OracleParameterCollectionクラス

OracleParameterCollectionクラスは、OracleCommandオブジェクトに関連するすべてのパラメータと、これらのパラメータのDataSet列へのマッピングのコレクションを表します。

クラスの継承

System.Object

System.MarshalByRefObject

System.Data.Common.DbParameterCollection

Oracle.DataAccess.Client.OracleParameterCollection

宣言

// C#
public sealed class OracleParameterCollection : DbParameterCollection, 
    IDataParameterCollection, IList, ICollection, IEnumerable

要件

プロバイダ	ODP.NET管理対象外ドライバ	ODP.NET管理対象ドライバ
アセンブリ	`Oracle.DataAccess.dll`	`Oracle.ManagedDataAccess.dll`
ネームスペース	`Oracle.DataAccess.Client`	`Oracle.ManagedDataAccess.Client`
.NET Framework	3.5, 4.0, 4.5, 4.6	4.0, 4.5, 4.6

スレッド安全性

パブリック静的メソッドはスレッドセーフですが、インスタンス・メソッドではスレッド安全性は保証されません。

備考

OracleParameterCollectionに追加されたOracleParameterの位置は、SQL文におけるバインディングの位置です。位置は0ベースであり、位置に基づくバインディングにのみ使用されます。名前付きのバインディングが使用されている場合、OracleParameterCollectionのOracleParameterの位置は無視されます。

例

// C#
 
using System;
using System.Data;
using Oracle.DataAccess.Client; 
 
class OracleParameterCollectionSample
{
  static void Main()
  {
    string constr = "User Id=scott;Password=tiger;Data Source=oracle";
    OracleConnection con = new OracleConnection(constr);
    con.Open();
 
    OracleParameter[] prm = new OracleParameter[3];
 
    // Create OracleParameter objects through OracleParameterCollection
    OracleCommand cmd = con.CreateCommand();
 
    cmd.CommandText = "select max(empno) from emp";
    int maxno = int.Parse(cmd.ExecuteScalar().ToString());
 
    prm[0] = cmd.Parameters.Add("paramEmpno", OracleDbType.Decimal, 
      maxno + 10, ParameterDirection.Input);
    prm[1] = cmd.Parameters.Add("paramEname", OracleDbType.Varchar2, 
      "Client", ParameterDirection.Input);
    prm[2] = cmd.Parameters.Add("paramDeptNo", OracleDbType.Decimal, 
      10, ParameterDirection.Input);
    cmd.CommandText = 
      "insert into emp(empno, ename, deptno) values(:1, :2, :3)";
    cmd.ExecuteNonQuery();
 
    Console.WriteLine("Record for employee id {0} has been inserted.", 
      maxno + 10);
 
    // Remove all parameters from OracleParameterCollection
    cmd.Parameters.Clear();
 
    prm[0].Dispose();
    prm[1].Dispose();
    prm[2].Dispose();
    cmd.Dispose();
 
    con.Close();
    con.Dispose();
  }
}

関連項目:

「Oracle.DataAccess.ClientおよびOracle.ManagedDataAccess.Clientのネームスペース」
OracleParameterCollectionメンバー
OracleParameterCollection静的メソッド
OracleParameterCollectionプロパティ
OracleParameterCollectionパブリック・メソッド

OracleParameterCollectionメンバー

OracleParameterCollectionメンバーは、次の各表にリストしています。

OracleParameterCollection静的メソッド

OracleParameterCollection静的メソッドを、表6-103にリストします。

表6-103 OracleParameterCollection静的メソッド

メソッド	説明
`Equals`	`System.Object`からの継承(オーバーロード)

