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第3章 既知の問題

目次

この章では、Oracle Linux 7 Update 2の既知の問題について説明します。

3.1 自動バグ報告ツール

Red Hat自動バグ報告ツール(ABRT)で提供されるデーモンおよび機能は、Oracle Linuxではサポートされていません。 ABRTパッケージおよびlibreportなどの関連ファイルは、パッケージの依存関係を満たすためにディストリビューションに含まれていますが、これらのパッケージ内の機能はサポートされません。 技術的なサポートが必要な場合は、My Oracle Supportポータルまたは電話でOracleサポートに連絡してください。

3.2 bashシェルでのコマンドの自動入力

lsなどの一部のコマンドでは、[Tab]キーを押すとbashシェルでコマンドが自動的に入力されますが、exportなどのその他のコマンドでは自動入力されません。 次の回避策を使用すると、すべてのコマンドで自動入力を有効にできます。

  1. bash-completionパッケージを削除します。

    # yum remove bash-completion
  2. シェルでcomplete -rコマンドを実行します。 このコマンドを永続化するには、これを$HOME/.bashrcに入れます。

(バグID 19248362)

3.3 Cephブロック・デバイス

Cephブロック・デバイスのマウントおよびフォーマットは、UEK R3でテクニカル・プレビューとして実行できます。 Oracle® Linux 7ドキュメント「Oracle Linux: Cephリリース・ノート」を参照してください。 (バグID 20304006)

3.4 クラッシュ・カーネルのauto設定

Kdump構成を簡単にするためにUEK R3のcrashkernel=autoカーネル・パラメータを有効にした場合は、dmesg出力および/proc/cmdlineの両方にcrashkernel=NNNM@0Mと表示されます。 これは実装で想定される動作で、@0Mauto設定を表します。 crashkernel=autoパラメータはXenではサポートされません。

3.5 systemdにRemoveIPC=yesが構成されている場合にデータベースのインストールおよび操作が失敗する

systemdRemoveIPC=yesが構成されている場合に、非システム・ユーザーがログ・アウトすると、そのユーザーのプロセスのプロセス間通信(IPC)が終了されます。 ラップトップ用のこの設定は、サーバー・システムではソフトウェアの問題を引き起こす場合があります。 たとえば、ユーザーが、Oracle Databaseのoracleのようなデータベース・ソフトウェア所有者である場合、この構成によってデータベースのインストールが失敗したり、データベース・サービスがクラッシュすることがあります。

Oracle Linux 7 Update 2ではデフォルトで、systemdによってIPCが終了しないようにするために、/etc/systemd/logind.confRemoveIPC=noが構成されています。 ただし、システムをOracle Linux 7 Update 2に更新する前にこのファイルを変更した場合、更新によって新しいバージョンのファイルが/etc/systemd/logind.conf.rpmnewとしてインストールされ、/etc/systemd/logind.confRemoveIPC=noは設定されません。 データベースのクラッシュを防ぐには、/etc/systemd/logind.confRemoveIPC=noを設定し、systemctl rebootを実行してシステムを再起動します。 (バグID 22224874)

3.6 SELinuxが有効な場合にDockerが起動に失敗する

SELinuxが有効な場合、Docker 1.8.3が起動に失敗することがあります。 回避策は、SELinuxを無効にすることです。 SELinuxを無効にせずにこの問題を解決するには、docker-engine-1.8.3-1.0.2にアップグレードします。これにより、docker-engine-selinux-1.8.3-1.0.2が自動的に依存関係として取得されます。 (バグID 22258930)

3.7 UEK R3では現在firewalldでIPv6 NATがサポートされない

次のエラー・メッセージは、UEK R3では現在、firewalldでIPv6 NATがサポートされていないことを示しています。

ERROR: ipv6 table 'nat' does not exist (or not enough permission to check)

(バグID 18504545)

