データのフィルタ レポート・デザインにフィルタを追加して、カスタム・レポートで返されるレコード数を制限できます。パラメータを追加すると、レポートを実行するユーザーはレポート結果を狭めることができますが、レポート・デザインにフィルタを追加すると、ユーザーの介入なしにデータを制限できます。レポート・タイトルまたは摘要でフィルタがかかっていることを伝えると良いでしょう。 フィルタをカスタム・レポートに追加するには: 1 特定の列ではなく、データ表全体を選択します。デザイナ上部の書式設定リボンに「表」タブが表示されます。 2 「フィルタ」オプションをクリックします。 3 フィルタする「データ・フィールド」を選択します。 4 「演算子」および「値」を選択します。たとえば、「Requisition Candidates - Status」列が値「Hired」と等しいと選択できます。 5 「OK」をクリックします。 レポートを実行すると、選択したフィールドのフィルタの値に一致するレコードのみが返されます。 フィルタを編集または削除するには、再度データ表を選択し、「表」タブでフィルタの管理をクリックします。正しいフィルタの上にカーソルを置き、鉛筆を選択してフィルタを編集するか、小さいxをクリックしてフィルタを削除します。 NULL値をフィルタによって除外するには: 1 NULL値が含まれるデータ表全体を選択します。デザイナ上部の書式設定リボンに「表」タブが表示されます。 2 「フィルタ」オプションをクリックします。 3 NULL値が含まれる「データ・フィールド」を選択します。 4 「演算子」で「次と等しくない」を選択し、値を空のままにします。 5 「OK」をクリックします。 指定した列にNULLのある行が表からフィルタによって除外されます。 NULL値をフィルタによって除外する別の方法として、NULL値をNoneなどの他の値に置換する式を作成し、その後フィルタによってNoneを除外することもできます。