本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年4月29日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Recruiting Cloudは、採用マネージャおよび採用担当者に、候補者のソーシングおよび育成、ジョブ求人の作成および管理、候補者のスクリーニングおよび選択、ジョブ・オファーの作成および管理、組織への新規従業員のオンボーディングを行うためのツールを提供します。また、従業員および外部候補者が簡単なアプリケーション・プロセスを使用してジョブを検索、発見および応募できるキャリア・サイトも提供します。
企業バニティURLを使用して、外部候補者がキャリア・サイトにアクセスできるようにします。
バニティURLは、発音できるわかりやすい短縮URLで、ユーザーを長いURLにリダイレクトします。また、組織のブランドも広がります。
バニティURL機能が有効な場合は、キャリア・サイトの候補者ジャーニ、および候補者との連絡にバニティURLが使用されます。
バニティURLの動作の例を次に示します。たとえば、https://jobs.vision.comおよびhttps://www.vision.com/jobsというWebドメイン・アドレスが会社にあるとします。
ステップ1: 候補者がWebブラウザでhttps://jobs.vision.comまたはhttps://www.vision.com/jobsにアクセスします。
ステップ2: 会社のWebドメイン・アドレスはお客様が管理し、お客様のWebサイトが最初のリクエストを送信します。会社のWebサーバーまたはコンテンツ・サーバーが静的HTMLコンテンツでこのリクエストに応答します。
ステップ3: ステップ2で返されるHTMLには、Oracle HCM Cloudからキャリア・サイト・アプリケーションをロードするようにブラウザに指示するJavaScriptが含まれています。
ステップ4: このJavaScriptコードにより、ブラウザ・コンテンツがOracle HCM Cloudのキャリア・サイト・アプリケーションで置き換えられます。キャリア・サイトからの後続のすべての処理は、RESTサービス・コールを使用してOracle HCM Cloudに直接ルーティングされます。
この機能を使用すると、企業ブランディングを強化し、企業サイトからキャリア・サイトおよび応募プロセスへのシームレスな候補者エクスペリエンスを作成できます。
有効化のステップ
デフォルトでは、お客様はバニティURLを使用できません。組織に設定できるバニティURLは1つのみです。このバニティURLがすべてのキャリア・サイトに使用されます。
バニティURLを有効にするには、次のステップに従う必要があります。
- IRC_VANITY_URL_ENABLEDというプロファイル・オプションを作成します。
- プロファイル・オプションIRC_VANITY_ URL_ENABLEDを有効にします。
- バニティURL機能を有効にします。
- CORSを設定します。
- WebサイトにHTMLを追加します。
- サード・パーティの統合設定を確認します。
- バニティURLをサポートしていない機能を確認します。
- 構成をテストします。
ステップ1: プロファイル・オプションの作成
IRC_VANITY_URL_ENABLEDというプロファイル・オプションを作成する必要があります。
- 「設定および保守」作業領域で、「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索します。
- 「プロファイル・オプションの管理」ページで、「作成」アイコンをクリックします。
- 「プロファイル・オプションの作成」ページで、次の値を入力してプロファイルを作成します。
- プロファイル・オプション・コード: IRC_VANITY_URL_ENABLED
- プロファイル表示名: バニティURL
- アプリケーション: 採用
- モジュール: 採用共通
- 説明: 「設定および保守」作業領域のバニティURL機能を有効にします。
- 開始日: 今日の日付
- 「保存してクローズ」をクリックします。
「プロファイル・オプションの管理」ページに戻り、プロファイル・オプションIRC_VANITY_URL_ENABLEDが表示されます。サイト・レベルでプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
- 「プロファイル・オプションの管理」ページの「プロファイル・オプション・レベル」セクションに移動し、次のようにします。
- プロファイル・オプションをサイト・レベルで有効化および更新可能にするように設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ステップ2: プロファイル・オプションの有効化
「採用および候補者エクスペリエンス」オファリングでバニティURL機能を使用可能にするには、プロファイル・オプションIRC_VANITY_URL_ENABLEDを有効にする必要があります。
- 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードIRC_VANITY_URL_ENABLEDを検索します。
- 「プロファイル値」セクションで、プロファイル値をYに設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ステップ3: バニティURL機能の有効化
「設定および保守」作業領域のバニティURL機能を有効にする必要があります。
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 企業採用および候補者エクスペリエンス情報
- 「企業ブランディング」セクションで、「バニティURL」オプションの「アクティブ」を選択します。
- URLを入力します。例: https://jobs.vision.com
- 「サインイン状態を保持」機能を無効にします。この機能が有効になっていると、バニティURLを使用できません。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ステップ4: CORSの設定
- 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- プロファイル・オプション・コードORACLE.ADF.VIEW.ALLOWED_ORIGINSを検索します。
- 「プロファイル値」セクションに移動します。
- 「サイト」行がすでに存在する場合は、既存の値をそのままにして、バニティURLドメインを追加します。
- 「サイト」行が存在しない場合は、「サイト」行を作成し、バニティURLドメインを割り当てます。
- 値「self」がプロファイル・オプション値に含まれていることを確認します。次に例を示します。
構文 |
例 |
'self' <vanityURL> |
'self' https://jobs.vision.com |
'self' <optional - existingURLValue> <vanityURL> |
'self' https://abc.previousvalues.com https://jobs.vision.com |
- 必ずバニティURLドメインまたはサブドメインのみを入力してください。相対パスの部分は含めないでください。
例:
バニティURLドメインがhttps://jobs.vision.comなどの個別のサブドメインである場合は、プロファイル・オプション値にhttps://jobs.vision.comおよびhttps://vision.comを追加します。
バニティURLドメインにhttps://www.vision.com/jobsなどの相対パスが含まれている場合は、プロファイル・オプション値にhttps://www.vision.comおよびhttps://vision.comを追加します。
- プロファイル・オプションCORS_ACCESS_CONTROL_ALLOW_HEADERSを検索します。
- 「プロファイル値」セクションに移動します。
- 次の値を既存のプロファイル・オプション値に追加します。
ora-irc-language、ora-irc-access-code、ora-irc-validation-mode、ora-irc-vanity-domain、ora-irc-cx-userid、ora-irc-oauth-token、ora-irc-cx-timestamp
9.指定されたとおりに値を入力したことを確認します。余分な空白がないか、ハイフンを入れ忘れていないかを確認してください。
10.「保存してクローズ」をクリックします。
ステップ5: WebサイトへのHTMLの追加
このステップは、IT部門と協力して完了してください。バニティURL HTMLファイルのサンプルをガイドとして使用できます。詳細は、My Oracle SupportのバニティURL HTMLサンプル(ドキュメントID: 2855834.1)を参照してください。
www.visionjobs.comなどのドメインやjobs.vision.comなどのサブドメインを使用して、外部キャリア・サイトをホストできます。この場合、Webサイトのルート・インデックス・ページにHTMLを配置します。
または、careers.vision.com/jobsなどのパスベースのドメインを使用できます。この設定は、採用マーケティング・コンテンツをホストする既存のキャリア・サイトがある場合に適しており、相対パス(/jobs)を設定して候補者エクスペリエンス・サイトのジョブをホストできます。この場合は、キャリアWebサイトの相対パスのインデックス・ページにHTMLを配置します。
サンプル・ファイルで使用されている<<FUSION_CE_HOST_ADDRESS>>トークンは、HTMLのCEホスト・アドレスで必ず置き換えてください。
ノート: 自分のドメインおよびサブドメインがOracleのFusion Applicationsドメインを指すDNS CNAMEエントリを作成しないでください。これはサポートされていません。
ステップ6: サード・パーティ統合設定のレビュー
LinkedInプロファイル・インポートを有効にした場合は、必ずそのバニティ・ドメインを追加してください。詳細は、採用の実装ガイドのサード・パーティ・サービスの統合の章を参照してください。
ステップ7: バニティURLをサポートしていない機能のレビュー
バニティURLで動作しない機能のリストを確認します。
ソーシャル・メディアでのサイト・プレビュー: サイトでバニティURLを使用していると、オープン・グラフ・タグが認識されません。かわりに、静的HTMLに静的オープン・グラフ・メタ・タグを追加する必要があります。たとえば、次のメタ・タグを追加すると、ソーシャル・メディア・サイト(LinkedInやFacebookなど)のジョブ掲載リンクのプレビューでタイトル、摘要およびイメージが使用されるようになります。