3.8 grubbyにより誤った保存済エントリが設定される

grubbyを使用してGRUB 2構成からカーネル・メニュー・エントリを削除すると、/etc/grub2/grub.cfgのデフォルト・エントリの値が正しくなくなります。 回避策は、/etc/default/grubGRUB_DEFAULTの値を正しいエントリに設定し、grub2-mkconfigを使用して/etc/grub2/grub.cfgを再作成するか、yumまたはrpmを使用してカーネル・パッケージを削除することです。 (バグID 19192278)

3.9 ヘブライ文字のLaTeXフォント

tex-fonts-hebrewパッケージのインストールは、その前にすべてのtexlive*パッケージをインストールしていないと失敗します。 (バグID 19059949)

3.10 InfiniBandの問題

次の各項では、InfiniBandデバイスの使用時に発生する可能性のある問題について説明します。

3.10.1 Internet Protocol over InfiniBand (IPoIB)の構成

Internet Protocol over InfiniBand (IPoIB)を構成するには:

  1. /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ibN構成ファイルを編集します(Nはインタフェースの番号です)。 次の例は、インタフェースib0の構成を示しています。

    DEVICE=ib0
    TYPE=InfiniBand
    ONBOOT=yes 
    DHCP_HOSTNAME="myhost.mydom.com"
    BOOTPROTO=static
    IPADDR=192.168.100.1
    NETMASK=255.255.255.0
    IPV4_FAILURE_FATAL=yes
    IPV6INIT=no 
    CONNECTED_MODE=no
    NAME=ib0 
  2. NetworkManagerサービスを停止します。

    # systemctl stop NetworkManager
  3. RDMAサービスを開始します。

    # systemctl start rdma
  4. インタフェースを起動します。

    # ifup ibN

    (バグID 19150870)

3.10.2 InfiniBandインタフェースのIPoIBモードの変更

IPoIBドライバは、インタフェースでの接続モードまたはデータグラム・モードの使用をサポートし、データグラム・モードがデフォルト・モードです。 connectedまたはdatagram/sys/class/net/ibN/modeに反映させてInfiniBandインタフェースのモードを変更する方法はサポートされていません。 また、InfiniBandインタフェースが有効化されている場合は、InfiniBandインタフェースのモードを変更できません。

InfiniBandインタフェースのIPoIBモードを変更するには:

  1. /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ibN構成ファイルを編集します。Nはインタフェースの番号です。

    • 接続モードを有効にするには、このファイルにCONNECTED_MODE=yesを指定します。

    • データグラム・モードを指定するには、このファイルにCONNECTED_MODE=noを指定するか、この設定を指定しないようにします(データグラム・モードはデフォルトで有効になります)。

    ノート

    変更を保存する前に、このファイルにCONNECTED_MODEの設定が複数指定されていないことを確認してください。

  2. インタフェースで指定モードを有効にするには、次のコマンドを使用して、インタフェースを無効にして再度有効にします。

    # ifdown ibN
    # ifup ibN

(バグID 17479833)

3.10.3 スイッチ・ポートを無効にすると警告が示される

ibportstate disableコマンドを使用してスイッチ・ポートを無効にすると、次の警告メッセージが表示される場合があります。

ibwarn: [2696] _do_madrpc: recv failed: Connection timed out
ibwarn: [2696] mad_rpc: _do_madrpc failed; dport (Lid 38)
ibportstate: iberror: failed: smp set portinfo failed

これらの警告は無視してもかまいません。 (バグID 16248314)

3.11 インストールの問題

次の各項では、インストール時に発生する可能性のある問題について説明します。

3.11.1 インストール時の暗号化および/bootの構成

インストール中に、インストール先画面でデータの暗号化を選択して、手動によるパーティション化を実行すると、暗号化チェック・ボックスは、手動パーティション化画面で選択したとおりに表示されません。 このチェック・ボックスは、暗号化をサポートするファイル・システム・タイプまたはファイル・システムを含むLVM論理ボリュームに対して構成できる暗号化を示します。 変更をクリックすると、ボリュームの構成画面には、基礎となるブロック・デバイスのレベルで暗号化が適用されることを意味する暗号化チェック・ボックスが、ボリュームについて選択したとおりに表示されます。