OracleParameterCollectionプロパティ

OracleParameterCollectionプロパティを、表6-104にリストします。

表6-104 OracleParameterCollectionプロパティ

プロパティ	説明
Count	コレクション内の`OracleParameter`の数を指定します
Item	`OracleParameter`オブジェクトを取得および設定します(オーバーロード)
IsFixedSize	`OracleParameterCollection`が固定サイズかどうかを示す値を取得します
IsReadOnly	`OracleParameterCollection`が読取り専用かどうかを示す値を取得します
IsSynchronized	`OracleParameterCollection`が同期されているかどうかを示す値を取得します。
SyncRoot	`OracleParameterCollection`へのアクセスを同期するのに使用できるオブジェクトを取得します

OracleParameterCollectionパブリック・メソッド

OracleParameterCollectionパブリック・メソッドを、表6-105にリストします。

表6-105 OracleParameterCollectionパブリック・メソッド

パブリック・メソッド	説明
Add	オブジェクトをコレクションに追加します(オーバーロード)
AddRange	`OracleParameterCollection`の終わりに要素が追加されます。
Clear	すべての`OracleParameter`オブジェクトをコレクションから削除します
Contains	オブジェクトがコレクション内に存在するかどうかを示します(オーバーロード)
CopyTo	指定された`index`から指定された`array`まで、コレクションから`OracleParameter`オブジェクトをコピーします
`CreateObjRef`	`System.MarshalByRefObject`からの継承
`Equals`	`System.Object`からの継承(オーバーロード)
GetEnumerator	`OracleParameterCollection`で繰り返される列挙を戻します
`GetHashCode`	`System.Object`からの継承
`GetLifetimeService`	`System.MarshalByRefObject`からの継承
`GetType`	`System.Object`からの継承
`InitializeLifetimeService`	`System.MarshalByRefObject`からの継承
IndexOf	コレクション内のオブジェクトの`index`を戻します(オーバーロード)
Insert	指定された`OracleParameter`を指定された`index`にあるコレクションに挿入します
Remove	コレクションからオブジェクトを削除します
RemoveAt	位置によりコレクションからオブジェクトを削除します(オーバーロード)
`ToString`	`System.Object`からの継承

関連項目:

OracleParameterCollection静的メソッド

OracleParameterCollection静的メソッドを、表6-106にリストします。

表6-106 OracleParameterCollection静的メソッド

メソッド	説明
`Equals`	`System.Object`からの継承(オーバーロード)

関連項目:

OracleParameterCollectionプロパティ

OracleParameterCollectionプロパティを、表6-107にリストします。

表6-107 OracleParameterCollectionプロパティ

プロパティ	説明
Count	コレクション内の`OracleParameter`の数を指定します
Item	`OracleParameter`オブジェクトを取得および設定します(オーバーロード)
IsFixedSize	`OracleParameterCollection`が固定サイズかどうかを示す値を取得します
IsReadOnly	`OracleParameterCollection`が読取り専用かどうかを示す値を取得します
IsSynchronized	`OracleParameterCollection`が同期されているかどうかを示す値を取得します
SyncRoot	`OracleParameterCollection`へのアクセスを同期するのに使用できるオブジェクトを取得します

関連項目:

Count

このプロパティでは、コレクション内のOracleParameterオブジェクトの数が指定されます。

宣言

// C#
public override int Count {get;}

プロパティ値

OracleParameterオブジェクトの数

実装

ICollection

備考

デフォルト = 0

関連項目:

Item

Itemでは、OracleParameterオブジェクトが取得および設定されます。

オーバーロード・リスト:

Item[int]

このプロパティでは、parameterIndexで指定された索引にあるOracleParameterオブジェクトが取得および設定されます。
Item[string]

このプロパティでは、parameterNameにより指定されたパラメータ名を使用して、OracleParameterオブジェクトが取得および設定されます。

関連項目:

Item[int]

このプロパティでは、parameterIndexで指定された索引にあるOracleParameterオブジェクトが取得および設定されます。

宣言

// C#
public object Item[int parameterIndex] {get; set;}

プロパティ値

オブジェクト

実装

IList

例外

IndexOutOfRangeException - 指定された索引は存在しません。

備考

OracleParameterCollectionクラスは、ゼロベースの索引です。

関連項目:

Item[string]

