本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
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2023年9月29日 | 初版作成。 |
Oracle Configure, Price, and Quote (CPQ)の使用により、商談から見積、オーダーまでの一連のプロセス(製品の選択、構成、価格設定、見積作成、オーダーおよび承認のワークフローを含む)を合理化できます。Oracle CPQは柔軟性と拡張性の高いエンタープライズ対応ソリューションです。直販や間接、Eコマースといった販売チャネルを通じて製品やサービスを販売するあらゆる規模のお客様にご利用いただけます。
このガイドは、Oracle CPQ 23Dの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。
セキュリティと新機能
システムのセキュリティ構造が変更されている場合は、実装する新機能についてセキュリティ管理者に知らせる必要がある場合があります
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免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社提供の実行可能レポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムのマイナーな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a)新規または拡張BIサブジェクト領域は、レポートにまず組み込む必要があり、b)新規Webサービスは使用する前に統合する必要があり、c)ユーザー・ロールに機能を割り当てないと機能にアクセスできません。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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Oracle CPQ 23Cおよび23Dでは、多数の新しいビジネス・オブジェクトがCPQに導入されたので、より柔軟に製品を価格設定できるようになり、サブスクリプションおよび消費ベースの価格設定もサポートされています。
新しい価格設定ビジネス・オブジェクトには、次のものが含まれます:
- 料金(Oracle CPQ 23C)
- 料金属性(Oracle CPQ 23C)
- 参照(Oracle CPQ 23C)
- 価格モデル品目(Oracle CPQ 23D)
- 価格計画(Oracle CPQ 23D)
- レート・カード(Oracle CPQ 23D)
- レート・カード・テンプレート(Oracle CPQ 23D)
- 料金定義(Oracle CPQ 23D)
Oracle CPQ 23C以降では、見積明細および構成BOM品目パネルに引き続き表示されるレガシー製品価格に加えて、単一の製品に複数の価格をお客様が料金として定義できるようになりました。Oracle CPQ 23Dでは、価格計画、レート・カード、料金定義および自動統合を追加し、Oracle Subscription ManagementおよびFusion価格設定と組み合せて、完全なエンドツーエンドの見積価格設定および使用率ソリューションを提供することにより、サブスクリプションと消費ベースの価格設定のサポートを強化しました。
Oracle CPQ 23Dの新しいビジネス・オブジェクトのほとんどは以前の機能に追加されていますが、「価格モデル品目」オブジェクトが導入されたため、複数のREST APIの動作と価格設定の一括アップロードの動作が変更されています。詳細は、価格設定の設定REST APIおよび既知の機能の変更を参照してください。新しい「価格モデル品目」オブジェクトでは、それらの製品の子価格から、製品情報(部品やBOM品目)が取り出されています。
このドキュメントでは、価格設定タスクのロールの意味は次のとおりです:
- 価格設定管理者は、CPQ価格設定ポータルにアクセスしているOracle CPQユーザーを指します。
- 製品マネージャは、CPQ製品ワークベンチ(以前の「製品起動」)にアクセスしているOracle CX Salesユーザーを指します。
Oracle CPQ 23Dでは、次の価格設定機能が提供されます。
Oracle CPQ 23Dでは、サブスクリプション製品の価格設定(月次と四半期のサブスクリプション・プランなど)に対して価格計画ビジネス・オブジェクトがサポートされており、オプションで適用できる料金のグループを定義できるようになりました。価格計画は、価格計画以外の料金および製品価格の代替となります。価格計画は、価格設定ポータルまたは製品ワークベンチのいずれかを使用して定義できます。価格計画は、製品の料金のコレクションで、CPQ価格設定エンジンの価格モデル内に価格モデル品目として追加されます。価格モデル品目では、多数の価格計画をゼロに設定することも、1つの製品価格をゼロにして、価格計画以外の多数のスタンドアロン料金をゼロに設定することもできます。価格計画では、1つの製品価格をゼロに設定して、多数の料金をゼロに設定することもできます。製品に複数の価格計画がある場合は、価格計画のいずれかをデフォルトの価格計画として指定します。
Oracle CPQ 23Dでは、価格設定エンジンのUIも更新されて、価格計画オブジェクトがサポートされ、ナビゲーションおよびリスト・ページが拡張されています。これらの更新により、価格設定のUI、複数列表の表示および翻訳の使いやすさが向上しています。価格計画以外のスタンドアロン料金の場合と同様に、価格計画は、該当する価格モデルの「価格設定データ」セクションにあります。価格モデルの価格設定データの新しいデフォルトの構造化ビューにより、製品の価格モデル品目の管理機能にアクセスしやすくなりました。価格設定管理者は、構造化ビュー内で次のタスクを実行できます:
- 表ビュー・アイコンをクリックして表示する。
- 価格が定義されている製品をフィルタするための検索条件を入力する。
- 列を管理し、新製品の価格モデル品目を追加する。
- 既存の価格モデル品目を編集または削除する。
- 関連する製品価格、料金または価格計画にすばやくアクセスする。
価格設定管理者は、新しいサブスクリプション・タイプの製品を編集する際に、製品価格の追加、料金(価格計画以外のスタンドアロン料金)の追加または価格計画の追加を実行できます。
価格計画の作成後に、価格設定管理者は次のことを実行できます:
- 価格計画の追加、すべての価格計画の展開または縮小。
- 価格計画の順序変更、(最初に)適用するデフォルトの計画およびドロップダウン・メニューに表示する計画の順序の定義。
- 既存の製品価格または料金の編集または削除。
- 価格計画詳細の編集、製品価格の追加または既存の価格計画への料金の追加、または価格計画の削除。
価格計画は、Oracle CX Salesを統合したお客様の製品ワークベンチ(別名: 製品起動)でも使用できます。CPQ価格設定エンジンの価格モデルにリンクされたサブスクリプションベースの製品に対して、製品マネージャが価格計画を定義、選択および適用できるようになりました。
価格設定が起動されると、CPQ価格設定で、要求された価格計画を使用して価格が計算されます。営業ユーザーが価格計画を要求しないと、価格設定で、デフォルトの価格計画が定義されている場合はそれが適用されるか、スタンドアロンの価格計画以外の料金および製品価格が適用されます。
価格設定の出力には、適用された価格計画、および該当する場合は、その他の使用可能な価格計画が含まれます。
価格計画は、料金のグループ化、サブスクリプションベースの製品への適用、および営業、価格設定、オーダー管理およびサブスクリプションのアプリケーションとの統合に使用できます。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
価格計画は、サブスクリプション・タイプの製品(つまり、販売製品タイプがSUBSCRIPTIONの部品)でのみ使用できます。
-
価格計画が製品に使用されている場合、価格計画以外の料金や製品価格は指定できません。製品に対する価格計画の使用は、価格計画以外の価格設定と相互に排他的です。
Oracle CPQ 23Dには、価格設定エンジンのレート・カードが導入されており、通信、公益事業、クラウド・サービスなどの業界向けのサブスクリプションベースの価格設定がサポートされています。これらの業界では、電話やデータ・ストレージの使用など、複雑な価格設定ルールを取得するために、多次元表に基づく請求または使用率の計算が必要になります。価格設定エンジンでは、定期的に請求する請求書金額を決定するためのカスタム・レート・カードを作成することにより、このタイプの価格設定がサポートされています。
レート・カードに含めるカスタム・フィールドや列(使用: 自、使用: 至、レートなど)を指定するためにレート・カード・テンプレートが用意されています。次に、レート・カードを使用して、価格設定表マトリックスに必要な行と値を定義します。
レート・カード価格設定を定義するプロセスには、4つのステップが関係します:
-
レート・カードで使用するメニュー・タイプの属性の参照およびその有効値を定義します。
-
1つ以上のレート・カード(リージョン、コール先国など)を定義するために使用する特定のメタデータや列を定義したレート・カード・テンプレートを作成し、参照を使用して有効な値のリストを定義します。
-
レート・カード・テンプレートを使用してレート・カードを作成し、特定の列値を定義して、これらの値の組合せごとに単価が求められるようにします。
-
製品(価格モデル品目)の使用料金とレート・カードを関連付けます。
「レート・カード・テンプレート」ページには、1つ以上のレート・カードの定義に使用できるレート・カード・テンプレートがリストされます。価格設定管理者は、このページから次のタスクを実行できます:
- レート・カード・テンプレートをフィルタするための検索基準を入力する。
- レート・カード・テンプレートを追加または削除する。
- 既存のレート・カード・テンプレートおよびリンクされたレート・カードにすばやくアクセスする。
「レート・カード・テンプレート」ページには基本的な詳細が表示され、レート・カードを定義する列がリストされます。価格設定管理者は、このページから次のタスクを実行できます:
- 「編集」をクリックして、レート・カード・テンプレートの詳細にアクセスする。
- レート・カード・テンプレート列を追加、順序変更または削除する。
- 既存のレート・カード・テンプレート列を表示してアクセスする。
「レート・カード」ページには、使用ベースの料金に適用できるレート・カードがリストされます。価格設定管理者は、このページから次のタスクを実行できます:
- レート・カード・テンプレートをフィルタするための検索基準を入力する。
- レート・カード・テンプレートを追加または削除する。
- 既存のレート・カード・テンプレートおよびリンクされたレート・カードにすばやくアクセスする。
「レート・カード」ページには基本的な詳細が表示され、このレート・カードが使用される価格モデルの数がリストされます。また、定型請求書金額を計算するためのレート期間に適用されるレート・カードの行と列がリストされます。価格設定管理者は、このページから次のタスクを実行できます:
- 「編集」をクリックして、レート・カードの詳細にアクセスする。
- レート・カード・データをフィルタするための検索基準を入力する。
- レート・カード列を管理する。
- レート・カード・データを追加、編集または削除する。
新しいレート・カードおよび関連するレート・カード・テンプレートは、製品ワークベンチでもサポートされてるので、製品の使用ベースの料金の複雑な価格設定をOracle CX Salesの製品マネージャが定義できます。製品ワークベンチのUIは価格設定エンジンのUIにあわせてあるため、製品マネージャと価格設定マネージャの両方のユーザー・エクスペリエンスは非常によく似ています。
CPQ価格設定でも、該当する見積明細の料金項目にレート・カードのデータが書き込まれます。この情報を文書出力に含めることで、営業ユーザーの価格交渉を支援できます。レート・カードのデータは、サブスクリプションの請求システムにも統合されており、オーダー管理または履行システムへのダウンストリーム・フローで参照されます。
レート・カード・テンプレートおよびレート・カードを使用して、複雑な使用ベースの価格設定を定義して、(Oracle Fusion Pricingの)実際の使用量のレートを設定できます。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
Oracle CPQ 23Dのレート・カードは、見積り使用価格を計算しない静的オブジェクトですが、実際の消費量に基づく使用率請求書金額の計算に使用できます。
-
Oracle CPQ 23Dのレート・カードは、価格タイプが「使用」の料金にのみ適用できます。CPQがOracle Fusion Pricingと統合されている場合、レート・カードは、価格タイプが「使用」で価格計画のメンバーである料金にのみ適用できます。
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レート・カードは料金にのみ適用できます。製品価格にはレート・カードを使用できません。
-
レート・カードが料金の価格設定に使用されておらず、どのレート・カードでもレート・カード・テンプレートが使用されていない場合は、作成したレート・カードおよびレート・カード・テンプレートを削除できます。
Oracle CPQ 23Dでは、動的価格設定と静的価格設定が結合されているので、同じ価格設定エンジンの価格モデルで、すべての価格設定タイプを定義できます。Oracle CPQ 23Dより前のCPQでは、価格モデル・レベルで動的価格設定オプションがサポートされていました。価格モデルは、階層価格設定、ボリューム価格設定、拡張または「なし」の動的価格設定タイプとして指定されていました。Oracle CPQ 23D以降では、動的価格設定の階層タイプおよびボリューム・タイプを、価格モデルのすべてのタイプの価格モデル品目レベル(つまり特定の製品)に定義できるため、柔軟性が増して管理が容易になります。すべての価格モデルをアップグレードすると、階層、ボリュームおよびフラットの価格設定が品目ごとにサポートされますが、以前に定義された階層またはボリュームの価格設定は保持されます。
この機能改善により、価格設定エンジンで価格設定の管理と発見がしやすくなります。階層やボリューム価格設定などの動的価格設定タイプが、親の価格モデル・レベルから価格モデル品目レベルに移動されました。これにより、価格設定管理者と製品マネージャが、複数の異なる動的価格設定タイプの品目を同じ価格モデルに追加できるようになります。また、データ項目の動的価格設定タイプを変更する際に、新しい価格モデルを作成する必要もなくなります。
これらの価格モデルの改善は、Oracle CX Salesを統合したお客様の製品ワークベンチにも反映されているため、製品マネージャが製品の動的価格設定を定義できるようになりました。
同じ価格モデル内の製品に対して、複数の動的価格設定タイプを定義および変更できます。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
BMLスクリプトを使用した動的価格設定は、価格モデル・レベルで引き続き使用できます。
Oracle CPQ 23Dでは、有効開始日と終了日が価格モデル、価格計画および料金に追加されています。これにより、時間ベースのプロモーションなどの有効日を設定できます。お客様の必要に応じて、価格設定ルールを使用した有効日の定義も引き続き使用できます。価格設定管理者は、価格モデルの開始日と終了日を使用して、その価格モデルに含まれるすべての製品または構成に有効日を設定できます。
価格設定管理者および製品マネージャは、価格計画の開始日と終了日を使用して、その価格計画に含まれるすべての価格と料金に有効日を設定できます。
価格設定管理者および製品マネージャは、料金の開始日および終了日を使用して、個々の料金に有効日を設定することもできます。
価格モデル、価格計画および料金に有効日を設定できます。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
開始日および終了日は、CPQでは必要ありません。
-
Oracle Fusion Pricingと統合されている場合、CPQでnullの開始日は、Fusion Pricingでは2000年1月1日にデフォルトで設定されるので、開始日の要件を満たします。
Oracle CPQ 23Dには、料金カテゴリ(アクティブ化料金、コール使用、データ使用、1回かぎりの価格設定、定型価格設定など)の標準化、および価格タイプと料金タイプの有効な組合せの定義に使用できる、オプションの「料金定義」も導入されています。(レガシー製品価格設定ではなく)料金価格設定を使用するお客様は、価格の設定を簡素化するために料金定義を使用することをお薦めします。CPQ価格設定がOracle Fusion Pricingと統合されている場合は、料金定義が必要です。
「料金定義」ページに、使用可能な料金定義がリストされます。価格設定管理者は、このページから次のタスクを実行できます:
- 料金定義をフィルタするための検索基準の入力。
- 新しい料金定義の追加、カスタム料金定義の削除、および既存の料金定義へのアクセス。
有効になっている場合は、価格設定管理者または製品マネージャが、料金の作成時に、まず料金定義を選択します。料金タイプおよび価格タイプが自動的に移入されます。
料金定義を使用すれば、料金カテゴリを標準化できます。Oracle Fusion Pricingとの統合には料金定義が必要です。
有効化のステップ
特にOracle CPQ 23Cで導入された製品版の料金オブジェクトに料金がすでに定義されている場合は、料金定義をCPQに簡単に取り込めます。すでに料金を定義している場合は、既存の料金属性から料金定義を自動的に生成する方法がCPQに用意されています。
料金定義を有効にするには、次のステップを実行します。
-
「管理」ページにナビゲートします。
-
「製品」セクションの「価格設定ポータル」をクリックします。
-
「価格設定オプション」カードをクリックします。
-
「編集」をクリックします。
-
「料金定義使用可能」オプションを「オン」に設定します。
-
「保存」または「更新」をクリックします。
-
新しい製品版の料金機能を使用して、CPQで価格設定をまだ定義していない場合は、「続行」をクリックして料金定義の有効化を完了します。
--または—
CPQで料金価格設定を定義していた場合は、次を完了します:
-
-
「料金定義のみ生成」を選択して、すでに使用した価格タイプと料金タイプの組合せから料金定義を自動的に作成します。
-
次のステップを実行する前に、自動的に作成された料金定義をレビューおよび確認します。このプロセスの詳細は、Oracle CPQ管理オンライン・ヘルプの価格設定 > 価格設定ポータル > 料金定義を参照してください。
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使用する料金定義に問題がなければ、「続行」をクリックすると、既存の各価格設定の料金に料金定義が自動的に移入されます。
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ヒントと考慮事項
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Oracle Order Management - CPQ統合に対して料金定義を使用可能にする必要があります。
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料金定義は何度も有効/無効にして、設定を繰り返し改訂して確定できます。
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有効にすると、Oracle Fusion Pricingのシード値にあわせたONE_TIME_SALES_PRICEというシード済料金定義がCPQで自動的に作成されるので、エンドツーエンドの統合が容易になります。
標準コマース・プロセスのアップグレードのサポート - Oracle CPQ 23Dで標準コマース・プロセスの管理対象エンティティ用に追加されたすべての新機能が、製品リリースのアップグレードの一環として既存のお客様に対しては自動的に使用可能になります。
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新しい標準プロセスが作成されると、最新リリースで提供されている機能が自動的に含められます。
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デフォルトの標準プロセス管理対象エンティティの上書き設定は、標準プロセス・アップグレードの影響を受けません。
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23D標準コマース・プロセスの更新の詳細は、Oracle CPQ管理オンライン・ヘルプ > コマース > プロセス > 標準プロセスを参照してください。
Oracle CPQ 23Dでは、次の見積とオーダーの機能が提供されます。
Oracle CPQ 23D以降のコマース・トランザクションで、サブスクリプション製品および使用ベースの料金に対して、価格計画、レート・カードおよび料金定義の拡張がサポートされます。
価格計画 - 価格計画がサブスクリプション・タイプの製品に適用されると、関連する価格計画の料金がCPQ価格設定によって適用されます。特定のサブスクリプション/サービス製品では、契約開始日、終了日および契約期間がすべての定型料金および使用料金に適用され、それに従って、この明細品目の価格設定ロール・アップ属性が計算されます。
営業ユーザーは、サブスクリプション品目に適用された価格計画データを明細品目グリッドに表示できます。営業ユーザーは、スタンドアロン料金の場合と同様に、「料金詳細」ドロワーで価格計画の関連する料金を表示できます。
価格計画をサポートするために、次のテキスト・タイプ属性がサブ文書価格属性セットに追加されています:
- 適用済価格計画(_price_applied_ratePlan)
- 適用済価格計画番号(_price_applied_ratePlan_number)
- 適用済価格計画統合ID (_price_applied_ratePlan_integrationId)
レート・カード - 有効にすると、価格設定レート・カードを使用して、サブスクリプション製品の複雑な使用価格設定を取得できます。レート・カードのデータは、CPQ価格設定から料金配列セットに同期されるので、出力文書に含めれば、消費ベースのサービスに適用される価格設定をお客様に十分に周知できます。レート・カードの料金が製品ワークベンチまたは価格設定エンジンの価格モデルからサブスクリプション製品に適用される場合は、トランザクションの料金詳細ドロワーに「レート・カードの表示」リンクが表示され、該当する明細品目のレート・カードのデータを営業が表示できます。
これにより、定期的に請求する請求書金額の決定に使用するカスタム動的価格設定マトリックスを営業ユーザーが表示できます。
料金定義 - 料金定義を使用して、標準化された料金カテゴリを使用量ベースの製品に指定すると、「料金詳細」ドロワーの該当する料金にこの情報が表示されます。営業ユーザーは、料金定義およびレート・カードのデータをトランザクション明細詳細ページに表示することもできます。
レート・カードおよび料金定義をサポートするために、次の属性がCPQ価格設定から料金配列セットに同期されます。
属性名 | 変数名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|---|
料金定義統合ID | _chargeSet_chargeDefinitionIntegrationId | テキスト | 統合オーダー管理システムの料金定義コード。 |
料金定義コード | _chargeSet_chargeDefinitionCode | テキスト | 料金定義のコード。 |
料金定義 | _chargeSet_chargeDefintion | テキスト | 料金定義の表示ラベル。 |
レート・カード | _chargeSet_rateCard | テキスト | この料金の価格の計算に適用されるレート・カードの表示ラベル。 |
HTMLのレート・カード | _chargeSet_rateCardInHTML | テキスト領域 | HTML形式のレート・カードのデータ。 |
レート・カード構造 | _chargeSet_rateCardStructure | テキスト領域 | この料金の価格の計算に使用されるレート・カード。 |
レート・カード変数名 | _chargeSet_rateCardVariableName | テキスト | この料金の価格の計算に適用されるレート・カードの変数名。 |
この新しい料金セット属性はワークフロー・ステップでも使用でき、コマース・ルール、承認条件および文書デザイナ・テンプレートで使用すれば、出力文書に新しい属性を表示できます。
コマースで適用された価格計画、レート・カードおよび料金定義のデータを、営業ユーザーが表示できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
レート・カードのデータはOracle CPQ 23Dでは読取り専用であり、トランザクションUIからは変更できません。
Oracle CPQを使用すると、営業ユーザーが明細品目グリッドで、列の選択、列の配置およびフィルタの適用を柔軟に実行できます。以前は、ユーザーがキャッシュをクリアしたり、ブラウザを変更したり、デバイスを切り替えたりすると、明細品目グリッドのパーソナライズが保持されませんでした。Oracle CPQ 23D以降では、営業ユーザーが明細品目グリッドをパーソナライズして「表示」ドロップダウンから「パーソナライズの保存」を選択すれば、それぞれのプリファレンスを保存できます。ユーザーがパーソナライズした明細品目グリッドは、ユーザーがアクセス権を持つすべてのトランザクションおよび後続のすべてのユーザー・セッションに対して保持されます。営業ユーザーが「表示」ドロップダウンの「パーソナライズの削除」を選択すれば、デフォルトの明細品目グリッドビューに戻れます。
営業ユーザーが明細品目グリッドのパーソナライズを保存し、保存した明細品目グリッドのパーソナライズを後続のユーザー・セッションに適用できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
明細品目グリッドのユーザー固有のフィルタは、明細品目グリッド・パーソナライズの一部としては保存/保持されません。
Oracle CPQ 23D以降のデフォルトでは、階層モデルおよび製品が縮小モードで表示されます。営業ユーザーは、縮小された品目を識別してから個々の品目を選択するか、「すべて展開」オプションを使用してモデルまたは製品階層内のすべての品目を表示できます。営業ユーザーが「すべて展開」オプションを選択した場合、この表示プリファレンスは永続的になり、明細品目グリッドのパーソナライズにも保存されます。選択したプリファレンスを示すチェックマークが「表示」メニュー・ドロップダウンに追加されました。
明細品目グリッドの階層品目がデフォルトで縮小モードになるため、営業ユーザーがルート・レベルで製品を対話処理し、必要な場合は、明細品目階層を展開して製品階層の詳細を表示できます。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
Oracle CPQ 23D以降のCPQでは、営業ユーザーがメインおよびサブ文書のトランザクション配列をフィルタおよびソートできます。営業ユーザーは、列ヘッダーの昇順または降順の矢印をクリックして、トランザクション配列をソートできます。
簡易フィルタで、テキストまたは数値のクイック検索がサポートされています。簡易フィルタを使用するには、表のツールバーの簡易フィルタ・アイコンをクリックし、必要なキーワードまたはフレーズを入力して[Enter]または[Return]を押すと、結果がフィルタされます。列内にキーワードが存在する場合は、結果の行が返されます。フィルタを無効化するには、アクティブな簡易フィルタ・アイコンをクリックします。
この機能により、営業ユーザーがトランザクション配列を表示および編集しやすくなります。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
コマースでのOracle CX Salesカスタム変数の命名規則の採用
Oracle CPQ 23D以降のCPQでは、カスタム品目に対してOracle CX Salesの変数の命名規則が採用されています。標準または標準以外のコマース・プロセスで管理者が新しいカスタム・エンティティを作成すると、変数名に"_c"の接尾辞が追加されます。この更新は、新しいカスタム・エンティティにのみ影響し、既存のカスタム・エンティティは変更されません。この更新は、標準および非標準プロセスの両方の次の新規カスタム・エンティティに適用されます:
- 処理
- 分析
- 属性およびトランザクション配列セット
- データ列
- 統合
- ライブラリ関数
- 印刷用および複合属性XSLビュー
- ルール
- ワークフロー・ステップ
カスタム変数名の新しい命名規則により、Oracle CX Salesとの統合の一貫性が向上します。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
Oracle CPQ 23Dでは、次の構成機能が提供されます。
Oracle CPQ 23Cでは、Oracle CX Salesと統合されたOracle CPQサイトに対して製品ワークベンチ(旧称は製品起動UI)が導入されました。Oracle CPQ 23D以降では、統合されたOracle CX Salesのユーザーが、動的価格設定、価格計画、レート・カードおよび料金定義にアクセスできるようになります。
Oracle CX Salesの製品マネージャがデジタル営業製品の価格処理を選択すると、製品ワークベンチで価格設定を追加、編集または表示できます。該当する場合は、製品価格設定ページから次のタスクを実行できます:
- 製品価格の追加 - 製品に単一の価格設定品目を追加するために使用します。
- 料金の追加 - 製品に料金を追加するために使用します。
- 価格計画の追加 - 製品に料金のグループを作成するために使用します。
- 別のセットへの追加 - CPQ価格モデルを選択または追加するために使用します。
価格計画
統合されたOracle CX Salesの製品マネージャは、価格計画を使用して、サブスクリプション製品の価格設定にオプションで適用できる料金のグループを定義および管理することもできます。1つの製品に複数の価格計画が定義されている場合、最初の価格計画が価格設定時に適用されます。製品マネージャが使用可能な価格計画を並べ替えれば、別の価格計画を適用できます。
レート・カード
Oracle CX Salesの製品マネージャは、レート・カード・テンプレートを選択し、レート・カードの品目を使用して、製品の使用ベースの料金に対して複雑な価格設定を定義できます。
料金定義
有効にすると、料金定義により、料金を作成するための標準料金カテゴリが提供されます。料金タイプおよび価格タイプが自動的に移入されます。
ボリュームおよび階層価格設定
Oracle 23D以降では、統合されたOracle CX Salesの製品マネージャが、製品価格または料金の動的価格設定を選択および定義できます。
- ボリューム価格設定では、1つのトランザクション明細のすべての品目に同じ価格または割引が適用されます。価格または割引は、数量(合計ユニット数)に基づきます。
- 階層価格設定では、1つのトランザクション明細の様々な品目に異なる単価の値が適用されます。トランザクション明細の合計価格または割引は、そのトランザクション明細の品目のすべてのユニットに対する価格設定ブラケットの集計に基づいています。
Oracle CX Salesの製品マネージャは、製品の価格設定時に、CPQ価格設定の価格計画、レート・カード、料金定義および動的価格設定を使用できます。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
Oracle CPQ 23Dには、推奨事項ルールを起動するトリガーとして機能する構成処理が導入されています。推奨事項ルールの条件に追加した場合は、処理を起動するとルールがトリガーされます。管理者が構成処理を構成レイアウトに追加すれば、営業ユーザーが新しい処理を起動できるようになります。
新しい「処理管理リスト」ページから、管理者は構成処理の翻訳、エクスポート、追加、更新、削除およびクローニングを実行できます。
構成処理には、構成の推奨事項ルールをトリガーするための入力として使用できる、予測可能な動作が設定された専用オブジェクト(ボタン)が用意されています。
有効化のステップ
新しい構成処理を作成するには、次のステップを実行します。
- 管理ホーム・ページにナビゲートします。
- 「製品」セクションの「カタログ定義」をクリックします。
- 該当する製品ファミリ、製品ラインまたはモデルにナビゲートします。
- 「ナビゲーション」ドロップダウンから「処理」を選択し、「リスト」をクリックします。
- 「追加」をクリックします。
- 「名前」および「変数名」を入力します。
- 「適用」または「更新」をクリックします。
推奨事項ルールの条件としての構成処理の追加
推奨事項の構成処理の条件を追加するには、次のステップを実行します。
- 管理ホーム・ページにナビゲートします。
- 「製品」セクションの「カタログ定義」をクリックします。
- 該当する製品ファミリ、製品ラインまたはモデルにナビゲートします。
- 「ナビゲーション」ドロップダウンから「推奨事項」を選択し、「リスト」をクリックします。
- 「属性」または「処理」ドロップダウンから、該当する構成可能な処理を選択します。
- 次の値が自動入力されます:
- 演算子: 次と等しい
- 値タイプ: 静的
- 値: True
- 該当する場合は、設定する属性および値を追加します。
- 「適用」または「更新して戻る」をクリックします。
構成レイアウトへの構成処理の追加
構成レイアウトに構成処理を追加するには、次のステップを実行します。
- 管理ホーム・ページにナビゲートします。
- 「製品」セクションの「カタログ定義」をクリックします。
- 該当する製品ファミリ、製品ラインまたはモデルにナビゲートします。
- 「ナビゲーション」ドロップダウンから「構成フロー」を選択し、「リスト」をクリックします。
- 「デスクトップ」レイアウト・リンクをクリックします。
- 「追加」ドロップダウンから「処理」を選択します。
- 「処理」ウィンドウから適切な処理を選択します。
- 処理をレイアウト・エディタにドラッグ・アンド・ドロップします。
- 「Save」をクリックします。
Oracle CPQ 23Dでは、次の統合機能が提供されます。
Oracle CX Sales SPIM統合のほぼリアルタイムの同期
Oracle CPQ 23D以降では、適切なCX Salesのルーチン・トリガーの発生時に、「CPQでの製品のアップサート」処理を使用して、Oracle CX Sales SPIM (販売製品情報マスター)の製品および構造をCPQに対して同期できます。Oracle CX Salesの統合マップでは、標準部品属性に事前定義マッピングが使用されていますが、カスタム属性にはマッピングを追加できます。CPQ 23D (v15)のBOM品目リストのアップサートREST APIでは、階層JSON形式ではなくリスト形式を使用して、CPQ BOM階層を作成、更新または削除できます。
たとえば、Oracle CX Salesの製品マネージャがPTOモデル構造を作成するとします。
新しい「BOM品目リストのアップサート」REST APIを使用すれば、対応する構成がCPQ BOM品目定義データ表のBOM品目ツリーに追加されます。
Oracle CX Sales SPIM統合のほぼリアルタイム同期では、スケジュール済バッチ同期の実行を待機しなくても、特定の製品が同期されます。
有効化のステップ
Oracle CPQ管理オンライン・ヘルプ > 部品 > パートナ部品統合 > Oracle CX Sales製品情報マスター(SPIM)統合を参照して、Oracle CX Sales製品情報マスター(SPIM)を、Oracle CX Sales - Oracle CPQ製品統合の製品ソースとして確立してください。
Oracle CPQ Subscription PricingとのOracle Fusion Pricingの統合
Oracle CPQ 23Dでは、(QPとも呼ばれる) Oracle Fusion PricingモジュールとCPQとの間で、サブスクリプション・ベース製品の使用料金、価格計画およびレート・カードが関係する価格定義を同期するために製品化された統合が提供されており、Oracle Subscription Managementの使用量関連のレート設定および請求、およびサブスクリプションの作成がサポートされています。
CPQは、価格計画、レート・カード、使用料金などの価格設定エンティティをオンデマンドでOracle Fusion Pricingに同期し、実行時にこれらのオブジェクトの識別子を見積料金に書き込みます。これらは、Oracle Fusion Order Managementを介してOracle Fusion Pricingとダウンストリームで統合できます。詳細は、Oracle Order Management - CPQ統合に対する価格計画のサポートを参照してください。
CPQと統合されている場合は、CPQで交渉された正価が事前価格設定済の販売オーダー明細として、Oracle Fusion Order Managementによって適用されます。Fusion Order Managementでは、CPQから統合された価格計画、レート・カードおよび使用価格を使用して、実際の使用量のレート設定と請求額の計算が実行されます。
新しい価格設定ポータルの価格設定統合モジュールを使用すると、CPQの価格設定管理者がデフォルトのパートナ価格表を定義して、CPQとOracle Fusion Pricingの間の価格定義の同期を開始できます。初期同期では、関連するすべての価格定義が同期化されます。その後は、デルタ変更のみが送信されます。価格設定管理者は、必要な「ログ」リンクをクリックすれば、削除された価格設定定義、更新された価格モデル品目および新しい価格モデル品目を含む同期タスクの詳細を表示できます。
価格定義をOracle Fusion Pricingと同期すると、Oracle Order Managementのオーダーの使用料金、価格計画およびレート・カードのデータが同期されます。たとえば、次のCPQ見積は、2つの料金が設定されたSupremo IOT Data社の製品を示しています。
料金2には、レート・カードを使用して、使用量ベースの階層料金が指定されています。営業ユーザーは、「レート・カードの表示」をクリックして、関連する階層料金を表示できます。
Oracle Order Managementでオーダーが作成されると、適用される使用料金を請求ユーザーが顧客オーダーに表示できます。
レート・カードのデータがオーダーに関連付けられている場合は、ユーザーが使用料金リンクをクリックすれば、Oracle Fusion Pricingから同期されたレート・カードのデータを表示できます。
CPQ - Oracle Order Managementの統合オーダーには、サブスクリプション・タイプの製品の同期済価格定義が含まれます。
有効化のステップ
前提条件
-
Oracle Fusion PricingおよびOracle Subscription Managementを実装する必要があります。
-
他の価格設定を定義する前に、CPQとOracle Fusion Pricingの両方で、料金タイプ、価格タイプ、価格期間、使用単位および料金定義の各オブジェクトに同じ値を設定してください。
-
レート・カードを使用する場合は、カードに使用する列をOracle Fusion Pricingのマトリックス区分に定義してCPQと同じ値のドメインを設定する必要があります。
CPQとOracle Fusion Pricingの統合を設定するには、次のステップを実行します。
- 「管理」ページにナビゲートします。
- 「統合プラットフォーム」セクションで「統合センター」をクリックします。
- 「統合の作成」をクリックします。
- 「タイプ」ドロップダウンから「汎用統合」を選択します。
- 「名前」に「Fusion価格設定統合」と入力します。
- Oracle Fusion Pricingアプリケーションの要求URLを入力します。
- 統合ユーザーの「ユーザー名」および「パスワード」のログイン資格証明を入力します。
- 「統合使用可能」オプションを選択します。
- 「保存」をクリックします。
ヒントと考慮事項
-
Oracle CPQ 23Dで、使用料金にボリューム・タイプの階層価格設定を適用するには、階層: 自/至のディメンションを列として設定したレート・カードを作成します。
-
Oracle Fusion Pricingでは、レート使用による階層価格設定はサポートされていません。ボリューム階層化のみがサポートされています。
Salesforce: Oracle CPQ Integration Centerを使用した接続
新しいSalesforce CRM統合タイプがOracle CPQ統合センターに追加されました。この機能により、Oracle CPQとSalesforceの接続の設定および管理が簡単になります。この新しいインタフェースでは、カスタマ・サポートの支援を受けなくても、管理者がSalesforce統合の詳細を直接構成できます。また、Oracle CPQ 23Dの「ユーザー統合」ページには、Salesforceの有効なすべての組織およびユーザー・ログインの完全なリストが表示されます。
新規および既存のSalesforce CRM統合では、これらのプロパティを使用して、SalesforceにWebサービス・コールを実行します。
統合センターのSalesforce CRM統合では、次の3つの状態がサポートされます:
- CRM統合設定なし - Oracle CPQからSalesforceへの統合が設定されておらず、まだ存在しません。
- 「統合使用可能」チェック・ボックス未選択 - 管理者がSalesforce CRM統合の設定を開始しましたが、統合接続がアクティブではありません。この状態では、Salesforceへのコールは実行できません。これには、購入側統合のコール、トークン生成の使用、管理テスト、および部品同期が含まれます。
- 「統合使用可能」チェック・ボックス選択済/統合が完全にアクティブ - 管理者がSalesforce CRM統合の設定を完了し、2つのアプリケーション間の統合接続がアクティブになっています。アクティブのときは、統合が存在し、管理者がCRM統合をすべて構成でき、ユーザー側でそれらの統合が実行されます。
有効化のステップ
Salesforce CRM統合タイプを作成するには、権限を持つ管理者が次のステップを実行できます:
- 管理ホーム・ページの「統合プラットフォーム」セクションの「統合センター」をクリックします。
- 「統合の作成」をクリックします。
- 「タイプ」ドロップダウンから「CRM」を選択します。
- 「ベンダー」ドロップダウンから「Salesforce」を選択します。Salesforce統合のフィールド・エントリが表示されます。
- 統合の名前を入力します。これは人が読める任意の値にできます。この値は、ユーザーが複数組織の設定を区別できるように、「ユーザー統合」ページに表示されます。
- 統合の変数名を入力します。
- エンドポイントURLを入力します。これは、Salesforceの組織のログイン・ドメインです。ここでは、login.salesfroce.comやtest.salesforce.comなどの標準のログイン・ドメインと、カスタムの自分のドメインがサポートされています。
重要: このURLは、承認済ドメインの許可リストに含まれている必要があります。承認済ドメインの許可リストを変更するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録してください。
- 組織IDを入力します。これは15文字までの大文字です。この値は、Salesforceの「会社情報」ページから取得できます。
- クライアントIDを入力します。この値は、Salesforceの「Connected App」ページから取得されます。
- 「クライアント・シークレット」を入力します。この値は、Salesforceの「Connected App」ページから取得されます。
- APIバージョンを入力します。デフォルト値は、31です。これで、アウトバウンド統合で使用するAPIバージョンを設定します。
- (オプション)パッケージ名前空間を入力します。デフォルト値はcafslです。
重要: Managed Package 8.1以前の場合は、このフィールドをnullにする必要があります。
- 「ファイルの選択」をクリックし、デバイス上の有効な証明書(a.crtファイルなど)に移動します。この証明書は、Salesforce環境で作成されたものと同じである必要があります。
