この章の内容は次のとおりです。
ロギングは、Oracle GoldenGateアダプタに対してデフォルトで設定されます。
Oracle GoldenGateアダプタのデフォルトの実装タイプは、jdkオプションです。これは、java.util.loggingという名前の組込みJavaロギングです。 
Javaユーザー・イグジットの統一的なロギングには、JDKのデフォルトではなくlog4jロギングを使用することをお薦めします。log4jを使用すると、Oracle GoldenGate ReplicatまたはExtractプロセスで実行するとき、Javaユーザー・イグジットの統一的なロギングが可能です。
推奨されるlog4jロギング実装を変更するには、次の例に示す構成をJavaアダプタ・プロパティ・ファイルに追加します。
gg.log=log4j gg.log.level=info
gg.logのレベルは、none、error、warn、info、debugまたはtraceに設定できます。デフォルトのログ・レベルはinfoです。debugとtraceのログ・レベルが推奨されるのはトラブルシューティングの場合のみです。パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があるためです。
その場合、Javaユーザー・イグジットのログ・ファイルは、次の命名規則に従ってdirrptディレクトリに作成されます。
<process name>_<log level>log4j.log
したがって、Oracle GoldenGate Replicatプロセスはjavaueと呼ばれ、gg.log.levelがdebugに設定されるため、ログ・ファイルの名前は次のようになります。
javaue_debug_log4j.log