LVMの場合は、データの暗号化を選択すると、LVM物理ボリュームおよびそこに含まれるすべての論理ボリュームが暗号化されます。 データの暗号化を選択しない場合、論理ボリュームを暗号化するには手動パーティション化画面で暗号化チェック・ボックスを選択し、物理ボリュームを暗号化するにはボリュームの構成画面で暗号化チェック・ボックスを選択します。

btrfsの場合は、暗号化は、サブボリュームも含め、ファイル・システムを含むブロック・デバイスにのみ適用できます。 たとえば、btrfsルート・ファイル・システムの/homeサブボリュームの暗号化を有効にすると、ルート・ファイル・システム自体の暗号化が暗黙的に有効になります。 ボリュームの構成画面では、暗号化チェック・ボックスのみを選択できます。 btrfsではファイル・システム・レベルでの暗号化がサポートされていないため、手動パーティション化画面では、btrfsファイル・システムについて暗号化チェック・ボックスを選択できません。

暗号化チェック・ボックスやBTRFSLVMまたはLVMシン・プロビジョニングの各デバイス・タイプを/bootに対して選択しないでください。 /bootファイル・システムは標準パーティションで構成し、ext4またはXFSタイプである必要があります。

ディスク暗号化パスフレーズ・ダイアログにパスワードを入力するときは、[Tab]を押して入力フィールド間を移動します。 マウスを使用してフィールドを選択することはできません。

3.11.2 ネットワーク・インストール

ネットワーク・インストールを試行するとき、DHCPを使用してそのIP設定を取得するようにネットワーク・インタフェースを構成していないか、または静的IP設定を使用すると、インストール・ソースでエラーが発生しましたというエラーが発生します。

たとえば、boot ISOにアクセスするためにリモート・コンソールやLights-Out Managementなどの機能を使用する場合は、インストール場所を選択するときに、組込みサーバー・マネージャのネットワーク構成が使用できないことがあります。 回避策は、インストール場所を構成する前に、グラフィカル・インストーラを使用してネットワーク設定を手動で構成することです。 (バグID 19047736)

3.11.3 iSCSIディスクへのインストール

iSCSIディスクにインストールする場合は、ブート・コマンドラインにip=ibftまたはrd.iscsi.ibft=1のいずれかを追加し、インストール・ターゲットとして少なくとも1つのMBRまたはGPT形式のディスクを指定してください。 そうしない場合、エラー・メッセージ「有効なブート・ローダーのターゲット・デバイスが見つかりませんでした」が表示され、インストールが失敗します。 (バグID 22076589)

3.11.4 iSCSIストレージを使用するOracle Server X5-2システムへのインストール

iSCSIストレージを使用するOracle Server X5-2システムにインストールする場合、RHCKによって、10ギガビットPCI Expressネットワーク・インタフェースが低電力モードになります。 ウォーム・インストールの再起動後、ネットワークが切断され、UEFI BIOSがiSCSIターゲットのブート・ローダーにアクセスできなくなります。 回避策は、ウォーム再起動を実行するのではなく、システムの電源を完全にオフにしてから、再度オンにすることです。 (バグID 22262810)

3.11.5 HP 3PAR TPVVへのインストール

HP 3PARストレージ・アレイにThin Persistenceライセンスを適用していない場合は、インストールで、シン・プロビジョニングされた仮想ボリューム(TPVV)にファイル・システムを作成できません。 このライセンスは、ストレージの再利用のための低レベルSCSI UNMAPコマンドをサポートするために必要です。 適切なライセンスがない場合の回避策は、TPVVのかわりにフル・プロビジョニングされた仮想ボリューム(FPVV)を使用することです。 (バグID 22140852)

3.12 Intel QuickAssist Acceleration Technology

UEK R3では、暗号化機能をQuickAssistハードウェアにオフロードできるようにするQATドライバをサポートしていません。

3.13 UEK R3を使用するOracle Server X5-2システムでiSCSI Boot Firmware Tableが正しく初期化されない

UEK R3を使用してiSCSIストレージからブートされたOracle Server X5-2システムでは、iSCSI Boot Firmware Tableが、UEFI BIOSで構成されているiSCSIイニシエータIPアドレスを使用して初期化されません。 (バグID 22265721)

