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システムのモニタリング

システムのモニタリング
ART Test Managerエージェントで提供されているトランザクション、プログラム、またはジョブ実行のモニタリングに加えて、ART Test Managerはリモート・テスト・マシン向けのシステム・レベルのモニタリング機能も提供しています。システム・モニタリングでは、ユーザー指定のシステム・モニタリング・ツールを使用してテスト・マシンをモニタリングするためのリモート・インタフェースを提供しています。この機能にはウィンドウ右上のドロップダウン・メニューからアクセスできます。
システム・モニタリング・ビューにおける最初のステップでは、モニタリング対象のシステムを追加します。ホストを追加してモニタリングを開始するには、ホスト名、sshポート、ユーザー名、およびパスワードを指定し、「追加」ボタンをクリックします。追加されたシステムはそれぞれタブで表示されます。不要になったシステムは「削除」ドロップダウン・メニューで削除します。
特定のシステムに対応するタブをクリックすると、2ペインのビューが表示されます。左側の制御ペインでは、リフレッシュ間隔を指定し、モニタリング・コマンドを入力します。
たとえば、前述の図では間隔は2に設定されており、モニタリング用のコマンドとして「top」と「vmstat」が指定されています。制御ペインの右下隅の「適用」ボタンをクリックすると、右側の出力ペインにモニタリング・コマンドの出力が表示され、指定した間隔でリフレッシュされます。後述の図では間隔が3秒に変更されており、「iostat」コマンドが前の例の「top」と「vmstat」に追加されています。

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