| Oracle® Data Provider for .NET開発者ガイド ODAC 12c リリース4 (12.1.0.2) for Microsoft Windows E72575-01 | 
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OracleAQMessageAvailableEventArgsクラスは、OracleAQQueue.MessageAvailableイベントのイベント・データを提供します。
クラスの継承
System.Object
  System.EventArgs
    Oracle.DataAccess.Client.OracleAQMessageAvailableEventArgs
宣言
// C# public sealed class OracleAQMessageAvailableEventArgs
要件
| プロバイダ | ODP.NET管理対象外ドライバ | 
| アセンブリ | Oracle.DataAccess.dll | 
| ネームスペース | Oracle.DataAccess.Client | 
| .NET Framework | 3.5, 4.0, 4.5, 4.6 | 
スレッド安全性
パブリック静的メソッドはスレッドセーフですが、インスタンス・メソッドではスレッド安全性は保証されません。
備考
このクラスは継承できません。
すべての継承プロパティおよびメソッドの詳細は、Microsoftの.NETドキュメントに用意されているドキュメントをお読みください。
OracleAQMessageAvailableEventArgsメンバーを、次の各表に示します。
OracleAQMessageAvailableEventArgsコンストラクタ
OracleAQMessageAvailableEventArgsプロパティを、表12-17にリストします。
表12-17 OracleAQMessageAvailableEventArgsコンストラクタ
| プロパティ | 説明 | 
|---|---|
| OracleAQMessageAvailableEventArgsコンストラクタ | OracleAQMessageAvailableEventArgsクラスの新規インスタンスをインスタンス化します。 | 
OracleAQMessageAvailableEventArgsプロパティ
OracleAQMessageAvailableEventArgsプロパティを、表12-18にリストします。
表12-18 OracleAQMessageAvailableEventArgsプロパティ
| プロパティ | 説明 | 
|---|---|
|  | この通知が発生したメッセージの数を指定します。 | 
|  | デキュー可能なメッセージのコンシューマの名前を示します。 | 
|  | デキュー可能なメッセージのコンシューマの名前を示します。 | 
|  | エンキューされたメッセージがデキュー可能になるまでの期間(秒)を指定します。 | 
|  | メッセージの配信モードを指定します。 | 
|  | メッセージがエンキューされた時間を指定します。 | 
|  | メッセージを正常に処理できない場合に、そのメッセージの移動先となるキューの名前を指定します。 | 
|  | エンキューされたメッセージが期限切れになるまでのデキュー可能な期間(秒)を指定します。 | 
|  | メッセージ識別子の配列を戻します。 | 
|  | 通知のタイプ(通常、グループ化、タイムアウトなど)を示します。 | 
|  | このメッセージを生成した、最後のキュー内のメッセージのIDを指定します。 | 
|  | メッセージの優先順位を指定します。 | 
|  | デキューされるメッセージを含むキューの名前を示します。 | 
|  | メッセージの元の送信者を識別します。 | 
|  | メッセージの状態を指定します。 | 
このコンストラクタは、OracleAQMessageAvailableEventArgsクラスのインスタンスをデフォルトのプロパティ値で作成します。
宣言
// C# public OracleAQMessageAvailableEventArgs();
OracleAQMessageAvailableEventArgsプロパティを、表12-19にリストします。
表12-19 OracleAQMessageAvailableEventArgsプロパティ
| プロパティ | 説明 | 
|---|---|
|  | この通知が発生したメッセージの数を指定します。 | 
|  | デキュー可能なメッセージのコンシューマの名前を示します。 | 
|  | デキュー可能なメッセージのコンシューマの名前を示します。 | 
|  | エンキューされたメッセージがデキュー可能になるまでの期間(秒)を指定します。 | 
|  | メッセージの配信モードを指定します。 | 
|  | メッセージがエンキューされた時間を指定します。 | 
|  | メッセージを正常に処理できない場合に、そのメッセージの移動先となるキューの名前を指定します。 | 
|  | エンキューされたメッセージが期限切れになるまでのデキュー可能な期間(秒)を指定します。 | 
|  | メッセージ識別子の配列を戻します。 | 
|  | 通知のタイプ(通常、グループ化、タイムアウトなど)を示します。 | 
