、プロビジョニングされた参照実装の一部としてこれらのマッピングが定義されます。既存のお客様は次のステップを実行して、インポートされる構成属性の拡張エラー・メッセージを有効にできます。
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Oracle CPQにログインし、管理ホーム・ページを開きます。
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「コマースおよび文書」セクションの「プロセス定義」,をクリックします。
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該当するプロセスの「ナビゲーション」ドロップダウン・メニューから「統合」を選択し、「リスト」をクリックします
-
売上明細のインポートの統合名をクリックします。
-
「レスポンス・マッピング」の横にある「編集」をクリックします。
-
「行の追加」アイコンをクリックするか、属性をドラッグ・アンド・ドロップして次の属性マッピング行を作成します。
CPQ属性 マップ済属性 モデル名(_model_name)
製品グループ(ProdGroupName)
モデル名(_model_name)
製品(Description)
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「製品グループ」マッピング行の「条件の編集」アイコンをクリックします。
-
「製品タイプ」=「グループ」という条件を追加します。
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「確認」をクリックします。
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「属性マッピング」ページで、「終了」をクリックします。
-
「統合の編集」ページで、「更新」をクリックします。
-
コマース・プロセスをデプロイします。
ヒントと考慮事項
_model_name属性には、インポート時のCX Salesマッピングのみが保持されます。構成および見積を実行すると、Oracle CPQの製品情報で上書きされる可能性があります。
コマース統合属性マッピング・ページのマップされた行のソートおよび順序変更
Oracle CPQ 22Bでは、コマース統合の「属性マッピング」ページで、マップされた行をソートおよび順序変更できます。マップされた行は、CPQ属性または「マップ済属性」列で昇順または降順にソートできます。CPQ属性で行をソートすると、同じターゲット属性に条件付きでマップされているすべての属性を管理者が簡単に識別できます。
「マップ済属性」行のソート
次の画像は、ソートなしの属性マッピングを示しています。強調表示された、条件付きでマップされた行がグループ化されていないことに注意してください。
管理者がCPQ属性で属性マッピングをソートすると、条件付きでマップされた行がグループ化されます。これにより、同じCPQ属性にマップされているOracle CX Sales属性をすばやく識別しやすくなります。管理者は、「保存」をクリックして、ソートされた属性順序を保持する必要があります。
ドラッグ・アンド・ドロップを使用した属性マッピング行の順序変更
属性をドラッグ・アンド・ドロップして、マップされた行を管理者が並べ替えることもできます。次の画像では、CPQの「親資産キー属性」が選択されて、CPQの「インスタンスID」属性配下にドラッグ・アンド・ドロップされています。
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マッピング行が編集モードの場合は、ドラッグ・アンド・ドロップできません。
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属性をドラッグ・アンド・ドロップした後でソートすると、並べ替えられた属性位置が失われます。
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管理者は「保存」をクリックして、ソートと手動の再順序付けを組み合せて作成した、属性位置の順序変更を保持する必要があります。
行をソートすると、同じターゲット属性に条件付きでマップされているすべての属性を管理者が簡単に識別できます。さらに、管理者は品目をドラッグ・アンド・ドロップして、マップされた行を好きな順序で並べ替えることができます。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
Oracle CPQ 22Bでは、次の部品機能が提供されます。
Oracle CPQ 22Aでは、部品カスタム・フィールドの使用可能数が600に増えました。「部品カスタム・フィールド」の数が増えたときに、変数名の選択機能が削除されて、新しい部品カスタム・フィールドの作成時に、次に使用可能な変数名が割り当てられていました。Oracle CPQ 22Bでは、新しいドロップダウン・メニューが追加され、新しい部品カスタム・フィールドの追加時に使用する変数名を管理者が選択できます。これにより、「部品カスタム・フィールド」の数が増える前に使用できた機能を再び利用できます。
新しい「変数名」ドロップダウン・メニューは、「部品カスタム・フィールド・エディタ」ページで使用できます。管理者は、「管理」→「部品」→「部品フィールドのカスタマイズ」にナビゲートし、「追加」をクリックして、このページにアクセスできます。
「変数名」ドロップダウン・メニューには、選択したデータ型で使用可能な変数名のフィルタ処理されたリストが表示されます。部品カスタム・フィールドの変数名の選択内容は、保存する前に変更できますが、値の保存後は読取り専用になります。
新しい部品カスタム・フィールドの作成時に、使用可能な変数名を管理者が選択できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
Oracle CPQ 22Aにアップグレードした後、コマース・プロセスを含むパッケージを移行すると、次の警告が表示される場合があります。
変数名'_part_custom_fieldxx'の部品属性に定義された部品カスタム・フィールドがありません。カスタム・フィールドを移行/作成してください