重要:
- SalesforceとOracle CPQの証明書が一致する必要があります。
- Salesforce CRM統合を保存すると、証明書が保存されて、ダウンロードできるようになります。また、証明書に関連付けられているメタ・データ(「最終変更」、「妥当性」および「発行元」フィールド)も自動的に移入されます。
- 証明書は、設定された期間後に期限切れになります。連続して運用するには、定期的なローテーションが必要です。
- 「統合使用可能」チェック・ボックスを選択して、Salesforce CRMを使用可能にします。
- 「保存」をクリックします。
警告: CRM統合がアクティブになった後、「統合使用可能」チェック・ボックスの選択を解除すると、それを使用する統合が無効になります。ランタイム統合は実行されず、一部の管理機能か使用できない場合があります。
パートナのログイン資格証明を保存して、ユーザーのOAuthトークンを生成したり、取り消したりするには、「ユーザー統合」ページを使用します。Salesforceがユーザー・アクセス用に生成するトークンを管理するには、次のステップを実行します:
- 次のように「ユーザー統合」ページに移動します:
- ユーザーとして、ナビゲーション・メニューの「自分のプロファイル」アイコンをクリックして「自分のプロファイル」ページを開き、ページの下部にある「ユーザー統合」をクリックします。
- 管理者として、管理ホーム・ページから「内部ユーザー」をクリックします。ユーザー・ログイン・リンクをクリックして「ユーザー管理」ページを開き、ページの下部にある「ユーザー統合」をクリックします。
「CRM/IdP」タブには、「顧客関係管理 / アイデンティティ・プロバイダ」ユーザー・フィールドが表示されます。
- 「組織名」ドロップダウンからSalesforceの接続を選択します。「組織名」には、ユーザーか使用可能なSalesforce接続が1つ(以上)表示されます。
- 「ログイン」フィールドにユーザー・ログインを入力します。
- 「保存」をクリックします。
重要:
- トークンが存在する場合は、「トークンの取消」ボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、認証トークンが削除され、パートナ・ログイン・フィールドがクリアされます。
- トークンが存在しない場合は、「トークンの生成」ボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、Salesforceのログイン・ページが表示されます。Salesforceのユーザー名/パスワードを入力します。これにより、有効なトークンが生成され、Oracle CPQの「ユーザー統合」ページに戻ります。ここに「トークンの削除」ボタンがあれば、トークンが存在します。
- トークンの生成はオプションのステップであり、ほとんどのエンド・ユーザーには必要ありません。トークンが存在せず、パートナ・ログイン・フィールドが移入されている場合は、Salesforceから初めてユーザーがOracle CPQにパンチ・インすると、トークンが自動的に生成されます。
ヒントと考慮事項
- Oracle CPQで、Oracle Identity Cloud Service (IDCS)とSalesforce CRM統合を同時にサポートするようには認定されていません。
- 23Dへのアップグレード時に既存のSalesforce統合については、名前と変数名が既存の統合に自動的に移入されます。
- 新しい「トークンの取消」ボタンがSalesforceの「CRM統合」ページに追加されています。このボタンを使用すると、SalesforceのCRM統合に関連付けられているすべての認証トークンを、管理者が取り消せます。この機能は、Salesforceの1つの組織を別の組織に移行する場合に便利です。この場合、ユーザーを新しいSalesforceの組織に切り替える前に、既存の組織のすべてのトークンを管理者が取り消せます。
新しいSalesforce CRM統合には、Salesforceの証明書のサポートが含まれています。Salesforceの証明書により、自分の組織から発信されたとされる通信が、実際に自分の組織のものであることを確認できます。Oracle CPQサイトに証明書を適用すると、Salesforce統合からのインバウンド通信を検証できます。
この機能により、カスタマ・サポートの支援がなくても、管理者が証明書関連の詳細を表示して、証明書をアップロード/ダウンロードできるようになります。
有効化のステップ
Salesforceの証明書を管理するには、適切な権限を持つ管理者が次のステップを実行できます:
重要: 新しいSalesforce CRM統合タイプを作成している場合や、Salesforceの証明書を初めて入力している場合は、Salesforce: Oracle CPQ Integration Centerを使用した接続のステップに従ってください。
- 管理ホーム・ページの「統合プラットフォーム」セクションの「統合センター」をクリックします。
- 既存のCRM > Salesforceの統合をクリックします。フィールドが自動的に移入されたSalesforceの「CRM統合」ページが表示されます。
- (オプション)既存の証明書をダウンロードする必要がある場合は、「証明書のダウンロード」をクリックします。証明書ファイルがデバイスにダウンロードされます。
- 「参照」をクリックし、デバイス上の有効な証明書(a.crtファイルなど)に移動します。この証明書は、Salesforce環境で作成されたものと同じである必要があります。Salesforce環境で作成された証明書と、Oracle CPQにアップロードする証明書は一致している必要があります。
- 「Save」をクリックします。
重要: 更新された証明書が保存されて、ダウンロードできるようになります。また、更新された証明書に関連付けられているメタ・データ(「最終変更」、「妥当性」および「発行元」フィールド)も自動的に移入されます。
ヒントと考慮事項
Salesforce CRM統合ごとに独自の認証を設定できますが、同じCPQサイトと統合する場合は、Salesforceの複数の統合で同じ証明書を使用できます。共有する証明書は、その接続の統合ページから、(共有する接続ごとに1回)複数回アップロードする必要があります。
Salesforce: カスタム・ログイン・ドメインのサポート
Oracle CPQ 23Dでは、以前にサポートされていたlogin.salesforce.comおよびtest.salesforce.comのURLドメインに加えて、カスタム・ログイン・ドメインもサポートされています。この機能では、Salesforceに最近導入されたドメイン管理機能と、自分のドメインのログインおよびリダイレクト・ポリシーがサポートされます。
Oracle CPQ 23Dより前は、Oracle CPQサイトのすべてのSalesforce接続に対して、単一のドメイン(login.salesforce.comまたはtest.salesforce.com)のみが関連付けられていました。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
Oracle CPQでは、次を許可することで、Salesforceの自分のドメインのログイン・ポリシーの要件を満たしています:
- 自分のドメインのみからのログイン(カスタム・ドメイン)
- 自分のドメインまたはlogin.salesforce.comおよびtest.salesforce.comからのログイン
Oracle Order Management - CPQ統合に対する価格計画およびレート・カードのサポート
Oracle CPQ 23Dでは、Oracle Order Management - CPQ統合のオーダーの作成時または取消時に価格計画がサポートされます。価格計画がサブスクリプション・タイプの製品に適用されると、CPQ価格設定によって関連する価格計画の料金が適用されます。新しい価格設定の統合を使用すると、CPQ管理者が価格設定の定義をOracle Fusion Pricingと同期できます。
前述のとおり、サブスクリプション品目に適用された価格計画データを、営業ユーザーが明細品目グリッドに表示できます。
Oracle Order Managementでオーダーが作成されると、請求ユーザーが顧客オーダー内に価格計画および使用料金を表示できます。
レート・カードのデータがオーダーに関連付けられている場合は、ユーザーが使用料金リンクをクリックすれば、Oracle Fusion Pricingから同期されたレート・カードのデータを表示できます。
Oracle CPQ 23D以降のOracle Order Management - CPQ統合には、サブスクリプション・タイプ製品の価格計画およびレート・カード情報が含まれます。
有効化のステップ
既存のCPQ標準プロセス - Oracle Order Management統合の価格計画を実装しているお客様は、このリリースで提供される新しいCPQ-Oracle Order Managementパッケージ(CPQ_FOM_Package_23D.zip)および新しいOIC統合パッケージ(CPQFOMIntegrations_23D.par)をインポートしてください。
- 統合パッケージをダウンロードするには、CPQ標準プロセス - Order Management統合(文書ID 2942508.1)を参照してください。
- 詳細な手順は、CPQ - Order Management統合ガイド、標準プロセス更新23B以降を参照してください。
データ・キューブのエクスポートでのトランザクション配列のサポート
Oracle CPQ 23D以降のCPQでは、データ・キューブのエクスポートで、トランザクション配列のエクスポートがサポートされます。メインおよびサブ文書のトランザクション配列と配列セット属性を、データ・キューブXMLマッピング・ファイルに追加できます。同様に、デフォルトで生成されるサンプルmapping.xmlファイルに、指定したプロセスのすべての配列セットおよび配列セット属性が含まれるようになりました。データ・キューブのエクスポートでは、配列セット属性に指定された基準に基づくトランザクションのフィルタ機能もサポートされます。
たとえば、次のデータ・キューブXMLマッピング・ファイルには、メイン文書配列セット(services_c)とサブ文書配列セット(shippingOptions_c)が含まれています。<array_set>タグを使用して、トランザクション配列を定義しています。このフィルタの例(緑で強調表示)では、region_c属性値が「North America」であるレコードのみがエクスポートされます。
エクスポートされるzipファイルには、XMLマッピング・ファイルにリストされている各トランザクション配列の.ctlおよび.datファイルが含まれます。次の例では、データ・キューブのエクスポートに含まれるservices_c (bm_rt_3023066262.ctlおよびbm_rt_3023066262.dat)およびshippingOptions_c (bm_rt_3023068615.ctlおよびbm_rt_3023068615.dat)のトランザクション配列ファイルが強調表示されています。
この機能を使用すると、お客様がコマース属性情報を配列セットに格納して、この配列セットをエクスポートすれば、多数のコマース属性をエクスポートする必要がなくなります。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
Oracle CPQ 23Dでは、次の部品機能が提供されます。
Oracle CPQ 23Dには、Oracle CX Salesと統合されているCPQサイトの次のサービス関連標準部品フィールドが追加されています。
属性名 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
サービス期間タイプ | タイプ | サービス契約を履行する品目の期間タイプ。許容可能な値: O (無期限)、V (可変)、F (固定) |
期間 | 整数 | 製品のサービスを提供する期間です。サービス期間の単位で計測されます。サービス契約を履行する製品にのみ適用されます。 |
継続期間 | テキスト | 製品のサービスが提供される期間単位(月、年など)。サービス契約を履行する製品にのみ適用されます。 |
これらのフィールドは、「延長保証」、「含まれる保証」、「保守」または「サブスクリプション」の販売製品タイプの品目の基本サービス属性を取得するために使用します。このデータを使用して、これらの品目に固有の事前定義ロジックを見積管理で開発できます。たとえば、延長保証がF (固定)と定義されている場合、営業担当は期間も継続期間も変更できません。他方、延長保証が「O」(無期限)と定義されている場合は、期間および継続期間の上書きを見積で許可する必要があります。
新しい部品フィールドでは、サービス関連製品がサポートされています。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
サービス関連標準部品フィールドをサブ文書の部品属性セットに追加するには、Oracle CPQ管理のオンライン・ヘルプ > コマース > 属性および配列 > 属性セット > 部品属性の管理を参照してください。
-
明細品目に属性を追加するには、Oracle CPQ管理のオンライン・ヘルプのコマース > 文書 > コマース・レイアウト・エディタの明細品目グリッドの項を参照してください。
Oracle CPQ 23Dでは、次のユーザー管理機能が提供されます。
Oracle CPQ 23Dでは、管理者がユーザー・グループを非アクティブ化する機能がサポートされています。「グループ・リスト」ページには、アクティブなグループと非アクティブなグループが表示されます。グループが非アクティブ化されると、アクセス権限は許可されなくなり、コマースおよび構成のプロパティへのアクセスも選択できなくなります。
管理者は(関係者プロファイルを使用して)ユーザーのグループに異なるアクセス権を付与して、コマースの様々なユーザー・エクスペリエンスを提供できます。この機能を使用すれば、管理者がユーザー・グループの実装をより適切に管理できます。たとえば、あるユーザー・グループを管理者が非アクティブ化して、グループをさらにセグメント化したり、ビジネス・プロセスの変更に対処できます。
有効化のステップ
ユーザー・グループを非アクティブ化するには、次のステップを実行します:
- 管理ホーム・ページの「ユーザー」セクションで「グループ」をクリックします。「グループ管理」ページに、アクティブおよび非アクティブのグループ・リストが表示されます。
- 既存のグループを非アクティブ化するには、そのグループ名をクリックして「グループ管理」ページを開きます。
- 「非アクティブ化」をクリックします。
選択したユーザー・グループが「非アクティブ・グループ・リスト」に移動し、グループのアクセス権限が許可されなくなり、コマースおよび構成のプロパティへのアクセスも選択できなくなります。
ヒントと考慮事項
- 管理、コマースまたは構成との依存関係がグループにある場合は、グループの非アクティブ化中に依存関係のエラー・メッセージが表示されます。グループを非アクティブ化するには、すべての依存関係を削除する必要があります。
- グループ変数名がBMLスクリプトで使用されている場合、依存関係のエラー・メッセージは表示されません。管理者は、BMLスクリプトでグループ変数を手動で検索し、ロジックを変更してからグループを非アクティブ化できます。
- すべてのアクセス管理グループを非アクティブ化することはできません。
- ホスト会社とパートナ組織グループは両方とも非アクティブ化できます。
- ユーザー・グループの取得REST APIのレスポンス結果には、アクティブなグループのみが表示されます。
Oracle CPQ 23Dでは、次のWebサービス機能が提供されます。
Oracle CPQ 23D (RESTバージョンv15)以降では、構成キャッシュが有効になっている場合に、製品ファミリの最終デプロイ日がモデルの構成REST APIのレスポンスに追加されます。
これにより、ローカル・キャッシュ・インスタンスが、最新の構成レイアウト更新で最新状態になっているかどうかを、お客様が検証できます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義をレビューして活用します(Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→APIおよびスキーマからアクセス可能)。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、クイック・スタートに関する項から開始してください。
Oracle CPQ 23Dでは、次のBOMマッピングREST APIの機能拡張が提供されます:
- 「ルートBOM品目ラベル」および「ルートBOM品目部品番号」がBOM品目定義のインスタンスおよびコレクションのレスポンスに含まれるようになりました。
- 大/小文字を区別しない問合せをBOM品目設定のコレクションで実行できるようになりました。
BOM品目リストのアップサート
Oracle CPQ 23Dには、CPQ BOM階層を作成、更新または削除するための、BOM品目リストのアップサート・エンドポイントも追加されています。このエンドポイントでは、階層JSON形式ではなくリスト形式を使用します。
- エンドポイント: /rest/v15/bomItemSetups/actions/upsertBomItemList
- メソッド: POST
Oracle CPQ 23D (v15)のBOMマッピングREST APIの拡張では、新しい価格設定機能がサポートされており、Oracle CX Salesと製品構造を同期しやすくなり、BOM品目の大/小文字を区別せずに検索できるようになりました。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義をレビューして活用します(Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→APIおよびスキーマからアクセス可能)。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、クイック・スタートに関する項から開始してください。
価格の計算REST APIが更新されて、料金および価格計画がサポートされています。
Oracle CPQ 23D (v15)の価格の計算REST APIの拡張では、新しい価格設定機能がサポートされています。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義をレビューして活用します(Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→APIおよびスキーマからアクセス可能)。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、クイック・スタートに関する項から開始してください。
Oracle CPQ 23Dでは、構成製品管理REST APIが次のように拡張されています:
製品ファミリ・デプロイメントをサポートするために、次のエンドポイントが追加されました:
製品ファミリのデプロイ
Webサービスを使用して製品ファミリをデプロイするには、このエンドポイントを使用します。デプロイメントをスケジュールして、ユーザーがEメール通知を設定できます。ルールに関連付けられたデータ表を、製品ファミリとともにデプロイできます。
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/actions/deploy
- メソッド: POST
アンデプロイされたデータ表の取得
このエンドポイントを使用して、製品ファミリの表ベースの構成ルール内で参照されるアンデプロイされたデータ表およびライブ・データ表のリストを取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/actions/getRelatedUndeployedDataTables
- メソッド: POST
Oracle CPQ 23Dには、構成処理をサポートするためのエンドポイントも追加されています:
すべての構成処理の取得
これらのエンドポイントは、それぞれの製品ファミリ、製品ラインまたはモデルのすべての構成処理を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/_actions
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{prodFamLineName}/_actions
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName} /productLines/{prodFamLineName}/models/{modelVarName}/_actions
- メソッド: GET
構成処理の追加
これらのエンドポイントは、それぞれの製品ファミリ、製品ラインまたはモデルに構成処理を追加します。
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/_actions
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{prodFamLineName}/_actions
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{prodFamLineName}/models/{modelVarName}/_actions
- メソッド: POST
構成処理の取得
これらのエンドポイントは、指定された製品ファミリ、製品ラインまたはモデルの構成処理を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}_actions/{actionVarName}
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{prodFamLineName}/_actions/{actionVarName}
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{prodFamLineName}/models/{modelVarName}/_actions/{actionVarName}
- メソッド: GET
構成処理の更新
これらのエンドポイントは、指定された製品ファミリ、製品ラインまたはモデルの構成処理を更新します。
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/_actions/{actionVarName}
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{prodFamLineName}/_actions/{actionVarName}
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{prodFamLineName}/models/{modelVarName}/_actions/{actionVarName}
- メソッド: PUT
構成処理の削除
これらのエンドポイントは、指定された製品ファミリ、製品ラインまたはモデルの構成処理を削除します。
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/_actions/{actionVarName}
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{prodFamLineName}/_actions/{actionVarName}
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{prodFamLineName}/models/{modelVarName}/_actions/{actionVarName}
- メソッド: DELETE
すべての構成処理翻訳の取得
これらのエンドポイントは、それぞれの製品ファミリ、製品ラインまたはモデルのすべての構成処理翻訳を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/_ations/translations
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{prodFamLineName}/_actions/translations
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{prodFamLineName}/models/{modelVarName}/_actions/translations
- メソッド: GET
構成処理翻訳の追加
これらのエンドポイントは、それぞれの製品ファミリ、製品ラインまたはモデルに構成処理翻訳を追加します。
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/_actions/translations
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{prodFamLineName}/_actions/translations
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{prodFamLineName}/models/{modelVarName}/_actions/translations
- メソッド: POST
構成処理翻訳の取得
これらのエンドポイントは、指定された製品ファミリ、製品ラインまたはモデルの構成処理翻訳を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/_actions/{actionVarName}/translations/{translationId}
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{ prodFamLineName}/_actions/{actionVarName}/translations/{translationId}
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{prodFamLineName}/models/{modelVarName}/_actions/{actionVarName}/translations/{translationId}
- メソッド: GET
構成処理翻訳の更新
これらのエンドポイントは、指定された製品ファミリ、製品ラインまたはモデルの構成処理翻訳を更新します。
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/_actions/{actionVarName}/translations/{translationId}
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{prodFamLineName}/_actions/{actionVarName}/translations/{translationId}
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines//{prodFamLineName}/models/{modelVarName}/_actions/{actionVarName}/translations/{translationId}
- メソッド: POST
構成処理翻訳の削除
これらのエンドポイントは、指定された製品ファミリ、製品ラインまたはモデルの構成処理翻訳を削除します。
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/_actions/{actionVarName}/translations/{translationId}
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{ prodFamLineName}/_actions/{actionVarName}/translations/{translationId}
- エンドポイント: /rest/v15/allProductFamilySetups/{varName}/productFamilies/{prodFamVarName}/productLines/{prodFamLineName}/models/{modelVarName}/_actions/{actionVarName}/translations/{translationId}
- メソッド: DELETE
新しいOracle CPQ 23D (v15)の構成製品管理REST APIは、製品ファミリのデプロイメントおよび管理の新しい構成処理をサポートしています。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義をレビューして活用します(Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→APIおよびスキーマからアクセス可能)。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、クイック・スタートに関する項から開始してください。
Oracle CPQ 23Dには、(v15) REST APIに対してコマースの「履歴」タイプの処理のサポートが追加されています。このエンドポイントを使用すると、トランザクションUIの履歴の表示処理と同様に、お客様がREST API Webサービスを使用して、トランザクションの変更履歴を取得できます。
- エンドポイント: /rest/v15/commerceDocumentsOraclecpqoTransaction/(id}/actions/getHistory
- メソッド: POST