|  | このメッセージを生成した、最後のキュー内のメッセージのIDを指定します。 | 
|  | メッセージの優先順位を指定します。 | 
|  | デキューされるメッセージを含むキューの名前を示します。 | 
|  | メッセージの元の送信者を識別します。 | 
|  | メッセージの状態を指定します。 | 
このインスタンス・プロパティは、この通知が発生したメッセージの数を指定します。
宣言
// C#
public int AvailableMessages{get;}
プロパティ値
この通知が発生したメッセージの数を示すinteger。
備考
通常の通知タイプの場合、プロパティ値は1です。通知タイプは、OracleAQQueue.Notificationプロパティを使用して指定できます。
NotificationTypeがOracleAQNotificationType.Timeoutの場合、このプロパティは意味を持ちません。
このプロパティは、デキュー可能なメッセージのコンシューマの名前を示します。
宣言
// C#
public string ConsumerName {get;}
プロパティ値
コンシューマの名前を示すstring。
このインスタンス・プロパティは、メッセージの識別情報を指定します。
宣言
// C#
public string Correlation {get;}
プロパティ値
メッセージの識別情報を指定するstring。
備考
このプロパティは、通知が発生したメッセージの相関関係を指定します。コンシューマは、OracleAQDequeueOptionsオブジェクトの「Correlation」プロパティを設定することで、この識別情報を使用して特定のメッセージをデキューできます。
このインスタンス・プロパティは、エンキューされたメッセージがデキュー可能になるまでの期間(秒)を指定します。
宣言
// C#
public int Delay {get;}
プロパティ値
エンキューされたメッセージがデキュー可能になるまでの期間(秒)を示すinteger。
このインスタンス・プロパティは、メッセージの配信モードを指定します。
宣言
// C#
public OracleAQMessageDeliveryMode DeliveryMode {get;}
プロパティ値
OracleAQMessageDeliveryModeの列挙値。
このインスタンス・プロパティは、メッセージがエンキューされた時間を指定します。
宣言
// C#
public DateTime EnqueueTime {get;}
プロパティ値
DateTimeオブジェクト。
このインスタンス・プロパティは、メッセージを正常に処理できない場合に、そのメッセージの移動先となるキューの名前を指定します。
宣言
// C#
public string ExceptionQueue {get;}
プロパティ値
メッセージを正常に処理できない場合に、そのメッセージの移動先となるキューの名前。
このインスタンス・プロパティは、エンキューされたメッセージが期限切れになるまでのデキュー可能な期間(秒)を指定します。
宣言
// C#
public int Expiration {get;}
プロパティ値
エンキューされたメッセージがデキュー可能な期間(秒)を指定するinteger。
このインスタンス・プロパティは、メッセージ識別子の配列を戻します。
宣言
// C#
public byte[][] MessageId{get;}
プロパティ値
通知の一部として受信したメッセージ識別子を指定するbyte[][]。
備考
このプロパティは、通知が発生したメッセージのメッセージ識別子を指定します。
通常の通知に対するMessageId配列のサイズは1です。通知グループ化タイプがOracleAQNotificationGroupingType.Lastの場合、グループ化通知に対するMessageId配列のサイズは1です。NotificationTypeがOracleAQNotificationType.Timeoutの場合、このプロパティは意味を持ちません。
このプロパティは、通知のタイプ(通常、グループ化、タイムアウトなど)を示します。
宣言
// C#
public OracleAQNotificationType NotificationType {get;}
プロパティ値
OracleAQNotificationTypeの列挙値。
このプロパティは、このメッセージを生成した、最後のキュー内のメッセージのIDを指定します。
宣言
// C#
public byte[] OriginalMessageId {get;}
プロパティ値
元のメッセージIDを指定するbyte[]。
このインスタンス・プロパティは、メッセージの優先順位を指定します。
宣言
// C#
public int Priority {get;}
プロパティ値
メッセージの優先順位を指定するinteger。
このプロパティは、デキューされるメッセージを含むキューの名前を示します。
宣言
// C#
public string QueueName {get;}
プロパティ値
string。
このプロパティは、メッセージの元の送信者を識別します。
宣言
// C#
public OracleAQAgent SenderId {get;}
プロパティ値
OracleAQAgentオブジェクト。