このプロパティでは、parameterNameにより指定されたパラメータ名を使用して、OracleParameterオブジェクトが取得および設定されます。

宣言

// C#
public OracleParameter Item[string parameterName] {get; set;};

プロパティ値

OracleParameter。

実装

IDataParameterCollection

例外

IndexOutOfRangeException - 指定されたパラメータ名は存在しません。

関連項目:

IsFixedSize

IsFixedSizeは、OracleParameterCollectionが固定サイズかどうかを示す値を取得します。

宣言

// C#
public override bool IsFixedSize { get; };

プロパティ値

OracleParameterCollectionが固定サイズの場合、trueを戻します。固定サイズではない場合、falseを戻します。

実装

IList

関連項目:

IsReadOnly

IsReadOnlyは、OracleParameterCollectionが読取り専用かどうかを示す値を取得します。

宣言

// C#
public override bool IsReadOnly { get; };

プロパティ値

OracleParameterCollectionが読取り専用の場合、trueを戻します。読取り専用ではない場合、falseを戻します。

実装

IList

関連項目:

IsSynchronized

IsSynchronizedは、OracleParameterCollectionが同期されているかどうかを示す値を取得します。

宣言

// C#
public override bool IsSynchronized { get; };

プロパティ値

OracleParameterCollectionが同期されている場合、trueを戻します。同期されていない場合、falseを戻します。

実装

ICollection

関連項目:

SyncRoot

SyncRootは、OracleParameterCollectionへのアクセスを同期するのに使用できるオブジェクトを取得します。

宣言

// C#
public override Object SyncRoot { get; };

プロパティ値

OracleParameterCollectionへのアクセスを同期するのに使用できるオブジェクト。

実装

ICollection

関連項目:

OracleParameterCollectionパブリック・メソッド

OracleParameterCollectionパブリック・メソッドを、表6-108にリストします。

表6-108 OracleParameterCollectionパブリック・メソッド

パブリック・メソッド	説明
Add	オブジェクトをコレクションに追加します(オーバーロード)
AddRange	`OracleParameterCollection`の終わりに要素が追加されます。
Clear	すべての`OracleParameter`オブジェクトをコレクションから削除します
Contains	オブジェクトがコレクション内に存在するかどうかを示します(オーバーロード)
CopyTo	指定された`index`から指定された`array`まで、コレクションから`OracleParameter`オブジェクトをコピーします
`CreateObjRef`	`System.MarshalByRefObject`からの継承
`Equals`	`System.Object`からの継承(オーバーロード)
GetEnumerator	`OracleParameterCollection`で繰り返される列挙を戻します
`GetHashCode`	`System.Object`からの継承
`GetLifetimeService`	`System.MarshalByRefObject`からの継承
`GetType`	`System.Object`からの継承
`InitializeLifetimeService`	`System.MarshalByRefObject`からの継承
IndexOf	コレクション内のオブジェクトの`index`を戻します(オーバーロード)
Insert	指定された`OracleParameter`を指定された`index`にあるコレクションに挿入します
Remove	コレクションからオブジェクトを削除します
RemoveAt	位置によりコレクションからオブジェクトを削除します(オーバーロード)
`ToString`	`System.Object`からの継承

関連項目:

Add

Addでは、オブジェクトがコレクションに追加されます。

オーバーロード・リスト:

Add(object)

このメソッドでは、指定されたオブジェクトがコレクションに追加されます。
Add(OracleParameter)

このメソッドでは、指定されたOracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。
Add(string, object)

このメソッドでは、指定された名前とオブジェクト値を使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。
Add(string, OracleDbType)

このメソッドでは、指定された名前とデータベース型を使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。
Add(string, OracleDbType, ParameterDirection)

このメソッドでは、指定された名前、データベース型およびディレクションを使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。
Add(string, OracleDbType, object, ParameterDirection)

このメソッドでは、指定された名前、データベース型、パラメータ値およびディレクションを使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。
Add(string, OracleDbType, int, object, ParameterDirection)