<meta property="og:title" content=“Vision Careers">
<meta property="og:description" content=“Explore exciting jobs at Vision">
<meta property="og:image" content="http://careers.vision.com/thumbnail.jpg">
<meta name="twitter:card" content="summary_large_image">
サインイン状態を保持: この機能はバニティURL機能と互換性がありません。バニティURLが有効な場合は、この機能をオフにしてください。
サイト・エディタのキャリア・サイト・リンク: エディタからキャリア・サイトまたはページへのすべてのリダイレクト(たとえば、「サイトに進む」リンク)ではバニティURLを使用しません。かわりにFusion Application CEリンクを使用します。
ステップ8: 構成のテスト
テスト環境またはステージング環境で構成をテストします。本番でバニティURLを有効にする前に、すべての候補者向けのユース・ケースをテストします。
ヒントと考慮事項
バニティURLが有効な場合、ユーザーのブラウザからのリクエストが(ChromeおよびMicrosoft Edgeの場合のみ)タイムアウトして、ユーザーがページを表示したり処理を完了できない場合があります。特定のリクエストがタイムアウトすると、同じブラウザからの同じリクエストに対する後続のすべての試行がタイムアウトします。このタイムアウトの問題は、他のユーザーまたは同じユーザーが別のブラウザを使用してページを表示したり、キャリア・サイトで処理を完了する場合は影響がありません。
これはブラウザ固有の問題で、まれにしか発生しませんが、プロファイル・オプションORA_IRC_CE_VTURL_ADD_TIMESTAMP_HEADERを有効にして、値をYに設定することを、バニティURL機能を使用するすべてのお客様にお薦めします。このプロファイル・オプションを設定すると、Oracle Recruitingに対するすべてのブラウザ要求に、現在のシステム時刻が設定された要求ヘッダーが含められるため、ブラウザ要求がタイムアウトしなくなります。
候補者の検索結果リストおよびプール・メンバー・リストの候補者にラベルを追加できます。
候補者検索結果ページの「処理」メニューに、新しい「ラベルの追加」オプションがあります。これにより、1つ以上の候補者にラベルを追加できます。
ラベルを追加する候補者を選択し、「処理」→「ラベルの追加」をクリックします。新しい「ラベルの選択」セクションが開き、ラベルを選択するか、必要なラベルの名前の入力を開始できます。
同様に、「処理」メニューの新しい「ラベルの追加」オプションを使用して、1つ以上の候補者プール・メンバーにラベルを追加できます。
候補者の横のメニューの新しい「ラベルの追加」オプションを使用して、個々の候補者プール・メンバーにラベルを追加することもできます。
このページの結果はラベルでフィルタリングできます。
候補者をすばやく、ビジネスにとって意味のあるクリエイティブな方法で整理できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
タレント・コミュニティ・サインアップでのジョブ機能情報の収集
候補者が「ジョブ・カテゴリ」および「事業所」に加えてまたはそのかわりに「ジョブ機能」フィールドにデータを入力できるように、タレント・コミュニティのサインアップ・プロセスを構成できます。
- 「設定および保守」領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 企業採用および候補者エクスペリエンス情報
- 下にスクロールして、「タレント・コミュニティ」セクションを表示します。
- ドロップダウン・リストから次のいずれかを選択します。
- カテゴリ - 「ジョブ・カテゴリ」フィールドが表示されます。
- ジョブ機能 - 「ジョブ機能」フィールドが表示されます。
- カテゴリおよびジョブ機能 - 「ジョブ・カテゴリ」フィールドと「ジョブ機能」フィールドの両方が表示されます。
ノート: デフォルトでは、「事業所」フィールドが候補者に常に表示されます。
候補者プールを作成し、「タレント・コミュニティ・プール」チェック・ボックスを選択すると、「設定および保守」で「タレント・コミュニティ」に選択した内容が表示されます。
ノート: 「ジョブ・カテゴリ」は、候補者に表示されるフィールド名です。内部的には、このフィールドが管理者に対して「ジョブ・ファミリ」として表示されます。
ジョブ機能で結果をフィルタできる新しいフィルタが「候補者プール」ページにあります。
より適切なデータを収集して、見込み候補者と人材募集の適合性を高めてください。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
キャンペーンの対象者を構成する際に、保存済検索を使用して受信者のリストを定義します。「対象者基準」の「追加」メニューに、新しい「保存済検索」オプションがあります。
保存済検索を使用してキャンペーン対象者を作成するには、これを選択します。
「保存済検索」ドロップダウン・リストから目的の保存済検索を選択して、「保存」をクリックします。
この機能改善により、キャンペーンの対象者基準の作成にかかる時間が短縮されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 「対象者」ごとに1つの保存済検索のみを使用できます。
- キャンペーンがまだ実行されておらず、特定のキャンペーンに複数の所有者がいる場合は、対象者に対して使用される保存済検索をすべての所有者が変更できます。たとえば、キャンペーン所有者1が自分の保存済検索の1つをキャンペーンに追加した場合、キャンペーン所有者2はその検索を自分の保存済検索の1つで置き換えることができます。キャンペーン所有者は、「保存済検索」ドロップダウン・リストに自分の保存済検索のみを表示できます。
主なリソース
- 保存済検索の作成手順については、この新機能の保存済検索の作成、実行および管理という拡張機能を参照してください。
候補者がマーケティング・コミュニケーションEメールをオプト・インしたかどうかに基づいて、候補者検索結果ページをフィルタします。
「候補者検索」ページの新しい「マーケティング・コミュニケーション」フィルタを使用して、次のうち1つ以上を選択します。
- 受信に同意 - マーケティング・コミュニケーションEメールの受信に同意した候補者を含めます。これらは、自分のプリファレンスを示すチェック・ボックスを選択した候補者です。
- 受信の拒否 - マーケティングEメールを受信しないように指定した候補者を含めます。これらは、チェック・ボックスが表示されたましたが、選択しないことで自分のプリファレンスを指定した候補者です。
- 指定なし - マーケティングEメールを受信するかどうかをまだ指定していない候補者を含めます。これらは、自分のプリファレンスを指定するチェック・ボックスがまだ提示されていない候補者です。
この機能を使用すると、マーケティング・メッセージのプリファレンスで候補者の検索結果を絞り込むことができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
検索条件とフィルタ条件を保存し、いつでもそれらを使用して最新の候補者リストを取得できるようにします。「候補者検索」ページに新しい「検索処理」セクションがあります。
これを使用して、候補者の検索、保存済検索の実行、または既存の保存済検索の管理ができます。
新しい保存済検索を作成するには、「候補者検索」ページで次の手順を実行します。
- 「検索」をクリックします。
- 「フィルタの表示」をクリックします。
- 使用するフィルタを選択します。
- 「保存」をクリックします。
- 検索の名前を入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
保存済検索を実行するには、「候補者検索」ページで次の手順を実行します。
- 「検索処理」ドロップダウン・リストから「保存済検索の実行」を選択します。
- 「保存済検索の選択」セクションが開きます。
- ドロップダウン・リストから保存済検索を選択します。フィールドに名前を入力し始めると、速く見つかります。保存済検索を作成したときに選択した検索基準がページに表示されます。
保存済検索を管理するには、「候補者検索」ページで次の手順を実行します。
- 「検索処理」ドロップダウン・リストから「保存済検索の管理」を選択します。
保存済検索が表示されます。次の項目でソートできます。
- 名前 - 昇順
- 名前 - 降順
- 作成日 - 最新
- 作成日 - 最古
各検索に関連付けられたメニューを使用して、検索の実行、検索の名前変更、または検索の削除も実行できます。
保存済検索を編集するには:
- 保存済検索を実行します。
- フィルタを編集します。
- 「保存」をクリックします。既存の保存済検索を上書きするかどうか尋ねられます。
ノート: または、既存の保存済検索に対して行った更新に基づいて、新しい保存済検索を作成することもできます。
この拡張により、将来の検索に検索基準を再利用できるため、時間を節約できます。キャンペーンの対象者基準に保存済検索を使用することもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- 詳細は、この新機能の保存済検索を使用したキャンペーン対象者の構成という拡張機能を参照してください。
候補者をラベルで検索し、検索結果ページの結果をラベルで絞り込みます。候補者検索ページの「候補者詳細」の「追加」ドロップダウン・リストに、新しい「ラベル」オプションがあることに注意してください。
選択すると、「候補者詳細」セクションに新しい「ラベル」フィールドが開きます。
ラベル名の入力を開始すると、選択可能なリストが表示されます。「保存」をクリックします。
ノート: ラベルは、ここで追加する前に、採用にすでに存在している必要があります。
候補者検索ページにも新しい「ラベル」フィルタがあります。
結果のフィルタに使用するラベルを選択します。
この機能を使用すると、特定のラベルが付いた候補者をすばやく識別して、ジョブとすばやく連携できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- 候補者のラベルを作成する手順は、採用の実装ガイドの候補者をタグ付けするラベルの作成というトピックを参照してください。