この警告はアプリケーションの機能には影響しません。この警告の目的は、コマース部品属性セットに選択されたままの、指定済の部品カスタム・フィールドを管理者がレビューし、未使用の属性を削除して将来の警告を回避するように促すことです。管理者は、指定されたコマース部品属性セットの属性への参照がないことを確認する必要があります。
この警告の一般的な理由は次のとおりです。
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管理者が部品カスタム・フィールドを作成し、それをコマース部品属性セットに含めました。その後、その部品カスタム・フィールドが削除されましたが、その部品カスタム属性がコマース部品属性セットで選択解除されませんでした。
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顧客サイトが、デフォルトの参照アプリケーション・イメージから生成されたか、Oracle CPQ 21D以前からアップグレードされましたが、30の部品カスタム・フィールドがすべて定義されませんでした。
ノート:
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Oracle CPQ 22Aより前は、部品カスタム・フィールドは30個のみでした。Oracle CPQ 22Aでは、30の部品カスタム属性がすべてコマース部品属性セットに追加されましたが、これには定義済と未定義の部品カスタム・フィールドが含まれます。
-
Oracle CPQ 22Aでは、部品カスタム・フィールドの数が30から600に増えましたが、すべての部品カスタム属性が自動的に含められるのではなく、どの部品カスタム属性をコマース部品属性セットに含めるかをお客様が選択できるようになりました。
Oracle CPQ 22Bでは、次のWebサービス機能が提供されます。
Oracle CPQ 22Bでは、フィルタ処理されたデータ表レコードを削除およびエクスポートする次のREST APIが更新されました。
データ表データのクリア
v14のデータ表のクリアREST APIが、フィルタ基準を指定する問合せパラメータを受け入れるように変更されています。
- エンドポイント: /rest/v14/adminCustom{tableName}/actions/clearData
- メソッド: POST
- リクエスト本文の例:
データ表のエクスポート
表の表名およびフィルタ基準を指定するfilterCriteriaForSelectionsパラメータを受け入れるように、v14のデータ表のエクスポートREST APIが変更されています。
- エンドポイント: /datatables/actions/export
- メソッド: POST
- リクエスト本文の例:
フィルタ処理されたデータ表レコードを、お客様がREST APIサービスを使用して削除およびエクスポートできます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
Oracle CPQのお気に入りをサポートするために、次のWebサービスを使用できるようになりました。詳細および例は、Oracle CPQ管理のオンライン・ヘルプのお気に入りまたはユーザー管理REST APIのトピック、またはOracle Help CenterでOracle CPQのREST APIサービスを参照してください。
お気に入りおよびお気に入りリスト
ユーザーのお気に入りリストの取得
このエンドポイントを使用して、ユーザーが使用可能なすべてのお気に入りフォルダのリストを取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites
- メソッド: GET
お気に入りの入手
このエンドポイントを使用して、ユーザーが使用可能なすべてのお気に入りフォルダのリストを取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/{id}
- メソッド: GET
お気に入りからの選択済オプション・リストの取得
このエンドポイントを使用して、個々のお気に入りの選択済オプションを取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/{rootId}/subitems
- メソッド: GET
お気に入りの選択済オプションの詳細の取得
このエンドポイントを使用して、お気に入りの選択済オプションの詳細を取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/{rootId}/subitems/{subitemId}
- メソッド: GET
お気に入りのラベルまたは摘要の更新
このエンドポイントを使用して、お気に入りのラベルを更新します。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/{rootId}
- メソッド: POST
選択済オプションのラベルまたは摘要の更新
このエンドポイントを使用して、お気に入りの選択済オプションのラベルを更新します。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/{rootId}/subitems/{subitemId}
- メソッド: POST
お気に入りのリストの削除
このエンドポイントを使用して、お気に入りのリストを削除します。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/actions/delete
- メソッド: POST
お気に入りの削除
このエンドポイントを使用して、お気に入りを削除します。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/{id}/actions/delete
- メソッド: POST
フォルダへのお気に入りリストのコピー
このエンドポイントを使用して、お気に入りのリストをフォルダにコピーします。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/actions/copyTo
- メソッド: POST
お気に入りのコピー
このエンドポイントを使用して、お気に入りをコピーします。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/{id}/actions/copyTo