このメソッドでは、指定された名前、データベース型、サイズ、パラメータ値およびディレクションを使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。
Add(string, OracleDbType, int)

このメソッドでは、指定された名前、データベース型およびサイズを使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。
Add (string, OracleDbType, int, string)

このメソッドでは、指定された名前、データベース型、サイズおよびソース列を使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。
Add(string, OracleDbType, int, ParameterDirection, bool, byte, byte, string, DataRowVersion, object)

このメソッドでは、指定された名前、データベース・タイプ、サイズ、ディレクション、NULLインジケータ、精度、スケール、ソース列、ソース・バージョンおよびパラメータ値を使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。
関連項目:

「Oracle.DataAccess.ClientおよびOracle.ManagedDataAccess.Clientのネームスペース」

OracleParameterCollectionクラス

OracleParameterCollectionメンバー

Add(object)

このメソッドでは、指定されたオブジェクトがコレクションに追加されます。

宣言

// C#
public override int Add(object obj);

パラメータ

obj

指定されたオブジェクト

戻り値

新規OracleParameterが追加される索引

実装

IList

備考

InvalidCastException - 指定されたobjは、OracleParameterオブジェクトにキャストできません。

関連項目:

Add(OracleParameter)

このメソッドでは、指定されたOracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。

宣言

// C#
public OracleParameter Add(OracleParameter paramObj);

パラメータ

paramObj

指定されたOracleParameterオブジェクト

戻り値

コレクションに追加された新規作成のOracleParameterオブジェクト

関連項目:

Add(string, object)

このメソッドでは、指定された名前とオブジェクト値を使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。

宣言

// C#
public OracleParameter Add(string name, object val);

パラメータ

name

パラメータ名
val

OracleParameter値。

戻り値

コレクションに追加された新規作成のOracleParameterオブジェクト

関連項目:

Add(string, OracleDbType)

このメソッドでは、指定された名前とデータベース型を使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。

宣言

// C#
public OracleParameter Add(string name, OracleDbType dbType);

パラメータ

name

パラメータ名
dbType

OracleParameterのデータ型

戻り値

コレクションに追加された新規作成のOracleParameterオブジェクト

関連項目:

Add(string, OracleDbType, ParameterDirection)

このメソッドでは、指定された名前、データベース型およびディレクションを使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。

宣言

// C#
public OracleParameter Add(string name, OracleDbType dbType,
   ParameterDirection direction);

パラメータ

name

パラメータ名
dbType

OracleParameterのデータ型
direction

OracleParameterディレクション。

戻り値

コレクションに追加された新規作成のOracleParameterオブジェクト

関連項目:

Add(string, OracleDbType, object, ParameterDirection)

このメソッドでは、指定された名前、データベース型、パラメータ値およびディレクションを使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。

宣言

// C#
public OracleParameter Add(string name, OracleDbType dbType, object val,
    ParameterDirection dir);

パラメータ

name

パラメータ名
dbType

OracleParameterのデータ型
val

OracleParameter値。
dir

ParameterDirection値。

戻り値

コレクションに追加された新規作成のOracleParameterオブジェクト

例

// C#
 
using System;
using System.Data;
using Oracle.DataAccess.Client;
 
class AddSample
{
  static void Main()
  {
    OracleCommand cmd = new OracleCommand();
 
    // Add parameter to the OracleParameterCollection
    OracleParameter prm = cmd.Parameters.Add(
      "MyParam", OracleDbType.Decimal, 1, ParameterDirection.Input);
 
    // Prints "cmd.Parameters.Count = 1"
    Console.WriteLine("cmd.Parameters.Count = " + cmd.Parameters.Count);
 
    prm.Dispose();
    cmd.Dispose();
  }
}

関連項目:

Add(string, OracleDbType, int, object, ParameterDirection)

このメソッドでは、指定された名前、データベース型、サイズ、パラメータ値およびディレクションを使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。

宣言

// C#
public OracleParameter Add(string name, OracleDbType dbType, int size, 
    object val, ParameterDirection dir;

