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Oracle® MiniCluster S7-2 プロダクトノート

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更新: 2016 年 10 月
 
 

追加のネットワークの構成

次のいずれかのネットワークインタフェースを使用して、クライアントアクセスネットワークに接続しました。

  • 4 つの端のスプリッタケーブルの最初の 2 つの端を使用し、10GbE NIC を介して

  • NET 2 および NET 3 ポートを介して

次に、同じサブネット内または異なるサブネット内のいずれかで、既存の VM の未使用のネットワークインタフェーススロット上に追加のネットワークを構成できるようになりました。

  1. どのネットワークインタフェーススロットが未使用であり、追加のネットワークとして構成可能であるかを判別します。

    追加のネットワークとして構成可能なネットワークインタフェーススロットは、MiniCluster がクライアントアクセスネットワークに接続されている方法によって異なります。

    • QSFP - 4x SFP+ または MPO - 4x LC 全二重/半二重スプリッタケーブルのいずれかを使用して、MiniCluster が 10GbE NIC を介して接続されている場合 - 10GbE スイッチを介して、スプリッタケーブルの最初の 2 つの端 (ラベル A と B、または 1 と 2) がクライアントアクセスネットワークに接続されています。そのため、この場合、追加のネットワークとして構成するために次のネットワークインタフェーススロットが両方のコンピュートノードで使用可能です。

      • 10GbE NIC に接続されているスプリッタケーブルの 2 つの他端 (ラベル C と D、または 3 と 4)

      • NET 2 および NET 3 ポート

    • MiniCluster が NET 2 および NET 3 ポートを介して接続されている場合 - 10GbE スイッチを介してクライアントアクセスネットワークに接続するために、これらの 2 つのポートを両方のコンピュートノードで使用しています。そのため、この場合、追加のネットワークとして構成するために 10GbE NIC 上の P 0 ポート (右端のポートまたはポート A) が使用可能です。QSFP - 4x SFP+ または MPO - 4x LC 全二重/半二重スプリッタケーブルを 10GbE NIC 上の P 0 ポートに接続でき、これによって、スプリッタケーブルの 4 つの端 (ラベル A - D、または 1 - 4) を追加のネットワークに接続できます。

    クライアントアクセスネットワークの接続オプションの詳細は、Oracle MiniCluster S7-2 スタートガイドまたは『Oracle MiniCluster S7-2 設置ガイド』を参照してください。

  2. 追加のネットワークとして構成可能なネットワークインタフェーススロットに応じて、追加のネットワークへの物理接続を確立します。

    高可用性を確保するには、追加のネットワークに対して次のいずれかの接続ペアを確立します。

    • 10GbE NIC から:

      • クライアントネットワークへの接続にまだ使用していない場合は、スプリッタケーブルの最初の 2 つの端 (A と B、または 1 と 2)

      • スプリッタケーブルの 2 番目の 2 つの端 (C と D、または 3 と 4)

    • クライアントネットワークへの接続にまだ使用されていない場合は、NET 2 および NET 3 ポートから

  3. 追加のネットワークの構成プロセスを開始するには、CLI コマンドを入力します。
    % mcmu network -a tenant

    ログの場所と VM グループ情報が表示されます。

    [INFO    ] Log file path : mc1-n1:/var/opt/oracle.minicluster/setup/logs/mcmu_101716_145938.log
    [INFO    ] Log file path : /var/opt/oracle.minicluster/setup/logs/omc_addnetwork_101716_145939.log
    
    
      ID = 1
    NAME = mc1dbzg1
    TYPE = DATABASE
  4. 追加のネットワークを構成する VM グループを選択します。
    Select ID [1] (1):

    その VM グループで使用可能な VM が一覧表示されます。

    ID | NAME                | GLOBALZONE | HOSTNAME
    ---+---------------------+------------+-----------------------
     1 | mc1dbzg1-vm1-mc1-n1 | mc1-n1     | mc1dbzg1-zone-1-mc1-n1
     2 | mc1dbzg1-vm1-mc1-n2 | mc1-n2     | mc1dbzg1-zone-1-mc1-n2
  5. 追加のネットワークを構成する VM を選択します。
    Enter comma separated list of VM ID(s) ID [1,2] : 

    使用可能な (未使用の) ネットワークインタフェースのペアが一覧表示されます。

    Select any of the interface pairs to configure a network
    
    ID: 1
    Interfaces: net4,net5
    
    ID: 2
    Interfaces: net6,net7
  6. 追加のネットワークに使用するネットワークインタフェースのペアを選択します。
    Select ID [1/2] (1):

    次に、Step 2 で確立した物理接続に応じて選択できるネットワークインタフェースのペアを示します。

    • NET 2 および NET 3 ポートから - net2,net3

    • 10GbE NIC から:

      • スプリッタケーブルの最初の 2 つの端 (A と B、または 1 と 2) - net4,net5

      • スプリッタケーブルの 2 番目の 2 つの端 (C と D、または 3 と 4) - net6,net7

  7. 追加のネットワークに関する残りの必要な情報を入力します。
    Enter IP addresses for virtual_machine: 
    Enter Netmask in CIDR form (valid range: 8-28): 
    Do you want to input Gateway(Router) address?
    Enter Y/N (N): 
    Enter Default Gateway Address:
    Do you want to input DNS Servers and Domain name values?
    Enter Y/N (N):
    VLAN ID is optional. Do you want to input this value?
    Enter Y/N (N):
    Enter CAN HA type (IPMP/AGGR):

    構成中の追加のネットワークに関する情報を指定して、追加のネットワークに関する残りの必要な情報をすべて入力すると、一連のメッセージが表示されます。追加のネットワークが正常に構成されたことを示す次のメッセージが終了時に表示されます。

    [INFO    ] Network successfully configured on all the VM(s)
  8. 必要に応じて、2 番目の追加のネットワークを構成します。

    この時点では、追加のネットワークを構成するために、未使用のネットワークインタフェースのペアの 1 つを使用しました。必要に応じて、これらの手順を繰り返して、残りの未使用のインタフェースペアを使用して 2 番目の追加のネットワークを構成します。