- メソッド: POST
フォルダへのお気に入りリストの移動
このエンドポイントを使用して、お気に入りのリストをフォルダに移動します。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/actions/moveTo
- メソッド: POST
フォルダへのお気に入りの移動
このエンドポイントを使用して、お気に入りをフォルダに移動します。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/{id}/actions/moveTo
- メソッド: POST
お気に入りの再構成
このエンドポイントを使用して、お気に入りを再構成します。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/{id}/actions/reconfigure
- メソッド: POST
お気に入りの共有設定の取得
このエンドポイントを使用して、お気に入りの共有設定を取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/{id}/actions/sharePermissions
- メソッド: GET
お気に入りの共有設定の更新
このエンドポイントを使用して、お気に入りの共有設定を更新します。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/{id}/actions/sharePermissions
- メソッド: PUT
共有のお気に入りからの自分の削除
このエンドポイントを使用して、共有のお気に入りから自分を削除します。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/{id}/actions/removeMe
- メソッド: POST
お気に入りフォルダ
管理者は、お気に入りフォルダを管理するために次のエンドポイントを使用できます。
お気に入りフォルダのリストの取得
このエンドポイントを使用して、すべてのお気に入りフォルダのリストを取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/favoriteFolders
- メソッド: GET
お気に入りフォルダの取得
このエンドポイントを使用して、お気に入りフォルダを取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/favoriteFolders/{id}
- メソッド: GET
お気に入りフォルダの作成
このエンドポイントを使用して、新しいお気に入りフォルダを作成します。
- エンドポイント: /rest/v14/favoriteFolders
- メソッド: POST
お気に入りフォルダの更新
このエンドポイントを使用して、お気に入りフォルダを変更します。
- エンドポイント: /rest/v14/favoriteFolders/{id}
- メソッド: POST
お気に入りフォルダの削除
このエンドポイントを使用して、お気に入りフォルダを削除します。
- エンドポイント: /rest/v14/favoriteFolders/{id}
- メソッド: DELETE
お気に入りフォルダの権限の取得
このエンドポイントを使用して、すべてのお気に入りフォルダの共有権限を取得します。
- エンドポイント: rest/v14/favoriteFolders/{$id}/sharePermissions
- メソッド: GET
お気に入りフォルダの権限の更新または削除
このエンドポイントを使用して、お気に入りフォルダの共有権限を変更します。
- エンドポイント: rest/v14/favoriteFolders/{$id}/sharePermissions
- メソッド: PUT
お気に入りプロセスの起動
管理者は、お気に入りプロセスを起動するために、次のエンドポイントを使用できます。
お気に入りプロセス起動の取得
このエンドポイントを使用して、お気に入りで使用できるプロセス起動のリストを取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/actions/getProcessInvocations
- メソッド: POST
お気に入りの起動
このエンドポイントを使用して、ユーザー要求時にプロセス処理を起動します。
- エンドポイント: /rest/v14/favorites/actions/start
- メソッド: POST
営業ユーザーおよび営業グループ
管理者および購入側/営業ユーザーが使用できるエンドポイントは次のとおりです。これらは、お気に入りを共有するために、営業ユーザーと営業グループを識別するために使用します。
営業ユーザーのリストの取得
このエンドポイントを使用して、すべての営業ユーザーのリストを取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/salesUsers
- メソッド: GET
営業ユーザーの取得
このエンドポイントを使用して、営業ユーザーを取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/salesUsers/{key}
- メソッド: GET
営業グループのリストの取得
このエンドポイントを使用して、ユーザーが使用できるすべての営業グループのリストを取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/salesGroups
- メソッド: GET
営業グループの取得
このエンドポイントを使用して、営業グループを取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/salesGroups/{id}
- メソッド: GET
お気に入りREST APIでは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるために、お気に入りUIの拡張機能をサポートしています。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
- ユーザーは、自分と同じ組織(パートナ組織またはホスト会社)に含まれる営業グループのみを表示できます。