パラメータ

name

パラメータ名
dbType

OracleParameterのデータ型
size

OracleParameterのサイズ
val

OracleParameter値。
dir

ParameterDirection値。

戻り値

コレクションに追加された新規作成のOracleParameterオブジェクト

関連項目:

Add(string, OracleDbType, int)

このメソッドでは、指定された名前、データベース型およびサイズを使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。

宣言

// C#
public OracleParameter Add(string name, OracleDbType dbType, int size);

パラメータ

name

パラメータ名
dbType

OracleParameterのデータ型
size

OracleParameterのサイズ

戻り値

コレクションに追加された新規作成のOracleParameterオブジェクト

例

// C#
 
using System;
using Oracle.DataAccess.Client;
 
class AddSample
{
  static void Main()
  {
    OracleCommand cmd = new OracleCommand();
 
    // Add parameter to the OracleParameterCollection
    OracleParameter prm = cmd.Parameters.Add(
      "MyParam", OracleDbType.Varchar2, 10);
 
    // Prints "cmd.Parameters.Count = 1"
    Console.WriteLine("cmd.Parameters.Count = " + cmd.Parameters.Count);
 
    prm.Dispose();
    cmd.Dispose();
  }
}

関連項目:

Add (string, OracleDbType, int, string)

このメソッドでは、指定された名前、データベース型、サイズおよびソース列を使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。

宣言

// C#
public OracleParameter Add(string name, OracleDbType dbType, int size, 
    string srcColumn);

パラメータ

name

パラメータ名
dbType

OracleParameterのデータ型
size

OracleParameterのサイズ
srcColumn

ソース列の名前

戻り値

OracleParameter。

関連項目:

Add(string, OracleDbType, int, ParameterDirection, bool, byte, byte, string, DataRowVersion, object)

このメソッドでは、指定された名前、データベース・タイプ、サイズ、ディレクション、NULLインジケータ、精度、スケール、ソース列、ソース・バージョンおよびパラメータ値を使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクションに追加されます。

宣言

// C#
public OracleParameter Add(string name, OracleDbType dbType, int size,
    ParameterDirection dir, bool isNullable, byte precision, 
    byte scale, string srcColumn, DataRowVersion version, object val);

パラメータ

name

パラメータ名
dbType

OracleParameterのデータ型
size

OracleParameterのサイズ
dir

ParameterDirection値。
isNullable

parameter値をnullにできるかどうかを指定するインジケータ
precision

parameter値の精度
scale

parameter値のスケール
srcColumn

ソース列の名前
version

DataRowVersion値。
val

parameter値。

戻り値

コレクションに追加された新規作成のOracleParameterオブジェクト

例外

ArgumentException - 指定されたvalのタイプは、ODP.NETタイプのValueプロパティのタイプに属しません。

関連項目:

AddRange

このメソッドでは、OracleParameterCollectionの終わりに要素が追加されます。

宣言

// C#
public override void AddRange(Array paramArray );

パラメータ

paramArray

OracleParameterオブジェクトの配列。

例外

ArgumentNullException - 入力パラメータはNullです。

関連項目:

Clear

このメソッドでは、すべてのOracleParameterオブジェクトがコレクションから削除されます。

宣言

// C#
public override void Clear();

実装

IList

例

// C#
 
using System;
using Oracle.DataAccess.Client;
 
class ClearSample
{
  static void Main()
  {
    OracleCommand cmd = new OracleCommand();
 
    // Add parameter to the OracleParameterCollection
    OracleParameter prm = cmd.Parameters.Add("MyParam", OracleDbType.Decimal);
 
    // Prints "cmd.Parameters.Count = 1"
    Console.WriteLine("cmd.Parameters.Count = " + cmd.Parameters.Count);
 
    // Clear all parameters in the OracleParameterCollection
    cmd.Parameters.Clear();
 
