クラウド・レディネス/ Oracle B2B Intelligent Advisor Cloud
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  1. 更新22C
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能のサマリー
  4. B2Bインテリジェント・アドバイザ
    1. インテリジェント・アドバイザ
        1. リスト入力値のデフォルトの可視性
        2. APIクライアントの新しい権限
        3. RESTサービスを使用したプロジェクトのダウンロード
        4. デプロイ済意思決定サービス・プロジェクトに関する拡張機能
        5. 意思決定サービス・プロジェクトの新しいデータ型と関数(22B月次更新2)
        6. Oracle Identityを使用したインテリジェント・アドバイザ・インタビューに対するアクセス制御(22B月次更新2)
        7. ビジュアル・ビルダーのインテリジェント・アドバイザ・コンポーネントによるインタビュー・リダイレクトのサポート

更新22C

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 製品 機能 ノート
2022年9月1日     初版作成。

概要

お客様のアイデアをお聞かせください

お客様からのアイデアはいつでも歓迎です。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。

機能は無効化状態で提供 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用する前に処理が必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用できるようにするには顧客のアクションが必要
(無効化された状態で提供される機能)

これらの機能を使用可能にするためにアクションが必要になるため、ディスラプティブではありません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

B2Bインテリジェント・アドバイザ

インテリジェント・アドバイザ

リスト入力値のデフォルトの可視性

APIクライアントの新しい権限

RESTサービスを使用したプロジェクトのダウンロード

デプロイ済意思決定サービス・プロジェクトに関する拡張機能

意思決定サービス・プロジェクトの新しいデータ型と関数(22B月次更新2)

Oracle Identityを使用したインテリジェント・アドバイザ・インタビューに対するアクセス制御(22B月次更新2)

ビジュアル・ビルダーのインテリジェント・アドバイザ・コンポーネントによるインタビュー・リダイレクトのサポート

B2Bインテリジェント・アドバイザ

インテリジェント・アドバイザ

リスト入力値のデフォルトの可視性

インタビューでリスト入力値を使用するときに、デフォルトの可視性をリストに指定できるようになりました。リスト内の個々の値がデフォルトの可視性を参照します。たとえば、すべてのリスト項目のデフォルトの開始ポイントを非表示にし、表示する必要のあるリスト項目を手動で選択して表示することができます。

これにより、新しい値をユーザーに自動的に表示するかどうかをインタビュー・デザイナが完全制御できるため、新しい値の取込みの簡素化と合理化を図ることができます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

属性を使用して、リスト項目のデフォルトの可視性を条件に基づいて決定できます。

主なリソース

ロールおよび権限

  • インタビュー・デザイナ

APIクライアントの新しい権限

次のロールをインテリジェント・アドバイザ・ハブのAPIクライアントに追加できるようになりました。

  • ビューア - APIクライアントにプロジェクトの表示を許可します。
  • 作成者 - APIクライアントにプロジェクトの表示と編集を許可します。

プロジェクト・ライフサイクル・タスクを自動化する際に最小限の権限(読取り専用または制限付き権限)を付与できるようになります。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

これらのロールをAPIクライアントに追加または削除するには、ユーザーREST APIおよびワークスペースREST APIを使用します。

主なリソース

ロールおよび権限

  • システム・インテグレータ

RESTサービスを使用したプロジェクトのダウンロード

インテリジェント・アドバイザ・ハブからポリシー・モデリングのプロジェクト・バージョンをダウンロードして、Oracle Policy Modelingビルド・コマンドライン・ツールを使用してビルドできるようになりました。プロジェクトREST API (v12.2.28)も拡張され、ポリシー・モデリング・プロジェクトが含まれるようになりました(以前は意思決定サービス・プロジェクトのみがサポートされていました)。

マネージャはこれを統合テスト環境に非対話形式でデプロイできます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

プロジェクト・バージョン値として「最新」を指定することで、最新バージョンをダウンロードできます。

主なリソース

ロールおよび権限

  • マネージャ

デプロイ済意思決定サービス・プロジェクトに関する拡張機能

デプロイ済の意思決定サービスをすべてのワークスペースで共有できるようになりました。また、ポリシー・モデリング・プロジェクトから参照されているデプロイ済意思決定サービス・プロジェクトを削除しようとしたときに、警告メッセージが表示されます。

これにより、ハブのチームが様々なワークスペースで作業している場合に、共通の意思決定サービスを単一の共有ワークスペースに配置できるようになります。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

意思決定サービス・プロジェクトの新しいデータ型と関数(22B月次更新2)

2つの新しいフィールド・データ型が意思決定サービス・プロジェクト用に導入され、作成者がレコード間の関係を操作できるようになりました。参照は単一のレコードを参照するもので、参照リストはレコードへの参照の順序付きリストです。

新しい関数が追加されたことで、より複雑なオブジェクト・シナリオに対する意思決定を作成できるようになりました。

たとえば、提供されたレコード・リストをフィルタリングして意思決定サービス内で内部使用する、ルールで定義されたレコード・リストを操作する、関心のあるレコードへの参照を作成し推論するといったことが可能になります。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

ポリシー・モデリングのエンティティおよび関係の操作に慣れている方は、レコードはエンティティ・インスタンスと同等で、参照は1対1の参照関係、参照リストは1対多の参照関係に似たものだと考えてください。

主なリソース

ロールおよび権限

  • 作成者

Oracle Identityを使用したインテリジェント・アドバイザ・インタビューに対するアクセス制御(22B月次更新2)

Oracle Identityをインタビューの認証プロバイダとして構成できるようになったため、Oracle Identity Cloud Serviceで管理しているユーザーおよびグループをインテリジェント・アドバイザに関連付け、アクセス制御に利用できます。

インテリジェント・アドバイザ・インタビューが起動時にOracle Identityを使用してアクセス権を検証するため、承認されたユーザーのみがインタビュー・セッションを開始できます。これにより、インテリジェント・アドバイザWebサービス・コネクタを介したカスタム承認が不要になるほか、権限のないユーザーによるインテリジェント・アドバイザ・セッションの利用を防止できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

インタビューが埋め込まれていない(つまり、ユーザーがstartsessionまたはresumesession URLに直接アクセスしている)場合、ユーザーがIdentity Cloud Serviceで認証されていなければ、ユーザーはリダイレクトされログインを要求されます。インタビューが埋め込まれている(つまり、OraclePolicyAutomationInterview.BatchStartOrResume APIを使用している)場合、インタビューが埋め込まれているサイトがユーザーの既存のアクセス・トークンをAPIに渡す必要があります。

主なリソース

ロールおよび権限

  • 管理者

ビジュアル・ビルダーのインテリジェント・アドバイザ・コンポーネントによるインタビュー・リダイレクトのサポート

ビジュアル・ビルダーのインテリジェント・アドバイザ・コンポーネントで、あるインテリジェント・アドバイザ・インタビューから別のインタビューへのリダイレクトがサポートされるようになりました。

リダイレクトでは再認証を要求されることなく、関連する接続(ある場合)からデータをロードして保存できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

最初のインタビューから2番目のインタビューにデータをシードできます。

主なリソース

ロールおよび権限

  • インタビュー・デザイナ