- 営業グループの取得エンドポイント/rest/v14/salesGroups/{id}は、次の基準を満たす営業グループ・ユーザーのみを取得します。
- 営業グループ・ユーザーが、問合せユーザーと同じ組織(パートナ組織またはホスト会社)に含まれている。
- 営業グループ・ユーザーが、管理グループを含まない1つ以上の営業グループに属している。
Oracle CPQ 22Bでは、Oracle CPQショッピング・カート機能をサポートする新しいv14のステートレスREST APIが導入されました。ショッピング・カート機能はユーザー・セッションに基づいているため、ショッピング・カートREST APIはヘッドレス・モードでは使用できません。
ステートレスのショッピング・カートREST APIを使用するには、ユーザーが自分のJSESSIONID Cookieを指定して、ショッピング・カートのデータ保持を維持し、自分のX-Cpq-Csrf-Tokenヘッダーを認証用に指定する必要があります。これらのパラメータは、セッションを開始したブラウザのネットワーク・タブのリクエストの「リクエスト・ヘッダー」領域内で使用できます。これらの値は、ショッピング・カートREST APIコールを開始するために新しいユーザー・セッションを使用するたびに入力する必要があります。
詳細および例は、Oracle CPQ管理のオンライン・ヘルプのショッピング・カートREST APIのトピック、またはOracle Help CenterでOracle CPQのREST APIサービスを参照してください。
すべてのショッピング・カートのリストの取得
このエンドポイントを使用して、ショッピング・カートのリストを取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/shoppingCarts
- メソッド: GET
最新のショッピング・カートの取得
このエンドポイントを使用して、最近変更されたショッピング・カートを取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/shoppingCarts/actions/_getMostRecentShoppingCart
- メソッド: POST
ショッピング・カートの取得(GET)
このエンドポイントを使用して、プロセスのショッピング・カートを取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/shoppingCarts/{processVarName}
- メソッド: GET
ショッピング・カートの取得(POST)
このエンドポイントを使用して、プロセスのページ区切りされたショッピング・カートを取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/shoppingCarts/{processVarName}/actions/_getShoppingCart
- メソッド: POST
すべてのショッピング・カート品目の取得
このエンドポイントを使用して、ショッピング・カートからすべての品目を取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/shoppingCarts/{processVarName}/shoppingCartItems
- メソッド: GET
ショッピング・カート品目の取得
このエンドポイントを使用して、特定のショッピング・カート品目を取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/shoppingCarts/{processVarName}/shoppingCartItems/{id}
- メソッド: GET
選択した品目の見積への追加
このエンドポイントを使用して、選択した品目をショッピング・カートから現在の見積に追加します。
- エンドポイント: /rest/v14/shoppingCarts/{processVarName}/actions/_addToQuote
- メソッド: POST
選択した品目のチェック・アウト
このエンドポイントを使用して、選択した品目をショッピング・カートから新しい見積に追加します。
- エンドポイント: /rest/v14/shoppingCarts/{processVarName}/actions/_checkout
- メソッド: POST
ショッピング・カートのすべての品目のクリア
このエンドポイントを使用して、すべてのショッピング・カート品目をショッピング・カートからクリアします。
- エンドポイント: /rest/v14/shoppingCarts/{processVarName}/actions/_clearItems
- メソッド: POST
ショッピング・カート品目のクリア
このエンドポイントを使用して、ショッピング・カートから品目をクリアします。
- エンドポイント: /rest/v14/shoppingCarts/{processVarName}/shoppingCartItems/{id}
- メソッド: DELETE
見積に戻る
このエンドポイントを使用して、ショッピング・カートから見積URLに戻ります。
- エンドポイント: /rest/v14/shoppingCarts/{processVarName}/actions/_returnToQuote
- メソッド: POST
すべてのショッピング・カート・レイアウトの取得
このエンドポイントを使用して、すべてのショッピング・カート・レイアウトを取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/shoppingCarts/{processVarName}/layouts
- メソッド: GET
ショッピング・カート・レイアウトの取得
このエンドポイントを使用して、特定のショッピング・カート・レイアウトを取得します。
- エンドポイント: /rest/v14/shoppingCarts/{processVarName}/layouts/{layoutVarName}
- メソッド: GET
ショッピング・カートREST APIでは、構成とコマースの間をシームレスに移行し、迅速に見積りを作成してユーザーの生産性を向上できる、新しいショッピング・カートがサポートされています。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