    // Prints "cmd.Parameters.Count = 0"
    Console.WriteLine("cmd.Parameters.Count = " + cmd.Parameters.Count);
 
    prm.Dispose();
    cmd.Dispose();
  }
}

関連項目:

Contains

Containsは、指定されたオブジェクトがコレクション内に存在するかどうかを示します。

オーバーロード・リスト:

Contains(object)

このメソッドは、指定されたオブジェクトがコレクション内に存在するかどうかを示します。
Contains(string)

このメソッドは、指定された文字列を使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクション内に存在するかどうかを示します。

関連項目:

Contains(object)

このメソッドは、指定されたオブジェクトがコレクション内に存在するかどうかを示します。

宣言

// C#
public override bool Contains(object obj)

パラメータ

obj

オブジェクト

戻り値

指定されたOracleParameterがコレクション内にあるかどうかを示すbool

実装

IList

例外

InvalidCastException - 指定されたobjは、OracleParameterオブジェクトではありません。

備考

コレクションにOracleParameterオブジェクトが含まれる場合はtrueを戻し、それ以外の場合はfalseを戻します。

例

// C#
 
using System;
using Oracle.DataAccess.Client;
 
class ContainsSample
{
  static void Main()
  {
    OracleCommand cmd = new OracleCommand();
 
    // Add parameter to the OracleParameterCollection
    OracleParameter prm1 = cmd.Parameters.Add("MyParam", OracleDbType.Decimal);
 
    // Check if the OracleParameterCollection contains prm1
    bool bContains = cmd.Parameters.Contains(prm1);
 
    // Prints "bContains = True"
    Console.WriteLine("bContains = " + bContains);
 
    OracleParameter prm2 = new OracleParameter();
 
    // Check if the OracleParameterCollection contains prm2
    bContains = cmd.Parameters.Contains(prm2);
 
    // Prints "bContains = False"
    Console.WriteLine("bContains = " + bContains);
 
    prm1.Dispose();
    prm2.Dispose();
    cmd.Dispose();
  }
}

関連項目:

Contains(string)

このメソッドは、指定された文字列を使用して、OracleParameterオブジェクトがコレクション内に存在するかどうかを示します。

宣言

// C#
public override bool Contains(string name);

パラメータ

name

OracleParameterオブジェクトの名前

戻り値

指定されたパラメータ名を持つOracleParameterオブジェクトがコレクションに含まれる場合はtrueを戻し、それ以外の場合はfalseを戻します。

実装

IDataParameterCollection

例

// C#
 
using System;
using Oracle.DataAccess.Client;
 
class ContainsSample
{
  static void Main()
  {
    OracleCommand cmd = new OracleCommand();
 
    // Add parameter to the OracleParameterCollection
    OracleParameter prm = cmd.Parameters.Add("MyParam", OracleDbType.Decimal);
 
    // Check if the OracleParameterCollection contains "MyParam"
    bool bContains = cmd.Parameters.Contains("MyParam");
 
    // Prints "bContains = True"
    Console.WriteLine("bContains = " + bContains);
 
    // Check if the OracleParameterCollection contains "NoParam"
    bContains = cmd.Parameters.Contains("NoParam");
 
    // Prints "bContains = False"
    Console.WriteLine("bContains = " + bContains);
 
    prm.Dispose();
    cmd.Dispose();
  }
}

関連項目:

CopyTo

このメソッドでは、指定されたindexから指定されたarrayまで、コレクションからOracleParameterオブジェクトがコピーされます。

宣言

// C#
public override void CopyTo(Array array, int index);

パラメータ

array

指定された配列
index

配列インデックス

実装

ICollection

関連項目:

GetEnumerator

GetEnumeratorは、OracleParameterCollectionで繰り返される列挙を戻します。

宣言

// C#
public override IEnumerator GetEnumerator();

実装

IEnumerable

関連項目:

IndexOf

IndexOfでは、コレクション内のOracleParameterオブジェクトの索引が戻されます。

オーバーロード・リスト:

IndexOf(object)

