目次 前 次 PDF


Oracle Tuxedo Application Runtime for Batchリリース・ノート

Oracle Tuxedo Application Runtime for Batchリリース・ノート
このトピックは、以下の項で構成されています。
Oracle Tuxedo Application Runtime for Batchについて
Oracle Tuxedo Application Runtime for Batchを使用すると、IBMメインフレーム・バッチ・ジョブを安全かつ迅速にOracle Tuxedoに移行できます。これによって、莫大なコスト削減と柔軟性の向上が実現します。
Oracle Tuxedo Application Runtime for Batchによって実現されるユーティリティとサービスの組合せは、Batchメインフレーム・アプリケーションをそのままで実行することを可能にし、ビジネス・ロジックとデータに対する長年の投資を維持活用します。また、IBM互換のJCLサポートと慣れ親しんだメインフレーム・ユーティリティを備えており、既存のアプリケーションを実行するとともに新しい機能で拡張できます。
主要な機能とコンポーネント
Oracle Tuxedo Application Runtime for Batchは、IBM z/OS互換バッチ・ジョブのランタイム環境です。次のコンポーネントが含まれます。
バッチ処理、モニタリングおよび管理の各機能。ART Batch処理用のISPF拡張子を含み、TSAM Plusマネージャでのリアルタイム・モニタリングおよびアラートをサポートし、Oracle Enterprise Manager用のTSAM Plusプラグインによって実現される強力なバッチ処理および管理機能(詳細な可用性とパフォーマンス・メトリクス、オンデマンド・クラウド・プロビジョニングおよび柔軟なクラウド・スケール・アウトなど)と統合しています。
このリリースでの新機能
このリリースには、Batch Runtimeの次の新機能と強化が含まれます。
相互運用性
Oracle Tuxedo Application Runtime for Batch 12cリリース2 (12.2.2)は、次のものとの完全な相互運用性を保持しています。
Oracle Tuxedo 12cリリース2 (12.2.2)
Oracle Jolt 12cリリース2 (12.2.2)
依存関係
Oracle Tuxedo Application Runtime for Batch 12cリリース2 (12.2.2)をインストールするには、Oracle Tuxedo 12cリリース2 (12.2.2)が事前にインストールされている必要があります。
一部のオプションのバッチ機能を使用するには、Oracle Database 11.2.0以上、またはDB2 LUW v9.7以上が必要です。これらの機能は次のとおりです。
ISPF拡張(ARTISPF)を使用するには、The Workstation Group, Ltd.社(http://www.wrkgrp.com/index.html)の拡張ライセンスがあるuni-SPFおよびuni-REXXが必要です。
IMSバッチ・ジョブの実行には、Oracle Tuxedo Application Runtime for IMS 12cリリース2 (12.2.2)が必要です。
プラットフォーム・サポート
Oracle Tuxedo Application Runtime for Batch 12cリリース2 (12.2.2)でサポートされるプラットフォームは、『Oracle Tuxedo Application Runtimesインストレーション・ガイド』サポート対象のプラットフォームに関する項に記載されています。
制限事項と既知の問題
Oracle Tuxedo Application Runtime for Batch 12cリリース2 (12.2.2)には、次の制限があります。
IEBGENER GENERATEMEMBERとともに指定することはサポートされません。
SORT操作でのシステム日付(たとえば、DATE1)の比較はサポートされません。
DISP=SHRを使用したPDSでの新しいメンバーの追加はサポートされません。
関連項目

Copyright ©1994, 2017,Oracle and/or its affiliates. All rights reserved