Oracle CPQ 22Bでは、REST APIサービスを使用してOracle CPQシングル・サインオン設定を移入および取得する、新しいシングル・サインオン(SSO) REST APIが導入されています。次の画像はシングル・サインオン設定を示しています。
次のv14のシングル・サインオンREST APIが使用可能になりました。
シングル・サインオンの構成
シングル・サインオンの構成REST APIを使用してSSO設定を移入します。
- エンドポイント: /rest/v14/ssoConfiguration
- メソッド: POST
- このREST APIのリクエスト本文には、SSO設定の移入に使用する内容が含まれています。
シングル・サインオン設定の取得
シングル・サインオン設定の取得REST APIを使用してSSO設定を取得します。「Keypass」および「StorePass」の値は暗号化されているため、レスポンスには含まれません。
- エンドポイント: /rest/v14/ssoConfiguration
- メソッド: GET
Oracle CPQのSSO設定は、REST APIサービスを使用して移入できます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
詳細および例は、Oracle CPQ管理のオンライン・ヘルプのシングル・サインオンREST APIのトピック、またはOracle Help CenterでOracle CPQのREST APIサービスを参照してください。
アップグレード前の考慮事項
既知の機能の変更
Oracle CPQ 22Bにアップグレードする前に、既知の機能に加えた変更を確認し、その変更に応じて計画することをお薦めします。
Oracle CPQの機能 |
説明 |
レガシーUI用のOracleショッピング・カート |
Oracle CPQのショッピング・カート機能は、レガシー構成UIで非推奨になりました。Oracle CPQ 22B以降は、JET構成UI用の新しいショッピング・カートがリリースされました。
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BOMマッピング | Oracle CPQ 22A以前では、ルールの条件が設定されたBOMマッピング・ルールが構成に入力されると、BOMデータ表がキャッシュにロードされ、ルール条件がfalseの場合でもBOMマッピング・ロジックが実行されます。Oracle CPQ 22B以降は、ルール条件がtrueの場合にのみ、BOM情報がキャッシュにロードされます。 |
Oracle CPQおよびIE 11でのJET 10のサポート |
Oracle CPQ 22A以降では、Oracle JET v10.0.0がサポートされます。Oracle JET 10は、Internet Explorer 11以前では動作保証されていません。そのため、Oracle CPQ 22Bの新機能は、IE 11でJETユーザー・インタフェースを使用しても正しく機能しない可能性があります。以前の機能は今後も機能する見込みですが、発生する新たな問題にOracle CPQが対応することはありません。IE 11を使用している場合は、Oracle CPQ 22Bにアップグレードする前に独自の動作保証テストを完了する必要があります。参考として、Oracle CPQ JET 10のUIとIE11に関連する既知の問題のリストを次に示します。
動作保証およびサポートされているブラウザ・バージョンに必ずアップグレードすることをお薦めします。 |
部品 |
Oracle CPQ 22Bにサイトをアップグレードすると、デプロイされていない部品カスタム・フィールドの変更がデプロイされます。 |
ExtJSライブラリ・ヘルパー | ExtJSは、Webアプリケーション・ページを作成するためのJavaScriptライブラリです。Oracle CPQでは、このフレームワークを内部実装に使用しており、このライブラリはお客様には公開していませんでした。Oracle CPQ 22Aの時点で、このライブラリは製品から削除されました。CPQの実装にJavaScriptを使用し、ExtJSライブラリ関数をカスタム参照している場合は、スクリプトからこれらの参照を削除する必要があります。次のステップに従って、CPQ実装でのEXTJSライブラリのカスタム使用を確認してください。 ステップ1 ホームXSLテンプレートでExtJSライブラリを参照しているかどうかを確認するには、次の手順を実行します。
<xsl:variable name="gSkinJsCode"> ... </xsl:variable> ステップ2
ステップ3
ステップ4 ファイル・マネージャからカスタムJavaScriptを定義して参照している場合は、「Ext.」を指定してドキュメント検索を実行し、ExtJS参照を見つけます。 |
サポートされている機能への計画的な変更
Oracle CPQでは、アプリケーションを絶えず改善するために、製品の機能を定期的に評価し、改善された機能で置き換える必要がある古い機能を特定しています。古い機能をサポートすると、お客様に提供する価値に悪影響を及ぼします。このお知らせでは、提供された代替機能を把握して今後の更新に備えるための情報をCPQ管理者およびIT担当者に提供します。次の表に、廃止が計画されている機能、およびそれらが削除されるリリースのスケジュールを示します。
意味の説明
「非推奨」は、Oracle CPQの将来の更新で機能の削除が計画されていることを意味します(次の表の「サポート終了」列を参照)。この機能は、既存のユーザーに対してはその時点まで引き続き機能しますが、機能や文書は拡張されません。削除後は、その機能がサポートされなくなり、機能しなくなります。
Oracle CPQの機能 |
非推奨の発表 |
サポート終了と削除 |
説明 |
レガシー・グローバル関数 |
21C |
レビュー中 |
Oracle CPQの以前のバージョンでは、レガシー・グローバル関数(Jythonスクリプトとも呼ばれます)により、お客様がカスタムpythonスクリプトを記述して様々なタイプの処理のBMLで使用できました。パフォーマンスが低いため、Oracle CPQでは数年前にこれらのスクリプトのサポートを終了しました。Oracle CPQ実装でこの機能を使用している場合は、サポートされている標準機能(たとえば、ユーティリティBMLライブラリ、コマースBMLライブラリおよびBMQL)に管理者が移行することをお薦めします。この機能のサポート終了と削除は現在検討中です。 ご使用の環境でレガシー・グローバル機能が有効になっているかどうかを確認するには、次のステップに従います。