3.14 MariaDBのインストール

MariaDBをインストールする場合は、MySQLリポジトリの選択を解除する必要があります。 そうしない場合、MariaDBグループのみを選択しても、MySQLがインストールされます。 (バグID 22238684)

3.15 zramに関するマルチパス・メッセージ

UEK R3でmultipath -llコマンドを実行すると、次のようなメッセージが表示されます。

zram0: No fc_host device for 'host'
zram0: No fc_host device for 'host'
zram0: No fc_remote_port device for 'rport--1:-1-0'

マルチパス機能に対する影響はないため、これらのメッセージは無視してかまいません。 /etc/multipath.confzramデバイスをブロック・リストすると、メッセージの発生を回避できます。

(バグID 20300644)

3.16 net_prio制御グループ

ネットワーク優先度cgroupサブシステム(net_prio)のUEK R3での使用は、現在はサポートされていません。 UEK R3でモジュールを使用しようとすると、次のようなエラー・メッセージが表示されます。

modprobe: FATAL: Module netprio_cgroup not found
mount: special device cgroup does not exist.

(バグID 18966564)

3.17 ネットワーク接続アイコンに誤ったインタフェースの状態が示される

ネットワーク接続アイコンに、アクティブなネットワーク・インタフェースが切断されていると示される場合があります。 この動作は、rootユーザーで発生し、他のユーザーでは発生しません。 ip linkifconfigなどのコマンドライン・ユーティリティには正しい状態が示されます。 (バグID 19060089)

3.18 NFSの問題

次の各項では、NFSの使用時に発生する可能性のある問題について説明します。

3.18.1 lxc-oracleコンテナでNFS v4を使用すると失敗する

NFS v4を使用してマウントされたリモート・ファイル・システムにlxc-oracleコンテナを作成しようとすると失敗します。 また、NFS v4を使用してlxc-oracleコンテナ内からリモート・ファイル・システムをマウントしようとしても失敗します。 回避するには、かわりにNFS v3を使用します。 (バグID 16316266)

3.18.2 NFSの有効化および無効化

systemctlコマンドをnfs.serviceとともに使用して、NFSサービスを有効化または無効化することはできません。 かわりに、次のようにnfs-server.serviceを指定します。

# systemctl enable nfs-server

(バグID 18437212)

3.19 EnforcingモードのSELinuxでOracle ASMが初期化に失敗する

SELinuxがEnforcingモードの場合、oracleasmスクリプトが失敗します。 推奨される回避策は、oracleasmを実行する前に、Oracle ASMのSELInuxポリシー・モジュールを無効にすることです。

# semodule -d oracleasm
# semodule -l | grep oracleasm
oracleasm      1.0.0   Disabled

(バグID 18513404)

3.20 Oracle VMおよびXenでのOracle Linux 7ゲスト

Oracle Linux 7ゲストでは、Oracle VM 3で、ハードウェア仮想化(HVM)および準仮想化ドライバによるハードウェア仮想化(PVHVM)の両方がサポートされています。 Oracle VMまたはその他のXenベースのハイパーバイザ上の準仮想化ドメイン(PVM)内のOracle Linux 7ゲストはサポートされていません。

Oracle VM 2では、どのようなタイプのOracle Linux 7ゲストもサポートされていません。

3.21 UEK R3でkvm_intelモジュールをロードするときにCPUごとの割当てが失敗する

UEK R3でkvm_intelモジュールをロードするときに、CPUごとの割当てが失敗します。 次のようなメッセージがログに記録されます。

kvm_intel: Could not allocate 48 bytes percpu data 
PERCPU: limit reached, disable warning 

現時点でUEK R3用の回避策はありません。 (バグID 18459498)