外部キャリア・サイトのジョブ検索の求人で、より正確で関連性の高い結果を得られます。キーワード検索でジョブ・タイトルが優先順位付けされて、ジョブ摘要フィールドに関する検索を実行するかどうかを管理できるようになりました。
関連性の強化
新しい関連性計算では、異なる加重が求人フィールドに設定されるようになりました。つまり、加重が高いフィールドで一致するフレーズが見つかったジョブは、加重が低いフィールドで一致するフレーズが見つかったジョブよりも関連性スコアが高くなります。関連性スコアが高いほど、検索結果ページの上位にジョブが表示されます。
求人フィールドは、次の順序で重み付けされます。
- 求人タイトル - 高加重
- 求人番号 - 中加重
- ジョブ・ファミリ - 中加重
- ジョブ機能 - 中加重
- 職責 - 中加重
- 資格 - 中加重
- スキル - 中加重
- 概略 - 低加重
- 詳細摘要 - 低加重
ノート: この機能改善の一環として、外部キャリア・サイトの自動提示およびキーワード検索からジョブ組織が削除されました。「組織」フィールドは引き続きファセットに対して索引付けされます。
フレーズに完全に一致するジョブには、最も高い関連性スコアが与えられます。次は部分的な完全一致です。ジョブに含まれるキーワードが多いほど、関連性スコアが高くなります。
精度のチューニング
精度基準が満たされている場合にのみジョブが返されます。
- 「ジョブ摘要」以外のフィールドで一致が見つかった場合、2つの用語までの問合せではすべての用語、それより多くの単語の場合は半分の用語が、返される検索結果に含まれる必要があります。
- 「ジョブ摘要」で一致が見つかった場合、2つの用語までの問合せではすべての用語、それより多くの単語の場合は2/3の用語が、返される検索結果に含まれる必要があります。
ジョブ摘要および短いジョブ摘要の構成可能な索引付け
ジョブ摘要およびジョブ概略の索引付けを、候補者エクスペリエンス・サイトのグローバル・レベルで構成できるようになりました。
この機能を使用すると、外部のキャリア・サイト・ジョブ検索の求人の結果がより正確かつ関連性の高いものになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
最小テンプレートを使用して外部候補者エクスペリエンス・サイトでジョブを検索する候補者に対して、より関連性の高い検索結果順にソートしたリストを提供できます。いくつかの新しい機能改善があります。
- ブラインド検索(検索条件が指定されていない検索)では、デフォルトで求人検索結果が掲載日でソートされるようになりました。候補者はソート基準を変更できます。
- キーワード検索の場合、デフォルトでジョブ検索結果が関連性でソートされるようになりました。候補者はソート基準を変更できます。
- 距離計算機能が無効な場合の事業所のみの検索では、デフォルトで結果が日付でソートされ、最新の掲載が最初に表示されます。候補者はソート基準を変更できます。
- 距離計算機能が有効な場合の事業所のみの検索の場合、デフォルトでは次の項目で結果がソートされます。
- 距離(最も近いものを最初に表示) - 候補者が任意のタイプの事業所(事業所、採用事業所、自分の事業所または郵便番号)を使用して検索し、距離計算できるレベルの事業所(レベル2の事業所[市区町村レベル]または自分の事業所または郵便番号)を選択した場合。
- 日付(最新を最初に表示) - 候補者が任意のタイプの事業所(事業所、採用事業所、自分の事業所または郵便番号)を選択し、距離計算できないレベルの事業所(レベル1の事業所[都道府県]、または国レベルの事業所)を選択した場合。
さらに、「最新」および「最小」テンプレートで次のソート・オプションを使用できるようになりました。
- 掲載日(最新が最初になるようにソート) * 関連性
- 距離(最も近い順、サイトに対して距離計算が有効な場合にのみ使用可能)
ノート: ジョブ・タイトルでアルファベット順にソート、および掲載日の古い順にソートは削除されました。
この機能により、デフォルトの検索結果が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- 関連性の詳細は、「ジョブ検索における関連性と精度の向上」という22Bの機能を参照してください。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年9月30日 | 採用/候補者エクスペリエンス | 見込みおよびジョブ応募の候補者ラベル | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年6月24日 | 採用/ジョブ・オファー | 完了済オファーの書直しの防止 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年5月27日 | 採用/候補者エクスペリエンス | キャリア・サイト・カスタマイズの拡張機能 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年5月27日 | 採用/エージェンシによる採用 | ロール・カテゴリおよびユーザー名のエージェンシ・サポート | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年3月25日 | 採用 | 採用の制限付提供 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年3月4日 | 初版作成。 |
重要なノート: 21Dから22Bへ直接更新する場合は、22Aと22Bの両方のセクションの内容を確認して、更新に含まれるすべての変更を確認してください。
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
管理者は地理階層構造の国を非アクティブ化して、それらの国を採用全体で使用できないようにできます。地理階層構造から国を非アクティブ化すると、これらの国は地理階層で使用できなくなるだけでなく、地理階層構造に基づいて使用可能な地理を直接定義する領域からもこれらの国が削除されます。
「地理階層構造」ページで、国をクリックしてその地理階層構造を表示するときに、「非アクティブ」ステータスを選択できます。国を非アクティブ化した場合は、再びアクティブ化して地理構造に戻すことができます。地理階層構造の国に対して行った変更は、現在アクティブな地理階層には影響しません。非アクティブな国は、現在の地理階層で引き続き使用可能です。ただし、非アクティブな国を含む新しい地理階層をアクティブ化することはできません。
この機能により、ユーザーおよび候補者がどの国を選択できるかをより詳細に管理でき、不要な国を削除できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
国を非アクティブにする際には、新しい地理階層をアクティブにして、現在の地理階層には非アクティブな国が存在しないようにしてください。そうしないと、結果を返さない事業所を使用して候補者がジョブを検索すると、不安定な動作になる場合があります。
主なリソース
- 地理階層構造の詳細は、Oracle Help Centerで入手できる採用の実装ガイドの地理階層の章を参照してください。
スキル・センターをサブスクライバとしてスキル・コンテンツ・セクションに追加して、そのセクションを「公開スキル」コンテンツ・セクションにできるようになりました。「公開スキル」コンテンツ・セクションに追加または更新されたスキルは、次のシナリオの採用アプリケーションおよびキャリア・サイトの様々なページに反映されます。
- 候補者が外部または内部のキャリア・サイトでジョブに応募する際に公開スキルを追加または更新すると、更新されたスキルをジョブ応募の「公開スキル」コンテンツ・セクションに採用担当者が表示できます。ジョブ応募に対してOracle Searchが使用可能な場合は、採用担当者が「拡張フィルタ」ページで、この新しいスキルに基づいてジョブ応募をフィルタすることもできます。候補者が従業員に変換されると、更新されたスキルが「スキル・センター」ページにも表示されます。
- 候補者が従業員になり、スキル・センターで公開スキルを追加または更新すると、候補者のプロファイルのコンテンツ・セクションにスキルが表示されます。採用担当者は、新しいスキルに基づいて候補者を検索することもできます。
- 採用担当者が候補者のジョブ応募の「公開スキル」コンテンツ・セクションでスキルを追加または更新し、候補者が従業員になると、スキルは従業員の「スキル・センター」ページおよび「コネクション」に表示されます。
- 採用担当者がジョブ求人の「公開スキル」コンテンツ・セクションにスキルを追加または更新すると(求人の詳細ページで実行可能)、外部および内部のキャリア・サイトのジョブ詳細ページおよびエージェンシ・ポータルに表示されます。これらの3つの領域にはスキル名のみが表示され、コメントやスキル摘要などの他のスキル属性は表示されません。
ノート: スキル・センターをサブスクライバとして追加できるのは、1つのスキル・コンテンツ・セクションのみです。つまり、候補者ごとに指定できるのは、1つの「公開スキル」コンテンツ・セクションのみです。
「公開スキル」コンテンツ・セクションを構成する方法を次に示します。
- 「自分のクライアント・グループ」に移動して、「プロファイル」をクリックします
- 「プロファイル」ページで、「プロファイル・タイプ」をクリックします
- 「プロファイル・タイプ」ページで「個人」をクリックします
- 「プロファイル・タイプの編集: 個人」ページで、「コンテンツ・セクションの追加」をクリックします
- コンテンツ・セクションのテンプレートを選択します。次のテンプレートを使用できます。
- 証明
- 学歴
- 言語
- スキル
- 職歴
- 勤務志向(複数セクションはサポートされません)
- 「コンテンツ・セクションの追加」ページで、セクション名および説明を入力します。
- 「アクティブ」オプションを選択します。
- 「コンテンツ・セクション・プロパティ」セクションで、「スキル・レベル」フィールドを「非表示」に設定します。その他の属性は、ビジネス・ニーズに応じて表示または非表示にできます。
ノート: スキル・コンテンツ・セクションの「スキル・レベル」フィールドは、採用ではサポートされていません。これを使用可能にするのは無効な構成であり、「候補者エクスペリエンス」ジョブ応募フローでは使用できません。「プロファイル」のこの管理設定は、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用したルールの構成により上書きされます。HCMエクスペリエンス設計スタジオでフィールド表示を構成すると、その構成がすべてのスキル・コンテンツ・セクションに適用されます。したがって、HCMエクスペリエンス設計スタジオで「スキル・レベル」などのフィールドが表示されるように構成すると、同じフィールドがコンテンツ・セクションで構成されていないと無効な構成になります。