|
レガシー・コマースUI |
21C |
レビュー中 |
Oracle CPQ 21Cでは、レガシー・コマース・トランザクションUIが非推奨になりました。この機能のサポート終了と削除は現在検討中です。 Oracle CPQ 18Cでコマースに対してJETレスポンシブUIが導入され、何年も進化を続けて本番環境での経験を積んだ結果、お客様はコマースと構成の両方で新しいJETレスポンシブUIのメリットを享受しています。Oracle CPQのお客様の大半は、JET UIへの完全な移行を完了しています。今後は、JETレスポンシブUIの拡張に重点を置いて、ユーザー・エクスペリエンス全般を向上させていきます。 これらの変更を発表するのは、お客様に早めにお知らせして、この更新に備えていただくためです。Oracle CPQの実装で、レガシー・コマースUIをまだ使用している場合は、JET UIへの移行の準備を始めることをお薦めします。JETコマースUIの有効化の詳細は、Oracle CPQ管理オンライン・ヘルプのJETトランザクションUIのトピックを参照するか、CPQ JET UI: ベスト・プラクティスおよびカスタマイズのビデオをご覧ください。 |
レガシー構成UI |
21C |
レビュー中 |
Oracle CPQ 21Cでは、レガシー構成UIが非推奨になりました。この機能のサポート終了と削除は現在検討中です。 Oracle CPQ 19Bで構成に対してJETレスポンシブUIが導入され、何年も進化を続けて本番環境での経験を積んだ結果、お客様はコマースと構成の両方で新しいJETレスポンシブUIのメリットを享受しています。Oracle CPQのお客様の大半は、JET UIへの完全な移行を完了しています。今後は、JETレスポンシブUIの拡張に重点を置いて、ユーザー・エクスペリエンス全般を向上させていきます。 これらの変更を発表するのは、お客様に早めにお知らせして、この更新に備えていただくためです。Oracle CPQの実装で、レガシー構成UIをまだ使用している場合は、JET UIへの移行の準備を始めることをお薦めします。JET構成UIの有効化の詳細は、Oracle CPQ管理オンライン・ヘルプのJET構成UIのトピックを参照するか、CPQ JET UI: ベスト・プラクティスおよびカスタマイズのビデオをご覧ください。 |
レガシー・コマースおよび構成モバイル・レイアウト |
21C |
レビュー中 |
Oracle CPQ 21Cでは、レガシー・コマースおよび構成モバイル・レイアウトが非推奨になりました。この機能のサポート終了と削除は現在検討中です。 レガシー・モバイル・レイアウトは、モバイル・デバイスでの見積りと構成に対する適応型エクスペリエンスを提供するために作成されました。JETレスポンシブUIは、デスクトップ、タブレット、電話デバイス全体で完全にレスポンシブかつ洗練されたユーザー・エクスペリエンスを実現しているので、デスクトップとモバイル・ユーザーに対して個別のUIレイアウトを管理する必要がなくなりました。 Oracle CPQ実装でレガシー・モバイル・レイアウトが有効になっている場合は、JETレスポンシブUIに移行して、エンド・ユーザーに最適なエクスペリエンスを提供することをお薦めします。JET UIレスポンシブ・エクスペリエンスの有効化の詳細は、Oracle CPQ管理のオンライン・ヘルプを参照してください。 これらの変更を発表するのは、お客様に早めにお知らせして、この更新に備えていただくためです。Oracle CPQの実装で、レガシー構成UIをまだ使用している場合は、JET UIへの移行の準備を始めることをお薦めします。JET構成UIの有効化の詳細は、Oracle CPQ管理オンライン・ヘルプのJETレスポンシブUIのトピックを参照してください。 |
レガシー・リッチ・テキスト・エディタ |
21C |
レビュー中 |
Oracle CPQ 21Cでは、レガシー・リッチ・テキスト・エディタが非推奨になりました。この機能のサポート終了と削除は現在検討中です。 Oracle CPQでは、製品の古い領域が使用不可になり、新しく改善されたバージョンで置き換えられることがあります。CPQ 20Cで以前発表されていたように、リッチ・テキスト編集可能属性(RTE)の新しいインライン・エディタが導入されました。新しいJETエディタには、レガシー・エディタよりも多くのテキスト書式設定オプションが含まれます。これには、元に戻す/やり直し、イメージ、リンク、表ツール、ブラウザ固有のスペル・チェックに関する機能などがあります。また、製品からレガシー・エディタを廃止する前に、ユーザー固有テンプレートのサポートを新しいエディタに追加する作業も進めています。 |
GXT顧客イメージおよびCSS参照 |
21C |
レビュー中 |
GXTは、Webアプリケーション・ページを作成するためのJavaフレームワークです。Oracle CPQでは、このフレームワークを内部実装に使用しており、お客様には公開していませんでした。このフレームワークは製品から削除されます。このフレームワークによって提供されるイメージまたはCSSを参照している場合は、実装からこれらの参照を削除することをお薦めします。この機能のサポート終了と削除は現在検討中です。 GXTイメージ/アイコンの参照 このフレームワークで使用されるイメージは、通常はフォルダ・パス「/gwt/gxt/images/default/」にあります。次の例を参照してください。このフォルダのイメージを参照している場合は、それらの参照を削除し、カスタマイズされたイメージをファイル・マネージャを使用して管理してください。 GXT CSS参照 このフレームワークで使用されるCSSファイルは、通常は「/gwt/gxt/css/gxt-all.css」というフォルダ・パスにあります。次の例を参照してください。前述のCSSファイルをカスタマイズしたか、このファイルからCSSクラスを参照している場合は、それらのカスタマイズを削除し、スタイルシート・マネージャを使用してカスタマイズしたCSSを管理してください。 重要: 実装によっては、フォルダが前述の参照パスと少し異なる場合があります。フォルダを確認して、images/defaultフォルダおよびgxt-all.cssファイルを見つけてください。 |