Oracle CPQ 23D (v15)以降では、お客様がWebサービスを使用して、トランザクションの変更履歴を取得できます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義をレビューして活用します(Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→APIおよびスキーマからアクセス可能)。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、クイック・スタートに関する項から開始してください。
Oracle CPQ 23Dでは、次の移行パッケージおよび移行リソースのREST API Webサービスの拡張機能がサポートされています:
- パッケージのライフサイクル管理を支援するために、移行パッケージのREST APIにユーティリティ・ライブラリの名前空間を追加します。移行パッケージのリソースの作成、更新または検索時に、一意の名前空間を適用できます。ユーティリティ・ライブラリの名前空間の使用方法および手順は、製品ライフサイクル管理を参照してください。
- 次のエンドポイントを使用して、移行パッケージを作成または更新するときに、詳細な(低レベルの)コンテンツを要求ペイロードに指定します:
- 作成(POST) - /migrationPackages
- 更新(PATCH) - /migrationPackages/{id}
- 更新(POST) - /migrationPackages/{id}
重要: このREST APIコールでは、関連付けられた高レベルのコンテンツに、1つのみの詳細な(低レベルの)コンテンツ要求を要求ペイロードに含めることができます。
次の新しい移行パッケージおよび移行リソースのREST API Webサービスがサポートされています:
移行パッケージのコンテンツ依存関係の取得
このエンドポイントを使用して、移行パッケージのコンテンツの依存関係を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/migrationPackages/{id}/content/dependencies
- メソッド: GET
ソース・サイトから選択した移行リソースまたは移行パッケージの依存関係の取得
このエンドポイントを使用して、ソース・サイトから選択した移行リソースまたは移行パッケージの依存関係を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/migrationResources/dependencies
- メソッド: POST
ソース・サイトから選択した移行リソースまたは移行パッケージの移行
このエンドポイントを使用して、ソース・サイトから選択した移行リソースまたは移行パッケージを移行します。
- エンドポイント: /rest/v15/migrationResources/actions/migrate
- メソッド: POST
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
ヒントと考慮事項
- My Oracle Supportでサービス要求を登録して、この機能が有効になると、Oracle CPQ統合カタログから移行REST APIを使用できます。
- 移行パッケージのREST APIは、管理権限を持つユーザーのみが使用でき、移行機能にアクセスできます。
Oracle CPQ 23Dには、価格計画ビジネス・オブジェクトと価格設定の統合をサポートするために、次のREST API Webサービスが追加されています:
Fusion Pricing同期化タスクの発行
このエンドポイントを使用して、価格設定定義をCPQからFusion Pricingに同期するタスクを発行します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/actions/syncWithFusionPricing
- メソッド: POST
料金属性
すべての料金属性の取得
このエンドポイントを使用して、すべての価格設定の料金属性を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/chargeAttributes
- メソッド: GET
料金属性の追加
このエンドポイントを使用して料金属性を追加します
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/chargeAttributes
- メソッド: POST
料金属性の更新
このエンドポイントを使用して、価格設定の料金属性を更新します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/chargeAttributes
- メソッド: PATCH
料金属性の取得
このエンドポイントを使用して、指定した料金属性を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/chargeAttributes/{attributeVarName}
- メソッド: GET
料金属性の削除
このエンドポイントを使用して、指定した料金属性を削除します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/chargeAttributes/{attributeVarName}
- メソッド: DELETE
料金属性の更新
このエンドポイントを使用して、指定した料金属性を更新します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/chargeAttributes/{attributeVarName}
- メソッド: PATCH
料金定義
すべての料金定義の取得
このエンドポイントを使用して、すべての価格設定の料金定義を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/chargeDefinitions
- メソッド: GET
料金定義の追加
このエンドポイントを使用して、価格設定の料金定義を追加します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/chargeDefinitions
- メソッド: POST
料金定義の取得
このエンドポイントを使用して、指定した価格設定の料金定義を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/chargeDefinitions/{code}
- メソッド: GET
料金定義の削除
このエンドポイントを使用して、指定した価格設定の料金定義を削除します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/chargeDefinitions/{code}
- メソッド: DELETE
料金定義の更新
このエンドポイントを使用して、指定した価格設定の料金定義を更新します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/chargeDefinitions/{code}
- メソッド: PATCH
価格モデル
すべての価格モデル品目の取得
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデルのすべての価格モデル品目を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems
- メソッド: GET
価格モデル品目の追加
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデルに価格モデル品目を追加します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems
- メソッド: POST
価格モデル品目の取得
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: GET
価格モデル品目の削除
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目を削除します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: DELETE
- 価格計画
料金および価格計画
すべての料金の取得
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目のすべての料金を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}/charges
- メソッド: GET
料金の追加
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目に料金を追加します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}/charges
- メソッド: POST
料金の更新
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目の料金を更新します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}/charges
- メソッド: PATCH
料金の取得
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目の料金を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: GET
料金の削除
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目の料金を削除します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: DELETE
料金の更新
このエンドポイントを使用して、価格モデル品目の料金を更新します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: PATCH
すべての価格計画の取得
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目に関連付けられているすべての価格設定の価格計画を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: GET
価格計画の追加
このエンドポイントを使用して、価格モデル品目に価格設定の価格計画を追加します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: POST
価格計画の更新
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目の価格計画を更新します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: PATCH
価格計画の取得
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目の価格計画を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: GET
価格計画の削除
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目の価格計画を削除します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: DELETE
価格計画の更新
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目の価格計画を更新します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: PATCH
価格計画のすべての料金の取得
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目の価格計画のすべての料金を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: GET
価格計画の料金の追加
このエンドポイントを使用して、価格モデル品目の価格計画に料金を追加します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: POST
価格計画の料金の更新
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目の価格計画の料金を更新します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: PATCH
価格計画の料金の取得
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目の価格計画の料金を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: GET
価格計画の料金の削除
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目の価格計画の料金を削除します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: DELETE
価格計画の料金の更新
このエンドポイントを使用して、指定した価格モデル品目の価格計画の料金を更新します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/models/{modelVarName}/priceModelItems/{priceModelItemId}
- メソッド: PATCH
レート・カード・テンプレートおよびレート・カード
すべてのレート・カード・テンプレートの取得
このエンドポイントを使用して、すべてのレート・カード・テンプレートを取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates
- メソッド: GET
レート・カード・テンプレートの追加
このエンドポイントを使用して、レート・カード・テンプレートを追加します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates
- メソッド: POST
レート・カード・テンプレートの取得
このエンドポイントを使用して、指定したレート・カード・テンプレートを取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates/{templateVarName}
- メソッド: GET
レート・カード・テンプレートの削除
このエンドポイントを使用して、指定したレート・カード・テンプレートを削除します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates/{templateVarName}
- メソッド: DELETE
レート・カード・テンプレートの更新
このエンドポイントを使用して、指定したレート・カード・テンプレートを更新します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates/{templateVarName}
- メソッド: PATCH
レート・カード・テンプレートのすべての列の取得
このエンドポイントを使用して、指定したレート・カード・テンプレートのすべての列を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates/{templateVarName}/columns
- メソッド: GET
レート・カード・テンプレートの列の追加
このエンドポイントを使用して、指定したレート・カード・テンプレートに列を追加します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates/{templateVarName}/columns
- メソッド: POST
レート・カード・テンプレートの列の更新
このエンドポイントを使用して、指定したレート・カード・テンプレートの列を更新します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates/{templateVarName}/columns
- メソッド: PATCH
レート・カード・テンプレートの列の取得
このエンドポイントを使用して、レート・カード・テンプレートの列を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates/{templateVarName}/columns/{id}
- メソッド: GET
レート・カード・テンプレートの列の削除
このエンドポイントを使用して、レート・カード・テンプレートの列を削除します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates/{templateVarName}/columns/{id}
- メソッド: DELETE
レート・カード・テンプレートの列の更新
このエンドポイントを使用して、指定したレート・カード・テンプレートの列を更新します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates/{templateVarName}/columns/{id}
- メソッド: PATCH
レート・カード・テンプレートの列のすべての翻訳の取得
このエンドポイントを使用して、指定したレート・カード・テンプレートの列の翻訳を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates/{templateVarName}/columns/{id}/translations
- メソッド: GET
レート・カード・テンプレートの列の翻訳の追加
このエンドポイントを使用して、レート・カード・テンプレートの列の翻訳を追加します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates/{templateVarName}/columns/{id}/translations
- メソッド: PUT
レート・カード・テンプレートの列の翻訳の取得
このエンドポイントを使用して、レート・カード・テンプレートの列から、指定した言語の翻訳を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates/{templateVarName}/columns/{id} /{languageCode}
- メソッド: GET
レート・カード・テンプレートのすべての翻訳の取得
このエンドポイントを使用して、指定したレート・カード・テンプレートの翻訳を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates/{templateVarName}/translations
- メソッド: GET
レート・カード・テンプレートの翻訳の追加
このエンドポイントを使用して、レート・カード・テンプレートの翻訳を追加します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates/{templateVarName}/translations
- メソッド: PUT
レート・カード・テンプレートの翻訳の取得
このエンドポイントを使用して、レート・カード・テンプレートから、指定した言語の翻訳を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCardTemplates/{templateVarName}/translations/{languageCode}
- メソッド: GET
すべてのレート・カードの取得
このエンドポイントを使用して、すべてのレート・カードを取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCards
- メソッド: GET
レート・カードの追加
このエンドポイントを使用して、レート・カードを追加します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCards
- メソッド: POST
レート・カードの取得
このエンドポイントを使用して、指定したレート・カードを取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCards/{rateCardVarName}
- メソッド: GET
レート・カードの削除
このエンドポイントを使用して、レート・カードを削除します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCards/{rateCardVarName}
- メソッド: DELETE
レート・カードの更新
このエンドポイントを使用して、指定したレート・カードを更新します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCards/{rateCardVarName}
- メソッド: PATCH
レート・カードのデータの取得
このエンドポイントを使用して、指定したレート・カードのデータを取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCards/{rateCardVarName}/data
- メソッド: GET
レート・カードのデータの更新
このエンドポイントを使用して、レート・カードのデータを更新します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCards/{rateCardVarName}/data
- メソッド: PATCH
レート・カードの翻訳の取得
このエンドポイントを使用して、指定したレート・カードの翻訳を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCards/{rateCardVarName}/translations
- メソッド: GET
レート・カードの翻訳の追加
このエンドポイントを使用して、レート・カードの翻訳を追加します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCards/{rateCardVarName}/translations
- メソッド: PUT
レート・カードの翻訳の取得
このエンドポイントを使用して、レート・カードから、指定した言語の翻訳を取得します。
- エンドポイント: /rest/v15/pricingSetup/rateCards/{rateCardVarName}/translations/{languageCode}
- メソッド: GET
Oracle CPQ 23Dでは、既存のエンドポイントに対して次の更新が提供されています:
- 価格設定オプションのエンドポイントに「料金定義使用可能」オプションが追加されました。
- 価格モデルの価格設定データのエンドポイントに、動的価格設定タイプのプロパティが追加されました。
Oracle CPQ 23Dでは、次の既存のエンドポイントのサポートが削除されるか、制限されています:
- 価格モデルの価格設定データの追加(代替は、価格モデル品目の追加)
- 価格モデルの価格設定のデータ項目の削除(代替は、価格モデル品目の削除)
- 価格モデルの価格設定のデータ項目の更新(代替は、価格モデル品目の更新)
Oracle CPQ 23D (v15)の価格設定の設定REST APIの拡張では、新しい価格設定機能がサポートされています。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義をレビューして活用します(Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→APIおよびスキーマからアクセス可能)。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、クイック・スタートに関する項から開始してください。
アップグレード前の考慮事項
既知の機能の変更
Oracle CPQ 23Dにアップグレードする前に、既知の機能に加えた変更を確認し、その変更に応じて計画することをお薦めします。
Oracle COQの機能 |
摘要 |
価格設定一括サービス |
新しい価格モデル品目オブジェクトの導入により、価格設定一括サービスの署名が変更されました。以前のリリースで作成された一括ダウンロード・ファイルは、改訂しないとアップロードできなくなります。23Dにアップグレードした後、価格設定データの新しい一括ダウンロードを生成して、更新を実行するためのベースとして使用することをお薦めします。 |
料金の価格設定関連の属性 |
|
価格設定REST API | 新しい価格モデル品目オブジェクトをサポートするために、価格モデルの価格設定データの複数のREST APIが、価格モデル品目のAPIで置き換えられました。価格設定の設定REST APIの拡張を参照してください。 |
Fusion Order Managementの統合 |
Oracle CPQ 23C以降、Oracle Fusion Order Managementアプリケーションでは、品目の各料金に、価格タイプと料金タイプの一意の組合せが必須になります。Oracle CPQをFusion Order Managementと統合する場合、同じ価格タイプで価格期間が異なる料金を区別するために、異なる料金タイプを定義する必要があります。 |
サイト・ライセンス・メトリック | Oracle CPQ 23Cで、ユーザー・ライセンスのカウント方法が変更され、Webサービス専用ユーザーがカウントから除外されました。また、ライセンスの最大数を割り当てると、Webサービス専用ユーザーもサイトに追加できます。 |
サポートされている機能への計画的な変更
Oracle CPQでは、アプリケーションを絶えず改善するために、製品の機能を定期的に評価し、改善された機能で置き換える必要がある古い機能を特定しています。古い機能をサポートすると、お客様に提供する価値に悪影響を及ぼします。このお知らせでは、提供された代替機能を把握して今後の更新に備えるための情報をCPQ管理者およびIT担当者に提供します。次の表に、廃止が計画されている機能、およびそれらが削除されるリリースのスケジュールを示します。
意味の説明
「非推奨」は、Oracle CPQの将来の更新で機能の削除が計画されていることを意味します(次の表の「サポート終了」列を参照)。この機能は、既存のユーザーに対してはその時点まで引き続き機能しますが、機能や文書は拡張されません。削除後は、その機能がサポートされなくなり、機能しなくなります。
Oracle CPQの機能 |
非推奨の発表 |
サポート終了と削除 |
説明 |
SalesforceコネクタのネイティブLightning UI |
23B | 24B | Oracle CPQ 23Bでは、Salesforce管理パッケージでネイティブLightning UI (Lightningモードとも呼ばれます)が非推奨になりました。この機能は、Oracle CPQ 24Bで終了して削除されます。 |
レガシー・グローバル関数 |
21C |
24A |
Oracle CPQの以前のバージョンでは、レガシー・グローバル関数(Jythonスクリプトとも呼ばれます)により、お客様がカスタムpythonスクリプトを記述して様々なタイプの処理のBMLで使用できました。パフォーマンスが低いため、Oracle CPQでは数年前にこれらのスクリプトのサポートを終了しました。Oracle CPQ実装でこの機能を使用している場合は、サポートされている標準機能(たとえば、ユーティリティBMLライブラリ、コマースBMLライブラリおよびBMQL)に管理者が移行することをお薦めします。 ご使用の環境でレガシー・グローバル機能が有効になっているかどうかを確認するには、次のステップに従います。
|
GXT顧客イメージおよびCSS参照 |
21C |
24A |
GXTは、Webアプリケーション・ページを作成するためのJavaフレームワークです。Oracle CPQでは、このフレームワークを内部実装に使用しており、お客様には公開していませんでした。このフレームワークは製品から削除されます。このフレームワークによって提供されるイメージまたはCSSを参照している場合は、実装からこれらの参照を削除することをお薦めします。この機能は、Oracle CPQ 24Aで終了して削除されます。 GXTイメージ/アイコンの参照 このフレームワークで使用されるイメージは、通常はフォルダ・パス「/gwt/gxt/images/default/」にあります。次の例を参照してください。このフォルダのイメージを参照している場合は、それらの参照を削除し、カスタマイズされたイメージをファイル・マネージャを使用して管理してください。 GXT CSSの参照 このフレームワークで使用されるCSSファイルは、通常は「/gwt/gxt/css/gxt-all.css」というフォルダ・パスにあります。次の例を参照してください。前述のCSSファイルをカスタマイズしたか、このファイルからCSSクラスを参照している場合は、それらのカスタマイズを削除し、スタイルシート・マネージャを使用して、カスタマイズしたCSSを管理してください。 重要: 実装によっては、フォルダが前述の参照パスと少し異なる場合があります。フォルダを確認して、images/defaultフォルダおよびgxt-all.cssファイルを見つけてください。 |
カスタムJavaScriptおよびCSS
Oracle CPQではカスタマイズしたJavaScriptの使用は公認または保証されていませんが、Oracle CPQを拡張しているお客様を確認しております。カスタマイズがOracle CPQプラットフォームの新機能と競合したり、データが破損または失われたり、メンテナンスやサポートが困難になったりする場合があります。また、ブラウザをまたぐサポートの検証やアップグレードごとにテストが必要になったり、パフォーマンスが低下したりする可能性があります。関連するリスクを考慮したうえで、JavaScriptカスタマイズの利点を適切に評価してください。