3.22 systemctlで一部のサービス・アクションがサポートされない

systemctlコマンドでは、o2cbおよびoracleasmなどのサービスに対するdisableenablerestartstartstatusおよびstopアクションがサポートされます。 configureなどのアクションを実行するには、サービスに対して/etc/init.dスクリプトを直接起動します。 (バグID 18527520および18528039)

3.23 UEK R3でsystemdがautofs4およびipv6モジュールのロードに失敗する

ブート時に、systemdautofs4およびipv6モジュールのロードに失敗し、次のようなエラーがログに記録されます。

systemd[1]: Failed to insert module 'autofs4'
systemd[1]: Failed to insert module 'ipv6'

現時点でUEK R3用の回避策はありません。 (バグID 18470449)

3.24 i686 Kerberosパッケージが削除されていない場合に更新が失敗する

システムにkrb5-serverおよびkrb5-server-ldapパッケージのi686バージョンがインストールされている場合、Oracle Linux 7の更新が失敗します。 システムを更新する前に、これらのパッケージを次のように削除します。

# yum remove krb5-server.i686 krb5-server-ldap.i686

(バグID 20671170)

3.25 アップグレードの問題

次の各項では、Oracle Linux 6 (_latest)をOracle Linux 7 Update 2にアップグレードする際に発生する可能性のある問題について説明します。

3.25.1 cgconfigおよびcgredパッケージは個別にリストアする必要がある

Oracle Linux 7のlibcgroupパッケージには、cgconfigおよびcgred制御グループ・サービスが含まれていません。 アップグレードしたシステムでこれらのサービスをリストアするには、libcgroup-toolsパッケージをインストールします。 (バグID 19177606)

3.25.2 Webプロキシが必要な場合にアップグレード後スクリプトが失敗する

Oracle Linux yumサーバーにアクセスするためにプロキシが必要な場合は、アップグレード後スクリプトが失敗します。 (バグID 19169163)

3.25.3 preupgが実行されていない場合に再起動に失敗する

アップグレード前のアシスタント・ユーティリティpreupgを実行していない場合、アップグレードされたシステムは、再起動時にplymouthブート画面の終了を待機して起動中というメッセージが出力されてハングします。 (バグID 18815298)

3.25.4 Red Hat互換カーネルが削除されない

アップグレード時に古いRHCKが削除されません。 (バグID 18767222)

3.25.5 UEK R3がインストールされていない場合にアップグレード・ツールが終了しない

UEK R3がインストールされていない場合、redhat-upgrade-tool-cliユーティリティが終了しません。 (バグID 18900135)

3.25.6 古いバージョンのyumを使用すると依存関係エラーが生じる

redhat-upgrade-tool-cliユーティリティでは、アップグレード対象のOracle Linux 6システムにバージョン3.2.29-43.0.1以降のyumパッケージがインストールされている必要があります。 それより前のバージョンのyumパッケージを使用すると、依存関係エラーによりアップグレード・ツールが失敗します。 (バグID 18648783)

3.26 セクター・サイズが512バイトより大きい場合にxfs_copyが失敗する

UEK R3では、デバイス・セクターのサイズが512バイトを超えている場合、xfs_copyによるファイル・システムのコピーが失敗します。 (バグID 19267663)

3.27 電源ボタンがデフォルトでACPI Suspendに設定される

グラフィカル(GUI)コンソール・モードのOracle Linux 7では、デフォルトでハードウェアの電源ボタンがACPI "Sleep"ボタンと同等に扱われ、電源ボタンによりシステムが省電力のスリープ・モードに入ります。 この動作は、Gnomeデスクトップ環境に固有です。

以前のバージョンのOracle Linuxでは、ハードウェアの電源ボタンでシステムのシャットダウンが開始されました。 Oracle Linux 7で同様に動作させるには、/etc/dconf/db/local.d/01-shutdown-buttonという名前のファイルを作成し、次の内容を設定します。

[org/gnome/settings-daemon/plugins/power]
button-power='shutdown'

次のコマンドを実行します。

# dconf update

新しい設定を有効にするには、デスクトップ環境からログアウトして、ログインしなおします。 (バグID 25597898)