カスタムJavascript
Oracle CPQではカスタマイズしたJavaScriptの使用は公認または保証されていませんが、Oracle CPQを拡張しているお客様を確認しております。カスタマイズがOracle CPQプラットフォームの新機能と競合したり、データが破損または失われたり、メンテナンスやサポートが困難になったりする場合があります。また、ブラウザをまたぐサポートの検証やアップグレードごとにテストが必要になったり、パフォーマンスが低下したりする可能性があります。関連するリスクを考慮したうえで、JavaScriptカスタマイズの利点を適切に評価してください。
文書オブジェクト・モデル(DOM)構造または特定の要素、クラスまたはIDを操作するのではなく、CPQJS APIを使用することをお薦めします。
文書オブジェクト・モデル(DOM)の構造または特定の要素、クラスまたはIDを使用するカスタムJavaScriptを追加した場合、このカスタマイズには徹底的なテストに加え、場合によってはリファクタリングが必要になります。
JET v8.3.0をサポートするOracle CPQ更新21Cおよび21Dには、次のDOM構造に対する変更が含まれています。この変更に対処するようにJavaScriptのカスタマイズが変更されていない場合は、既存のJavaScriptカスタマイズに影響する可能性が非常に高くなります。
- JETウィジェットCSSは、「.oj」で始まるクラスを持つ要素に適用されます。Oracle JETでは、これをネームスペースとして予約しています。「.oj」を含むカスタマイズされた要素はすべて、確認、テスト、およびリファクタする必要があります。将来の問題を回避するために、今後はカスタマイズした要素に「.oj」を含めないでください
Oracle CPQ 22A以降では、JET v10.0.0がサポートされています。JET 10およびInternet Explorer 11の既知の動作の違いについては、既知の動作の変更を参照してください。さらに、次の非推奨に注意してください。
- Select Oneコンポーネント(<oj-select-one>)が非推奨になり、Select Single (<oj-select-single>)で置き換えられました。単一選択メニュー(SSM)属性がこの変更の影響を受けます。
詳細は、次のリソースを参照してください。
- Oracle CPQ管理オンライン・ヘルプ→スタイルおよびテンプレート→JET UIのJavaScriptカスタマイズ
- Oracle CPQ JETの構成およびトランザクションUI: 既存のJavaScriptカスタマイズのリファクタリング(ドキュメントID 2490016.1)
- JavaScript Extension ToolkitおよびJET v10.0.0リリース・ノート
移行
「ソースからインポート」または「宛先に接続」を使用してコンテンツを移行する場合、両方のサイトで同じメジャー更新を使用する必要があります。コンテンツの移行は、同じメジャー更新内のマイナー更新間でのみ実行できます。
- 「メジャー更新」 = 更新22B
- 「マイナー更新」 = 更新22Bパッチ1
移行パッケージを使用する場合、19A以降のコンテンツを最新のサイト・バージョンにアップロードできます。
解決済の既知の問題
更新22Bで修正されたバグについての情報は、My Oracle SupportおよびOracle CPQ管理のオンライン・ヘルプでOracle CPQ 22B解決済の既知の問題に関するドキュメントを参照してください。
翻訳
Oracle CPQ 22Bでは、システム定義の一部のメッセージとコンポ―ネントに対し、文字列が一部削除され、別の文字列が加えられました。システム定義の文字列で独自の実装固有の翻訳を作成した場合、一部の文字列は表示されなくなります。その他の文字列は英語で表示されるようになります。新たに英語で表示される文字列は翻訳する必要があります。
これらの大半のメッセージとコンポーネントはOracle CPQの管理側にあります。ただし、更新インストールをデプロイする前に、エンド・ユーザーと管理ページの両方をレビューして、すべての文字列が指定の言語で表示されていることを確認する必要があります。
翻訳ステータス
Oracle CPQでは、シングルおよびマルチバイトの両方の文字セットの利用をサポートしています。ご利用のサイトで新しい言語を有効化するには、My Oracle Supportでサービス要求を発行してください。
次の言語については、プラットフォームとリファレンス・アプリケーションの両方で、Oracle CPQのユーザー・インタフェース上での翻訳を利用できます。
- 中国語(簡体字) [中国]
- 中国語(繁体字) [台湾]
- チェコ語[チェコ共和国]
- デンマーク語[デンマーク]
- オランダ語[オランダ]
- 英語
- フィンランド語[フィンランド]
- フランス語
- フランス語[カナダ]
- ドイツ語
- ハンガリー語[ハンガリー]
- イタリア語
- 日本語[日本]
- 韓国語[韓国]
- ノルウェー語(ボークモール語) [ノルウェー]
- ポーランド語[ポーランド]
- ポルトガル語[ブラジル]
- ルーマニア語[ルーマニア]
- ロシア語[ロシア]
- スペイン語(全世界)
- スウェーデン語[スウェーデン]
- トルコ語[トルコ]
アップグレード後の考慮事項
本番環境にアップグレードする前に、Oracle CPQ 22Bのすべてのテスト・インスタンスをアップグレードしてテストします。
お客様のアップグレード・テスト
スケジュールされた本番アップグレードの前に、非本番環境に適用された新しいバージョンをお客様が積極的にテストしてください。少なくとも、営業ユーザーが実行する一般的なアクションを使用して、トランザクションのライフサイクルをお客様がテストしてください。これらには、トランザクションの開始、新規構成、既存の構成の再構成、部品検索、割引、印刷、改訂および承認が含まれますが、これらに限定されません。統合ポイントもテストする必要があります。新機能を確認すると、集中的なテストが必要な領域が明らかになる場合があるため、新機能の確認をお薦めします。