文書オブジェクト・モデル(DOM)構造または特定の要素、クラスまたはIDを操作するのではなく、CPQJS APIを使用することをお薦めします。
文書オブジェクト・モデル(DOM)の構造または特定の要素、クラスまたはIDを使用するカスタムJavaScriptを追加した場合、このカスタマイズには徹底的なテストに加え、場合によってはリファクタリングが必要になります。
Oracle CPQ 23A以降では、JET v12.1.0がサポートされています。次の点に注意してください。
- Select Oneコンポーネント(<oj-select-one>)が非推奨になり、Select Single (<oj-select-single>)で置き換えられました。この変更の影響を受けるのは、「お気に入りリスト」および「詳細」ページ、コマース分析グラフおよび単一選択メニュー(SSM)です。
- データ表のセル・タグ(<td>)がある標準JET表では、IDプロパティの構文が更新されてヘッダー・プロパティが削除されています。たとえば:
-
JET v12.1.0の構文: <td class="oj-table-data-cell oj-form-control-inherit" id="mandatoryModels-table:48_0">Recommended Model 1</td>
- JET v10.0.0の構文: <td class="oj-table-data-cell oj-form-control-inherit" id="mandatoryModels-table:modelName_48" headers="mandatoryModels-table:modelName">Recommended Model 1</td>
-
- 構成配列セットの読取り専用セルについては、.oj-table-data-cell.oj -hoverスタイルがbackground-color: #f2f2f3;からlinear-gradiant (rbg(242, 242, 243), rgb(242, 242, 243))に更新されました。
- 単純リストUIおよび構成BOMのパネルの列選択を変更する際にオプション・リストを表示するには、列の上にカーソルを置く必要があります。この変更は、推奨品目リスト、資産リスト、パフォーマンス・ログおよび適格ルールに影響します。
- データ表で、表のセルをクリックすると、表のセルの現在の値が選択されます(表のセルのすべての内容が強調表示されます)。入力を開始すると、新しく入力した内容で、強調表示された内容が置き換えられます。
- コマース・レイアウト・エディタでは、該当するフィールドが表示されなくなった後もツールチップは表示されたままになります。
- 必須属性のエラー・メッセージ・テキストが「値の入力」から「値の選択」に変更されています。
-
営業ユーザーが日付属性を編集する際には、日付ピッカー・ツールが自動的に開きません。値を入力するか、日付ピッカー・アイコンをクリックして値を選択する必要があります。モバイル・デバイスでは、日付ピッカー・アイコンを選択して値を選択する必要があります。
重要: JETウィジェットCSSは、「.oj」で始まるクラスを持つ要素に適用されます。Oracle JETでは、これをネームスペースとして予約しています。「.oj」を含むカスタマイズされた要素はすべて、確認、テスト、およびリファクタする必要があります。将来の問題を回避するために、今後はカスタマイズした要素に「.oj」を含めないでください。
Oracle CPQ 22Cでは、jQueryが3.6.0にアップグレードされました。以前のバージョンのjQueryを使用しているお客様は、アップグレードして、お客様のJavaScriptのカスタマイズをテストする必要があります。
詳細は、次のリソースを参照してください。
- Oracle CPQ管理オンライン・ヘルプ→スタイルおよびテンプレート→JET UIのJavaScriptカスタマイズ
- Oracle CPQ JETの構成およびトランザクションUI: 既存のJavaScriptカスタマイズのリファクタリング(ドキュメントID 2490016.1)
- JavaScript Extension ToolkitおよびJET v12.1.0リリース・ノート
移行
「ソースからインポート」または「宛先に接続」を使用してコンテンツを移行する場合、両方のサイトで同じメジャー更新を使用する必要があります。コンテンツの移行は、同じメジャー更新内のマイナー更新間でのみ実行できます。
- 「メジャー更新」= 更新23D
- 「マイナー更新」= 更新23Dパッチ1
移行パッケージを使用する場合、19A以降のコンテンツを最新のサイト・バージョンにアップロードできます。
解決済の既知の問題
更新23Dで修正されたバグに関する情報は、My Oracle SupportおよびOracle CPQ管理のオンライン・ヘルプにあるOracle CPQ 23D解決済の既知の問題に関するドキュメントを参照してください。
翻訳
Oracle CPQ 23Dでは、システム定義の一部のメッセージとコンポ―ネントに対し、文字列が一部削除され、別の文字列が加えられました。システム定義の文字列で独自の実装固有の翻訳を作成した場合、一部の文字列は表示されなくなります。その他の文字列は英語で表示されるようになります。新たに英語で表示される文字列は翻訳する必要があります。
これらの大半のメッセージとコンポーネントはOracle CPQの管理側にあります。ただし、更新インストールをデプロイする前に、エンド・ユーザーと管理ページの両方をレビューして、すべての文字列が指定の言語で表示されていることを確認する必要があります。
翻訳ステータス
Oracle CPQでは、シングルおよびマルチバイトの両方の文字セットの利用をサポートしています。ご利用のサイトで新しい言語を有効化するには、My Oracle Supportでサービス要求を発行してください。
次の言語については、プラットフォームとリファレンス・アプリケーションの両方で、Oracle CPQのユーザー・インタフェース上での翻訳を利用できます。
- 中国語(簡体字) [中国]
- 中国語(繁体字) [台湾]
- チェコ語[チェコ共和国]
- デンマーク語[デンマーク]
- オランダ語[オランダ]
- 英語
- フィンランド語[フィンランド]
- フランス語
- フランス語[カナダ]
- ドイツ語
- ハンガリー語[ハンガリー]
- イタリア語
- 日本語[日本]
- 韓国語[韓国]
- ノルウェー語(ボークモール語) [ノルウェー]
- ポーランド語[ポーランド]
- ポルトガル語[ブラジル]
- ルーマニア語[ルーマニア]
- ロシア語[ロシア]
- スペイン語(全世界)
- スウェーデン語[スウェーデン]
- トルコ語[トルコ]
アップグレード後の考慮事項
本番環境にアップグレードする前に、Oracle CPQ 23Dのすべてのテスト・インスタンスをアップグレードしてテストします。
お客様のアップグレード・テスト
スケジュールされた本番アップグレードの前に、非本番環境に適用された新しいバージョンをお客様が積極的にテストしてください。少なくとも、営業ユーザーが実行する一般的なアクションを使用して、トランザクションのライフサイクルをお客様がテストしてください。これらには、トランザクションの開始、新規構成、既存の構成の再構成、部品検索、割引、印刷、改訂および承認が含まれますが、これらに限定されません。統合ポイントもテストする必要があります。新機能を確認すると、集中的なテストが必要な領域が明らかになる場合があるため、新機能の確認をお薦めします。
環境に加えられたカスタマイズ(特にJavaScriptやサポート対象外の統合)もお客様がテストする必要があります。アップグレード後に発生する問題の原因で最も多いのは、カスタムJavaScriptです。カスタムJavaScriptおよびサポート対象外の統合は、Oracleサポートまたは開発部門ではサポートされません。特に、アップグレードによってDOMが変更される場合があるため、お客様のJavaScriptおよびCSSの使用に影響を与える可能性があります。
Oracle CPQではカスタマイズしたJavaScriptの使用は公認または保証されていませんが、クリティカルなユース・ケースをサポートするためにOracle CPQを拡張しているお客様を確認しております。JavaScript API (CPQJS)には、JET構成およびJETトランザクションUIの属性、処理およびその他の要素にアクセスするためのメソッドが含まれています。関連するリスクを考慮したうえで、JavaScriptカスタマイズの利点を適切に評価してください。カスタマイズがOracle CPQプラットフォームの新機能と競合したり、データが破損または失われたり、メンテナンスやサポートが困難になったりする場合があります。また、ブラウザをまたぐサポートの検証やアップグレードごとにテストが必要になったり、パフォーマンスが低下したりする可能性があります。
Oracle CPQでは、リリース・サイクルの一環として、広範なテストを実施しています。そのため、お客様のテスト計画では、構成属性の追加などの一般的なタスクではなく、お客様固有のユース・ケースを集中的にテストしてください。
早期テストおよびコホート・スケジュールの更新
23D更新コホートの早期テスト期間をお客様がご利用になることをお薦めします。そうすれば、1つ以上の本番前環境を更新し、カスタマイズとユース・ケースをテストして、必要な調整をするための時間を確保できます。次の表に、Oracle CPQ更新23Dのスケジュールの概要を示します。お客様が属する更新コホートがはっきりしない場合は、My Oracle Supportにサービス要求(SR)を送信してください。
コホート |
更新の早期テスト |
本番前の更新 |
本番の更新 |
A |
10月6日および7日 |
11月3日および4日 |
11月17日および18日 |
B |
10月6日および7日、11月3日および4日 |
12月1日および2日 |
12月15日および16日 |
C |
11月3日および4日、12月1日および2日 |
1月5日および6日 |
1月19日および20日 |
Oracle CPQは、Oracle SaaSのコホート更新ポリシーおよびスケジュールに従います。四半期更新はスキップできません。更新スケジュールをビジネス・プランとプロジェクト・プランに統合する必要があります。お客様がMy Oracle SupportでSRを送信して、早期テストにオプトインする必要があります。早期テストに永続的にオプトインするように選択できますが、同じ早期テスト・サイトと実行ケイデンスを維持する必要があります。
お客様がMy Oracle SupportでSRを送信して、標準の本番スケジュールの本番環境とともにいくつかの本番前環境をアップグレードするように要求できます。四半期ごとにSRを送信する必要がないように、本番環境とともに同じサイトを永続的にアップグレードするように要求できます。
アップグレード後の問題
アップグレード後のお客様に問題が発生した場合は、アップグレードが非本番アップグレードか本番アップグレードかに応じて、2つの異なるプロセスがあります。
非本番アップグレード後の問題
- My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録します。
- サービス要求がカスタマ・サポートによって取得され、連絡先(POC)に割り当てられます。
- このサービス要求は、標準のカスタマ・サポート・サービス要求として扱われます。
ノート: 場合によっては、カスタマ・サポートのサービス要求をオープンせずにお客様の管理者が問題を解決できる場合があります。
本番アップグレード後の問題
- ほとんどの場合、本番アップグレードはスムーズに進行し、アップグレードが完了するとアップグレード・サービス要求がクローズされます。
- 非本番アップグレード後に特定されなかったクリティカルな問題が本番アップグレード後に発生した場合は、「重大度1」のサービス要求をお客様がオープンしてください。本番サイトのダウン、100%のユーザーの見積不可、またはその他売上に影響するビジネス上のクリティカルな問題は、アップグレード後のクリティカルな問題と見なされます。
- 「重大度1」のサービス要求が作成されると、オンコール・チームに通知されます。
- オンコール・チームのメンバーは、解決のためにサービス要求に対応します。
- オンコール・チームのメンバーは、必要に応じてアップグレード後検証を実行したOracleアップグレード・スペシャリストに連絡します。
ブラウザ・サポート
Oracle CPQは、Oracle Software Webブラウザ・サポート・ポリシーの基準を満たすすべてのブラウザ・バージョンをサポートしています。
サポートされているブラウザ・バージョンの使用時に問題が生じた場合は、My Oracle Supportでチケットをオープンして問題を解決してください。サポートされているブラウザの使用時に問題が生じた場合は、修正プログラムが配信されるまで認定ブラウザ・バージョンを使用してください。認定ブラウザは現在の市場シェアに基づいて選択され、現在のバージョンの標準機能で動作するように徹底的にテストされています。
認定ブラウザ
Windows
- Google Chrome 115.x
- Mozilla Firefox 115.x
- Microsoft Edge 115.x
モバイル・デバイス
- Apple iPad iOS 16.x、Safariブラウザ
- Apple iPhone iOS 16.x、Safariブラウザ
重要: 追加のJavaScript、代替CSS、または他のカスタム機能を使用してサイトが作成されている場合は、選択されたブラウザとの互換性の問題が存在する可能性があります。カスタマイズはアドオンの作業が必要な場合があります。利用できる回避策と細かい修正を判断するためには、My Oracle Supportに連絡してください。
Salesforce統合サポート
Oracleでは、Oracle CPQ Connector for Salesforceのバージョン8.xを公式にサポートしています。
トレーニング
現在使用中のバージョンとこれからアップグレードするバージョンまでのすべてのバージョンの、すべての新機能、解決済の既知の問題、および機能的な既知の問題を確認するために、リリース・ドキュメントを参照してください。
Oracle CPQ 23Cで導入された新機能を理解するには、Oracle CPQ管理のオンライン・ヘルプを参照してください。その他のヘルプについては、My Oracle Supportを参照してください。
このソフトウェアでサポートされている、このドキュメントに明確に記載されていない情報については、Oracle CPQ 23Dの製品ヘルプを確認してください。
追加情報
Oracle CPQの詳細は、Oracle CPQドキュメントのサイトを参照してください。
免責事項
このドキュメントの詳細は、高度な情報提供の目的でのみ使用され、仕様としてまたはオンライン・ヘルプの代用として使用することを目的としていません。後続リリースにアップグレードする際に、コマース・プロセス、構成またはグローバル機能設定の再デプロイメントが必要な場合があります。統合XSLファイルまたはAPIの変更も必要な場合があります。