- 「サブスクライバ」セクションまでスクロール・ダウンし、「採用」および「スキル・センター」を選択して、このコンテンツ・セクションにそれらをサブスクライバとして追加してください。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
この機能を利用してスキルを一度だけ追加すれば、「スキル・センター」、「採用」および「コネクション」の関連ページに一貫して表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
ジョブ求人のスキル・コンテンツ・セクションに追加された新しいスキルが、ジョブ詳細ページおよび外部および内部のキャリア・サイトに表示されるようにするには、「ジョブ・プロファイル・タイプ」構成ページと「個人プロファイル」構成ページの両方にスキル・コンテンツ・セクションを作成します。次に、前述のように、「スキル・センター」および「採用」をサブスクライバとしてこのコンテンツ・セクションに追加します。
「ジョブ・プロファイル・タイプ」構成の複数のスキル・コンテンツ・セクションをジョブ求人に表示できますが、単一のスキル・コンテンツ・セクションが求人に表示されるように、「ジョブ・プロファイル・タイプ」構成では単一のスキル・コンテンツ・セクションを使用することをお薦めします。また、スキル・センター製品を使用する場合は、ジョブ・プロファイル・タイプ構成のこの単一のスキル・コンテンツ・セクションをサブスクライブする必要があります。これにより、求人に関連するスキル・サポートに対する将来の改善の取込みが簡素化されます。
お薦めするサポート対象の構成は次のとおりです。
スキル・センターを使用しますか。 |
「公開スキル」コンテンツ・セクションは設定されていますか。 |
他のスキル・コンテンツ・セクションが設定されていますか。 |
構成の説明 |
推奨 |
---|---|---|---|---|
いいえ | いいえ | はい | 個人プロファイルに「公開スキル」コンテンツ・セクションは設定されていませんが、他のスキル・コンテンツ・セクションが設定されています。 1つ以上のコンテンツ・セクションのサブスクライバとして「採用」を追加する必要があると考えています。 |
スキル・センターを使用していないため、1つ以上のスキル・コンテンツ・セクションにサブスクライバとして「採用」を追加できます。 |
はい | はい | いいえ | 個人プロファイルには、「公開スキル」コンテンツ・セクションが1つのみ設定されています。 「スキル・センター」と「採用」の両方を「公開スキル」コンテンツ・セクションのサブスクライバとして追加する必要があると考えています。 |
これはお薦めのサポート対象の構成です。 |
はい | はい | はい | 個人プロファイルには、「公開スキル」コンテンツ・セクションが1つ設定されています。他のスキル・コンテンツ・セクションも設定されています。 「スキル・センター」をサブスクライバとして「公開スキル」コンテンツ・セクションに追加する必要があると考えています。 「採用」をサブスクライバとして「公開スキル」コンテンツ・セクションおよび他のスキル・コンテンツ・セクションに追加する必要があると考えています。 |
この構成はお薦めしません。 |
はい | はい | はい | 個人プロファイルには、「公開スキル」コンテンツ・セクションが1つ設定されています。他のスキル・コンテンツ・セクションも設定されています。 「スキル・センター」をサブスクライバとして「公開スキル」コンテンツ・セクションに追加する必要があると考えています。 「採用」をサブスクライバとして他のスキル・コンテンツ・セクションに追加しますが、「公開スキル」コンテンツ・セクションには追加する必要はないと考えています。 |
この構成はお薦めできず、サポート対象でもありません。 |
主なリソース
- コンテンツ・セクションの詳細は、Oracle Help Centerの採用の実装ガイドのジョブ応募フローの章の複数のコンテンツ・セクションを使用した候補者データの収集のトピックを参照してください。
カスタム・コンテンツ・フレームワーク・エディタを使用して、キャリア・サイトのカスタム検索結果ページを作成します。まず、デフォルトのレイアウトを使用して新しい検索ページを開きます。新しい要素を追加するか、ドラッグ・アンド・ドロップを使用してセクションを再配置できます。
各セクションにカーソルを移動すると、新しい処理およびドロップダウン・リストが表示されます。
検索バーなどの標準エレメントは、1つのセクションから削除して他のセクションに移動できます。
また、複数のスプラッシュ・ページおよび検索結果ページを作成し、アクティブ化スイッチを使用してそれらを切り替えることもできます。
アクティブにできるページ・タイプは1つのみです。同じタイプの別のページをアクティブ化しようとすると、警告メッセージが表示されます。
カスタム・ページ・タイプ、スプラッシュ、検索結果およびカスタム・ページで「ページ」タブをフィルタできるようになり、各タイプが色分けされてナビゲーションしやすくなりました。
検索結果ページにはカスタム・コンテンツと検索バー、フィルタおよび検索結果を含めることができ、候補者エクスペリエンスのエンゲージメントが高まるように構成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 構成可能な検索結果ページを使用するには、キャリア・サイトで最小テンプレートを使用する必要があります。
- 検索要素は削除できますが、複製はできません。
外部のキャリア・サイトの候補者に対して、どの事業所検索モードを使用可能にするかを管理者が決定できます。更新22Bより前は、全世界の地理からのみ候補者が選択できました。今では、別の方法として、採用事業所別に検索を許可することもできるようになりました。また、特定の候補者エクスペリエンス・サイトの「自分の事業所」検索および「郵便番号」検索の設定を無効にできます。
採用事業所によるジョブの検索機能を有効にし、他の事業所検索モードを無効にすると、ジョブが掲載される可能性がある事業所のジョブを候補者が検索できます。
有効化のステップ
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 候補者エクスペリエンス
- タスク: キャリア・サイト構成
- キャリア・サイトを編集します。
- 「一般」タブで、ページの下部までスクロールして、新しい「事業所検索」セクションを表示します。
- ドロップダウン・リストからデフォルトの事業所検索モードを選択します。次のいずれかを選択できます。
- すべての事業所 - 選択すると、外部候補者が任意の事業所でジョブを検索できるようになります。これがデフォルトで選択されます。検索の動作はこのリリース以前の動作と同じです。
- 採用事業所 - 選択すると、外部候補者が採用事業所でジョブを検索できるようになります。
- 候補者が郵便番号でジョブを検索できるようにする場合は、「郵便番号検索使用可能」チェック・ボックスを選択します。
- 候補者が候補者のブラウザの場所でジョブを検索できるようにする場合は、「自分の事業所検索使用可能」チェック・ボックスを選択します。
主なリソース
- 詳細については、候補者エクスペリエンスの採用事業所を使用したジョブの検索という更新22Bの拡張機能を参照してください。
キャリア・サイトを作成するための「最新」テンプレートが22B以降で廃止されていくことに注意してください。
- 「最新」テンプレートは、新しく作成するサイトのいずれにも使用できなくなります。
- 4つのリリース(22Bから23A)に対しては、「最新」テンプレートがメンテナンス・モードになります。この期間は、サイトですでに使用している場合は、「最新」テンプレートを引き続き使用できますが、一部の新機能がサポートされない場合があります。
- リリース23Bより前に、(「最小」設計テンプレートに基づく)新しいフレームワークを使用して、キャリア・サイトの機能が中断されないようにする必要があります。
エンゲージメントに富んだ最新のエクスペリエンスを候補者に提供するための継続的な取り組みとして、キャリア・サイト・フレームワーク・サイトが強化されて追加の構成方法が提供されています。これにより、「最新」テンプレートのルック・アンド・フィールに相当するものなど、様々なレイアウトを構成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- キャリア・サイト・ページの新しいレイアウトの構成方法の詳細は、候補者エクスペリエンスのキャリア・サイト・カスタマイズの拡張機能という更新22Bの新機能のトピックを参照してください。
「地理階層」タスクの採用事業所の設定を使用して、外部候補者が外部キャリア・サイトのジョブを検索できます。候補者はドロップダウン・リストから場所を選択できます。入力を開始するとリストが絞り込まれて、入力に一致する場所のみが表示されます。都市レベルの場所には半径を追加できます。採用事業所検索は、候補者が任意の事業所でジョブを検索できる「すべての事業所」検索の代替機能です。すべての事業所の検索が引き続きデフォルト設定になりますが、サイト・エディタの「一般」タブで設定を変更できます。
この機能拡張により、候補者はジョブが掲載される可能性がある事業所でのみジョブを検索できます。
有効化のステップ
追加情報および設定については、候補者エクスペリエンスの構成可能な事業所検索という更新22Bの機能拡張を参照してください。
ヒントと考慮事項
この機能は、最小テンプレートを使用するキャリア・サイトでのみ使用できます。
候補者セルフサービス・ページに追加リンクを表示して、外部候補者が複数のパートナの経歴チェックとアセスメントを完了したり、単一のパートナの税控除アセスメントを完了するのを支援できるようになりました。
ジョブ応募の完了後に保留中の経歴チェック、アセスメントまたは税控除アセスメントが候補者にある場合は、候補者セルフサービス・ページにこのリンクが表示されます。また、候補者選択プロセスによってこれらのタスクがトリガーされるときにも表示されます。
リンクを表示するには、次の前提条件が必要です。
- 「設定および保守」作業領域でパートナのリンクの表示を有効にし、そのパートナをジョブ求人に追加する必要があります。
- ジョブ応募のパートナおよびパッケージの経歴チェックのステータスが「候補者入力必須」と表示されている必要があります。アセスメントおよび税控除パッケージのステータスが「要求済」、「着手済」、「開始済」または「進行中」と表示されている必要があります。
ノート: この機能を有効にする前に、パートナがこの機能をサポートしていることを確認してください。
この機能では、すべてのパートナ・カテゴリの保留中の要求を外部候補者が1つの場所で表示できます。
有効化のステップ
パートナのリンクの表示を有効にする方法を次に示します。
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- 講義: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 採用カテゴリ使用可能化
- 「パートナ使用可能化」ページで、「経歴チェック」、「アセスメント」または「税控除」セクションに移動します。
- パートナの横にある「編集」アイコンをクリックします。
- 「プロセス・トリガーに対する候補者セルフサービスのリンクの表示」チェック・ボックスを選択します。デフォルトでは、このオプションは無効になっています。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerの採用の実装ガイドのサード・パーティ統合の章を参照してください。
採用ユーザーは、1つまたは複数のジョブ応募を候補者選択プロセスの別のフェーズまたは状態に移動するときにコメントを入力できます。入力したコメントは、ジョブ応募の「進捗」タブに表示され、「現行進捗」ビューと「進捗履歴」ビューの両方に表示されます。
「進捗」タブにコメントが表示されるときには、長いコメントが切り捨てられます。矢印をクリックしてテキスト領域を展開すれば、コメント全体を表示できます。
この機能により、選択プロセスに関与するユーザー間のコミュニケーションが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
事前定義済のラベルを使用して、見込み候補者およびジョブ応募をタグ付け、表示およびフィルタできます。
前のリリースで導入されたジョブ応募グリッド・ビュー機能およびラベル機能を管理者が使用可能にして構成した場合は、ジョブ応募グリッド・ビューに候補者ラベルを表示できるようになりました。「ラベル」フィールドは、単独で列に追加できます。「ラベル」フィールドは「候補者情報」カテゴリに表示されます。
ノート: 「表示」メニューで使用可能な「ビューの管理」ページにアクセスするには、候補者ジョブ応募リストのパーソナライズ権限が必要です。
「候補者詳細」という新しいセクションの拡張フィルタで使用可能な「候補者ラベル」フィルタを使用して、ジョブ応募のリストをフィルタすることもできます。
見込み候補者にラベルがタグ付けされた場合は、各見込みの「見込み」リストにラベルが表示されます。また、「候補者ラベル」フィルタを使用して、特定のラベルで見込みをフィルタすることもできます。
この機能を使用すると、見込み候補者およびジョブ応募リストの候補者ラベルを使用し、候補者を検索して迅速かつ簡単に見つけることができます。
有効化のステップ
この機能を完全に有効にするには、次を実行する必要があります。
- 候補者ラベル値リスト(LOV)を表示するには、ORA_IRC_JA_ORACLE_SEARCH_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にします。
- 「ESSジョブ」というスケジュール済プロセスを実行して、索引定義を作成し、OSCSへの初期取込みを実行します。再取込みする索引名フィールドにfa-hcm-jobapplicationと入力します。
ヒントと考慮事項
- 「見込み」リストが拡張されて、候補者ラベルを3つまで表示できるようになりました。3つを超えるラベルがある場合は、アルファベット順の最初の3つがリストに表示されます。その他のものは、「詳細」タブに表示できます。
- 「ラベル」フィールドはグリッド・ビューに追加でき、最大3つの候補ラベルも表示できます。3つ以上のラベルがある場合、アルファベット順の最初の3つがグリッド・ビューに表示され、追加のラベルの数も表示されます。ラベルの完全なセットは、「詳細」タブに表示できます。
- ラベルを検索するには、ジョブ応募フィルタでOracle Searchを使用する必要があります。「ラベル」フィルタは「拡張検索」ページに表示されます。
主なリソース
- スケジュール済プロセスの詳細は、Oracle Help Centerの共通機能の使用ガイドのスケジュール済プロセスの概要に関するトピックを参照してください。
- プロファイル・オプションの作成方法の詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーションの実装ガイドのプロファイル・オプションの作成および編集に関するトピックを参照してください。
複数選択質問が質問リストに含まれている場合、チェック・ボックスまたは外部キャリア・サイト・アプリケーション・フローの値リストとして応答が表示されます。
- 応答タイプが「複数選択のチェック」として構成されている場合、応答はチェック・ボックスとして表示されます。
- レスポンス・タイプが「リストからの複数選択」として構成されている場合、レスポンスは値リストとして表示されます。
この機能拡張により、候補者向けの質問リストをより柔軟に定義できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
FastFormulaを使用して、ジョブ応募で収集されたデータに基づいて計算済フィールドを計算し、ジョブ応募グリッド・ビューに計算済フィールドを表示します。
以前のリリースでは、ジョブ応募リストに表示するビューおよびフィールドを構成できるように、ジョブ応募グリッド・ビュー機能が導入されました。ジョブ応募リストのデータは、列レイアウトに表示されます。このリリースでは、FastFormulaを使用して独自のフィールド(計算済フィールド)を定義し、グリッド・ビューにそれらを構成できます。
様々なジョブ応募や候補者データ・ポイントを計算するFastFormulaを使用して、特定のビジネス・プロセスに基づいて、組織にとって重要な情報をジョブ応募グリッド・ビューに表示します。
有効化のステップ
ジョブ応募の計算済フィールドを構成するステップは、次のとおりです。
ステップ1: 「採用ジョブ応募計算済フィールド」タイプのFastFormulaの作成
新しいFastFormulaタイプ「採用ジョブ応募計算済フィールド」を使用してFastFormulaを作成する必要があります。FastFormulaを作成する場合:
- 「採用候補者選択プロセス」タイプのFastFormulaでサポートされるすべてのデータベース・アイテムを使用できます。データベース・アイテムの完全なリストについては、My Oracle SupportでOracle Recruiting Cloud FastFormulaのデータベース・アイテム(MOS ID 2723251.1)のスプレッドシートを参照してください。
- FastFormulaの戻り値をCONDITION_MESSAGEに格納する必要があります。
- 「設定および保守」作業領域で、「FastFormula」タスクを使用します。
- 「FastFormula」ページで、「処理」メニューの「作成」を選択します。
- 「FastFormulaの作成」ページで、Formulaの名前を入力します。「タイプ」フィールドで、「採用ジョブ応募計算済フィールド」を選択します。必要に応じて他のフィールドに入力します。
- 「続行」をクリックします
- 「Formulaテキスト」セクションにFormulaの詳細を入力します。
- 「コンパイル」をクリックします。
- 「保存」をクリックします。
ステップ2: 値を格納する拡張可能フレックスフィールド(EFF)の作成
拡張可能フレックスフィールド(EFF)は、計算済フィールド値の格納に使用します。
EFFのコンテキストを作成する場合:
- 「動作」フィールドを「単一行」に設定します。
- コンテキスト使用を「候補者応募の使用コード」に設定することをお薦めします。
EFFのコンテキスト依存セグメントを作成する場合:
- 「データ型」フィールドを「文字」(VARCHAR2)に設定します。
- 「値セット」フィールドを5文字以上150文字以下に設定します。これは、ジョブ応募グリッド・ビューのEFF列に表示できる最大文字数です。
- 「プロパティの表示」セクションで「読取り専用」を選択して、採用ユーザーがジョブ応募の「その他情報」タブの計算済フィールドを編集できないようにします。
- フレックスフィールド・セグメントに検証を設定することはお薦めしません。
- 「設定および保守」作業領域で、タスク「拡張可能フレックスフィールドの管理」を検索します。
- 「拡張可能フレックスフィールドの管理」ページで、「個人その他情報」という名前を検索します。
- 「検索結果」セクションで、「編集」アイコンをクリックします。
- 拡張可能フレックスフィールドの編集: 個人EIT情報ページで、「コンテキストの管理」ボタンをクリックします。
- コンテキストの管理ページで、「検索結果」セクションの「作成」アイコンをクリックします。
- 「コンテキストの作成」ページで、コンテキストを構成します。
- 「表示名」、「コード」、「API名」、「動作」の値を入力します。動作を「単一行」に設定する必要があります。
- 「コンテキスト使用方法」タブで、「作成」アイコンをクリックしてコンテキストの使用方法を定義します。「候補者応募の使用コード」を選択して、ジョブ応募の採用担当者に情報を表示することをお薦めします。
- 「保存」をクリックします。
- 「コンテキスト依存セグメント」セクションで、「作成」アイコンをクリックして、コンテキストに属性を追加します。「データ型」フィールドでは、「文字」を選択する必要があります。「値セット」フィールドについては、最大150文字です。「プロパティの表示」セクションで、「読取り専用」を選択する必要があります。
- 「保存してクローズ」をクリックします
- 「コンテキストの編集」ページで、「保存してクローズ」をクリックします。
- 「コンテキストの管理」ページで、「保存してクローズ」をクリックします。
ステップ3: 計算済フィールドの構成
「採用ジョブ応募計算済フィールド」のFastFormulaを、作成したEFFにマップして、計算済フィールドを構成する必要があります。マップされたフィールドのみが計算されます。このステップは、新しい「ジョブ応募計算済フィールド構成」ページで実行します。
ノート: FastFormulaに対する変更またはFastFormulaとEFF間のマッピングに対する変更は、新しい計算にのみ影響し、すでに計算された値には影響しません。
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- 講義: 採用および候補者経歴
- 機能領域: 候補者ジョブ応募
- タスク: ジョブ応募計算済フィールド構成
- 「ジョブ応募計算済フィールド構成」ページで、作成したフレックスフィールド・コンテキストを選択します。「フレックスフィールド・コンテキスト」フィールドには、ジョブ応募の単一行コンテキストのみが表示されます。
- FastFormulaをフレックスフィールド・セグメントにマップします。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ステップ4: 計算済フィールドの計算
「計算されたフィールドの計算」という新しい処理を候補者選択プロセスに追加して、処理が追加された選択プロセスのフェーズと状態に候補者が到達したときに、ジョブ応募グリッド・ビューの計算済フィールドが自動的に計算されるように設定できます。新しい「計算されたフィールドの計算」処理は、フェーズに入ったとき、フェーズを離れるとき、およびフェーズ内の特定の状態に対して使用できます。
新しい「計算されたフィールドの計算」処理は非同期であり、計算を実行するにはスケジュール済プロセス「採用候補者選択プロセス処理の実行」を実行する必要があります。プロセスが完了すると、計算された値がジョブ応募リストに表示されます。
候補者ジョブ応募リストの管理権限を持つ採用ユーザーは、ジョブ応募リストおよびジョブ応募内で使用可能な新しい「計算されたフィールドの計算」処理を使用して計算済フィールドを手動で計算できます。ジョブ応募リストから「計算されたフィールドの計算」処理を使用すると、最大10件の応募を選択してリアルタイムで処理を実行できます。10件を超えるジョブ応募を選択すると、処理がバックグラウンドで処理されて、処理が完了すると通知されます。
ステップ5: ジョブ応募グリッド・ビューでの計算済フィールドの表示
候補者ジョブ応募リストのパーソナライズ権限を持つ採用ユーザーは、「表示」メニューで「ビューの管理」ページにアクセスして、ジョブ応募グリッド・ビューに計算済フィールドを表示するようにビューを構成できます。
計算済フィールドを表示するようにグリッド・ビューが構成されていない場合、採用ユーザーはジョブ応募の「その他情報」タブで値にアクセスできます。
主なリソース
- FastFormulaを作成するために使用できるデータベース・アイテムの完全なリストについては、My Oracle SupportでOracle Recruiting Cloud FastFormulaのデータベース・アイテム(MOS ID 2723251.1)のスプレッドシートを参照してください。
管理者が候補者ラベルを定義するときに、サポートされている複数の言語でラベルを翻訳できるようになりました。地球ロゴで示される翻訳エディタ・ツールを使用して、ラベルを翻訳できます。
この機能拡張では、サポートされているすべての言語でラベルを使用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerで入手できる採用の実装ガイドの候補者をタグ付けするラベルの作成のトピックを参照してください。
候補者のインタビュー・スケジュールのエクスペリエンスが向上しました。候補者通知およびインタビュー・スケジュールのユーザー・インタフェース(UI)に候補者のタイム・ゾーンが反映されて、候補者およびインタビュー・コーディネータが適切な時間にインタビューをスケジュールできるようになりました。
この機能拡張により、候補者とのインタビューをスケジュールおよび管理する際に、タイム・ゾーンに関する混乱がなくなります。可能な場合は、候補者のタイム・ゾーンが取得され、スケジュール・ページに表示されます。インタビューを作成および管理するユーザーは、使用するタイム・ゾーンを定義できます。読取り専用領域にインタビュー詳細を表示すると、表示ユーザーのタイムゾーンに時間が変換されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 候補者のタイム・ゾーンは、「候補者詳細」タブの「プリファレンス」セクションに表示されます。
ノート: 「プリファレンス」セクションは、ジョブ応募詳細タブに表示されません。
- 候補者のかわりにインタビューをスケジュールすると、開始日時フィールドと終了日時フィールドの横にタイム・ゾーンが表示され、タイム・ピッカーが候補者のタイム・ゾーンにデフォルト設定されます。
- インタビューをスケジュールした後、またはスケジュール・タイム・スロットを表示する際に、HCMの地域プリファレンス設定に基づいて、時刻とタイム・ゾーンが採用ユーザーに表示されます。
- このリリースより前にシステムに存在していた外部候補者の希望タイム・ゾーンには値が設定されませんが、自分のプロファイルを更新するか別のジョブに応募すると、タイム・ゾーンが更新されます。
ノート: 候補者に希望タイム・ゾーンが定義されていない場合、インタビュー・オーガナイザのタイム・ゾーン・プリファレンスが通知に使用されます。
- 内部候補者の場合は、HCMに定義された地域プリファレンスで定義されたタイム・ゾーンが「採用」で使用されます。
.icsおよびOffice 365のカレンダ添付で、より完全なインタビュー場所情報をインタビュー担当者および候補者に提供できます。必要なインタビュー場所情報が参加者に伝わるように、すべての場所フィールドがカレンダ添付に含まれるようになりました。候補者の名前が含まれるように.ics添付の件名テキストも更新されました。
これらの機能強化により、インタビュー担当者と候補者が必要なインタビュー場所情報をカレンダですべて入手できるため、インタビューに参加する際の混乱がなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ジョブ求人の「概要」タブおよび「詳細」タブにバナーを表示して、承認プロセス内のジョブ求人の移動状況を追跡できます。ジョブ求人の開始者と承認者も、これらのバナーのリンクをクリックして、求人全体や次の順番の承認者などの詳細を表示して、求人の承認や否認、詳細情報の要求など、求人に対する処理を実行できます。
バナーとそれに関連する機能は、ユーザー・タイプによって異なります。
- 開始者: 承認のために求人を発行したユーザー。
- 承認者: 求人の承認を求められているユーザー。
- オブザーバ: 求人にアクセスできるが、開始者または承認者ではないユーザー。
バナーは、次の場合に表示されます。
- ジョブ求人が承認のために発行された。
- ジョブ求人の承認が進行中である。
- 承認者がジョブ求人に関する詳細情報を要求した。
- 承認者がジョブ求人を承認または否認する必要がある。
- 開始者がジョブ求人に関する詳細情報を入力する必要がある。
この機能を使用すると、自分のジョブ求人が承認サイクルのどの段階にあるかをユーザーが把握できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ジョブ応募、見込みまたはリンクされた求人があるために書き直せなくなったジョブ求人のプライマリ事業所およびその他の事業所を変更できます。たとえば、掲載事業所を変更して、より多くの事業所の候補者に対象を広げたい場合や、ある事業所を含めることを忘れたり、間違った事業所を含めた場合があります。
適切な権限が付与されている場合は、次のことができます。
- 掲載事業所の追加
- 掲載事業所の削除
- 既存の掲載事業所の変更
ノート: ジョブ求人の掲載事業所を変更しても、候補者の選択プロセスや事前スクリーニング質問など、コンテキスト化された他の求人値は更新されません。これらの値は、新しい掲載事業所と合わない場合があります。
この機能は、ジョブ求人に対して選択した事業所の軽微な調整、最初の選択間違いの訂正、求人の対象範囲を広げるための事業所の追加に便利です。
有効化のステップ
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。詳細は、後述のロールに関するセクションを参照してください。
ヒントと考慮事項
ジョブ求人の事業所が考慮されるすべての操作では、求人の最新の掲載事業所が即座に考慮されます。たとえば、最新の掲載事業所に基づいて、コンテキスト化されたキャリア・サイトから求人が掲載または掲載解除されます。
掲載済ジョブ求人の事業所を変更すると、「候補者およびジョブ求人検索の保守」スケジュール済プロセスが実行されて検索索引が更新されるまで、情報が一時的に不一致になる可能性があります。このプロセスが実行されるまで、索引に依存するすべてのデータが古くなります。たとえば、キャリア・サイトのジョブを参照する候補者が、ジョブのジョブ詳細に表示される事業所と、このジョブが返される事業所ファセットが一致しないことに気づく場合があります。
ロールおよび権限
ジョブ求人掲載事業所の更新という新しい権限を使用できます。デフォルトでは、この権限は採用マネージャ・ロールに付与されます。
求人を書き直せない場合にジョブ求人のプライマリ事業所およびその他の事業所を更新するには、この新しい権限に加えて既存の「ジョブ求人の更新」権限もユーザーに必要になります。
権限名 | 権限コード | ジョブ・ロール |
---|---|---|
ジョブ求人掲載事業所の更新 |
IRC_UPDATE_JOB_REQUISITION_POSTING_LOCATIONS |
採用マネージャ |
セキュリティ管理者は、ジョブ・ファミリ、ジョブ機能、事業所、組織および採用タイプの5つのディメンションごとに、職責範囲(AOR)レベルでジョブ求人セキュリティを定義できます。この機能拡張を使用して、採用、給与担当者、採用担当者などの特定の職責タイプに対して、これらのディメンションを1つ以上選択できるようになりました。これらのディメンションを任意のカスタム職責タイプに適用することもできます。
また、採用担当者、採用マネージャ、協力者、カスタム協力者ロールなどの個々のロールについて、チーム・メンバー・レベルでジョブ求人セキュリティを定義することもできます。また、(ジョブ求人セキュリティが適用される)データ・ロールが下位の求人にアクセスできるかどうかも選択できます。
「自分のクライアント・グループ」→「ワークフォース・ストラクチャ」→「求人セキュリティ・プロファイル」のHR管理ページから求人セキュリティ・プロファイルを定義できるようになりました。
また、様々なデータ・ロールのジョブ求人を表示、更新および削除するための個別の権限も定義できるようになりました。これは、データ・ロールごとに個別の集計権限を使用するこにより実現できます。
- ORA_IRC_VIEW_JOB_REQUISITION
- ORA_IRC_UPDATE_JOB_REQUISITION
- ORA_IRC_DELETE_JOB_REQUISITION
たとえば、表示専用権限を持つデータ・ロールを定義する場合、そのデータ・ロールを持つユーザーが表示できるが、更新または削除できない求人を求人セキュリティ・プロファイルで定義します。このようにして、各チーム・メンバー・ロールに特定の権限を割り当てることができます。
これらの機能拡張を利用するには、プロファイル・オプションORA_IRC_REQUISITION_UPDATE_DATA_SECURITY_ENABLEDを有効にして、ジョブ求人の更新および削除に対するデータ・セキュリティを有効にする必要があります。デフォルトでは、このオプションは無効になっています。有効にしないと、下位のビューとチーム・メンバーのビューは以前と同じままになります。ジョブ求人の更新および削除も機能権限のままになり、ユーザーが表示できるすべての求人に適用されます。
ノート: このオプションを有効にすると、データ・ロールがなく、そのため求人セキュリティ・プロファイルもないユーザーは、自分のジョブ求人や下位のジョブ求人(存在する場合)を表示できなくなります。したがって、このオプションを有効にする前に、自分の求人またはその下位の求人を表示する必要があるすべてのユーザーに、適切なデータ・ロールを設定する必要があります。ジョブ求人の更新および削除についても、集計権限と関連データ・ロールに基づいて同様の設定をする必要があります。したがって、ロールに基づいてアクセス権を削除したり、下位のジョブ求人へのアクセス権を削除したり、表示可能なジョブ求人を更新または削除できるユーザーを制限する必要がある場合にのみ、このオプションを有効にしてください。
必要なセキュリティ権限とアクセス権限をユーザーに割り当てて、この機能を利用するための一連のステップを次に示します。
- 新しいジョブ・ロールを作成します。
- ジョブ求人を表示、更新または削除するために必要な集計セキュリティ権限に、そのロールを関連付けます。
- 新しいデータ・ロールを作成し、作成したジョブ・ロールにそのデータ・ロールを関連付けます。
- 選択した職責タイプおよびチーム・メンバーのロールに対して、新しいジョブ求人セキュリティ・プロファイルを作成します。
- 新しく作成したジョブ求人セキュリティ・プロファイルをそのデータ・ロールに割り当てます。
- そのデータ・ロールをユーザーに割り当てます。
- プロファイル・オプションORA_IRC_REQUISITION_UPDATE_DATA_SECURITY_ENABLEDを有効にします。
データ・ロールをユーザーに割り当てると、ジョブ求人セキュリティ・プロファイルに定義された基準とユーザーが一致する場合は、データ・ロールに定義された集計権限に基づいてユーザーがジョブ求人にアクセスできます。
この機能により、ジョブ求人に対するアクセス権をより柔軟に細かく保護して、ジョブ求人を表示できるユーザーであっても、ジョブ求人を更新できるかどうかを決定できます。
有効化のステップ
ジョブ求人セキュリティ・プロファイルの定義
この例では、採用AORのセキュリティ・プロファイルおよび「採用担当者」および「すべての協力者」のロールを定義する方法を示します。
- 「自分のクライアント・グループ」→「ワークフォース・ストラクチャ」→「ジョブ求人セキュリティ・プロファイル」に移動します。
- 「作成」をクリックします。
- 「職責範囲別保護」チェック・ボックスを選択します。
- 「職責タイプ」リストから「採用」を選択します。
- ビジネス・ニーズに応じて、ディメンションに対応するチェック・ボックスを選択します。たとえば、「ジョブ・ファミリ別保護」および「事業所別保護」などです。
- 「採用チーム・メンバー・タイプ別保護」チェック・ボックスを選択します。
- 採用担当者および協力者のみが求人にアクセスできるようにするには、「行の追加」アイコンをクリックして、「採用担当者」オプションを選択します。このステップを繰り返して、リストから「すべての協力者」を選択します。
- 「下位の求人にアクセス」チェック・ボックスを選択します。これにより、採用担当者と協力者の両方が自分の下位の求人にアクセスできるようになります。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
プロファイル・オプションの有効化
- 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプションORA_IRC_REQUISITION_UPDATE_DATA_SECURITY_ENABLEDを検索します。表示名は「求人更新データ・セキュリティ使用可能」です。
- プロファイル値を「Y」に更新します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
ハードコードされたデータ・アクセス権がなくなるため、ORA_IRC_REQUISITION_UPDATE_DATA_SECURITY_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にする前に、データ・セキュリティが定義された適切なデータ・ロールまたは抽象ロールをすべてのユーザーに設定する必要があります。
主なリソース
セキュリティ・プロファイル、データ・ロールまたはジョブ・ロールの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- 採用の実装ガイドの採用のセキュリティの章のジョブ・セキュリティ求人詳細のトピック
- HCMの保護ガイド
オートコンプリート・ルール - ジョブ・オファーの「時期および事由」セクション
オファーの作成、オファーの編集およびオファーのコピーの処理について、「オファー」ビジネス・オブジェクトの「時期および事由」セクションのフィールドにオートコンプリート・ルールを作成できます。
「オートコンプリート」の「時期および事由」セクションのフィールド、およびサポートされているルール・タイプのリストを次に示します。
フィールド名 | 「オファーの作成」処理にデフォルト設定されるオブジェクト | 「オファーの作成」、「オファーの編集」または「オファーのコピー」処理のオブジェクトの検証 |
「オファーの編集」処理のフィールド変更 |
---|---|---|---|
提示就業者タイプ |
はい | はい |
はい |
提示開始日 |
はい |
はい |
はい |
提示雇用主 |
はい |
はい |
はい |
提示処理 |
いいえ | はい |
はい |
オファーの作成、編集またはコピーにオートコンプリート・ルールを使用すると、オファーの作成プロセスが簡素化され、採用プロセス全体の機能強化に役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
オファーのオートコンプリート・ルールを記述する場合は、hcmParam EMP_Groovy_OfferModeを使用して、ルールの特定の部分を条件付きで包含または除外します。hcmParam EMP_Groovy_OfferModeは、実行中の処理に基づいて値を返します。
処理と戻り値のリストについては、次の表を参照してください。
オファー処理 | EMP_Groovy_OfferMode |
---|---|
オファーの作成 | CreateOffer |
オファーの編集 | EditOffer |
オファーのコピー | DuplicateOffer |
主なリソース
- ジョブ・オファーの「時期および事由」セクションのオートコンプリート・ルールの詳細は、更新22B Oracle Human Resources新機能のジョブ・オファーの作成または編集時の「時期および事由」ビジネス・オブジェクトに対するオートコンプリート・サポートを参照してください。
- オートコンプリート・ルールの詳細は、Oracle Help Centerで入手可能なオートコンプリート・ルールを使用したHCMの構成および拡張ガイドを参照してください。
ジョブ応募の「オファー」タブで「コメントおよび添付」というセクションを使用して、ジョブ・オファーの下書きまたは編集中にオファー・チームのメンバーが自由形式テキストのコメントを入力して添付を追加できるようになりました。これらは内部ユーザーおよび承認者に表示されますが、候補者には表示されません。
また、オファー・レターには、「候補者対応文書」と呼ばれる新しいセクションがあり、候補者に表示するオファー添付を追加できます。
この機能を使用すると、オファー・チームのメンバーがオファーに関する長文のテキストを入力して、添付を追加できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
採用マネージャがオファーを完了する採用担当者に指示する必要がある際にオファーの開始フローで使用する「コメント」フィールドの名前が、新しい「オファー・コメント」フィールドとの混同を避けるために「ノート」という名前に変更されました。
完了した古いジョブ・オファーの書き直しや、スイートの他のプロセスへの参加を防ぐことができます。
「設定および保守」作業領域に、次の2つの新しい設定があります。
- 最終的な成功状態(HR – 処理済)到達後: この設定を使用して、最終ステータス「HR – 処理済」に到達したジョブ・オファーを採用ユーザーが書き直せる期間として、適切な日数を指定します。デフォルト値は90日です。
- オファー・フェーズ以降の最終的な失敗状態(雇用主から否認または候補者から取下げ)到達後: この設定を使用して、「雇用主により否認済」または「候補者により取下げ済」という非アクティブ状態に到達したジョブ・オファーを採用ユーザーが書き直せる期間として、適切な日数を指定します。デフォルト値は90日です。
この機能を使用すると、特定の期間はジョブ・オファーを書き直せるようになります。
有効化のステップ
新しい設定を構成するには:
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 企業採用および候補者エクスペリエンス情報の管理
- 「オファーの書直しの防止」セクションで、フィールドの日数を指定します。オファーの終了日がなくなるため、このフィールドは空白のままにしないでください。
ヒントと考慮事項
「採用候補者選択プロセス・オファー処理の実行」スケジュール済プロセス(旧名「HRへの候補者移動の完了」)は、15分ごとにスケジュールする必要があります。
ジョブ・オファーに対する「オファー雇用関係の終了」処理コードの使用
終了したオファーに割り当てられた処理コード「オファー雇用関係の終了」(ORA_PER_EMPL_TERMINATE_OFFER)を利用して、退職用のジャーニおよびチェックリスト・テンプレートを構成するときにオファーの終了を除外できます。
この機能拡張により、雇用関係が終了したオファーのタスクを除外するように、ジャーニおよびチェックリストを構成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
エージェントを作成するときに、デフォルト・カテゴリを使用するのではなく、ロール・カテゴリを選択します。
lastname.firstnameなどのユーザー名パターンを定義すると、シングル・サインオン(SSO)およびユーザーとエージェント間の一貫性をサポートできます。
有効化のステップ
セキュリティ管理者または実装者が次の操作をします。
- セキュリティ・コンソールを開きます。
- エージェントが使用する新しいユーザー・カテゴリを作成します。
- 使用するユーザー名生成パターンを定義します。
- エージェントのロールを作成します。
管理者または実装者が次の操作をします。
- 「設定および保守」領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 企業採用および候補者エクスペリエンス情報
- エージェント・ユーザー・カテゴリを選択します。
- エージェント・ロールを選択します。
採用担当者が次の操作をします。
- 「設定および保守」領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 候補者のソーシング
- タスク: 採用エージェンシ
- エージェントを追加して、ページのフィールドに入力します。
エージェントの基本プロファイルを表示すると、選択したパターンがエージェントのユーザー名で使用され、読取り専用になっています。
ジョブ応募が候補者選択プロセスを移動する際に、ジョブ求人とジョブ・オファー採用チームのメンバーおよび採用エージェントに自動的に通知を送信できます。採用チームのメンバーに通知が送信されると、ジョブ応募の「対応」タブに表示されます。
この機能を使用すると、候補者が候補者選択プロセスを進むにつれて必要な処理が実行されたことを確認し、ジョブ応募の最新ステータスを全員で共有するために、採用チームおよび採用エージェントのメンバーに常に最新情報が提供されます。
有効化のステップ
新しい通知は、採用コンテンツ・ライブラリで使用できます。必要に応じてパーソナライズできます。
- 自動採用チーム通知
- 自動エージェント通知
候補者選択プロセスを構成するときに「通知の送信」処理を使用すれば、ジョブ応募が候補者選択プロセスを通過する際に、ジョブ求人およびジョブ・オファーの採用チームのメンバーおよび採用エージェントに自動的に通知を送信できます。ジョブ応募がフェーズに入るとき、出るとき、フェーズ内の特定の状態に移動するときに、「通知の送信」処理を使用できます。採用エージェントの通知については、遅延を設定して、ジョブ応募が移動した後、指定した期間が経過してから通知が送信されるようにできます。
ヒントと考慮事項
採用エージェントに送信された通知は、ジョブ応募の「対応」タブにはまだロギングされません。
HCM抽出によって提供される新しい「ラージ・オブジェクト抽出」定義タイプを使用して、求人、求人テンプレート、オファーなどのラージ・オブジェクトからキャラクタ・ラージ・オブジェクト(CLOB)データを抽出できるようになりました。
次のユーザー・エンティティが、新しい定義タイプでサポートされるようになりました。
- 抽出ジョブ・オファー - ラージ・オブジェクト(IRC_JOB_OFFER_LRG_OBJ_UE)
- 抽出ジョブ求人 - ラージ・オブジェクト(IRC_JOB_REQUISITION_LRG_OBJ_UE)
- 抽出ジョブ求人テンプレート - ラージ・オブジェクト(IRC_JOB_REQUISITION_TEMPL_LRG_OBJ_UE)
ノート: これらのユーザー・エンティティにはCLOBデータのみがあります。したがって、同じ抽出定義の他のユーザー・エンティティと組み合せることはできません。
この機能を使用して、ラージ・オブジェクトからCLOBデータを簡単に抽出できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- HCM抽出の詳細は、Oracle Help CenterのHCM抽出ガイドを参照してください。
HCMデータ・ローダーを使用した既存エージェンシのエージェントの作成
HCMデータ・ローダーを使用して、既存のエージェンシに対して複数のエージェントを作成できます。次を行うこともできます。
-
エージェントの更新
-
エージェントのアクティブ化または非アクティブ化
-
エージェントからの事業所またはジョブ・ファミリの削除
-
エージェントのソフト削除
ノート: エージェントを作成するときは、少なくとも1つの事業所を指定する必要があります。エージェントからすべての事業所を削除することはできません。少なくとも1つの事業所が必要です。
この機能により、複数のエージェントを追加するための代替オプションが提供され、ユーザー・インタフェースから個別に追加する必要がなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- HCMデータ・ローダーを使用してデータをロードする方法の詳細は、Oracle Help Centerにある『HCMデータ・ローダー』ガイドを参照してください。
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
候補者プリファレンス・ディメンションの採用リアルタイム・サブジェクト領域に追加された次の新しいフィールドを使用して、レポートを作成できます。
- 希望組織名
- 希望ジョブ名
- 優遇ジョブ求人番号
- 優遇ジョブ求人タイトル
同じフィールドが、希望者プリファレンス・ディメンションの「採用 - 機会マーケットプレイス・リアルタイム」サブジェクト領域に追加されていました。
この機能拡張により、すべての候補者プリファレンスについてレポートできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ジョブ・オファー・ディメンションの追加のオファー・フィールド
採用リアルタイム・サブジェクト領域で使用可能な新しいオファー・フィールドを使用して、詳細なオファー・レポートを作成できます。
基本情報:
- オファー・ライフサイクルのバイパス・インジケータ
- オファー・レター・テンプレート名
- オファー・レター・テンプレートID
- オファー・マージ済インジケータ
- 親オファーID
- 親オファー名
- 後処理ステータス名
- 開始日変更済インジケータ
- コピーから作成されたオファー
- オブジェクト・ステータス
- 下書きオファー初期日付
これらの新しい値を使用すると、ライフサイクルがバイパスされた場合や、オファーがコピーから作成された場合に、オファーのソースなどの詳細がオファー・レポートに表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ジョブ・オファーの後に候補者の重複をマージできる機能が導入されたため、新しいジョブ・オファーを削除して再作成した後、いくつかのジョブ応でオファーが重複している場合があります。「ジョブ・オファー - 基本情報」にある新しい「オブジェクト・ステータス」フィールドを使用して、アクティブなオファーのみをレポートに保持し、削除された元のオファーを保持しないようにできるようになりました。
また、「ファクト - ジョブ・オファー」フォルダで新しいメトリック「アクティブなジョブ・オファーの数」も使用できます。
この機能拡張により、マージされた候補者から重複するオファーを削除して、オファー数に関するレポートを改善できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
「採用イベント」サブジェクト領域に追加された候補者プロファイル情報
「採用 - 採用リアルタイム」サブジェクト領域を結合しなくても、「採用 - 採用イベント・リアルタイム」サブジェクト領域から、候補者またはジョブ応募のプロファイル値を直接使用してレポートを作成できます。
次のディメンションが「採用 - 採用イベント・リアルタイム」サブジェクト領域に追加されています。
候補者
- 証明
- 学位
- 前職
- 勤務要件
- 言語
ジョブ応募
- 証明
- 学位
- 前職
- 勤務要件
- 言語
この機能拡張により、採用イベント・リアルタイム・サブジェクト領域から作成されたレポートにプロファイル・コンテンツを含める際に、2つのサブジェクト領域を結合する必要がなくなりました。レポートの作成が簡単かつ迅速になり、レポートの実行が高速になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
製品 | 削除される機能 | 削除予定 | 置換後の機能 | 置換時期 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
現時点ではありません。 |
_________________________
トランザクション設計スタジオの採用ページ
トランザクション設計スタジオで処理の名前を変更し、採用ページをパーソナライズします。ページを簡単に識別して選択できるように、採用処理にプリフィクス「採用」が追加されました。
_________________________
既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。
Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。
これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 | 機能名 | 機能の説明 | テストが必要なお客様のタイプ | サインアップ方法 | 制限付提供リリース | 現在参加可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
採用 |
Oracle Searchのジョブ応募フィルタ |
Oracle Searchの新しいスキル・フィルタや言語フィルタなどの拡張フィルタ機能を使用してジョブ応募リストを検索します。Oracle Searchは、より高速に検索できるOracle Cloud専用の検索プラットフォームです。 |
お客様さまの条件: HCMで稼働中 Oracle Searchの制限付提供プログラムに参加中詳細は、人事管理の新機能を参照してください。 |
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-JAFilters"のタグを付けてください |
21C | はい |
採用 |
拡張ジョブ応募リスト・フィルタ |
高度なフィルタリング機能を使用して、ジョブ応募リストに対してより複雑なターゲット検索を実行します。ユーザーは、複数のジョブ応募質問/回答およびスキルを選択して、適切な候補者をより迅速に検索できます。拡張フィルタでは、21Cの制限付き提供機能であるOracle Searchにジョブ応募フィルタを取り込む必要があります。 |
お客様は、次の制限付き提供プログラムに参加している必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-JAFilters"のタグを付けてください |
21D | はい |