環境に加えられたカスタマイズ(特にJavaScriptやサポート対象外の統合)もお客様がテストする必要があります。アップグレード後に発生する問題の原因で最も多いのは、カスタムJavaScriptです。カスタムJavaScriptおよびサポート対象外の統合は、Oracleサポートまたは開発部門ではサポートされません。特に、アップグレードによってDOMが変更される場合があるため、お客様のJavaScriptおよびCSSの使用に影響を与える可能性があります。
Oracle CPQではカスタマイズしたJavaScriptの使用は公認または保証されていませんが、クリティカルなユース・ケースをサポートするためにOracle CPQを拡張しているお客様を確認しております。JavaScript API (CPQJS)には、JET構成およびJETトランザクションUIの属性、処理およびその他の要素にアクセスするためのメソッドが含まれています。関連するリスクを考慮したうえで、JavaScriptカスタマイズの利点を適切に評価してください。カスタマイズがOracle CPQプラットフォームの新機能と競合したり、データが破損または失われたり、メンテナンスやサポートが困難になったりする場合があります。また、ブラウザをまたぐサポートの検証やアップグレードごとにテストが必要になったり、パフォーマンスが低下したりする可能性があります。
Oracle CPQでは、リリース・サイクルの一環として、広範なテストを実施しています。そのため、お客様のテスト計画では、構成属性の追加などの一般的なタスクではなく、お客様固有のユース・ケースを集中的にテストしてください。
アップグレード後の問題
アップグレード後のお客様に問題が発生した場合は、アップグレードが非本番アップグレードか本番アップグレードかに応じて、2つの異なるプロセスがあります。
非本番アップグレード後の問題
- My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録します。
- サービス要求がカスタマ・サポートによって取得され、連絡先(POC)に割り当てられます。
- このサービス要求は、標準のカスタマ・サポート・サービス要求として扱われます。
ノート: 場合によっては、カスタマ・サポートのサービス要求をオープンせずにお客様の管理者が問題を解決できる場合があります。
本番アップグレード後の問題
- ほとんどの場合、本番アップグレードはスムーズに進行し、アップグレードが完了するとアップグレード・サービス要求がクローズされます。
- 非本番アップグレード後に特定されなかったクリティカルな問題が本番アップグレード後に発生した場合は、「重大度1」のサービス要求をお客様がオープンしてください。本番サイトのダウン、100%のユーザーの見積不可、またはその他売上に影響するビジネス上のクリティカルな問題は、アップグレード後のクリティカルな問題と見なされます。
- 「重大度1」のサービス要求が作成されると、オンコール・チームに通知されます。
- オンコール・チームのメンバーは、解決のためにサービス要求に対応します。
- オンコール・チームのメンバーは、必要に応じてアップグレード後検証を実行したOracleアップグレード・スペシャリストに連絡します。
ブラウザ・サポート
Oracle CPQは、Oracle Software Webブラウザ・サポート・ポリシーの基準を満たすすべてのブラウザ・バージョンをサポートしています。
サポートされているブラウザ・バージョンの使用時に問題が生じた場合は、My Oracle Supportでチケットをオープンして問題を解決してください。サポートされているブラウザの使用時に問題が生じた場合は、修正プログラムが配信されるまで認定ブラウザ・バージョンを使用してください。認定ブラウザは現在の市場シェアに基づいて選択され、現在のバージョンの標準機能で動作するように徹底的にテストされています。
認定ブラウザ
Windows
- Google Chrome 98.x
- Mozilla Firefox 96.x
- Microsoft Edge 97.x
モバイル・デバイス
- Apple iPad iOS 15.x、Safariブラウザ
- Apple iPhone iOS 15.x、Safariブラウザ
重要:
- Internet Explorerブラウザの動作保証およびサポートは、Oracle CPQ 21Aで廃止されました。
- 追加のJavaScript、代替CSSまたは他のカスタム機能を使用してサイトが作成されている場合は、選択されたブラウザとの互換性の問題が存在する可能性があります。カスタマイズはアドオンの作業が必要な場合があります。利用できる回避策と細かい修正を判断するためには、My Oracle Supportに連絡してください。
Transport Layer Securityのサポート
Oracle CPQでは、Transport Layer Security (TLS) 1.1以降がサポートされています。それ以前のバージョンのTLSはサポートされていません。
Salesforce統合サポート
オラクル社は、Oracle CPQ Connector for Salesforceのバージョン8.1、8.2および8.3を正式にサポートしています。レガシーOracle CPQ Commerce統合のバージョン7.2も引き続きサポートします。
トレーニング
現在使用中のバージョンとこれからアップグレードするバージョンまでのすべてのバージョンの、すべての新機能、解決済の既知の問題、および機能的な既知の問題を確認するために、リリース・ドキュメントを参照してください。
Oracle CPQ 22Bで導入された新機能を理解するには、Oracle CPQ管理のオンライン・ヘルプを参照してください。その他のヘルプについては、My Oracle Supportを参照してください。
このソフトウェアでサポートされている、このドキュメントに明確に記載されていない情報については、Oracle CPQ 22Bの製品ヘルプを確認してください。
追加情報
Oracle CPQの詳細は、Oracle CPQドキュメントのサイトを参照してください。
免責事項
このドキュメントの詳細は、高度な情報提供の目的でのみ使用され、仕様としてまたはオンライン・ヘルプの代用として使用することを目的としていません。後続リリースにアップグレードする際に、コマース・プロセス、構成またはグローバル機能設定の再デプロイメントが必要な場合があります。統合XSLファイルまたはAPIの変更も必要な場合があります。