このメソッドでは、コレクション内のOracleParameterオブジェクトの索引が戻されます。
IndexOf(String)

このメソッドでは、コレクション内の指定された名前を持つOracleParameterオブジェクトのindexが戻されます。

関連項目:

IndexOf(object)

このメソッドでは、コレクション内のOracleParameterオブジェクトの索引が戻されます。

宣言

// C#
public override int IndexOf(object obj);

パラメータ

obj

指定されたオブジェクト

戻り値

コレクション内のOracleParameterオブジェクトの索引が戻されます。

実装

IList

例外

InvalidCastException - 指定されたobjは、OracleParameterオブジェクトにキャストできません。

備考

コレクション内の指定されたOracleParameter objのindexが戻されます。

関連項目:

IndexOf(String)

このメソッドでは、コレクション内の指定された名前を持つOracleParameterオブジェクトのindexが戻されます。

宣言

// C#
public override int IndexOf(String name);

パラメータ

name

パラメータ名

戻り値

コレクション内の指定されたOracleParameterのindexが戻されます。

実装

IDataParameterCollection

関連項目:

Insert

このメソッドでは、指定されたOracleParameterオブジェクトが、指定されたindexにあるコレクションに挿入されます。

宣言

// C#
public override void Insert(int index, object obj);

パラメータ

index

指定された索引
obj

OracleParameterオブジェクト。

実装

IList

備考

指定されたobjをOracleParameterオブジェクトにキャストできない場合、InvalidCastExceptionが表示されます。

関連項目:

Remove

このメソッドでは、指定されたOracleParameterがコレクションから削除されます。

宣言

// C#
public override void Remove(object obj);

パラメータ

obj

削除するオブジェクトを指定

実装

IList

例外

InvalidCastException - 指定されたobjは、OracleParameterオブジェクトにキャストできません。

例

// C#
 
using System;
using Oracle.DataAccess.Client;
 
class RemoveSample
{
  static void Main()
  {
    OracleCommand cmd = new OracleCommand();
 
    // Add 2 parameters to the OracleParameterCollection
    OracleParameter prm1 = cmd.Parameters.Add("MyParam1", OracleDbType.Decimal);
    OracleParameter prm2 = cmd.Parameters.Add("MyParam2", OracleDbType.Decimal);
 
    // Prints "cmd.Parameters.Count = 2"
    Console.WriteLine("cmd.Parameters.Count = " + cmd.Parameters.Count);
 
    // Remove the 1st parameter from the OracleParameterCollection
    cmd.Parameters.Remove(prm1);
 
    // Prints "cmd.Parameters.Count = 1"
    Console.WriteLine("cmd.Parameters.Count = " + cmd.Parameters.Count);
 
    // Prints "cmd.Parameters[0].ParameterName = MyParam2"
    Console.WriteLine("cmd.Parameters[0].ParameterName = " + 
      cmd.Parameters[0].ParameterName);
 
    prm1.Dispose();
    prm2.Dispose();
    cmd.Dispose();
  }
}

関連項目:

RemoveAt

RemoveAtでは、位置によりOracleParameterオブジェクトがコレクションから削除されます。

オーバーロード・リスト:

RemoveAt(int)

このメソッドでは、指定された索引の位置にあるOracleParameterオブジェクトがコレクションから削除されます。
RemoveAt(String)

このメソッドでは、指定された名前のOracleParameterオブジェクトがコレクションから削除されます。

関連項目:

RemoveAt(int)

このメソッドでは、指定された索引の位置にあるOracleParameterオブジェクトがコレクションから削除されます。

宣言

// C#
public override void RemoveAt(int index);

パラメータ

index

OracleParameterが削除される索引を指定

実装

IList

関連項目:

RemoveAt(String)

このメソッドでは、指定された名前のOracleParameterオブジェクトがコレクションから削除されます。

宣言

// C#
public override void RemoveAt(String name);

パラメータ

name

コレクションから削除されるOracleParameterオブジェクトの名前

実装

IDataParameterCollection

関連項目: